2012・10・13


京都天性寺
 



今回、予想を上回るたくさんの申し込みがありました

「多いときは抽選にする」と明記していたので
そうすれば簡単だったのですが、わたしたちには、申し込み者の熱い思いを
「抽選」で、断ち切ることができませんでした

実行委員会で話し合って
申込者のすべてを受け入れることに決めました
決めたものの、それはたいへんな道への第一歩でした
まず、講師を増やし、場所を確保しなければ
なりませんでした

日本児童文芸家協会の会員である作家たちは
わたしたちと同じく、常に、「童話を描いている人たちを応援したい」と
いう気持でいいます。それなので、公益事業という趣旨も理解し
格安の講師料で、急な講師依頼にもかかわらず快諾して
たくさんの作品を読んでくれました

ちなみに参加費は
講演会1000円・分科会2000円です
協会の公益事業(利益をあげなくていい)
だからできたことです

天性寺さんにご無理をお願いして
本堂を借ることができました
あとは、大広間を仕切って、狭くなりますが
気候的に、暑くも寒くもないので
なんとかなると思いました

受け入れ人数を増やしたため、諸々の作業が
大量に押し寄せてきました。それをだれも文句をいわず
むしろ、楽しみながらクリアーしました



最強の実行委員をご紹介します

赤木きよみ・石神誠・井上林子・鬼村テコ
楠章子・国元アルカ・黒田ふみ
こうまるみずほ・沢田俊子・つつい恵み
西村有里・藤谷久美子・宮下恵茉


本堂から椅子を運んだり
座布団をならべたり
素早く講演会場を設営しました

古い経文机台も使わせていただきました
裏には、明治11年6月吉日
とありました
天性寺さんがお茶の用意を
してくれました

参加者全員に
みかんとおまんじゅうも
いただきました

いつも過分にありがとうございます

9時半 受け入れ前の最終打ち合わせ
真剣です。実行委員の背中も
ぴりぴりしています

罹災地の子どもたちへの
募金箱をおきました

集まった募金は、宮城県の作家
掘米薫さんに託します

受付が始まりました
さあ、いよいよです


講演会だけの人・分科会と両方受ける人
懇親会にも参加する人・すでに振り込んだ人
受付はてんてこまい


おすすめします『児童文芸』の購読
お申し込みは、協会事務局

ジュンク堂さんのご協力で
講師の本の販売もしました

もちろんサインも



大広間の襖をぶちぬいて

前は座布団席があります
写真の椅子席の後ろにも椅子を並べて
座ってもらっています
野村一秋講師の初めのあいさつ
わたしたちの気持ちをうまく伝えて
くれていました。ありがとうございます
講演会
「児童文学と風土」

講師 横山充男

生まれ育った土地の風土は
自分を創りあげている大切なもので
書く「核」になっているのだと
知りました

自然の中に「神々」は存在する……
(そうか、あれはそういうことだったのか)と、
わたしの内ですとんと落ちるものがあって
興味深かったです

静かな怒りとして
原発にも、つながっていく話は
心に響きました



講演会のあと昼食
そのあと、大広間にふすまをはめて、部屋を分科会の数に仕切りました
大きな襖です。重い。古いお寺なので建てつけが……
実行委員だけではとても手がたりません
参加者が手伝ってくれました
ありがとうございました


分科会は、2クラス増えて、5クラスになっています
受け入れ人数も分科会B・Cは
2倍以上増えました

分科会A
(初めて童話を書く人のために)

「お話の種の見つけ方」


指導 宮下恵茉・沢田俊子



控えの間というか、いつもは物置に
なっているスペースを空けてもらって
襖で仕切りました

いちばん狭い部屋です

でもいいんです
レクチャーした後は
お話の種を探しに、京都の
町を散策することに

戻ってきて
発見したことを報告しあいました

ラッキーなことに
横山充男先生も加わって
指導してくださいました

このクラスのことは
11月13日の日記で詳しく(でもないけど)
雰囲気だけはアップしています
分科会B

「公募入選を目指してはばたくために」

実作指導 深山さくら


協会の育成委員長でもあります

東京から来てくださいました




本堂の阿弥陀さまの前での合評会

めったにない体験だったと
思います

深山さんの指導も
とてもためになったそうです
分科会Cー1

「出版につながる作品作りを学ぼう」

実作指導 野村一秋


会計担当の常任理事として
童話塾の予算にもご理解を頂いています

始まる10分前なので
参加者はまだ揃っていません

分科会C-2(中編)

「出版につながる作品作りを学ぼう」

実作指導 大塚篤子

わたしは自分の分科会もあるので
始まる前に写真を撮影を
しただけです


いい会だったと聞いています
分科会C−3(中編)

「出版につながる作品作りを学ぼう」

実作 畑中弘子

C−2と同じです
←総括  各分科会の報告

お土産→


懇親会

時間をやりくりして懇親会に参加してくれた
作家たちもいます。うれしいです

席を移動して、おしゃべりも弾みました

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