2010 2009 2008 2007 
2006  2005  2004  2003
2011年(平成23年)


とんぼの足あと


がらくた宝箱


ええがな映画 2/24



とんぼ童話教室
ちょっとのぞき見
 2/24








ヒットプレゼント企画は
そのつどお知らせします
プロフィール
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


メールはこちら


リンク
日本児童文芸家協会
日本サービスドッグ協会
日本ライトハウス行動訓練所
ハッピーハウス
木下サーカス
SONIC
野忽那小学校


ようこそ吉村家へ
童話の輪
うさこのひきだし
幸せの小ブタの日記
酔芙蓉つれづれ日記
くにこにこ日記
らんかみち
風雲童話城
歩く鳥さん
チハルのホームページ
ピッポ・ポおはなし村
Stargazer
おきろん通信
どじょう日記
River Angel’s Site
光丘真理のホームページ
本ってほんとうに楽しいよね
深山ワールド
 ささきあり、今日もいい日
潮の風
ななつの部屋
たからしげるのブログ
すみれ洋裁クラブ
ぴあのの小箱
@Rinの部屋
みちこの窓 
よしいたかこの手作り絵本
おはじきの時間
高岸弘のブログ



 もみの木
スマイルセンター
サザンVネット
農業生産法人「然菜」
泉北ホスピスを進める会ウイル
CANDY MONSTER
Atelier Scarlet
mumu−World
Poco Poco Club
          (順不同)
2月28日(月)「集中するしかない環境」
★うーがは学校、ママ会社に行きました。わたしは、とてもいい感じで、仕事に集中しました。というのも、娘のアパートにはわたしの物が何もないので、持参した仕事をするしかないのです。缶詰状態です。お昼過ぎに「読み込む仕事」はクリアー。午後から気分転換に映画を観にいきました。
あこがれの九条ねぎラーメン

トッピングのねぎの量がすごいんです
ただ、スープがぬるくなってしまうのが、残念でした
ねぎも加熱した方が甘さが出るので、仕上げに
熱い背油をジュンとかけたらどうかと
思いました

★夕ごはんを作って、うーがを学童に迎えに行きました。雨上がりの水たまりに入って遊んだそうで、靴も靴下もどぶどぶでした。子どもって、素足にぬれたズックでも全然平気なんですね。声もはずんでいます。ばあばとしては、風邪を引かせてはと気が気ではありません。足が冷え切っているので、すぐにお風呂に入れました。

うーがは、「がんこくん」(カビとりスポンジ)で、お風呂場や洗面所の壁をぴかぴかにしてくれました。我が家に来たときもそうです。ぴかぴかになったときの気持ちは、たぶん、ゲームをクリアーしたのと同じ感覚なのかな。お風呂みがき大好きです。

パジャマに着替えたうーがは、大きな声で、「たぬきの糸車」を読んでいます。ママの妹が小学生のころ、同じようにこのお話を読んでいました。その声が耳に残っています。宿題を済ませたところにママが帰ってきました。そろってごはんを食べました。

2月27日(日)「別行動」
★うーがとママは、朝から鴨川の野鳥観察体験に出かけました。その間、わたしはアパートで「読み込む仕事」に集中しました。

あまりにもお天気がいいので、午後から合流して、鴨川のほとりでピクニックすることにしたのですが、鴨川は人通りが多いので、高瀬川の川べりに出ました。錦通りで買い集めた「おいしいもの」をならべて、春の日ざしを楽しみました。

帰りに、ママが前から興味があるといっていたライト商会という喫茶店に寄りました。店内は古道具がいっぱいで、座るところはあまりありません。うーがが、古い人形が気味が悪いといっていました。コーヒーカップは年代物、ウエイトレスもわたしより年配……。ストーブはがんがん熱いし、なんとなく、タイムスリップしたような、いえ、狭い空間で、あまにもたくさんの古いものに囲まれるのは、なんとなく息苦しいです。

コーヒーはおいしかったです

墓参もすませ
三島亭でお肉を買いました

京都にはおいしいパン屋もたくさんあります
特にワルダーのパンは、どれも食べたくなります
ずっしり重いパン(名前はわかりません)が
錦市場を通って帰りました


焼き牡蠣も食べました

ごはんの前に銭湯に
ここではいろいろなイベントをしていて
うーがたちはよく参加しています

新しいもの古いものがうまく共存している京都暮らしは
便利で、のんびり、たくさんの発見あり、です

2月26日(土)「今朝の朝ごはん」
★今朝は、ふきのとうご飯です。暖かいご飯に混ぜればいいだけという、「ふきのとうご飯の素」をいただいていたのです。れんこんもごぼうも入っていて旨みが凝縮されています。ごちそうさま♪

ふきのとうの独特の風味が、まさに春♪

テレビで見た塩鶏を作ってあったので、サラダにしました
(大根・にんじん・ほうれん草)

味噌汁は大根と芽キャベツ

★午後からは、学童保育の昔遊びの会に参加しました。うーがたちは、プリンのパックで作った剣玉を使いながら、かえるの歌をうたいました。げろげろげろげろとカップの中で玉をころかし、最後に玉をカップの外に放り出す……。入れるのではなくカップの外に放り出すのは誰にでもできるいい考えだと思いました。


「かえる」「かえる」といいながら退場
かわいかったです


百人一首・お手玉・こま・めんこ・あやとり
おはじき・竹馬・はねつき……

どれも、毎日してこそコツがわかり
楽しさも増すのですが……

昔遊びが消滅
なんてことにならないように
伝えていきたいです

★ママとうーがは、ママ友の家におよばれにいきました。夜はわたしひとり。持参した「読み込む仕事」に集中しました。
2月25日(金)「つる井の味噌漬け」
★我孫子駅前に引っ越した「つる井」から、昨日、ちりめん山椒とアマダイの味噌漬けが届きました。早速、朝ごはんにいただきました。ちりめん山椒は、山椒のピリ辛がきいていて、とてもおいしいです。アマダイも、しっとり香ばしいです。ごちそうさまです。つる井さんには、来月に、友人4人で行く予定にしていたところです。


朝ごはん最強の味方♪

かつお菜は「旨い」し、新キャベツの味噌汁は「甘い
とろろは長生きの秘訣だそうで、「凄い」です
山椒は「辛い」、味噌漬けは「香ばしい
梅干は「酸っぱい」。玄米は「かたい

食後に、「やさい」ジュースを1本


★早朝ウオーキングでたくさんの春を見つけて楽しんでいたのですが、その時間意外はばたばたしていて気がつきませんでした。庭の梅が満開になっていました。少しもほめてあげないで、ごめんなさい。

しだれ梅なのです
木蓮もふくらんでいます
めだかも元気に泳いでいました
数百匹に増えためだかですが、もうじき
よそのお庭の「池」に引越しします
友人の口利きのおかげで
嫁入り先が見つかって
よかったです♪

審査の作品が届きました。今から3月半ばまで、仕事のスケジュールが、かなりのハードです。気合をいれてクリアーしなければなりません。その前に、うーがに会いに行ってきます。「学童で、昔遊びをするので手伝ってくれる?」とママから電話があったからです。昔遊びは得意です。お手玉・まりつき・竹返し……。留守中、お急ぎのご連絡は、携帯までお願いいたします。
2月24日(木)「あんこうスープ」
★あんこう(魚)を買ってあったのですが、昨夜は夕飯をパスしたので、朝ごはんの「スープ」にしました。「なべ」とどう違うのかといえば、ほとんど同じです。朝に「なべ」はぴったりこないので、脳に、「これはスープよ」と言いきかせただけです。

強いていえば素材が洋風……
味付けは、塩のみで正解でした
芽キャベツもブロッコリーも甘いんです
あんこうのぶるぶるは
コラーゲン♪

★パンジョの童話教室も活気付いています。作品もたくさんでるようになりましたが、今日は、いつもに増して、合評後のおしゃべりで盛り上がりました。連想ゲームのように、ひとつの話題から次々に転がっていって、留まるところ知らずです。もともみんな明るく、お笑い童話教室といわれるぐらいテンションは高いのですが、更に、お笑い人生劇場のおまけがついて、とても楽しかったです。笑いは、生きるエネルギーです。

おやつに台北のおみやげも
絵葉書は、パンジョ教室でイラスト教室をしている
菅田幸子先生の個展案内

神戸のリランズゲート1F DEUXで
3月12日〜17日
行けるといいな……
2月23日(水)「駅に行く道で、後足で立っているねこを発見!」
★植木に手をかけ、背伸びをしているようすがなんともかわいいので、カメラを取り出しているうちに、ねこは植え木の下にもぐりこんでしまいました。何をしていたのかはすぐにわかりました。植木のてっぺんで、別のねこが昼寝をしていたのをのぞいていたのです。


あわててかくれた木の上には

暖かい日差しをあびながら

この子が丸くなって寝ていました
起こしてしまってごめんね
★産経童話教室の日でした。教室が終わってから、いつものようにお茶をして、その足で心斎橋シネマに駆けつけました。水曜日は夫が外食なので、自分のために時間を使えるのです。タイミングよく3本観ることができました。帰宅は、深夜になりました。

★朝ごはんのおかずは、春の味、かますごと芽キャベツ。まさに命をいただいているという実感がします。

芽キャベツはゆでただけで甘い♪

かますごは焼いて、すりしょうがをたっぷりかけて
(一人前)

昼は、3時過ぎにサンドイッチ一切れとコーヒーだけ
夜は、映画館でおにぎり2個で、すませました
帰宅後は、プレーンヨーグルトだけ
空腹感があまりしなかったのは
玄米・餅米入ご飯だからかな

2月22日(火)「もみの木デー」
★体をほぐしてもらいました。院長の施術の指やこぶし、ひじ(たぶん)が、体に吸い込まれていくというか、今日は、何かいつもと違う一体感がありました。自分では、「忙しいけれど快調」と思っていたのですが、体は疲れきって、この日を待っていたようです。
やさしい音楽が流れていて
いい空間です

わたしの本が全巻(たぶん)並んでいます♪
友人を待っている間、ソファーで
うつらうつらしました

楽しみにしているランチのお店は
今日も行列ができていました

順番待ちの間に

向かいにある自然野菜のお店をのぞきました

かつお菜・かぶ・トマト・芽キャベツ
それに、おかしな豆を買いました
その豆については
またの機会に


GRANのランチは、やさいがたっぷり
一食で30品目はクリアーできそう

★堺東で所用をすませて、母のいるケアハウスを訪れました。母は、歌の集いに参加していました。それだけでも驚きなのですが、車椅子ではなく、歩行器を使って自力で歩いていました。部屋に戻ってからも、今までのようにすぐにベッドに横にはならず、わたしがいる間、座っていました。「こうしているほうがいいそうなんだよ」。大進歩です♪ ケアハウスのみなさんの指導が行き届いているおかげだと思います。「晩ご飯は、ちらしずしだってさ」と、食事も楽しみにしている様子でした。
2月21日(月)「書類、たまりすぎ……」
★というか、ためすぎました。返信用はがき、請求書の提出(払ってもらうほう)、承諾書、予算案、生命保険会社とのやりとり、JAF・生協・その他の払い込み停止届け、払い込み……。それだけ出せばすぐにすむものもあるのですが、中には手紙を添えたいものや、持参したいものもあるので、ついあとで……ということになり、たまってしまったのです。

今日は、何もかもすませようとがんばりました。その合間に創作を……、いえ、違いました、創作の合間に事務処理を、いえ、やはり……、やっかいな申告書がありました。結果的には、1日机にへばりついて、どちらもがんばりました。

地震があり、どきっとしました。ほんの数秒ほどでしたが、机に座っていたので、震動はかなり伝わりました。こういう場合、すぐに頭に浮かぶのはうーがのことです。ママの職場は大阪なので、緊急時のことを思うと心配です。なかなか思うような結末にたどり着けない震災の物語も、なんとか形にしなければと思いました。

買い物にも行かなかったので、ごはんのおかずは、あり合わせて作った超節約料理になったのですが、わたしの年齢になると、これでじゅうぶんでした。

じゃがいもとベーコン・ほうれん草のオリーブ焼き
カリカリのじゃがいもは、到来物


角煮の煮汁で煮た残り物の大根は
甘くて、柔らかくてとろけました

乾物の金時豆(到来物)は、火にかけておけば
勝手にできあがっていました
ほっこりおいしい


玄米ご飯(餅米入り)
めざし・焼海苔・キムチ・白菜の味噌汁
夫は酒の肴に、さらし鯨を酢味噌で

2月20日(日)「締め切り……」
★まずは、精神統一。あわてず、あせらずということで、ウオーキングに出かけました。朝6時半、西の空には、まだ、まん丸お月さまが残っていました。

かなり大きくて、ロマンチックです
今、再話している怖い話は
闇夜にしなければ
と思いました


東の空は、ゆるりと明けて……、のどか
花粉もまだ飛んでいないし
歩くにはいい季節です

ウオーキングの後半、どこをどう歩いて家にたどり着いたのか
覚えていません。気がついたら家の前でした
といっても記憶喪失ではなく、執筆中の
物語の構想にのめりこんで
しまったのです


頭ではなく
足が道を記憶していた
……ということになるのでしょうか
★バレンタインでもらっていたチョコレート、あれもこれも一気に食べました。体が欲していたというか、ひとつつまむととまらなくて……。つくづくチョコレートっておいしいんだなあと思いました(上等なのをいただいていたからかも)。

うーがにあげようと思っていたのに……

このところ母のことに手がかかっていたことやインフルエンザ騒ぎもあって、うーがとは1か月近くも会っていません。「ばあばに会いたいよお」と泣きだして、夜遅く、京都まで駆けつけたときから、まだ一年も経っていません。ママといっしょにがんばってくれているのがうれしいです。

電話をしたら、うーがは、「かきとりノートが見つからない」と心細そうな声で訴えました。「見つからなくても、うーは、心配しなくていいよ。ママがどうにかしてくれるから」といって電話を切ったのですが、そのあとすぐに電話がかかってきて、「ばあばも、きっと、がっかりするよ」というのです。(どういうことかな)と思っていたら、「ノート、見つかった。ママがなんとかするところが見られなくて、ざんねんやねえ」といいました。
2月19日(土)「久々の早朝ウオーキング……」
★いつものように早足で歩いていると、とちゅうで息があがってしまいました。体は正直です。さぼったことをすぐに察知。体重も2キロ増! とほほ……。

察知といえば、すでに春を感じている木がありました。一見、枯木のようなのですが、つぼみが……。

ぽっ、ぽっ♪

★泉北障害者作業所での「あいらぶゆかい」の日でした。まりさんの指導のもと、春の童謡をたくさん歌いました。しゅわっちさんは、歌に合わせて手話を、オカリナさんは伴奏を、童話教室のミーナさん、あんぱん母ちゃん、イケグチさんたちが、紙芝居やおひなさまの絵本を読んでくれました。


また、前回リクエストのあった宮沢賢治の「雨にもまけず」を朗読して、「星めぐりの歌」を歌いました。「星めぐりの歌」は、先月もこのページでご紹介したのですが、宮沢賢治作詞・作曲のとてもすてきな歌ですが、とんとんさんが楽譜を探してきてくれたので、ピアノ伴奏付きで歌いました。これからも歌っていけたらいいな。

さ、いよいよ創作にかからなくてはなりません。

2月18日(金)「母のことで一日が過ぎました」
★ケアハウスのヘルパーさんが母にいいことを言ってくれました。「ごはんが終わって部屋に帰ってきてもすぐに横にならず、30分はベッドに座っておきましょね。テレビを見ながら足ぶみしていると、それだけでも筋力がついてきますよ」。母は、それを守っています。「あんたがいつも横にならないで座っていたほうがいいとか、歩かないとだめだと口うるさくいっていたことが、今やっとわかった」そうです。

出張リハビリも週3回お願いすることになりました。歩行器も注文しました。むりしないでがんばってほしいです。脚力がつけば、きっと、いい余生になると思います。テレビも新しいものを買い、鉢植えもかざり、お部屋は快適です。
釘を打ってもいいのかな……

母の描いた絵などの作品がたくさんあるので
季節に合ったものを
持ち込みました

母のセーターのあちこちに虫食い穴があいていました。「インポートもので上等なんだよ」と母。軽くて、暖かくて、お気に入りなので、かがることにしました。わたしは針仕事が苦手なのですが、がんばっていくつもの穴を塞ぎました。

2月17日(木)「ケアハウスに引越し」
★母の愛用のベッドをケアハウスに運ぶにあたり、ケアハウスの職員さんに、「お母さん、楽しそうにされていますよ」といってもらって、ほっとしました。この数日の間に、母は、すっかりなじんでいました。

血圧を測ると、38と78という低さだったそうです。驚いた看護師さんが、母の飲んでいる薬をすべてチェックしてくれたところ、母は血圧降下剤が入っていたそうです。下剤も朝夕。どちらもしばらくやめて様子をみますとのこと。細かな配慮と試みが、うれしいです。

ケアハウスの担当の方に、「トイレと食堂には自力で行かせたい」ことを伝えてありました(おむつを当てられ車椅子を使っていたので)。わかっていただけて、あした、出張でリハビリにきてくれる方に会わせてもらって、お話を伺うことになりました。

洗濯もわたしが持って帰らなくても、コインを100円入れればできるようになっていて、しかもヘルパーの方がしてくださるそうです。「天候が悪い日は、乾燥機をかけることもできます」。月に一回美容師さんがきて、格安でカットもしてくれるそうです。食事もおいしいようで、いい選択だったと思えるのが、うれしいです。

★「とんぼせんせいの本、ヤフーオークションで作者サイン入り中古3500円ででてますよ! これは日記のネタやんねえ」とMR.パワフルパパからのメール。サイトのアドレスも貼り付けてくれていました。たぶん売れないで終了すると思いますが、ほんま、日記のいいねたです。怒涛のようなこのところの日々に、いささか疲れていたのですが、元気をもらいました。
2月16日(水)「見事な富士山♪」
★昨夜のどたばた劇も、雪冠を頂いた富士山を見ることが出来て、すべてちゃらになりました。

新幹線でこの辺りを通過するとき、いつも目を凝らしていたのですが
雲がかかっていたり、天候が悪かったり、夜だったり
時には、爆睡してしまったり……

富士山が見えても
新幹線はスピードがあるので、ぶれるし
シャッターチャンスも、なかなか難しいんです


シャッターを押したとたん
工場の煙、電柱、時にはガードレールが
突如、割り込んできます

★東京に着くやいなや、上野にかけつけました。「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」を観るためにです。画家として絵を描くことにとどまらず、タリバンに破壊されたアフガニスタンはじめ、各地の文化財の保護活動へと繋がっていった人間性に深く感銘しました。

門外不出の薬師寺の壁画(平山郁夫)がきていたのですが、壁画そのものを ご本尊とすることは今まで類例がないそうで、これを「絵身舎利」というのだそうです。山襞の美しさ、積雪の輝くまでの白さ、人の力の及ばない神秘を感じました。

図鑑は重いので、文庫本を
自伝・般若心経(平山郁夫画)・画文集

こちらも、まるで一枚の絵のよう

美術館ロビーの窓も


古木にとまっている烏も


根っこでじっとしている鳥も、まさに芸術
黒いので烏だと思っていたのですが
気骨がありそうなヤツです

★12時に、友人と待ち合わせをしてランチの後(ごちそうななりました)、協会へ。

新旧委員長会議がありました。協会の運営を担っているのが、委員といわれている人たちなのですが、わたしはいつもおどろくのは、その人たちがみんな現役の作家さんたちなのです。創作の時間をたくさん割いて、無償でがんばっているのだということが、その輪の中に入てみて、大変さとともにわかってきます。わたしは関西なので、ほとんど名前だけでお役に立てず、申し訳ない気持ちでいます。

井上こみちさんお持たせのでっかいいちご
中は黄色くて、いちごというよりも
まるで、おかしのよう
2月15日(火)「福山→広島、そして、そして……」
★福山教室の生徒さんは3人ですが、うちひとりはお母さんの介護のためお休み中です。骨折のため、お休み中だったファッションさんがやっと復帰復帰。よろこんでいた矢先、今度はこすずめママさんが足を捻挫。歩けないそうで、お互いに「ざんねんざ」とため息です。ファッションさんが、「わたしひとりだけのためなら休校にしてもらっても」とお気遣いのメールが入りました。とんでもないです。行きます。初めての作品を合評するのを楽しみにしていました。

ただ雪の状況が心配なんです
こちらは珍しく積雪しているんです。


表通りは、かなり解けていましたが……

米原あたりは徐行運転だったようで
30分遅れて新大阪に入ってきましたが
福山までは、順調でした
★福山教室は1対1でしたが、盛り上がりました。こすずめママさんも、今日、ギブスがとれたそうで、よかったです。

その後、広島に移動。晴れて気持ちがいいので、紙屋町まで歩くことにしました。斜めに歩くと、意外と早いです。それにいろいろな発見があって、おもしろいです。

生活避難場所。立派な建物です。地震などの大規模災害による家屋の倒壊・焼失などにより生活の場を失った被災者の臨時的な宿泊・滞在場所だそうです。救援物資の輸送拠点など防災拠点機能も併せ持っているそうで、広島にはそういう広域避難場所がたくさんあるようです。




こんなところに酒造組合が

この右側に広島のお酒の写真と銘柄が
(なんと、66銘柄も!)

ほかに、コーヒーあんぱんのお店
(試食しました。店内の料理パン
飲み物、すべて105円!)

しみぬき処
(藍色の暖簾もゆかしい……)

手彫りのはんこ屋
(おじいさんが彫っていました)

世界平和記念教会
(なんと立派な)

栄橋の横にあるこのパイプは何?

よくわかりませんが
それしても、広島には橋もこんなに

★広島教室も楽しく終わり、帰りがけに、缶入りチョコをいただきました。かわいいカードが気になって、新幹線の中でさっそく開けてみました。

JIMネット……?

はなぢキャンペーン」って
なんなの?

ワンコイン募金をした人へのお返しチョコ♪
募金は、イラクのがんの子どもたちの
支援に、使われるんだそうです

カードは、血液型別になっていて
ちゃんとB型♪

わたしの血液型まで気にかけてくれた
気持ちがうれしいです

もし、わたしが若者なら
バレンタインにこんなチョコを贈ってくれる
そんな彼女の心を射止めたいけれど

★あした、東京で会議があるので、今夜のうちに東京に行っておこうと思いました。朝のうちに上野に行って、観たい展覧会にも行ける……。というので、いつもは「ひかり」なのですが、「のぞみ」を奮発ししました。一直線に東京へ向かっていると、少しも疑っていませんでした。ところがです……。

その新幹線は名古屋止まりでした。車内放送があっても、少しも疑っていませんでした。名古屋に着けば、東京行きの「のぞみ」に乗り換えられると思ったのです。が、名古屋から東京に向かう新幹線はもうなかったのです。まだ10時半なのに? つまり、名古屋駅で降りなければならなくなり、張り込んだ「のぞみ」のチケットは改札で没収。しかも、名古屋駅のそばで、急きょ泊まるところを探さなくてはならなくなったのです。

いくら、おばあさんでもどこでもオーケーというわけにはいきません。安いところに泊まりたいのですが、あまり安そうなところも、ちょっと心配。かといって、夜の知らない街を歩き回るのも怖い……。とびこんで「今晩止めてください」は、なかなかいいにくいものです。が、しかたがありません。思い切って駅近くのホテルのフロントに行きました。

1軒目は、満室。ダブルならといわれても、そんなもったいないことができません。2軒目はビジネスホテル。感じは悪くないのですが、ビジネスホテルで7800円は高いかなと思ったのですが、うろうろするのはいやなので、ここに決めました。結果、失敗だったと思ったのは、寝巻きが匂うし、シャンプーの匂いも安物。しかも角部屋。角部屋は霊が出やすいというので、落ち着きません。

そういえば、広島の生徒さんが、「今から、新幹線あるのですか?」と聞いてくれていたのに、「あるある、のぞみなら」と時刻表もよく見ないで答えてしまったわたし……って。「のぞみ」信仰といえばいいのでしょうか、あこがれの「のぞみ」が東京に行かないわけがないと、今でも狐につままれた思いがしています。
2月14日(月)「どか雪!」
★最終チェックが終わったゲラは、編集さんに直接渡して説明したい部分があったので、早朝、京都に向かいました。明日は祖父の祥月命日でなので、まずは墓参しました。祖父のあぐらの中で聞いたお話にわくわくしたことが、わたしの創作の原点です。急いでいたので水仙を供えして手を合わせただけですが、ほっとしました。その足で、新聞社の出版センターに駆けつけました。

本の中で引用している谷川俊太郎さんの詩があるのですが、ご本人の使用許可がいただけたとのことでした。大切な部分なので、使わせていただけてよかったです。別の少年つながりで使わせてもらっている赤星選手の写真もご本人の了解をいただいてています。また、物語の中で、大きなポイントになる小学校の先生とぼくとのエピソードも、かなりふくらませてあるのですが、先生のご了承いただきました。お三人とも物語に登場してくる少年たちをはげまし、力を与えてくださっています。あとは表紙ができあがってくるのを待つだけになりました。

用件だけすませて、急いでUターン。1時には、自宅に着きました。朝、出かけるときは日の出も美しく晴れていたのですが、駅に着いたら吹雪き初めています。コートを冷気がつきぬけて、しんしんと冷えてきます。

あわただしく帰ってきたのには、わけがあります。明日は、福山・広島教室なので、わたしは1日不在。夫に、母の面倒を託していたのにもかかわらず、昨日、確認すると「出かける」というのです。今、母は、とても一人でおいておけるような状況ではありません。急きょ、ケアハウスに預かってもらうようにお願いしました。夫にもわたしにもきょうだいがいないので、これがいちばんいい選択なのだと言い聞かせています。快く引き受けてくださって、今日の3時に送っていくことになっていたのです。

母を送っていくころには、雪が激しく降って、かなり積もっていました。こんな日に預けられるのは、気がめいるかもしれません。ただ、先日、体験宿泊をしているケアハウスなので、不安なようすはありません。ハウスの中は暖かく、夕飯の支度をしているいい匂いがしていました。今夜は、おでん……かな。

建物が坂の上にあるので、帰りのギアはセカンドどころか、ロウで。緊張しました。

★11日の深夜にカレーを作ったのですが、夫も母も食べないので、一向に減りません。何度も火をいれ、お昼や夜食、おやつ代わりに、わたしひとりで食べています。今朝で最後になりましたが、なかなかおいしかったです。ルーは、内輪で話題のジャワカレー中辛です。

玄米入りごはん

今夜はふぐちりでした
★明日は、福山・広島教室です。新幹線、スムーズに行きますように。明後日は、急きょ東京です。いったん帰るか、広島に泊まるか、それとも東京か……。天候しだいです。母をケアハウスに預かってもらっているので、フットワークは軽いです。
2月13日(日)「水仙の花」
★庭のあちこちに水仙が咲いています。これから咲く蕾もたくさんたくさんあるので、思い切って切りました。水仙は、放っておいても球根がどんどん増えて、季節が来れば押し付けがましくなく、静かに花を咲かせてくれます。

水仙の花言葉は「うぬぼれ」だそうですが、わたしの水仙のイメージは、「控えめ」あるいは、「忍耐」です。水のほとりに咲いていて、水面に写る姿を見とれていても、それは、「うぬぼれ」ではなく、「身だしなみ」といってあげたいです。

部屋中、いい香りです
お墓に供えたいな
★母はおふろにつかりながら、「ああ気持ち。1週間も入ってなかったから」といいました。木曜日にケアハウスで入れてもらって帰ってきたので、1週間ではないのですが、それでも3日ぶりです。風邪を引かないように暖かい昼間に入れたいこと、自力では入れないので、わたしが家にいる日であること、そして、何より母がおふろに入る気になっていること……など、今日は条件がそろいました。最近は、「夢見が悪い」とこぼしていましたが、おふろ功果があったのでしょうか、そのあとぐっすり昼寝をしました。

★おっとっと……。公私共に、めちゃハードスケジュールになってきました。「ばあば、日曜日には来てね」といわれていたのに、約束守れませんでした。あしたこそ、のぞきに行こうと思っていたのですが、それもできなくなりました。ごめんね。

うーがは、土曜日に、インフルエンザ全快のお墨付きをお医者さんからもらったそうです。その間、タミフルを飲み続けていたのですが、39℃の高熱は一日だけで、あとは普通に元気だったそうです。よかったです。ママも看護のために仕事を休まなければならなかったのですが(代われずにごめんね)、連休だったので2日ですんだのも、よかったかな。わたしが手を貸さなくても、どうにかなるものです。
2月12日(土)「雪による、新幹線の延着……」
★を見込んで、夜明け前の5時半に家を出ました。更に、いつもはジパング割引の効く「ひかり」にしか乗らないのですが、早く着く「のぞみ」に乗りました。が、取り越し苦労でした。雪は、新幹線の運行には何の支障もありませんでした。定刻着♪

ずいぶん早めについたので、東京駅の構内をぶらぶらしました。訪れるたびに、構内のショップがずんずん充実していくので驚きます。東京駅シティ(東京駅が待ちになる)という開発だそうです。朝から、駅構内は、街のようににぎわっています。
それにくらべ

御茶ノ水駅の古めかしいこと

コンクリートのアーチが低いので
頭を打たないように派手なビニールテープが
はってあります

★11時半から、ホテルグランドパレスでランチのあと、日本児童文芸家協会の某賞の選考会。2時半から理事会でした。新しい出会いがありました。終わったら5時。母が待っているので、脇目も振らずに東京駅に向かい、新大阪行きの「ひかり」に乗りました。

「ひかり慣れ」していたのですが、「のぞみ」に乗ってみると、たらたらしている……と感じました。でも、推敲しなければならない原稿があったので、それも良しかと。

締め切りは月曜日

★最寄り駅に着くと23時。家までの緑道は真っ暗です。慣れた道なので、雨が降っていない限り、また荷物が重くない限り、歩くようにしています。が、ぶっそうな昨今なので、いざというときにあわてないように、携帯に「ケイサツ」の番号を表示しておきます。
ぷちっと押せばいいだけ

家について、ほっ
ありがとう、携帯さん


今夜は雲の流れも速く
なんともすてきな夜でした

母は、まだ起きていて「おかえり」といってくれました
時間が少しずれてきているようです

2月11日(金)「えーっ、雪? ほんとうに?」
★朝9時、友人からのメールで、雪が降っていることを知りました。今朝は、母の部屋とキッチン、バスルームを行ったり来たりしていて、まったく気が付きませんでした。かなり積もっています♪ 母の部屋の障子をあけて、ケーキとコーヒーで、雪見を楽しみました。

「ゆうびんで〜す」

門扉にも雪♪

バイクの後輪にはチェーンが♪

「 この仕事をして17年、初めてチェーンを巻きました」
というので、写真を撮らせてもらいました

かって、大雪が積もったことが
一回だけありましたが
それはもっと前
になるのね
うーがに、「こっちは、雪だよ♪」と電話をしたら、開口いちばん、「めだかはどうしてる?」。そうだよね、めだか……。「水の下にもぐってるよ」。「だいじょうぶ?」。「だいじょうぶ。去年みたいに、春になったら、赤ちゃんめだかがたくさんかえると思うよ」。電話を切ってあわてて、ビニールをかぶせに行きました。

うーがのおかげで

めだかもきっとよろこんでいるでしょう


パンジーも雪の下

京都も積もっているそうです

雪は、まだまだ降るとか
あしたは、理事会と選考会のため、東京です
新幹線、大丈夫かな
動きますように

★黒豆を煮ました。母の大好物なのですが、お正月、買いそびれてしまって、取り寄せのお重に入っているものだけですませました。母が、お汁粉のような甘いものを食べたいというので、それならと、買い求めてあった黒豆を煮ました。勝ち栗がないので、瓶詰めで間に合わせました。

柔らかくて、ふっくら♪

2月10日(木)「沢口靖子さんのお芝居のご案内」
★二兎社30周年公演の「シングルマザーズ」です。永井愛さんの脚本・演出は、なかなか面白そうです。

画面をクリックすると映像が大きくなります

東京・三重・滋賀での公演です
(チケットの申込用紙あります)

滋賀公演に行こうと思っているのですが
滋賀は、公演が一日だけです
4月21日(木)19:00開演
びわ湖ホール
S席4500円

終演が遅くなるので
びわ湖の見えるホテルに「泊まろうよ」と
すでに、盛り上がっています
ご一緒する方は早めに
ご連絡ください

★パンジョの童話教室でした。2003年4月に開講して以来、ずっと来てくださっている方が3人います。ひとりは84歳になられるのですが、とても若々しく、おしゃれで、しゃんとされています。が、このところ休んでいらっしゃいました。休会届けをおすすめしたのですが、ご縁が切れるのがさみしいとおっしゃってくださって、「暖かくなったら行きます」とおっしゃっていました。3月ごろからかなと思っていたところ、今日、早速、来てくださいました。久々に出席率100パーセントで、なんだか幸せでした。

日記を遡って開講時期を調べていたら、当時にアップしていたミニ童話講座を発見。童話を書き始めたばかりの人には、もしかしたら、参考になるかも。


★教室が終わってから母を迎えに行きました。食事もおいしく、快適だったようですが、わたしが見て、気になることも二つほどありました。それは、相談してみようと思います。

★うーがのインフルエンザは、おかげさまで軽いようで、電話の声は弾んでいます。ママが、「調子の乗っている」というほど元気です。昨日はお友だちが、今日は担任の先生がクラスのお友だちからのお見舞いのお手紙をたくさん持ってきてくれたそうです。うーがは、今までは休んでいるお友だちに手紙を書く立場だったのですが、今回、もらう立場になったので、次から、お友だち出すときは、どんなことを書けばうれしいのか、気持ちがわかるのではと思います。


★いろいろお仕事の連絡が入り、忙しくなりそうです。
2月9日(水)「産経童話教室」
★……が終わったあと、京都に向かいました。表紙の撮影があると聞いたからです。デザイナーさんやカメラマンさん、新聞社の記者さんも来られていたのですが、意外だったのは、肝心の少年たちがふたりしか来ていなかったことです。

急だったので、時間的に都合がつかなかったことや、体調が思わしくない少年もいたのでしかたがないことなのですが、物語の趣旨からいって、表紙には全員が揃った写真を使ってほしいと残念に思いました。デザイナーさんが仮製作してくれていたふたつの表紙は、どちらもとてもいい感じだったので、きっとすてきなものになるとは思いますが……。

学校が終わって車椅子でかけつけてくれた少年は
撮影時間に間に合いませんでした
それも残念です

★うーががインフルエンザにかかりました。タミフルを飲んで学校を休んでいます。撮影が終わって出版センターの玄関を出るときに、「ばあば、いつ来てくれるの」と電話がかかってきました。すぐそばにいるのですが、ママが、「ばあばに感染したらあかんからといいきかせてある」といってくれたので、アパートのドアの外に食材をおいただけで帰りました。ドアの向こうから、咳が聞こえてきました。会って抱きしめてやりたいです。

ママが仕事を休まなければならないので看病も代わってやりたいのですが、明日も教室、土曜日は東京、火曜日は福山・広島と予定が詰まっているのです。しかも明日は、教室のあと、母を迎えに行かなければなりません。わたしが倒れるわけにはいかないので、心を鬼にして、そのまま帰りました。ごめんね。

うーちゃんが、早く、良くなりますように。

★ほうれん草のつまみ菜をいただきました。とってもやわらかいので、生で食べるのがいちばんかな。ということで、チリメンじゃこをオリーブ油で炒め、ピリ辛味にしました。

カリカリのじゃことよく合います
ゆずをぎゅっとしぼって

これ居酒屋のメニューにいけます
2月8日(火)「母のお泊り体験」
★今日から3日間、ケアハウスでお泊り体験します。病退院→介護施設→家、そして今度はケアハウスということで、さすがの母も不安そうでした。が、ベッドには、太陽に当てたふかふかのふとんが敷いてあり、部屋は暖めてあり、何よりもスタッフの方が親身になって対応してくださったので、母の不安はいっぺんにふっとんだようです。部屋のベッドには、ナースコールがついていて、「これを押せば、必ずだれかがとんできます」といってもらっていました。

午後から、遠方に住んでいる甥っ子(母の妹の息子)が、神戸に研修に来たついでだといって、お見舞いに来てくれました。甥っ子に会えたこともさることながら、「学生マンションよりうんと快適ですよ」といってもらって、更に安心したようです。

★母を送った後、1時から、堺東のライフガーデンさかいホールで打ち合わせがありました。最初、5月の一周年記念イベントに、わたしの講演依頼があったのですが、それなら代わりにぜひとお願いしたのは、ハッピーハウス(日本アニマルトラスト)の里親探し支援のためのイベントです。

同じ命つながりということで快諾してもらえて、今日、ハッピーハウス代表の甲斐さん側と、ライフガーデンさかいホールさん側の顔つなぎをさせてもらったというわけです。

ライフガーデンさかいホールさんは、5月だけではなく、2月19日の開催される地域の小学校でのイベントに、ご自分のブースを半分使ってくださいと、ハッピーハウスに提供してくれました。その心意気に感動しました。

★堺にこんなかわいい「最中」があったなんて。ちんちん電車はわかるのですが、お城って、どこの……? 堺にはお城はないし……。とっさに思い浮かべたのは大阪城より近場の岸和田城なんですが、岸和田城は岸和田市だし……。いったいどこのお城なんでしょう。最中には、「天領」という名前が付いています。

インターネットで調べると、昔、堺は江戸幕府の直轄領、すなわち「天領」だったそうで、それにちなんで、最中にこの名がついているようなのです。ということは、城は、江戸城なのでしょうか……。よくわかりません。

気になったときは、そう、問い合わせればいいのです。南曜堂さんに電話をかけました。答えは……、どこのお城でもありませんでした。天領だったという歴史上の事実に対してのイメージなんだそうです。イメージねえ……。

ちんちん電車にはお餅が入っています
 パインさん、いつもごちそうさまです
(昨日の薄焼きせんべいも)

★本のタイトルが、決まりました。説明っぽくなく、すっきり、いいタイトルだと思います。表紙のデザインがあがってきたらアップできると思います。楽しみです。
2月7日(月)「がんばった一日」
★真夜中の3時、母が呼んでいます。何事かととんでいきました。「ねこを、のけて」。「ん? 乗ってないよ」。「重いんだよね」。ああ。毛布がだんごになっていました。

朝方の5時過ぎ。また母が呼んでいます。「おなかがへったよ」。「まだ外は暗いよ」といったところで、おなかがへってるのは現実。虫養いに、昨夜、友人が野菜といっしょに届けてくれた薄焼きせんべいと熱いお茶でしのいでもらいました。

軽くって、おいしい♪
目が冴えてしまいました。もうすぐウィーキングの時間なんですが睡眠不足なので、今朝はパスすることにしました。

夫と母の朝ごはんの支度をして、7時過ぎに京都に向かいました。うーがのアパートにお野菜とおかずを届けて、その足で新聞社へ向かい、10時少し前に着きました。

★写真の位置を替えたり、文章を訂正したり、手を加える箇所はかなりあります。ハードスケジュールで時間のゆとりがないので、打ち合わせの場に、主人公の少年のお母さんも参加してもらいました。タイトルがなかなか決まらず、お母さんもいっしょにアイディアを絞りだしてもらったのですが、「貴重な経験をさせてもらいました」と、驚いていました。

タイトルですが、いちおう候補を絞れたのですが、まだ、すとんと落ちません。タイトルが決まらないと表紙のデザインができません。わたしたちが帰ってから企画会議があったようなのですが、決定したのでしょうか……。深夜、また、未練がましく、「こんなのは?」とメールを送付しました。昼間、編集さんが、「おとな向きの本ですが、こんなタイトルがあります」と既刊の本のタイトルを教えてくださったのですが、それがめちゃくちゃよくって、くらくらときました。嫉妬さえ覚えました。子どもたちの心にすとんとくるタイトルをつけたいです。


★電車の中で、「児童文芸」を読みました。

「時代ものの愉しみ」
時代物の自作について三人の作者が語っています
「いるるは走る」・「サラシナ」・「氷石」が
どのようなきっかけでできたのか
その過程がとても興味深く
引き込まれるように
読みました

時代物を書きたい人
必見です

エッセイ・創作・連載などなど
どれもいきいきとおもしろく
刺激を受けます

夕飯の支度までに、帰宅。松栄堂の匂い袋と、大好物のニューヨークの杏仁豆腐に、母は、大満足でした。
2月6日(日)「ケアハウス」
★夫といっしょに母を案内。見学させてもらってきました。

ケアハウスとは、基本的には60歳以上の自立した人を対象とした食事・入浴付きの老人向けマンションなのですが、介護を必要とした65歳以上の人も入れるそうです。見学に行ったケアハウスは見晴らしもよく、静かで、駅からも近いのです。

お話を伺うと、元気な熟年の単身の方やご夫婦をはじめ、寝たきりの方も、認知症の方もいらっしゃって、母の性格や今後のことを考えると、ここなら安心かなと思いました。朝・昼・夕食の献立も充実していました。食堂では、自立したご婦人たちが、お雛さまを飾っていました。

各部屋のドアにはインタホーンがついていて、単身者用のマンションのようです。現状でも、じゅうぶんきれいなのですが、入居が決まれば畳替えから、障子の張替え、壁や天井の塗り替えなどをして、新築のようにしてくれるそうです。


六畳の部屋(ベッド・家具を持ち込んでもいい)
電磁器・冷蔵庫付きの小さなキッチン
シャワー付きトイレ・靴入れ
ベランダも日当たりがよく
明るくて快適です
夫が、「ここなら、おれも将来入ってもいいな」といいます。個々に合ったケアつきというのがありがたいです。でも……、いくらわたしたちが気に入っても、母が気に入るかどうかです。来週、3日間、お試し宿泊をさせてもらうことにしました。

その足で母の大好物の天丼を食べて、ケーキを買って家に帰ったら、かっての民生委員仲間がふたり訪ねてきて、「おばあちゃんに」と同じ店のケーキを持って来てくれました。あがってもらって、お茶しました。母のことを心配してデーサービスなどのパンフを持ってきてくれたのですが、ケアハウスのことを伝えると、よろこんでくれました。

陶芸をしている友人のうさぎさん

★ゲラを校了。SONIC岡田さん、京都市障害者センター荻野さん、ありがとうございます。あすは最終打ち合わせです。母が帰ってきているので、とんぼ返りになります。この年になっても少々の無理ならクリアーできる自分の健康に感謝です。
2月5日(土)「帰宅中の母は……」
★とにかくよく眠っています。声をかけると、「なに?」とすぐに目を覚ますのですが、「うつらうつらしているのが、いい気持ち」なんだそうです。

そんな母が呼んでいるのでとんでいくと、「鼻歌をうたっていただけ」といいます。母が歌うなんて、ハレー彗星の出現と同じように珍しいことです。
「何の歌をうたっていたの?」
「おでんの歌」
「え?」
「だって、今日はおでんなんだろう?」
母のリクエストで、昨夜のメインはカキフライ、今晩はおでんなのです。

数日前に入っていた介護施設のことを聞くと、はっきり覚えてないといいます。記憶力が急に、衰えてきているようです。その代わりというわけではないのでしょうが、「おいしいね」、「これ好きなんだよね」、「汚いのに、ごめんね」、「ありがとう」など感謝の言葉が次々とびだしてくるので、そのことはうれしい驚きです。守ってあげなくちゃと思います。

猫のてるも母を守っています。というか、ただ単に電気毛布が暖かいだけなのかもしれません。(いない)と思ったら、母のベッドの足元で、番犬のように寝そべっています。テレビとともに、母のなぐさみにはなっていると思います。でも、母は16年間飼っているてるを名前で呼んだことがありません。「ねこ」ですませています。

「居眠り仲間」なのかも

★友人が、「おいしいから送るね」といってくれていた熊本のふりかけが届きました。別の友人からは、京都は白梅町の長文屋の七味をいただいていました。お口とともに、気持ちもピリッとひきしめます。あまりにもいろいろなことを対処しなければならないわたしには、絶妙なプレゼントです。


ゆずこしょうのふりかけをさっそく


昆布の旨みが、かなり利いています
ピリリとした辛さは、まさに、おとなのふりかけです
おいしくって、くせになりそうです
2月4日(金)「北川チハルさんの新刊」
★……をご紹介します。『いちねんせいがあるきます!』(ポプラ社)です。学校までの道のりは、一年生にとって、ちょっと遠いのです。上級生がいっしょでも、まおちゃんは、ちょっとしんぱい。だって、みーんな歩くのが早いのです。そんな一年生のまおちゃんを応援してくれるお友だちって、だれなんでしょう。チハルちゃんの子ども目線のすばらしさに、いつもながらおどろかされます。どきどき感とわくわく感が、思いがけない発想で、伝わってきます。

5月には第2弾がでるそうです

★わたしの本も、いよいよゲラが上がってきました。取材した少年たちの元には(アメリカに越した少年の元にも)、編集さんが送ってくれました。今、わたしと同じ時間に、みんながゲラを見てくれているはずです。スケジュールがつんでいて、7日までに訂正箇所があれば編集さんに伝えなくてはなりません。SONOCのみんな、何かあったら、それまでに知らせてね。

漢字のすべてにルビがふってあります。すべてにです
ということは、ひらかなさえ読めれば
一年生でも(幼稚園児でも)
ひとりで読めるんですね
すてきです♪

★街路樹に張り紙がしてありました。「今まで植えていたシンジュという木は、根が張りすぎて縁石や歩道を傷めるので、撤去してこぶしと植え替えるます」


切り株にしておくと躓くといけないというので
こんな姿になっているのだそうですが
いずれ引っこ抜かれる運命……
罪人のようで、かわいそう

がんばって根を張ったでだけなのに……

2月3日(木)「試写会のチケットが♪」
★……当たるなんて、わたしにはめったにないことです。あまり当たらないのでもしかしたら67歳という年齢で外されているのかと思っていたのですが、今回、めずらしく当選はがきが届きました。しかも、大好きなシリーズ「ナルニア国物語」なので、かなりうれしいです。

母が明日からしばらく自宅に帰って来ることになりました。その間に、これからどうするかゆっくり話し合って、母も納得できる方法を考えることができます。ほっとして、ナルニアを心から楽しむことができました。

今回、嫌味な従兄弟の少年が出てくるのが
なかなかおもしろかったです

★夜遅く、恵方(今年は南南東)を向きながらのり巻きをかじっていると、うーがから電話がかかってきました。「うーね、のりまき1本、だまってたべれた。大丸のほうむいて」。うっかり、「ばあばは、今、食べてるところ」といったので、うーがのあわてたこと。「とちゅうでしゃべってしもたん? どうしょう……」。悪いことをしてしまいました。とっさに、「2本目やからだいじょうぶ」というと、「なあんや、よかった」と安堵したようです。とても2本は食べられません、1本で満腹です。

ママは、のり巻きはデパートで買ったそうですが(うーがにはサラダ巻き)、ブタ汁を作って、一晩がかりで戻しておいた大豆を炊いたそうです。それにマカロニサラダ。「圧力鍋があるから楽やわ」といっていますが、大阪で勤務した帰り、ぎりぎりに学童に迎えに行って、それからのことなので、がんばっていると思います。当たり前といえばそれまでですが、ひとりでしっかり子育てしていることが、うれしいです。


★かわいいチョコをいただきました。

GODIVAだ♪
そうか、バレンタイン……
2月2日(水)「ごまめにナッツ」
★お料理が得意な友人naoさん手作りのごまめは、さすが、です。

ナッツが香ばしくって
おいしいんです

★母は、ショートステイ扱いで施設に入れてもらっているので、最長1か月、その間、いつ帰ってもいいんだそうです。介護に詳しい友人が、「最近は利用者の気持ちを尊重し、それぞれに合わせた対応をしてくれるデーサービスがある」と教えてくれました。わたしの願いは、母が家に帰ってきて、デーサービスに通ってくれることです。夫が交代で当番をしてくれれば、できることです。

★ハサミで荷造りのひもを切るついでに、中指も挟んでしまいました。たいしたことがなくても指先の出血はかなりなもので、とりあえず、炊事用のゴム手袋をはめてパソコンを叩いてみたのですが、とても無理でした。思う文字が表示されません。右手で打つのは、とても無理。メールは左手だけで簡潔に……。
★おかげさまで、わたしには、困ったときに飛んできてくれる助っ人が何人かいて、江藤設備工業の江藤さんもそのひとりです。裏口、通路、花壇の裏に山積みにしておいた大量の粗大ごみを、ひとりで軽トラックに積み上げて、2回往復してもって行ってくれました。

今日、来てくれることはわかっていたので待っていたのですが、みんなひとりで積み込んで、2回目の積み込みが終わった時点に、「もうないか?」とチャイムを鳴らしてくれました。とっても気のいいパワフルなおじさんなのですが、歳をきいてびっくりしました。75歳だそうです。「人生いろいろあるな」と、それぞれの身の上にふりかかってくる不条理を、ふたりで笑いとばしました。

ガレージの中に押し込んでいる不用品については、「トラックにいっぱいになるほど貯めといて」といわれました。江藤さんは、わたしにとってはスーパーマン的、心強い存在です。

2月1日(火)「映画「わが心の歌舞伎座」を観る集い」
★……を企画しました。というか、年に何回か会っている古い創作仲間6人との忘年会の振り替えのようなものです。「どうせ集まるなら、まずはランチよね」。「その日は、一日空けておくから、終わったら乾杯したいね」。「久しぶりに、たっぷりおしゃべりもしたい」……。どれもこれも「あり」でいきましょう。ということで、映画を観る前に、まずはランチ。「菜蒔季 なんばパークス」で、お野菜中心のバイキングを。

バイキングは食べ過ぎるので避けたいところですが、時間的にゆっくりできるのでいいかな……。え、うそお、平日は70分に短縮? でも、その分お安いということで、まあ、いいか。ごぼうのから揚げ・山芋の酢漬け・蕪の焼き物……、忘れてしまいましたが、どれも一工夫してあって、ヘルシーで、お味もよかったです。

お釣の小銭……、そうだ、と思いつきお願いしたところ、引退犬の募金箱を置いてくれるそうです。よかった♪

★さて、「わが心の歌舞伎座」は、圧巻でした。東京の歌舞伎座の立替に伴う記念ドキュメンタリー映画ですが、今の歌舞伎を支える11人の役者さんの歌舞伎座にまつわる話しや、先代との思い出、お家芸を演じることへの思い入れなど、一般人が踏み込むことができない歌舞伎の世界をじっくり知ることができました。しかも11人の十八番を初め、合わせて35演目の見所を見せてもらえるというなんともぜいたくな映画でした。大画面からは汗も涙も、そして息遣いも伝わってきて、感動的でした。

舞台の背景は公演のたびに一から書き換えるそうで、同じ演目でも、演じる役者さんの好みに合わせるのも(例えば空の色の濃さを変える)、主演の役者さんが舞台監督でもあるからだとか。それにしても、衣装さん、鬘さん、お囃子さん、謡い手さん、効果さん、裏方さん……、歌舞伎という伝統は、なんと多くの人々によって支えられてきたことでしょう。たくさんの発見をさせてもらいました。

早くから前売り券を買って
この日を心待ちに
していました

★ひとりは、映画のとちゅうで帰らなければならなかったのですが、残り5人で、映画の後は、韓国料理のお店火民でかんぱい♪ おなかがいっぱいで食べられないといいつつも、次々追加注文。ほんとうによく食べました。

ネギサラダは絶品
もちろんお代わりしました

サムゲタンのおいしいこと
はさみで切れるほど、骨まで柔らかくて
まさに、滋養をいただくという
感じがしました

ちぢみを2種類・いかポッカ・チンジャサラダ
ビビンバ・キムチ・韓国のリ

まっこりも

甘党の店に入りました
昔からの創作仲間のおしゃべりは
尽きません

★一方で母のことを気にしていたら、、友人から携帯に電話が入りました。夫が母のために申請した入所プランがわかったそうです。それがわかれば、母のために動けると思います。出先なので、明日、ゆっくり聞くことにしました。


沢田俊子著作紹介



単行本

本をクリックすると
あらすじが読めます


七頭の盲導犬と
歩んできた道
写真 野寺夕子
学研教育出版


分福茶釜
絵倉石琢也
登龍館
「仲良し文庫」


とんがり森の魔女
絵・市居みか
講談社
「青い鳥文庫」

小さな島のちっちゃな学校
汐文社

スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社


アンソロジー一覧


雑誌掲載一覧


新聞連載・記事



教科書・教材