日々好日   平成17年(2005年)2月
                                           

                  

2月28日(日) 「粟田伸子展」

★今週の予定として、孫守りのほかに、「空き缶回収」「小学校のクラブ支援」「高槻の小学校」「つどい実行委員会」「自治会総会資料のホッチキスかけ」などを思い出しました。他に何のお約束があったのでしょう……か、全く頼りない話です。メールで問い合わせたり、電話をかけたりお騒がせしています。 

★粟田伸子さんの展覧会のご案内です。高知であります。パンフレットが見にくい場合は、「グッドニュース掲示板」をごらんください。粟田さんのペーパークラフトは、それは見事、不思議、おかしいと三拍子そろっていいます。2月18日の日記の載せているお雛さまもそうです。200点もの展示があるそうです。「かつおでも食べに高知まで行かれることがありましたら……」と書いてありました。


2月27日(日) 「行方不明」

★メールって、すべて届くものだと思っていました。この数日、アメリカにいる娘と高槻の小学校からのメールを待っていたのですが、来ないので確かめたところ、どちらも送信済みということでした。そこでメールが行方不明になっていることがわかりました。他にもそういうメールがあるのかもと思うと、ちょっと心配になってきました。

★行方不明その2。
おとといの夜から机においていた手帳が見つかりません。椅子によじ登ってパソコンのマウスをいじることが大好きなガッティちゃんが、犯人かもねといっているのですが。面白いことに彼女は、携帯でもめがねでも、お湯飲みでも、はたまた脱いだ衣類でさえもゲットすると、必ず持ち主のところに持っていきます。だた時々、たんすの引き出しに積み木が入っていたり、おもちゃ箱にに鍵が入っていたりすることがあるので、たぶん手帳は、どこかにしまわれたのではと、あちこち探しているのですが、まだ見つかりません。明日からの予定を……と、記憶を呼び起こしてはいるものの、すっかり手帳に頼っていたので、あいまいもいいところです。あちこちに電話やメールで尋ねつつ、少しずつ埋めてはいるのですが。いやはや。


2月26日(土) 「出会い」

★毎日新聞の朝刊に「とんがり森の魔女」の紹介がのりました。3月1日から一か月連載です。よろしくお願いいたします。毎日新聞の購読を申し込みにいってきました。わたしの友人の中には、「一か月だけとるわ」といってくれる人もけっこういます。ありがとうございます。写真ですが、「なんでこんなに笑ってるのん?」といわれました。新聞社の担当記者さんんが、打ち合わせのときに写してくださったのです。ほんと、笑いすぎて、目がうんと下がっていますね。



★雪の舞い散る寒い日でした。京都で墓参をすませたあと、出版社さんからご提案をいただいた件について、先方さんをお訪ねして、お話を伺わせていただきました。詳しくはまだ書けませんが、心が動かされるいい出会いに感謝したい気持ちです。

2月25日(金) 「1cmの成長」

★「来なくてもいいよ」といわれていたのですが、ひいばあちゃんのお見舞いにいきました。ベッドにいないので詰め所できいたところ、髪を洗ってもらっているとのこと。ベッドの上には財布を放っぽり出して、あいかわらず大胆です。もう眼帯を外していて、テレビはもちろん週刊誌や新聞も読んでいるとのこと。月曜日に左目の手術をするのですが、明日と明後日は外出してもいいそうです。病院によっては日帰りコースもあることがうなずけます。「電気毛布を持ち込む患者さんなんて初めて」と看護婦さんにいわれたそうですが、以前骨折して入院したときは夏だったのですが、がんがんに冷房をかけた上で、足元に電気毛布を入れていました。電気毛布はひいばあちゃんの必需品なのです。

★短編の依頼がありました。わたしがデビュー前に、大変お世話になった出版社です。声をかけていただいてうれしいです。

★ガッティちゃんの一歳のお誕生祝いにいただいていた赤い靴を下ろしました。歩き始めの頃は靴が嫌いで、すぐむしりとっていたのですが、今は、くっく(靴)が大好きです。くっくをはけば、お出かけできるからです。靴をみつけると、自分の足にさわって、はかせろとさいそくします。

      
      左から13cm 12・5cm 12cm(片一方は、昨年末に関空で失くしてしまいました)        

2月24日(木) 「150組」

★パンジョの童話講座の日。@書き直しとA書き下ろしの2作品を合評しました。@については、何度も書き直すその姿勢がすばらしいと思います。異口同音に「いい作品になった」という評価でした。Aは発想がユニークで、チャレンジ精神がみんなの刺激になればいいなあと思います。みなさん合評がうまくなって、いい意見が出たと思います。久々に顔を出してくれた人がいました。一人加わっただけで、違った空気が流れて新鮮でした。ただいま入会金ゼロキャンペーンです。お近くの方で童話を書いてみたい方、見学にいらっしゃいませんか? さて、パンジョの一階ロビーに、150人の子どもたちが色を塗ったおひなさまがずらりと並んでいました。まるで集団結婚式のようでした。色を塗っていて面倒になったのでしょうか、灰色やブルー一色のおだいりさまや、。ぎょぎょっとする厚化粧のおひなさまもいらして、なんともかわいかったです。

          
                      
★出版社の担当さんからある提案をいただきました。「沢田に」といってくださることが幸せです。

★地域のミニコミ紙「ホームタウン」に、わたしの近況が載りました。とても大きな見出しがついていることと、とても好意的に書いてくださっていて、うれしいです。「沢田さんのことは、社長も応援してるんですよ」と記者のAさん。ありがたいです。記事をダイジェストで見ることが出来ます(実際はもっとくわしく、新聞連載の予告なども書いてくださっています)。

2月23日(水) 「お芋さま」

★「去年、梅観のときに食べた焼き芋がおいしかったね」と、ひいばあちゃんがいっていたので、病院に行く前に、今日も荒山公園の石焼芋屋さん(軽トラック)に寄りました。昨日から人さまに差し上げたりして、通算12本も買ったことになります。「お芋さま」と呼ばせていただきたくなるくらいのお値段になりました。さて、ひいばあちゃんですが、右目の手術が無事終わりました。開口一番、手術のことよりも、「今回、食事がけっこうおいしい」ということでした。調理を請け負っていた「業者が変わったとかで、前に骨折で入院したときにくらべ、メニューが断然良くなっているというのです。入院患者さんの病状に合わせて栄養士さんが献立を立てているそうですが、患者さんは和食でも洋食でも好みに合った方を選べるそうです。「おかずは持ってこなくてもいいよ」といわれて、気分的に楽になりました。

★新しい仕事に、ゴーサインがでました。書き直しの作業に四苦八苦中でもあり、近日中に新聞連載の校正も入るそうです(今日、こんな感じでいきますと、一回目のお試し刷りが送られてきました。26日に新連載予告が掲載されるそうです。いよいよだなあって胸が躍りました)。また、すでに出版社に入っている仕事もあり、新しい仕事の取材がスタートすれば、ちょっと忙しくなりそうです。どうぞ4月から、ガッティちゃんが希望の保育園にとってもらえますように。

★「H氏のご出棺の際、歌でお送りしたのがとてもよかったわ。わたしのときも歌ってね」と、今日出会った何人もの方からいわれました。「♪ いつの日も変わることなく、友だちでいよう 今日の日はさようなら また会う日まで……」。ほんと、別れを惜しむのにふさわしい歌です。

2月22日(火) 「春遠からじ」

★ひいばあちゃんが、白内障の手術のため入院しました。ひとりで入院を決めてきたときは、「え、白内障?」とおどろきました。と、いうのも日ごろから読書が好きで、テレビが好きで、油絵も習いに行っていて、大阪にもひとりででかけるし、駅前の眼科に目薬をもらいにいってはいたものの、目が見えにくいということは聞いていなかったからです。総合病院で定期的に糖尿病のお薬をもらっているのですが、ついでに検査をしてそういうことになったようです。元気なうちに受けておくのもいいかもしれません。今日は息子である夫が送っていきました。入院は10日間です。日帰りでしてくれる病院もあったり、いろいろだそうですが、いずれにしても手術を受けた人はどの人も、世界が明るくなったとよろこんでいらっしゃいます。十数年前、実家の母が白内障の手術をして、京都の病院に通ったことを思い出しました。

★荒山(こうぜん)公園の梅が満開です。今年はいちだんときれいでした。いつもは無料の駐車場も、この季節は500円いります。ここで売っている焼き芋が、甘くてべっとりしていておいしいのです。あつあつの焼き芋を胸に抱きつつ、かじりつつながめる梅の向こうに、春がちらりと見えました。

         

2月21日(月)

★孫のガッティちゃんは、かなり前から、ビンや缶の「ふた」をしめることが大好きでした。赤ん坊のわりには、きっちり閉めるので感心していたのですが、今、バージョンアップして、半分になった球を合わせてボールにする作業に熱中しています。

                      

ボールはなかなか曲者で、黄色い半球の中にある黒い機械の部分がじゃまになって、大人でもなかなかピッチリはまらないのです。ガッティちゃんにも、黒い部分がじゃまだということはわかるらしく、すんなりはまらないときは、黒い部分をカシャカシャいじって(あまり変わってないと思うのですが)、それで納得して、再びチャレンジしています。(おうおう一丁前に)とそのしぐさがおかしくもあり、かわいくもあるのです。いったんしまると、そこは1歳3か月の赤ん坊、自分では開けられないのです。「あぷちぷち」とガッティ語をしゃべりながらボールを突き出します。開けてやると、また閉める。それをあきずに、何度も何度もくりかえしています。ママは、「工場長さん、今日もごくろんさんです」と労っています。

2月20日(日) 「猫電」

★茶の間にいると、「もしもし、もしもし……」と、どこからか女性の声がきこえてきました。「え?」。あたりを見回すと、電話機がスピーカーホンになっていて、上で猫が毛づくろいをしています。ということは……、あやや、一瞬のうちにすべてを理解。あわてて受話器をとって、「すみません。猫がかけたようなんです」と、イタ電ならぬネコ電に平謝り。先日は、入院中の夫の友人から、「携帯に電話をもらってたようだけど」という電話がかかっていました。夫は首をかしげていたのですが、それも猫だったかもしれません。猫が電話をかけるなんて、メルヘンの世界のことだと思っていましたが、リダイヤルや電話番号のメモリー機能のせい(おかげ?)で、現実にこういうこともあるのですね。

★見事に茶色に光っているのは、「クンたま」こと燻製のたまごです。 「魔法のたまご」というキャッチフレーズに迷わず買いました。あぶくま山中のなら、さくら、ぶなでじっくりと6日間かけて燻製にしたそうです。昨日の焼き芋と同じく煙の匂いがしました。基本的に肉でも魚でも燻製にしたものは好きですが、今まで食べた中でいちばんおいしかったのは、友人にもらったチキンの燻製でした。中華なべや石油缶のようなものでさくらのチップなどがあれば簡単にできるそうです。自家製の燻製とパン、家庭菜園から摘んできたばかりの野菜のサラダ、体にいいハーブティで朝食を、というようなゆったり時間の流れる生活にあこがれます。

               


2月19日(土) 「焼き芋」

★昔あそびの会「竹とんぼ」のスタッフから、「焼き芋をするから、ガッティちゃんとおいでね」といってもらっていました。ところが朝から駆けずり回っていて、行きそびれてしまいました。所用をすませてガレージに車を入れたところに一台の車が止まりました。焼き芋に使ったブロックなどを積んだスタッフの車です。ウインドウが開いて、「はい」とわら半紙の包み。あけると煙匂いのする本格的な焼き芋が1本入っていました。ありがとうですNさん、Aさん。子どもたちもきっと喜んでくれたことでしょうね。午後から雨。

               

★なんともひどい声で鳴いていたノラ猫ですが、ここ数日、やって来ません。どうしたのでしょう。

★書き直し作業、遅々として進みませんでした。問題はわたしの生活環境にあります。孫守りはともかく、抱えているものが多すぎて、細切れにしか時間がとれない上に、私自身の集中する能力が低下してきているからでしょう。深夜に起きてパソコンを叩くには、寒すぎることも原因の一つかもしれません。というわけで、なかなか進まなかった書き直し作業、今日、がたんと動き出しました。

2月18日(金)「続ーひな」

★16日・17日に続いて我が家のおひなさまをご紹介します。おひなさまも菱餅も、ぼんぼりも、すべて和紙でできています。基本的に折り紙です。ゆがんでいたり、ずっこけたりしているこのユーモアたっぷりなおひなさまは、粟田伸子さんのオリジナルです。粟田伸子さんは、わたしの単行本「はちゃめちゃ大家族」(汐文社)、「ひいばあちゃんはごきげん ぼくはふきげん」(汐文社)の挿絵ならびに、児童文芸で一年間連載していただいた「とらちゃんつむじ風」のカットを描いてくださった方で、ペーパークラフトアーチストが本職です。酔っ払ってひな壇からずり落ちそうになって寝ているバージョンがもう一セットあったのですが、そちらの方を人さまに差し上げたようです。

                

2月17日(木) 「下げ飾り」

★「おもしろクラシック講座」の日。先日亡くなったHさんに黙祷を捧げたあと、新しい時代の音楽と題して、講師の新山さんが、いつものようにおしゃべりを交えて、楽しい音楽を聴かせてくれました。それに先立ち作曲家でもありピアノの先生でもある武さんが、時代による音楽の流れをわかりやすく説明して、現代音楽ということで、ドビュッシーの「夢」という曲を、ピアニカで演奏してくれました。今日は参加者が40名を越え、ティータイムのコーヒーや紅茶を入れるお湯が足りないほどでした。人いきれもかなりなもので、休憩時間に窓を開けるほどでした。

                  
                 ピアニカを魔法の笛のように奏でる武さん

柳川のおひなまつりは、家にいっぱい人形などをぶら下げるのだそうです。黒川温泉と抱き合わせになっているツアーがあるので、行きたいなあと何年も前から思っていたのですが、なかなかチャンスがめぐってきません。と、今日、友人から、「ガッティちゃんにどうぞ」と、柳川の下げ飾りをいただいたのですが、もう、かわいくってかわいくって。わたしがすっかりめろめろになっています。みなさんにもかわいいお顔を見てもらいたいと何枚も写真を撮ったのですが、どの子も、じっとしていなくって、くるりんと向こうを向いてしまうのです。
「こりゃこりゃ、みんな、こっちを向いておくれでないかいな」

                  


2月16日(水) 「おひなさま」

★「ライトフレンズ」のFさんとTさんとランチをとりながら、「盲導犬不合格物語」の後日談について、楽しくおしゃべりをしました。近場にできたイタリアレストランには、通路に吹き抜けの天井まで届く円形のワインセラーがあり、その中を通り過ぎて、席に着くようになっています。圧巻です。お料理も、とてもおいしかったです。しかも、入り口から右は和食のスペース。これも人気のようです。最近、泉北で「おすすめ」のお店がつぎつぎつぶれてばかりいたので、うれしいかな。

                 

★ガッティちゃんは力持ちです。少々重いものでも、これぞと思うと引きずってきます。いったん目をつけたテーブルのグラスなどは、「わんわん」とか「にゃんにゃん」とかいって大人の気をそらせておいて、パッとわしづかみ。その瞬発力はすごいです。そんなこんなで、「今年はおひなさまが、出せないねえ」とママと苦笑していたところ、友人から、かわいいおひなさまが届きました。和紙で作ったおひなさま((左上)と、焼き物で作ったおひなさま右上です。そして、左下のおひなさまは、わたしがその友人に貸していたそうで、いっしょに帰ってきました。このほかにも小さなおひなさまは、たくさんいらっしゃいます。トールペーント、ステンドグラス、ペーパークラフトなどなど。みんな手作りでいただいたものばかり。今年は、これらのおひなさまを勢ぞろいさせて……。

       
         右下の石の人形は、中国の無錫のお土産にいただいたものです。

2月15日(火) 「Tの会の楽しみ」

★心斎橋で「Tの会」がありました。合評作品は70枚。すでに某有名公募の一次審査を通過したことがある力作なので、合評にも力が入りました。きっといい作品になることと思います。その流れで四人の仲間と、知人から案内状が届いていた展覧会に行ってきました。一つは、「おむすびころりん」の原画展でした。中村景児さんは、岡信子先生の「大きなキャベツ」の絵を描かれた方だったのですね。とても楽しい絵でした。絵葉書も買いました。会場はアットホームといえばいいのでしょうか、小学生が真ん中の大きなテーブルで宿題をしながら、家族とつけっ放しのテレビにを見ていて、よその居間に土足で上がってしまったような気まずさを感じました。もう一つの展覧会は、そこから徒歩数分のチャクラというアジアンショップでの個展でした。築200年の古い商家の奥にある蔵が展覧会会場で、そこでいただいたレモングラスのお茶もなかなか乙なものでした。ひさびさにゆったりとした時間を持つことが出来ました。蔵では演奏会などもあるそうです。

         
              
                    渡り廊下から奥の蔵を望む
2月14日(月) 「さようならHさん」

★Hさんのお葬式がありました。昨夜のお通夜もそうでしたが、地域のために惜しみなく尽くされたHさんとの別れを惜しんで、会場からあふれるほどたくさんの方が参列されました。ご出棺のときに、「みんなカナリア会」のメンバーが中心になって、「今日の日はさようなら」を歌ってお見送りしました。享年82歳でした。Hさんのお人柄については、ごく一部ですが「とんぼ賞」に書かせていただいています(二年前のコメントですが)。「ハッスル部門賞」をご覧ください。

★学研から、読書感想文コンクールの表彰式の写真を二枚送ってきました。右側のお二人が結衣子ちゃんのご両親、左側が小学校の先生と島根県の学校図書協議会の審査員の先生(たぶん)です。わたしが胸につけている白い点のように見えるのは、不合格犬を支援するための「ラブちゃんバッジ」です。

   

                                            ラブちゃんバッジ

2月13日(日) 「パンの日♪」

★黒まるパンがやってきた! 後藤みわこ作「黒丸パンはだれのもの?」のモデルになった「ち→ちゃんのパン」が吹田から届きました。みわこさんが注文してくださったのです。物語を読んでもらうとこのパンのことがよくわかりますが、パンの中には黒ゴマ・乾燥わかめ・そば粉・きな粉・あわ粉・ひえ粉・きび粉・玄米粉が入っています。食パンを薄く切ってトーストしてバターをぬっていただきました。かりかりとした歯ざわりときな粉香ばしさが、口いっぱいに広がります。おいしい上に健康にいいのですから、言うことありません。物語の中のパンを食べられるって、なんだかすごい! 楽しみは分かち合わなくっちゃ。火曜日の「Tの会」に、トーストして持っていきます。童話教室のみんなにも試食してほしくって、一部冷凍しました。だって、黒まるパンは、みんなのパンなのですもの。

        

★お通夜に行っている間に、「いつもお世話になっています」というメッセージとともに、別のパンが届いていました。こだわりのパン屋さん「ルヴァン・ルヴュール」さんからです。いえいえ、お世話になっているのは、こちらの方です。ルヴァン・ルヴュールさんのことは、当HPの「とんぼ賞」のコーナーで、「ルヴァンな心」と題して書いていますので、ぜひご覧ください。

   
  すでに数個は家族のおなかに……

2月12日(土) 「号泣ストーリー」

★病気と闘っていらっしゃったHさんが、早朝亡くなりました。残念です。もっと長生きして活躍してほしかった方です。年長の方に僭越ですが、最後までご立派だったといわせてください。日曜日がお通夜、月曜日がご葬儀です。

★待ちに待っていたコミック雑誌「号泣ストーリー」(秋田書店)が届きました。「盲導犬不合格物語」のうち、「ゼナ」と「ベンジー」の部分が漫画になって巻頭に掲載されています。といってもストーリーは、原作を元に漫画家さんがイメージをふくらませたということで、伝えたいことは同じなのですが、エピソードが事実とは違っている部分があります。それなので、ベンジーの名前が変えてあります。漫画の最後に、「不合格犬はペケ犬?」というタイトルで、メッセージを書かせてもらえたこと、単行本の表紙を載せてもらえたことは、原作者としては、とてもうれしいことです。
           
   
    

2月11日(金) 「くさや」

★キッチンに入って来るなり娘が、「うわっ、猫、うんちしたん?」とききました。いいえ、くさやの干物を焼いているのです。以前、夫が東京に行ったときに真空パックに入った「とびうお」と「青むろ」のくさやを買ってきていたのですが、焼くときの臭いが強烈なので、賞味期限ぎりぎりまで放っておいたのです。「くさい! この世にこんなくさい臭いのものがあるなんて信じられへん。しかも食べるものなんでしょ?」と憤慨極まりない娘。突然、お昼寝をしていたガッティちゃんが泣き出しました。そっくり返って泣き止みません。庭に出ると泣き止むのです。「わかる、この臭いが原因やわ。生まれて初めて出会ったこの刺激臭。かなわんよねえ」とガッティちゃんをあやする娘。「今、窓も開けてるし、換気扇も全開にしてるから」とわたし。「ご近所さんも迷惑なはなしやわ」。ほんまにねえ。熱いあいだに割いて、醤油とお酒とみりんにつけて密封容器につめました。夫が帰ってきて、「お、くさや焼いてくれたん?」「はい、焼いてくれたんです」と、つい恩着せがましくなってしまいます。「ガッティちゃんがひきつけそうやったよ。もう買ってこんといてね、絶対に」と抗議する娘。「うわはっはっ。それにしても臭いなあ」。家族であの部屋も臭い。こっちの部屋もと大騒ぎ。髪の毛や服についた臭いは、時間がたっても抜けそうにありません。こんなに嫌われているくさやなのですが、ああ、たまらないほど日本酒によくあうのです。だれだろう、くさやを考え出した人は……? くさやについて知りたい方はこちらへ。

             
               

2月10日(木) 「一読一会」

★パンジョに向かう片側二車線(合計四車線)道路の真ん中に、茶色の犬が寝そべっていました。はねられ……た? 通りすぎてこわごわミラーをのぞいたら、こっちを見てきょときょとしています。生きている。どうやら腰を抜かしているらしいのです。わたしは講座の前に取材の約束が入っているので、車を止めて助ける時間のゆとりがありません。「警察に電話をして!」と、車を走らせながら後部座席に乗っている娘に携帯を渡しました。状況を説明している娘。「△○□〜※」。「でも事故にもつながるので……」と娘。「◇△×○ヾж▼…〜?」。「はい、よろしくお願いします」。電話を切った娘に、「何ていわれたの?」ときくと、「保護しても、一週間で処分されることになるので、助けて道路の脇に置いておきます。それでいいですか?」ということだったそうです。警察が助けに行ってくれるまで、他の車がはねませんようにと娘と異口同音にくりかえしました。「あの犬、どうなったか聞いてみたら?」。帰り道、娘にそういうと、「悲しい結果だったらいやだから、聞けない」とのこと。飼い犬で、無事家に帰ってくれていますように。

★パンジョの童話講座、今日は三人欠席でした。ひとりはインフルエンザ。ひとりはお母さんの看護。あとひとりはご自分とご主人のご両親の看護です。出席の人たちも、わざわざこの日のためにデーサービスにお母さんを預けて来ている人、お孫さんのお守りの合間に来ている人、大病の後のリハビリで来ている人、多忙な中、時間を割いてきている人、赤ん坊を抱えて来ている人(わたしの娘ですが)、みんなたいへんな中、子どもたちのために楽しいお話を書こうと、熱い思いでがんばってくれています。うれしいです。なお、インフルエンザですが、高熱が出て48時間以内なら、今、大変よく効く薬があるそうです。ご参考までに。

★帰宅したら手紙が届いていました。同じ町に住む大先輩からです。毎日新聞の2月8日の「発信箱」というコラムの切り抜きが入っていました。「青少年読書感想文全国コンクール」にちなんで、一冊の本との出合いは、まさしく「一読一会」だという高橋豊さんの記事で、「盲導犬不合格物語」を読んで内閣総理大臣賞をもらった森結衣子ちゃんのことにもふれてありました。それで送ってくださったのです。不合格犬とわたしの出会いは、元はといえばお手紙をくださったこの大先輩が、「だれかパピーウオーカーをしませんか」と地域に呼びかけられたのがきっかけでした。そこからつながっていく出会いは、一つ一つがまさに「一期一会」でした。手紙には、「貴書が、青少年に感動と共感を与えていることを大変嬉しく思います。どうか良書を出版されることを願ってやみません」と結んでありました。ありがとうございます。歩いて数分という近くにお住まいなのですが、わざわざお手紙をくださったこと、とてもうれしいです。

2月9日(水) 「重さ」

★昨年の夏に習い始めた洋裁ですが、欠席ばかりです。娘たちが幼稚園だった頃にも同じ教室に通っていたのですが、その時忘れたままになっていた裁ちばさみを、今日、先生が届けてくださいました。砥ぎ屋さんでといて、曲がっていた先をまっすぐに伸ばしてよく切れるようにしてありました。二十年ぶりに見る「菊一文字」の刻印は京都のメーカーで、たぶん母が買ってくれたものだと思います。わたしがすっかり忘れているのに、「沢田」というエフをつけてずっと大事に預かってくれていたんですって。ずしりとしたはさみの重さは、先生の愛情の重さ、かも。

                    
            
★うらに野良猫が来ていて、それはひどいどら声でがなりたてているのです。寒いのにいつまでも。一回えさをやったらもう居ついてしまうし、そうかといってあまりにかわいそうだし……。それにしても下品で、ひどい声なのです。これでは拾い手もいないだろうと夫に了解をもらって、キャッツフードをやることにしました。ちょっと顔をあわせたら声に似合わず、わりとかわいい顔をしているのです。ふてくされたように口の辺りをふくらませていますが。そして、逃げないで2メートルほど先でじっとこっちを見ています。なんとか慣らして避妊だけはしておきたいと思うのですが、わたしがいる間は、近寄ってきません。

★明日は、パンジョの童話教室。合評作品を読み、資料を作成しました。

2月8日(火) 「後任者」

★税金の申告の時期になりました。正当な手続きをして支払うべき税金は払い、還付してもらえるものは、ぜひ還付してもらいたいと思っているのですが、数字に弱いわたしは、細かい書き込みの欄を見ただけで、おっくうになります。夫は今日、済ませてきました。申告する金額はわずかとはいえ、放っておくわけにはいきません。どうせなら、さっさとすませて、すっとしたいと思うのですが……。


★わたしの後任の民生児童委員がまだ決まらないと、相談の電話がありました。フットワークが軽くて、口が堅くて、世話好きで、年齢的に50代までで、5年以上は当地域に住んでいて……。いらっしゃるようで、なかなか……。なんでも、今年は全国で3000人以上もの民生委員の辞任があって、後釜がなかなか見つからないそうです。

★2月4日の読書コンクール表彰式の皇太子殿下のお言葉が、宮内庁のHPにのっていました。畏れ多くも、ここをクリックすると読むことができます。
2月7日(月) 「ごめんなさい」

★昨日までできなかったことが、突然できるよろこび……。いえ、孫のガッティちゃんのことです。積み木が積めるようになりました。しかも七個も。昨日までは、人が積んだものをこわしてばかりいたのです。本人もうれしいらしく、大はしゃぎです。
                 
                         イメージ映像

昨日といえば、ご近所の門に飾ってあったかわいい犬の置物を、ガッティちゃんが壊してしまいました。大好きなわんわんを見つけ、「わんわん、わんわん」と近づいていったまではよかったのですが、興奮して、はたき落としたのだそうです。「置いていた方が悪いのだから。かえってわるかったね 」と、ご主人さまが出てきて、とてもやさしく気持ちよく許してくださったと、ママはたいへん恐縮していました。ばあばも恐縮しています。申し訳ありませんでした。


2月6日(日) 「目がハート」

★うれしいな、うれしいな。3月に毎日新聞に連載していただく物語のイラストができあがってきました。「この方にイラストを描いてほしい」と一目ぼれしたわたしの目に狂いはなかったというか、よこやまゆみさんのとてもチャーミングなイラストは、ユーモアにあふれていて、ちょっと難しいわたしの物語を、子どもたちがよろこんで読んでくれるにちがいありません。なんとなんと、タイトルの絵も30回みんなちがうのですもの。メインのイラストはもちろん、タイトル画を見ているだけでも物語の世界が広がってきます。早く、子どもたちに見てほしい、いえ、読んでほしいです、わたしのちょっと不思議な物語。あんまりうれしくって、すぐに毎日新聞社の担当さんに電話しました。社会部の男の方が電話に出てこられて、「お急ぎですか? 今日は日曜日ですので……」。おっと、恋はなんとやら。周りのことは、何も見えなくなっていました。だって、見て見て、とてもすてきなハンコまで作ってくださったのです。「ぺたぺたと押してね」って。

                  
                   この足の裏は、物語にでてきます

2月5日(土) 「思い出……」

★昨日、米原あたりは雪が積もっていて(行きは吹雪いていました)、新幹線は徐行運転でした。静岡あたりになると快晴で、富士山がとてもきれいに見えました。日本列島は細長いんだなあと、妙に感心しました。初めて富士山を見たのは、中三の修学旅行のときの汽車の窓からです。仲良しだった竹ツンとデッキで富士山のスケッチしていたら(昔の中学生はまじめですねえ)、「写真を撮らせてくれ」と、ちょっと好きだった男の子にいわれ、どきどきした遠い遠い昔のことを、富士山の向かって右のでっぱりを見ていたら思い出しました。そのでっぱり、なんとか岳というんですよね。忘れてしまいました。さてその男の子は著名な日本画家になったそうで、3〜4年前の同窓会で、しきりにわたしに会いたいといっていたそうです。去年同窓会に行ったときは、すでに亡くなっていました。富士の山にくらべ、人の命ははかないものです。


                 
       

★「ママのお祝い会をしよう」と、家族でおすし屋さんに行きました。昨日のうれしいできごとは、わたし自身は何の努力もしていません。島根県の本を読むのが大好きなおじょうちゃんのおかげです。彼女が、わたしの本を本屋さんで見つけてくれた幸運にカンパイしました。さあ、次の仕事にかからなくては。

2月4日(金) 「表彰式」

★青少年読書感想文全国コンクールは、今年記念すべき50周年だそうで、皇太子殿下ご臨席の元に行われました。たくさんの方が来られていて、想像以上に盛大なのでびっくりしました。ご挨拶・ご講評・表彰と式は進んで行き、受賞者の代表が感想文を読む段になりました。光栄にも、「盲導犬不合格物語」の感想文を書いた島根県の森結衣子ちゃん(四年生)が読んでくれるのです。その感想文は、4日付けの毎日新聞の朝刊(特集には1面から7面にわたり他の入賞者の感想文も)出ていますし、結衣子ちゃんの感想文は、すでにわたしの日記からも読めるようにしたのですが、(1月13日)、素直で感動的な感想文なので、ここに再度リンクいたします。結衣子ちゃんは、一呼吸あけるときは、こっくり頷いてタイミングをとっていて、それがなんともほほえましかったです。とてもお上手に読まれました。その感想文を受けて、著者代表ということで、晴れがましくもわたしがスピーチをさせていただきました。おかげさまで好評だったようで、知らない方から大勢声をかけていただき、とてもうれしかったです。「え、一体何をしゃべったの?」とわたしの仲間は聞くにちがいありません。はあい、了解。この思いはみんなにも伝えたいので、原稿があるうちにスピーチを載せることにしました。                   

 受賞者のみなさん、このたびは、まことに、おめでとうございます。
 みなさんの感想文は、四百万以上もある応募作の中から選らばれたと伺いました。
四百万、すごいですねえ。

 お話を書いた者の立場からいわせていただくと、
たくさんたくさんある本の中から、「この本にしよう」と選んで、
読んでもらえたことは、それだけで大きなよろこびです。
まして、こうして賞をもらってくださって、わたしはもちろん、
他の作者の方も、とても名誉に思っていらっしゃることでしょう。

「盲導犬不合格物語」を選んでくださった
衣子ちゃん、
ありがとうございます。

 わたくしがこの本で伝えたいと思っていたことを、しっかり読み取ってくださったうえに、ご自分のことと重ねあっての感想文、活字で前もって読ませていただいたときもそうでしたが、今、聞いていて深く感動いたしました。
 ゼナやベンジー、ラタンたち不合格犬も、「役に立ったなあ」って、
きっと喜んでくれていると思います。

 わたくしが、童話を書くときに願っていることは、一つ。
そのお話が、子どもたちへの応援歌になってくれたらいいなということです。

 今の時代は、
子どもが子どもらしく、天真爛漫でいるのはたいへん難しい、
そんな世の中です。

 「戦争はいけないことだ」と教えている大人が、
世界のどこかで、絶えず戦争がおこしていて、
そのためたくさんの子どもたちが恐怖の中で身をひそめて生きています。

「人に親切にしましよう」といいながら、
「道を教えて」と声をかけてくる人を、疑わなくてはなりません。

「守ってくれるはずの親」が、子どもを虐待することもあります。
「勉強が好きな子どもたち」でさえもつらくなるほど、
受験にむけて「知識」をつめこめなければなりません。
それは、子どもたちに芽生えてきた大切な「知恵」や「個性」を、
押しつぶしてしまうことになりかねないというのに、です。

「無理をしないで。つぶされないで。君は君のままで素敵なんだから」
 わたくしは、自分の書く童話の中で、形を変え、
いつもそうメッセ
ージを送ってきました

盲導犬の不合格犬は、そんな気持ちを伝えるのに、
ぴったりの素材だったといえるかもしれません。

 おばさん作家のわたくしの童話は、
決して「文学」といえるレベルのものではありません。
それが悩みでもありました。

 子どもたちをはげますつもりで書いた「盲導犬不合格物語」でしたが、
その感想文が、内閣総理大臣賞に輝いたことは、
結衣子ちゃんから、
「おばさん、おばさんは、おばさんのままでいいのよ。だいじょうぶよ」
と、あべこべに、はげましていただいたように思います。

 これからも、この姿勢を守って書いていく自信がつきました。
結衣子ちゃん、ほんとうにありがとうございました。

 そして、心からおめでとうございました。


あとで、結衣子ちゃんから、「おばさん、わたしは、<まいこ>ではなくゆいこ>です」といわれました。間違えたらいけない思ってふりがなを打っていたのに、ところどころ読み違えたようです。ごめんなさい。大事な名前を間違えるなんてねえ。おばさんは、正真正銘「不合格なおばさん」なのです。許してください。
式のあとは場所を移してパーティがあり、皇太子殿下が子どもたちにお言葉をかけられました。身動きが出来ないほどの混雑ぶりでした。顔見知りの出版社の方や見知らない関係者の方々に、たくさん声をかけていただきました。すてきな出会いがたくさんありました。結衣子ちゃんを探すのにたいへんでした。結衣子ちゃんはちょっとはずかしがりやさんのようでしたが、しゃべるときは自分の考えをしっかり伝えることができるおじょうちゃんで、子どもらしいかわいさにあふれていました。お父さんも、お母さんも素敵な方でした。パーティが終わってから学研さんにおごちそうになりました。新名所になったという東京駅前のビルの中の素敵なお店でした。その中にある丸善の書店も見学しました。ゆっくりお話もできてうれしかったです。朝6時前に家を出て、帰宅したのは深夜の1時近くでした。頭も心もおなかも、体中が、しあわせでいっぱいの一日でした。


2月3日(木) 「節分」

★明日は東京で、青少年読書感想文全国コンクールの表彰式があります。「盲導犬不合格物語」を読んで内閣総理大臣賞を受賞した島根県の森結衣子ちゃんが、代表して感想文を読んでくれるそうです。「それを受けて、スピーチをしてください」といわれています。時間は3分間。今日、草稿を作りました。色紙も書きました。結衣子ちゃんに差し上げるのもです。わたしの著書数冊にサインを入れて、盲導犬のマスコットバッジとともに持参するつもりです。

★「盲導犬不合格物語」コミック化にあたり書かせてもらったメッセージの校正が届きました。単行本の表紙を載せてくださるということでしたので、その部分もファックスしていただきました。湯沢直子さんという漫画家が少しフィクションも加えて描かれていて、「感動の巻頭カラー書き下ろし」だそうです。2月14日発売の月刊雑誌「号泣ストーリー」(秋田書房)に掲載されます。「号泣ストーリー」という雑誌は、30代から40代の女性向けのコミック誌だそうで、楽しみにしています。


★ご近所のHさんのご病状がここ数日思わしくなく、昨夜は、奥さんが病院に泊まりこまれました。お嫁に行かれたお二人のおじょうさんが、長岡京と千里から交代でほとんど毎日のように来られています。お仕事をされているのになかなかできないことだと感心するとともに、Hさん自身、お若い頃から、きっといいお父さんだったのだろうなとうらやましいおような親子の関係に感動しています。どうぞHさんの体から痛みが遠のきますように、心穏やかでいられますように、心から祈らずにはいられません。春の香りがする花かごをお届けしました。

★気忙しいのですが、そんな時こそちゃんとしなくてはと思い、海苔巻きを作り、いわしを焼きました。いわしの頭も信心から。ヒイラギの葉にいわしの頭を刺して、玄関ドアに飾りました。次女がこういうことにはこだわっているのですが、今はアメリカです。おーい、ちゃんとしたからね。

              
                      今年の恵方は西南西        

2月2日(水) 「あと一回?」

★空き缶回収の日。とても寒い朝でした。それでも8名ほどのお手伝いがありました。回収したアルミ缶の中にスチール缶が混じるのは仕方がないにしても、「スプレー缶」や「ビン」は空き缶つぶし機にかけた場合とても危険なので、出すときに混ぜないようにぜひお願いします。

★小学校のクラブ支援の日。老人ホームにお届けする「お元気カード」を作りました。今日が最終日ということで、子どもたちそれぞれに、スナップ写真をはりつけた修了証書を渡したのですが、「えーっ、ほんまに?」と目を白黒させることがありました。あと、もう一回あるんですって、クラブ活動。他のクラブを支援しているメンバーが7人とも、みんな今日で終了と思ってたそうです。手芸クラブも修了書を出したそうですし、絵本クラブは絵本を仕上げてしまい、茶道部は、指導者が着物を着てお手前を披露しました。「これで終わりやと思っていたのに。3月は、おまけやねえ」と苦笑。ボランティアクラブの子どもたちは、「お楽しみ会がいい」「抽選会してほしい」なんていっていました。今年は2月で終わりなので時間のゆとりがないと思い、12月のクラブのときに抽選会(じゃんけんだったけど)をしたのですが、またするの?


                        ボランティアクラブ修了書
                 
                       左はその子の感想文   

2月1日(火) 「雪の朝」

★今朝は、目をさましてから一時間半ほど、ふとんの中でぐずぐずしていました。犬までがいびきをかいて寝ています。なんだか静かだと思っていたら、庭に雪が積もっていました。

★明日は、クラブ支援の最終日です。修了証書を作っているのですが、クラブ支援を始めた七年前と比べて、子どもたちに体験させる内容が減ってしまい、残念です。せめてリサイクルと老人ホームへの訪問は体験させてやりたいです。

         1998年                     2004年
    @ボランティアってなあに          @ボランティアってなあに
    Aテレカ集め                  Aテレカ集め
    B車椅子の試乗                B車椅子の試乗
    C手話                      C手話
                              D盲導犬の話
    Dリサイクル                    
    E空き缶つぶし器作り
    F廃油で石鹸作り
    Gお年寄りに変身
    H和歌作り
    Iゲートボール
    J囲碁
    K介護用雑巾縫い               E介護用雑巾の縫い方
                              Fお年寄りに昔の話を聞こう・昔のおやつの試食
    Lお手玉と昔のおやつの試食           
    Mお年寄りへの年賀状書き          Gお年寄りへの年賀状書き
    N老人ホームへお元気カードの作成    H老人ホームへお元気カードの作成
    O歌や手品の練習
    P老人ホームへの慰問