2006年度  とんぼのいろはかるた 
                  ―創作の巻き―

      
2003年度     2004年度    2005年度

★い  いろいろあってこそ色  自分らしい色(作風)探そう

★ろ  ろくでもない話を  ろくでもある話にふくらませていく楽しさ

★は  話には 山あり谷あり 笑いあり

★に  似た素材 書き手の個性で 光りだす

★ほ  ほんとうに あったことでも ひと工夫
            (日記ではないのです。創作するということは)

★へ  下手だからと いいわけする間に ほら一行

★と  とにも書く  かくにも書く書く  しみじみと書く

★ち  近道はないのよ書く道  自力道(そう一歩、一歩)

★り  理屈とか 説教とかは書かないで(説明もね)

★ぬ  ぬくもりと ユーモアはいつも 背中合わせ(フーッ) 
  
★る  ルール違反 引用という名の盗作は重罪

★を  をかしさを 書いて読み手を 泣かせたい

★わ  若いからこそ書けることもある
               (若くないからこそ書けることもある)
 
★か  我を捨てて 人の意見に耳を貸す大切(思い込みはいけません) 

★よ  よくある話を変身させる醍醐味

★た  確かめてね しっかりと 小物が時代を語るから

★れ  レクチャーは机上の空論 書いてこそつく力
 
★そ  そんなこともあったよねは すべてお話しの種

★つ  月を見て宇宙の話 足元を見て靴の話
              (素材はどこにでもころがっています)

★ね  ねずみもみみずも 道野辺の草さえ主人公
         (ほら、何かいっているよ、昨日から脱ぎっぱなしの服だって)

★な  仲間になら わかってもらえる スランプも
               (仲間があって、合評があってのグレードアップ)
 
★ら  ライフワークとして 書くことに出会えてよかった高齢化

★む  むかしむかし といわれる時代に なるのよね現在(いま)も


 
★う   生みの苦しみ 育つよろこび
          (お話しを育ててデビューさせたときの感激)

★い   命を 作品にふきこむついでに ほらもふきこむ

★の   ノートを作ろう 創作のためのネタ帳
          (メモを書いたり、きり抜いたり、しておかないとすぐに忘れる)
  
★お   おまけに一つ ラストの工夫と読後の余韻

★く    苦労する 創作という木の剪定
        (それって、ほんとうにいる? 5枚童話は、いらないものをどんどん省いて)
 
★や   やっと書けた そこから始まる創作の道
                   (厳しい合評と推敲が待っている)

★ま  ま いいか 自分をおいつめないことも書く上に大事

★け  腱鞘炎に なるほど書いてた時がなつかしい

★ふ  プロットを きちんと立てて書くくせをつけよう

★こ  声をだして、読み上げてみると よくわかる物語の破れ

★え  絵空事が動き出す不思議 それぞ書く妙味

★て  手をさしのべる 子どもへのそんな思いで 書く童話

★あ  ああでもない 書く前から  悩まない

★さ  作家の資格 うそつきであること それを信じ込ませる筆力を磨くこと
 
★き  キャラクター しっかり決まれば、しめたもの
              (物語の方で動き出してくれます)

★ゆ  ユーモアは グレードアップの調味料

★め  メシのシーン ドラマと同じで盛り上がる
             (ありきたりではだめ。食べるもので暮らしが見える)

★み  見え隠れする 人となりこそ 作品の味

★し  幸せを 願いつつ書く 不幸せな話

★え  絵が浮かぶ そういわれたらしめたもの

★ひ  人の作品の欠点だけは よく見える
 
★も  もう一回 読んでみたいと いわせたい

★せ  戦争を書いて伝えよ 大人の役目
              (わかってはいるのですが……)

★す  寸暇を惜しんで書くことができる喜び

★ん  ん……? 生返事は乗ってる証(そんなときほど、用事が多い)