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がらくた玉手箱

ええがな映画 9/30


パンジョ童話教室



★200000をヒットされた方には
プレゼント


プロフィール

野寺夕子 (撮影)
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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9月30日(火)「ネタばらし……は、しないで」
★久しぶりに映画を観ました。チケットを買う列に並んでいたのですが、すぐ後ろにふたりの女性がいて、映画の話をしていました。本と映画の違い、役と俳優のイメージの落差など、なかなかおもしろかったのですが、「容疑者Xの変身」の話題が移った瞬間、容疑者Xの正体をばらしてしまいました。ショックでした。

本屋で「容疑者Xの変身」を見かけるたびに読みたくなるのをがまんしてきました。犯人がわかれば、映画を観た時のおもしろさがなくなるだろうと思ったからです。二人の女性のうちひとりが、そのあと、細々とストーリーの解説をしはじめたので、「すみません、楽しみにしているので」と言ってしまいました。

本を先に読むか、後に読むかで、映画のおもしろさが半減するか倍層するか、それは大きな問題です。「ダビンチ・コード」などは、映画のあとで本を読んでみて、じわじわと映画の場面が理解できて、とてもよかったです。映画を見る前に本を読んでいたら、投げ出していたかもしれません。

反対に先に本を読んでいて、こういうことだったのと思ったのは、最近では、「西の魔女が死んだ」でした。まごを持ったせいもあるのでしょうが、少女の視点ではなく、おばあさんの視点で見る事ができたのです。

映画の方がおもしろかった場合や、本のおもしろさを撮りきれていなかったケースもあります。そういう場合は、本は本、映画は映画と割り切るようにしています。

9月29日(月)「仕事、一段落しました」
★今朝の産経新聞に、わたしの書いた書評が載りました。『ありがとう、ヘンリー』(ヌアラ・ガードナー著、入江真佐子訳 早川書房)。

記事を読む
担当の記者さんは、作家さんでもあります。ブログによると、10月にご自身の新刊が出るようです。27日のブログには、新刊を書くにいたるいきさつが書かれていて、なにげないところから物語が生まれる不思議を感じました。同じ状況に出くわしたとしても、だれでもが書けるわけではありません。物語が生まれるひらめきの瞬間は、みんなそれぞれ違っているのでしょうね。

★畑をしている友人から、とれとれの「さつまいも」と「すだち」の詰まった宅配便が届きました。 お世話になっているのは、わたしの方なので恐縮なのですが、あまりにもおいしそうなので、さっそくスイートポテトを作りました。


大きなお芋なので、一本でこれだけも
★つい先日まで、暑い暑いとぼやいていたのがうそのような寒さです。毛糸を着るほどではないのですが、なんだか落着かなくて、ホットカーペットを入れました。気持ちいい〜♪ つくづく、しんぼうのできない性格だなあと思います。

今月〆だった仕事、いくつかの仕事、すべてクリアーしました。どうなるかと思っていたのですが、ほっとしました。次の〆切りを目指します。10月は外出することが多く、うまく調整しないとたいへんなことになりそうです。創作塾の合評作品も届き始めています。責任重大です。

9月28日(日)「秋深し……」
★早起きしたので、べたべただった換気扇を磨きました。起きてきたまごが目ざとく気づいて、「あたらしくかったの?」とききました。「磨いたねん」というと、「すごーい。あかるくなったね。ありがとね」と、ねぎらってくれました。家族のだれも気がつかないというのに。

古いので、あちこち塗料がはげています
「ばあば、はるさめすーぷってしってる?」と聞くので、「知ってるよ、おいしいよね」というと、「たべるもんとちがうよ、はるさめすーぷは」というのです。ん? と頭をひねりました。 ははーん、もしかして、「ハンサム・スーツのこと?」。「うん、それのこと」。やっぱりね、映画の予告編見たもんね。「あたしも、はんさむすーつ、ほしい」。「あんね、人は顔とちゃうねん、心が大事やねん」といったために、ややこしいことになりました。幼いまごにとっては、かわいい方がいいに決まっています。

故郷の家主催のコンサートが、栂(とが)文化会館でありました。5人のテノール歌手が繰り広げるステージは圧巻でした。同じテノールでも、声の質や歌い方で、感じが違うものですね。とはいえ、5人いっせいに割れんばかりの声で歌うこともあり、あまりの迫力に、なんだか疲れました。師弟関係が、なんともほほえましい感じがしました。民謡など、歌詞がわかればいっそう楽しめたkとでしょう。

通訳の女性も韓国の方らしく、日本語が堪能ではなさそうで、それはそれで好感がもてました。が、「かえってこいよ、そん」が、「帰れソレント」とは、少しばかり驚きました。まごレベルです。

★「女ひとり」の稽古風景がテレビで放映されたのですが、コンサートとダブってしまいました。いっしょにコンサートに行ったご近所さんが録画してきたというので、帰りに寄って見せてもらいました。
いたれりつくせりのビデオ鑑賞

パインさん手作りの栗のワイン煮は絶品

沢口靖子さんが休憩時間を返上して、難しい役を、真摯に取り組んでいる姿は、殺気立ってすらいました。全くイメージの違うミヤコ蝶々さんにチャレンジするのは、ひとつには演技の開眼でもあるようですが、わたしたちおばさんの感想は、そんなにがんばらんでも、もっとええかげんでええよ」でした。初日まで、あとわずか……。こちらまで緊張して来ました。

9月27日(土)「フレーフレー SONIC♪」
★滋賀県の野洲(やす)で、「関西ブロック電動車椅子サッカーチャンピオンズカップ大会」がありました。和馬くんの所属しているSONICが出場するので応援に行ってきました。トーナメントで10チームが実力を競い合いました。

電動式でない車椅子を使ったサッカーは、パラリンピックの種目になっています。が、電動式車椅子サッカーは、「機械に頼っている」ということで、パラリンピック参加のネックになっています。これは、おかしいと思います。電動だからこそサッカーにチャレンジできるという人たちもいるわけで、そのことに大変意味が深いように思います。
高く背伸びをした秋空に
長くてまっすぐな飛行機雲が♪
(この4〜5倍の長さ)


その下で、試合後の子どもたちが、談笑しています

ほとんどが中学生


野洲に行く途中で草津を通過しました。草津は、戦時中疎開していたところです。まだ赤ん坊だったわたしは、その頃のことは何も覚えていませんが、戦後、草津に買出しに行く母について何度も訪れたことがあるなつかしいところで、今も村の風景や農家のようすなど、記憶の中に残っています。

あれから60年。当たり前のことながら、車窓から見る駅周辺は、すっかり様変わりしていました。草津は今や田舎ではなく、高いビルやマンションが建ち並び、大都会といった感じです。おたまじゃくしをとったあの池、農家の裏を流れていた小川……。どうなったのでしょうか。

★干しごうや、戻して使うべきか、そのままがいいのか……。するめのてんぷらを揚げたついでに、乾燥したままで揚げてみました。大正解。


苦味もほどほど、カリカリで、めちゃおいしい♪

9月26日(金)「ご賞味……?」
★出先から、もみの木に電話を入れました。歩いているだけで、へたりこみたいぐらい体がだる重かったからです。最近は予約がいっぱいで、急に電話をしてもとれないことが多いので、早めに予約をと思うのですが、なかなかタイミングが合いません。ラッキーなことに、「2時からなら空いてますよ」という返事が返ってきました。駈け込みました。

魔法の手のおかげで、パンパンに張っていた背中がすっきり♪ 生き返りました。ばっちり、次回の予約を入れて帰りました。

★10月4日から大阪の松竹座で公演される沢口靖子さんからのメッセージです。

@9月28日3時から(4チャンネルで、「おんなひとり」の稽古風景が放送されます。前もって見ておくと、お芝居が何倍も楽しめそうです。
A10月3日が初日なのですが、公演に先立って、松竹座の前で出演者のご挨拶があるそうです。10時15分からです。


地域のパン屋さん「ルヴァン・ルビュール」さんにもポスターが

★夫の友人の高岸弘(ひろむ)氏は、残像メンタルトレーニングの開発者です。残像メンタルトレーニングを一言でいえば、「ごたごたした脳をクリーンにして、集中力を増し、パワーアップする」方法らしいです。新しく開発された、見ているだけで「気分がよくなる」「心が温かくなる」「やる気が起きる」という新シリーズのカードが、「ご賞味を」というメッセージとともに届きました。
目標をクリアーするための残像カード

まずは、この1枚を「ご賞味」してみます

9月25日(木)「ハッピーバースデー♪」
★昨日添付して送った原稿に手を入れたものが、朝一番の宅配便で、もう戻ってきました。早い♪ チェックが入っているところは、なるほど……。いつもながら、目からうろこです。「手が入った段階でゲラに出します。来週頭までに返せますか」とのこと。もちろんです。が、すぐさま手直して、原稿を取材先に送らなければ……。初稿なので、まだ見てもらっていません。 

★パンジョの童話教室の日でした。今日は、最高齢者の時子さんの83歳の誕生日だということを覚えていたうさこさんと女神さんの思いつきで、お茶タイムはサプライズのハッピーバースデー♪
笑顔と拍手でおめでとう

突然の、寄せ書き・花束・バースデーケーキに
時子さんもうれしそう♪

愛媛分校(?)からHALさんもお祝いに

半数が欠席で残念。
ひとりは仕事で遅れて……写真に入れませんでした
みんなそれぞれに忙しそう
いつもいい雰囲気で、心豊かな教室なのは自慢なのですが、悩みは、提出作品が少ないこと。今日は、「ひらめきで書いてきました」とがんばって出してくれた作品を合評しました。いろんな可能性が考えられる作品でした。物語が動き始めたらひらめいたモチーフにこだわらないで、時にはそのモチーフを切って捨てることも大切です。幼児童話として小さな子どもたちがいっしょにどきどき、わくわくできるようなお話に、ぜひ、ね。

9月24日(水)「いい本を読みました」
★歯痛も治まったので、深夜に原稿を見直して、朝いちばんに原稿を出版社に添付送付しました。これ以上は、冷静な目で見てもらわないと、どうにもならないところまで来ていました。編集さんから、「楽しみにしておりました。拝読して、またご連絡いたします」というメールが入りました。原稿を受け取った後の、打てば響くお返事がうれしいです。どこまでメッセージが伝わるか……。書き直しは覚悟ですが、ちょっと怖いです。

★次々々作に向けて、図書館と本屋に資料探しに行きました。本屋では、それ以外に、全く関係のない本を数冊買ってしまいました。本が招くのでしかたがありません。一気に数冊読みました。

★今日は、某出版社の企画会議の日でした。わたしの作品も検討してもらえることになっていたので、外出から帰るたびにメールをチェックしたり、電話の着信を調べたりして、どきどきしていました。夕方になり、(だめだったのかも……)と思っていたところに、電話が入りました。ふたつの企画のうち、一つが通ったそうです♪ かって新聞に連載した物語で、いつかは本にと心から願っていた作品だったので、うれしくて飛び上がりました。

もうひとつは、「△」でした。話がまだ具体的ではないので、しかたがありません。「決して没ではないのですよ」と温かいお言葉がはげみになります。△を○にするためには、取材を始めて、物語を具体化しなければなりません。取材先にいきさつを話すと、「全面的に協力します」とのことでした。いい風が吹いているのを感じます。やるっきゃないよね。

わたしのはずんだ声が子守唄代わりになったのか、電話をしている間に、そばにいた孫が眠ってしまいました。まだ夕方の6時前だというのにです。おやつをサンドイッチと牛乳にしておいてよかったと思いつつ、ふとんを敷いて寝かせて、茶々子の散歩にいきました。すぐにうんちをしてくれたので、ショートカットで家に戻りました。今日は、犬もまごも手がかかりませんでした。そういえば、昼ごはんは、眼科に送っていったひいばあちゃんが、帰りに冷麺を買って来てくれたので、手間いらずでした。夕飯は夫も長女もなし。こんな楽な日もあるのですね。

たっぷりの時間を、探し物に使ってしまいました。でも、まだ見つかりません……。

9月23日(火)「あ、肉球だ♪」
★幼児の描く絵っておもしろいです。今まで、あいまいにしか描けなかった部分が、突然リアルに、それらしくなってくることもしばしばです。それは、人の眉だったり、ヘアースタイルだったり、些細なことなのですが、わたしには、その小さな変化の発見が大きなよろこびです。

下の絵はねこ。ねこに肉球や爪があることに気がついたようです。

つい数日前までは、顔はねこでも
人間の場合と同じように、三角の洋服を着ていて
二本足で立っていました

★頭の先までキュンとくる歯痛で、集中できない一日でした。肩こりからだと思います。もみの木に行きたい……。そう思いながら、なかなか予約をとれずにいます。歯痛のときのご飯の用意。これは、できればパスしたいです。そうもいかないので、痛み止めを飲んで、なんとかクリアーしました。痛さに耐えるということは疲れるものですねえ。ひざの痛みは、いつの間にか治っていました。

9月22日(月)「切り株パワー」
★形といい、姿といい、わたしのイメージにぴったりの「切り株」を見つけました。

実用的には……
片足をのっけて靴の紐を結びなおせる
ちょっと休憩
小鳥のテーブル
そうだ、本屋のディスプレー♪
ここに、新刊を置いてみたいな、もちろん森をテーマにした物語

イメージ的には……
自然保護

孫子の代まで伝えたいもの
めげない力

★短編ノンフィクション出版社宛、送りました。受け取ったという返メールが届かないのは、連休で担当の編集さんがお休みなのかも。入れ替わり、協会編纂の短編依頼が出版社から来ました。今度は創作です。この企画はすでに進んでいて、1〜2巻は11月に刊行予定、わたしは3月に刊行の第5巻に書かせてもらえるようです。おもしろそうなシリーズです。まずは長編の推敲しなくっちゃ。最後にもう一工夫ほしいかな。よしっ、「切り株」のイメージパワーを拝借しましょう。

9月21日(日)「京都→神戸→大阪」
★お彼岸のお墓参りをしました。ひろりんさんが参ってくださっていました。最近は、メールでがうまく通じずもどかしく思うこともあり、塔婆を見て、会いたいなあと思いました。他にも母を偲んでお参りしてくださっていた方があり、母が亡くなって10年……、ありがたいことです。

せっかくの京都なので、京都シネマで映画を観たいところなのですが、墓参しただけで、急いで神戸にまわりました。原田の森ギャラリーで現代童画会2008関西展が開催されていて、同会委員でもある鳥垣英子さんが出品されていたからです。

「童画」というのが、わたしにはいまいちわかりませんが、子どもや動物、子どもの好きそうな物を描く、もしくは子どものような純真な心になって描く……と理解すればいいのでしょうか。その中で彼女の絵は、子どもに迎合していないというか、自分のスタンスを崩していない分、際立っていました。よし、十三の第七劇場に寄って帰ろうと帰えりかけたとき、ご本人がこられました。しばし、お茶を飲んで雑談しました。いい時間でした。

宇宙→彗星→船をモチーフにしたもので
ぱっと飛び散る星のかけらをイメージした金箔が神秘的でした
実物の青は、もっと深いです

岡信子先生の絵本「おおきなキャベツ」の絵を描かれた中村景児さんの作品も展示されていましたが、今日で展覧会は終わりだそうです。彼女は、引き続いてイタリア・ボローニャ国際絵本原画展に出品するための制作にかかるそうです。抽象画で描く絵本、ぜひ見てみたいです。

★心斎橋の大丸で開催中のターシャ展は夕方だからか、雨のおかげか、とても空いていて、ゆったり見ることができました。

広大な庭で大好きなガーデニングをしながら自然と暮らすのは素敵に思えますが、「怠け者の手は悪魔の遊び場」という信念で、ヤギのチーズやろうそくや毛糸までも自給自足している生活は、だれでもまねが出来るものではありません。4時半のお茶の時間を大切にしているといえばロマンチックですが、しなければならないことがたくさんあって、夕方の4時半にならないとお茶もゆっくり飲めない……のではないでしょうか。

「わたしはひとりが好きです。自分勝手だと思われてもいいの」という言葉が、彼女の生き方なのかもしれません。「うんと田舎に住みたい」という願いを叶い通すため、田舎生活に馴染めない夫と離婚。ひとりになりたいといはひとりになり、人手がいるときには家族や他の人を呼ぶ……。絵本作家として成功したからこその暮らしなのだなあとも思いました。

まごへのお土産にハーブのクッキーを買いました
おとなの味ですが、葉っぱがついているのが珍しいかな
本は、ずっと前に買っていたものを引っ張り出してきました

9月20日(土)「大虎状態……?」
★今日は、泉北障害者作業所での読み語り「あいらぶゆかい」の日だったのですが、朝方までパソコンを叩いていたせいで、ぼーっとして、忘れていました。携帯に呼び出しがかかって、すっとんでいきました。

いつもはざわざわしている作業所は、しーんとしていました。駐車場もガラガラ……。ほとんどが、秋の旅行に出かけているようです。参加者は、初めての人たちが多かったのですが、ピアノ・オカリナ・ハーモニカといっしょに楽しく秋の歌をうたって、本を読みました。

わたしは、協会から出たばかりの「心にひびくお話」(学研・高学年向き)の中から、自作の「母ちゃんのお母さん」を読みました。反応がとてもよかったので、順番に読んでいこうと思っています。尚、「心にひびくお話」の低学年向きも、まもなく発売です。公募の入選作を集めた本ですので、公募対策にもおすすめです。


★酔芙蓉の花が、今年も次々咲いています。かなりの酒豪ぞろいで

ぽーっと色っぽいのも束の間


すぐさま、ぐてんぐてんの大虎状態に

★映画『パコと魔法の絵本』は、登場人物がみんな不可思議なキャラクターに扮装しているので、4歳のまごでもよろこぶかなと思って連れて行ったのですが、後半は眠ってしまいました。フラッシュバックで物語が進行していくことや、それぞれのキャラクターが持つ葛藤のおもしろさが幼児にはわからなかったのかもしれません。

9月19日(金)「秋ですねえ」
★一気に涼しくなったので、体が楽です。犬の茶々子も、散歩の途中で、へばらなくなりました。
「あんなところに、せみのぬけがら」
まごが高い梢を指さします。けんめいにこの夏を生きたよ、といっているようです。
「1、2、3、4、5つもあるよ」
「夏のわすれものだね」
「でも、まだこえがしている」
「あれは、秋の虫」
「わかった、ばった!」
ばったではないけれど、静かに秋が来ています。

せみは数日しか生きないからかわいそうだといわれているけれど
地面の中で、何年も生きていたのよね
地中でしか生きられない生物もいる中
最後に地上に出て、木登りもして、思う存分羽ばたく
「いい一生かも知れないねえ」と次女と話したばかりです

★ノンフィクションの短編を取材先に送ってチェックしてもらっていたのですが、その原稿がファックスで返ってきました。細々とした指摘があり、なるほどと感心しました。意向を汲み、加筆訂正しました。後は出版社に送って、編集さんのチェックを受け、最終原稿を再度、取材先に見てもらおうと思っています。

長編のノンフィクションですが、ここ数日、温存していました。連休明けまでに推敲して、編集さんに送りたいと思います。これは、構成上の問題もあるからなので、そのあと取材先にチェックしてもらうことになりますが、一か所ではないので、手間取るかもしれません。

涼しくなったらお話の続きを聞かせてくださいと取材を申し込んでいる方がいます。そろそろ動かなければなりません。再話の打ち合わせも、連絡が入る頃でしょうか。わたしにある人を紹介したいという連絡も入っています。来週には、待ち遠しいお返事が届きます。いい結果でありますように。

9月18日(木)「まごは、すでにおばさん化」
★近所のおくさん(70代)から、「おまごさんによろしくお伝えください」といわれました。おくさんの話によると、その日は、雨が降っていたこともあって、夕方、薄暗くなってから、ご主人が玄関の溝を掃除していたらしいのです。すると、じいじといっしょに犬の散歩に出かけていたまごが通りかかって、「もうくらいいから、みぞにおちないでね、けがをするから」と言ったんだそうです。「主人が、やさしいお子さんや、といたく感激してしまって……」と。

ごきげんだ毎日を過ごしているまごですが、運動会の練習がはじまって疲れるのか、夕飯を食べながら眠ってしまうこともあります。「ばあば、あたち、きょうも、もうすぐねるとおもう」というので、あわててごはんを食べさせました。宣言通り、7時を待たずに夢の中でした。

★今年になって観た映画が100本になりました。車で10分足らずのところに映画館があることと、年齢的にいつ観ても1000円ということで、気楽に足を運べるのはうれしいことです。映画を見ている間は、頭は白紙です。いろいろなもやもやがふっとんでしまうので、ストレス解消になります。とはいえ、ああ、観てよかったとぐっと心に来る映画は、そうはありません。確立は、読書といっしょかなと思います。それでも、映画は面白いです。

それにしても、マンガの映画化の多いこと。このところずっと続いています。スティッチのツボ押しを見つけました。映画を観ながら一石二鳥を狙ったのですが、あまり効きません。100均グッズの方が優れものです。

9月17日(水)「どんぐり、くるくる……」
★散歩がてら、次女を駅まで送っての帰り道、頭の上からくるくる舞いながら、何か落ちてきました。あ、どんぐり♪

小鳥がついばんだのでしょうか? 
葉付きの、まだ青い実でした
どんぐりを炒って食べていたのは、だれだったっけ……? テレビで見たような、それとも夢だったのか……。もしかしたら、最近読み直したわたしの物語の中で、どんぐりだんごを作る場面があったからなのかも……。どんぐりというだけで、いろいろなことが頭の中でフラッシュします。いずれにせよ、緑色のどんぐりとは初めての出会いです。

駅まで往復歩いただけで、ひざが痛んできました。すっかり治っていなかったのでしょう。「ばあば、びょういんにいって、ちゅうしゃしてもらったら、すぐなおるよ。いこいこ」とまご。「嫌や。注射は痛いもん」とわたし。「ちゅうしゃがいたいのと、ひざがいたいのと、どっちがええのん? あたちはどっちでもいいよ。ばあばがじぶんでえらんだら?」といわれてしまいました。

正確にいえば、痛いのはひざというより、ひざ小僧より少し下(の内側)です。昨年12月に足首を捻挫したのですが、その影響かもしれません。治りそうでなかなか治りません。

9月16日(火)「永久歯だ♪」
★「よもぎかん」は、屋久島のよもぎたっぷりのだんごのような、おもちのような、ずっしりべたべたした和菓子です。

よもぎ入りではなくて、
よもぎそのものといった感じがします
いい香がして、ほんのり甘くって
なかなかおいしいです

昨日、カルフールで
屋久島でもなかなか手に入らない「三岳」(みたけ)が
かなりたくさん並んでいるのを見つけました

ただし、値段は、なんと
現地定価の2倍以上でした!

★次女が帰ってきているのですが、たった2泊という慌しさです。せめてランチと買い物だけでも付き合いたいと思い、出かけました。が、まごのお帰りの時間や夕食のこと、締め切りのこと、もしかしたら、敬老会に行ったひいばあちゃん、鍵を持っていったかな……。病み上がりの夫が早く帰って来るかも……など考えると気忙しく、あたふたと帰ってきました。「のんびりぶらつけない症候群」というのがあれば、それになってしまったのかも。

「あばに、よおく見せてごらん」。幼稚園から帰ってきたまごの歯ぐきを、次女が見ています。痛くはないようなのですが、腫れていて、ここ数日、食べ物を噛みにくそうにしていました。「あ、うしろに永久歯が生えてきているよ♪ 歯医者さんに行こうね」。乳歯がぐらぐらしていて、もうすぐ抜けるとのことです。歯ぐきは、バイキンが入ったとのことで、消毒をしてもらって帰ってきました。次女がいると助かります。いろいろ驚くような情報も聞かせてくれましたし、おもしろいパソコンサイトも教えてくれました。

★短編をいちおう脱稿しました。今回の短編はノンフィクションなので、取材先にチェックをしてもらうために原稿を送りました。本編の物語の他に、1枚のコメント、3枚の人物紹介がいりました。単行本の原稿も大詰めに来ています。これも、取材先にみてもらわなければなりません。少なくとも5人……。そのあと編集者のチェックが待っています。

思いがけないところからの講演依頼の留守電と、編集さんからの打ち合わせのはがきが届いていました。どちらもお返事しそびれてしまいました。明日、いちばんに。

9月15日(月)「敬老の日」
★夕べは中秋の名月でした。お月さまはベールをかぶっていましたが、光は、この星に向けて煌々と放たれていました。友人がススキを届けてくれたので、酔芙蓉とさるすべりを手折って、添えました。

新しい物が大好きなテルちゃんの毛並みは、
映画「グーグーだって猫であるい」のサバにそっくり♪

★乾燥ゴーヤ、自家製といいたいところですが、次女のお土産です。わたしが干していたゴーヤは雨に打たれてだめになってしまいました。

それにしても、カラカラ!
干しエビといっしょにてんぷらにするか
それとも戻して……
★敬老の日ですが、わが家にはわたしを含めて、世間で年寄りといわれる年代の者が3人もいます。高齢化社会の縮図をみるようです。まごたちの世代に負担をかけないためには、元気で最後の時まで自立していることだと思います。体が老いていくのはしかたがありませんが、どんな場合も、自分の意志と経済力で……と願うばかりです。ひいばあちゃん(夫の母)も、亡くなったわたしの母も、その点しっかり生きています(いました)。たいしたものです。

まごが、夫とわたしの肩をたたいてくれました。

力いっぱい、行進しながらバンバンバン!
ひえ〜、痛いよお〜

★「お世話になりました」というメッセージと共に、ある方から布で編んだわらじが届きました。お世話になっているのは、こちらの方です。ご実家が綿(めん)専門の布地屋さんだそうで、端切れが変身したんだそうです。わたしも、わらじつくりに挑戦した事があるのですが、なかなか難しいものです。素足で履くと、健康にとてもいいそうです。敬老の日にふさわしい贈り物です。

はんなりしたいい色♪
鼻緒はきりりと、黒字に赤い絣もよう

9月14日(日)「能・狂言とチェロのコラボレーション」
★大阪の難波にある料亭つる井で、お座敷文化サロンがありました。土瓶蒸しなどのお料理を楽しんだあと、狂言師安東伸元氏との舞を鑑賞しました。お弟子さんがチェロで奏でる曲はバッハやアメージング・グレーズ。西洋音楽と日本の古典のコラボレーションを目の前に見るという素敵な時間を過ごしました。

「古典は洋の東西を問わず、人間の宝」といわれて
うなずくばかりです

「松虫」(左)と「暁の明星」(狂言歌謡)の楽譜
五線紙が出現するまでは、音を上げたりかげたりする記号が
文字の横に書き添えてあるだけで
あとは耳で伝承されてきたのだそうです

そもそも歌というもののルーツは声明
(西洋の場合はグレゴリオ聖歌)だそうです
安東氏の解説を伴う指導のもと
アリアのような「松虫」と「暁の明星」を、口移しに謡いました

能面も拝見しました

わたしと友人は前に呼ばれて
女面をつけて、仕草をさせてもらうという
めったにない機会に恵まれました
細く開けられた目から見える視野は狭いのですが、
前方は、意外にも、大きな円状態で見えます
能面にはお香が焚き染めてあって
厳かな気分になりました

男性のおふたりも……

とてもいい時間でした
安東さんは、狂言の大和座を主宰されています

10月の文化サロンは、詩吟と琴・尺八による吟詠ライブだそうです
お問い合わせは、つる井へ06(6211)1019

夫は風邪をこじらせているし、わたし自身は締め切りも迫っていて、連続の外出はきつかったのですが、無理をして参加した甲斐がありました。明朝、屋久島での調査を終えた次女が帰宅するという電話が入りました。うれし、いそがしになりそうです。


9月13日(土)「再会♪」
★創作仲間のお誘いを受けて、「赤毛のアン展」を観た後、「らくご紙芝居&こども寄席」なるものを見に、ワッハ上方に行ってきました。上方亭は、狭い小さな寄席なのですが、幼稚園〜小学校低学年の子どもたちが30人ほども来ていました。

紙芝居寄席というのを始めてみました。「おしどり」という姉弟コンビ(え、ほんまはご夫婦……?)が、紙芝居の語りを見ぶり手振りで、姉はアコーデオンを片手に、弟は針金細工を交えてしゃべくるのですが、小さなこどもたちにも、大いにうけていました。子どもたちは、正直です。人の笑いに迎合しません。笑う個所はそれぞればらばら。こどもにより微妙に違っていて、そっちを観察するのもなかなか面白かったです。でも笑う時は、心底、笑っていました。

落語家がさわりで、小話が長くなったのが落語だと説明していたのですが、小話の例に、おなじみの「となりに囲いができた」「へえ〜」という小話をあげていました。これはまったく受けませんでした。「塀」そのものを知らないのかもしれません。少し長くなって、「桃太郎」のおばあさんが、流れてきた大きなさつまいもをひとりで食べて、おならをした。そのおならが山まで届いて、おじいさんは柴を刈らずに「草刈った(臭かった)」は、めちゃうけでした。そして本題の落語に入っていったのですが、落語の世界も、1枚、5枚、10枚……長編とあるんだなあと思わぬ発見をしました。

★藤原みどりさんの個展、今日が最終日ということで千日前の画廊を訪れました。藤原みどりさんは、若いお母さんです。おじょうさんのももちゃんもやふゆちゃんたちが通う小学校に講演にいったのがご縁の始まりです。わたしのホームページのカウントをヒットしてくださったとき、本をお送りしたあと、ももちゃんの感想文とふゆちゃんの感想画、みどりさんのお手紙が届いて、感激したものです(ふゆちゃんのすてきな感想画は3月25日の日記でアップしています)。

今日が最終日。撤収のため、ももちゃん(大きくなったね)やふゆちゃんも
お父さん(も、また芸術家)といっしょにやってきました
会えてよかった♪
みどりさんから、わたしの講演を聞いたことがきっかけで、一時お休みしていた創作を始めたときいて、それはそれはうれしかったです。わたしは、講演したあと、いつも(あんな話でよかったのかな……)と自己嫌悪にかられます。ときどき、見当違いのことも話してしまうこともあるので)。「そんなことないですよ」といってもらって、はげみになりました。ありがとう♪ 

9月12日(金)「運を拝借……」
★東京から、編集さんが、わたしに会うためだけに来てくれる……。まるで夢のようなことが実現しました。お手紙があって、電話がかかってきて、ついに、今日、大阪でお目にかかりました。とてもいい、特別な一日でした。

ごいっしょにお仕事ができるといいのですが、それはともかく、いろいろお話ができる機会が持てたご縁に感謝です。更に、うれしかったことは、彼女の息子さん(1年生)のキャラクターが、まるで、わたしが書いてきた(いえ、これからも書きたい)タイプの、枠にはまらない元気な少年だったのです。いいな、いいな、タイプです、やんちゃな子♪

★延長で預かってもらっていたまごを幼稚園に迎えに行って、夕飯の用意にかかりました。豚しゃぶサラダと、久々に青首大根を見つけたので、油げと炊きました。風邪でダウンしている夫のために、口の中がさっぱりする簡単な一品を。

甘酢につけておいたみょうがとキュウリをあえて
紫蘇のふりかけをまぶすだけ


セロリを炒めて、ピリ辛酢醤油味に
夫は、流行を先取りするといえばがっこいいのですが、毎年、家族のだれよりも先に風邪をひきます。そして治るまで3日ほど、完全にダウンしてしまいます。本日の会食の約束はもとより、明日から、久しぶりにヨットに乗りにいく予定だったのに、残念なことです。まごにうつると家族がふりまわされることになるので、夫は自ら隔離状態です。

今日は、夫の運までわたしが使ったのかも。いやはや、申し訳けないことです。

9月11日(木)「パンジョ童話教室」
★童話教室は、情報交換の場でもあります。いつも、いろいろな情報が飛び交います。

ひとしきり、おしゃべりの花が咲きます
今日の、とっておきは、
社会福祉法人「心の家族」創立二十周年記念の
韓流歌手のコンサート。
超一流のオペラ歌手が、世界の曲を歌います。
なんと無料。ただし招待券がいります。
(詳しくはここをクリック

引退犬を支援している日本サービスドッグ協会の
来年度のカレンダーの申し込みの受付が始まりました。

年3〜4回はまわってくるレナウンのバーゲンのチケットも楽しみです。
「これは前のバーゲンで買ったのよ」と
いかに安く買えたかの自慢話も始まります。

「オードリ・ヘプパーン展」などパンジョホールでの催し物も
無料チケットがもらえます。

10月23日、京都産業会館で、
「故郷の家・京都」建設記念日韓ビッグ対談として、
日野原重明聖路加国際病院理事長
李御寧(作家)
黒田福美(女優)の対談があります。
無料(申し込みは京都新聞経由)
残念、わたしたちは童話教室の日です。

おひなまつり、芝居小屋訪問、折りにふれてのランチの会など、
楽しみ上手な人たちの集まりです。

今日のお茶タイムには、シンガポール・中国土産の
珍しいお菓子も♪
みんな行動的です。
極め付きは三か月間ハワイに滞在中の生徒さんも。

え? はい。ちゃんと勉強もしました。わいわいがやがやおしゃべりの最中に清書して出した人も♪ 一枚童話ならではの気軽さです。一枚童話の効力は? と疑問に思う人もいます。なんでもチャレンジ。習作だと思って書いてみるといいですよ。意外と楽しいです。

一枚半の作品も、三分の二枚の作品もありましたが、文章を削ぎ落としたり、膨らませたりして、きっちり一枚にすることにこだわると、力がつきます。でも、いつまでも一枚童話に浸っていないこと。それぞれの終着点を目指してください。

書く事が特別なことではなく、生活の一部になればしめたものです。

9月10日(水)「高いだけのことはある?」
★「経営者にとって役に立つのは、耳ざわりな直言である」とチキンラーメンの発案者でもある安藤百福さんは言っています。深く感じ入る言葉です。

経営者でなくても、「それはちょっとちがうかも。おかしいよ」と正直に言ってほしいし、言える人にわたしもなりたいのですが、正直な意見をいうことで、相手が気分を害する事があります。いわなければよかったと後悔する一方で、言ってあげた方がその人のためにはよかったのだと自分に言い聞かせながら、気持ちの狭間で、しんどい思いをすることも度々です。おせっかいおばさんの宿命なのかも。

★ピアノ教室の先生から人参ジュースが届きました。わたしの単行本を教室に揃えてくれているので、たまにアンソロジーを差し上げているのですが、そのお返しなんですって。

リンゴジュース入り
顔見知りの宅配のおじさんに、「このジュースは1本でも高いんでっせ」と具体的に値段をいわれて、恐縮してしまいました。半ダースも……。なんだか申し訳ないことです。わたしには少し甘めなので、レモンを絞りました。天然100パーセント♪ 体がみるみる元気になっていくような気がしました。

そういえば、先日、別の宅配会社の人にすすめられて、北海道のトマトジュースを買いました。2000円だったのですが、180CCの小さな瓶が8本しか入っていませんでした。(わ、たかあ!)と思ったのですが、これも、めちゃおいしかったです。

9月9日(火)「注意、注意」
★午後1時ごろ、車に乗ろうと思ったら、なんと、夫のキィがささったままになっていました。もしかしたら、昨夜から……? 家のキィもついています。なんと大胆な! きっと夫は気づいてないだろうと思っていたら、夕方、帰宅して開口一番、「鍵、抜いてくれた?」と聞いてきました。なんでも、昼からスポーツクラブに行く時に、車に乗せてあった本をとったのだそうです。そのときに抜き忘れたらしく、わたしはすぐそのあと車に乗ったので、ほんの一瞬のことだったようです。ほっとしました。

いえいえ、一瞬でも気をつけなければなりません。「いったん停止」をしなかったということで、キップを切られてしまいました。(しまった!)。見渡しのいいところで、車も来ていなかったし、スピードも出ていなかった……などと弁解はしませんでした。たしかに道路に白いペンキで、「とまれ」と書いてありました。帰る道々、あちこちで検問があり、停められている車を見かけました。秋の交通安全週間なのでしょうか。

(しまった)が、事故後の(しまった)ではなくてほんとうによかったです。事故は一瞬の気のゆるみからだと、つくづく感じました。気を引き締めて運転しなければ。みなさんも、ね。

9月8日(月)「おさがりのTシャツ」
★あら、まあ♪ 2008先生のすすめる夏休みの本に、「引退犬命の物語」(学研)が選ばれていました。「命の重さはみな同じ」は、神奈川県の2008夏休みの推薦図書にもなっているようです。「盲導犬不合格物語」は、2008年度もまぐまぐの推薦図書に……。

全国的な推薦図書にならないかぎり、出版社からは連絡がないものです。ネットを検索していて偶然知ったり、知人の連絡で知ることがほとんどです。編集さんのお話では、上記のすべてのことは、トーハンの夏のすいせんに入ったからのようです。トーハンさん、ありがとうございます。

「スペシャル・ガール」が2008長崎県のテーマブックになったことは、出版社から連絡がありました。


★わたしが家で着ているTシャツのほとんどは、次女のおさがりです。お下がりはたくさんあるので、汗をかくたびに手当たりしだい着替えて、重宝しています。「外に出るときには、やめといた方がええよ」といわれているのですが、犬の散歩やマーケットには、かまわずチノパンとお下がりで出かけます。

郵便局に寄ったら、局員のHちゃんに、「B’zですね。サマーソニックの」といわれました。これ、ビーズのTシャツだったんだ……。帰って改めてながめてみると、前はシンプルだけど、

背中は、派手です
Hちゃんは、大のビーズファン。昨日もコンサートに行ってきたんだそうです。それにしても、パッとひと目で、いつのイベントのTシャツかわかるなんて、さすがですねえ!

9月7日(日)「まごの名言」
★朝が早かったので、昼間、ちょっと仮眠をとりました。ひいばあちゃんがわたしを呼んでいたのに、気がつきませんでした。まごが、とんでいって、「としこさんは、いま、きゅうけいちゅうです」といったんだそうです。ひいばあちゃんと笑ってしまいました。

★短編の校正が届きました。かって、「話のびっくり箱」に掲載された作品の再掲載ですので、目を通すだけですみそうです。全7巻統一用字用語が使われるので、気になるところがあればいってくださいとのことです。
★たくさんの迷惑メールの中に、親友の名前を見つけたよろこびもさることながら(そこだけ光っていました)、メールの内容を読んで、疲れがふっとびました。

夏休みに、新宿の紀ノ国屋に行ってびっくり!! 
8Fのエレベーターを降りた目の前に課題図書コーナーがあるのですが、
小学校3年生のところに
『命の重さはみな同じ』(学研)が積んでありました。
東京都の小学生の課題図書になっていたのですね。

ほんと? 知りませんでした。ハッピーハウスの代表も、きっとよろこんでくれるでしょう♪ 同じハッピーハウスのことを切り口を変えて書いた『シャイは、どこへ行った?』も増刷になったところです。もっとたくさんの人に、400頭近い犬や猫などの命を守っているハッピーハウスのことを知ってほしいです。不況のあおりをうけて、募金や支援会員が減急減し、四苦八苦していると聞いています。みなさんのご理解を!

9月6日(土)「うさぎのパンツ……?」
★茶々子との朝の散歩から帰ってきたまごが、「ばあば、おみや♪」とくれたのは、小指の先ほどの小ちゃな小ちゃな花。小さいけれど、

目いっぱい、元気に咲きほこっています

★「泉北障害者作業所」での、読み語りと歌「あいらぶゆかい」の日でした。わたしはこのところ、取材や旅行の日と「あいらぶゆかい」の日が重なってばかりで、久しぶりの参加でした。今日は、作業所の仲間もスタッフも、いつもの半分……以下。人数は少なくても、楽しいことには変わりありません。みんなで、体をいっぱい動かして、盛り上がりました。鬼のパンツはやっぱりうける♪ わお、うさぎバージョンもあるんだ。こんどしようね。

本も、2冊読みました。キキキ氏の読んでくれた「あおさん」(日本児童文芸家協会から寄贈してもらった本)は、「青さん」→「海の中」→「赤さん」→「ポニョ」へとつながっていき、次回は、♪ポニョ ポニョ ポニョ 魚の子……を、みんなで歌うことになりました。

ポニョの映画、三分の二の人が観ていました

★仕事も……しています。

9月5日(金)「ささやかな、まごの願い」
★朝が早いまごは(6時には起きています)、夕方、幼稚園のホームクラス(延長保育)から帰ると、子ども番組を見ながら眠ってしまうことがあります。晩ごはん抜きにさせるわけにはいかないので、お楽しみのおやつは、「ごはんを食べてからにしようね」ということになります。今日も、ぺちゃくちゃおしゃべりをしながらごはんを食べていたのですが、ほんの数分、台所に行って戻ってみると、もう夢の中でした。

それにしても、大きくなったものです

取材校の子どもたちの俳句が届きました。どの句もいきいきしていて、短い言葉の中に凝縮された自然の中でのさまざまな体験が、はじけだしてきます。いいなあ、島の暮らし♪ それにつけても思うことは、まごの日常です。おとなになって思い出す、まごの今はどんななんでしょう……。わたしが同じ年ごろは、戦後ということもあって物質的には恵まれていませんでしたが、家族がいつもわたしの方を見ていたので、心はとても満たされていました。

まごの相手よりもパソコンに向かいたいわたしは、眠ってしまった姿を見て、反省することしきりです。「じいじがかえってくたら、ぶらんこしてね」といっていたまご。そのじいいじは腰痛、わたしは膝痛(ほぼ治っていますが)。18キロになった孫を、ぶらんぶらんさせるのは堪えます。いつも、「あと1回でおわりだよ」になってしまいます。あしたは、せめて、「あと3回だよ」と、まごのささやかな願いを十分とはいえないまでも満たしてやりたいものです。先ほどまで、雷雨を伴ってはげしく降っていた雨は、すっかりやんでいます。

<お知らせ>
       
沢口靖子さん主演のお芝居「女一人」の
「お楽しみ付きチケット」の受付は、終了しました。
たくさんの方のお申し込み、ありがとうございます。
追って、
楽屋訪問のパスポート付き「チケット交換ハガキ」が、
代表の方に届きます。
内容をご確認くださいますよう、
よろしくお願いいたします。

尚、一般前売り券の発売は、9月10日から
松竹座で。

お芝居の稽古が、
昨日から東京で始まったそうです。
かなり盛りだくさんな内容だということです。
楽しみ♪



9月4日(木)「羽ばたけ、みみちゃん」
★友人とごうや談義の結果、てんぷらにするには、干した方がかりっと上がるのでは? ということになりました。そうよね。専門家は、てんぷらは「衣」と「火加減」などと小難しいことをいうけれど、意外なポイントはこれかも♪ 友人にもらったごうやをさっそく薄切りにして、軽く塩茹でしてから天日に干しました。結果は後日のお楽しみに。
★南区のイメージキャラクターは、「みみちゃん」。南区役所のあちこちで、「いらっしゃい」とみんなを迎えてくれています。みみちゃんがいるだけで、ぱっと明るい感じがします。

ここにもいるよ〜♪
トイレでは
「いつもきれいに使ってくれて、ありがとう」
と、みみちゃんらしいごあいさつ
みみちゃんの活動をめぐって、「みみちゃん活用検討委員会」なるものがあります。委員は、南区役所内の各課からひとりプラス、南区の福祉協議会、地域包括支援センター、保健センター、市税事務所などの代表13名で構成されています。ひょんなこよから、わたしも今日は、区長さんとその委員会に出席しました(区長さんはいつも出席されているのかもしれまん)。

10月に彦根で開催されるーキグるミさみっと2008−「ゆるキャラまつり」に参加が決まっています。。

それにしても、今や全国的なゆるキャラブーム。帰宅後テレビをつけたら、ふんどし姿の「くらわんこ」なる犬のキャラが紹介されていました。くらわんか餅で知られている枚方市のキャラクターだそうです。なぬ! 彦根市は「ひこにゃん」だけではなく、「ひこちゅう」や「やちにゃん(姫)」など5つのキャラがござるのか……。5人そろえばシナリオも書けるというものぞ。歴史やいわれのある町は、強いですねえ。参加キャラの紹介

堺市はともかく、ここ南区はニュータウンの1部なので歴史は浅く、全国的に知られているものはありません。でも、束縛されるものもないので、みみちゃんは自由に羽ばたけま〜す。とはいえ、うまく羽ばたけるかな……。着ぐるみのみみちゃん、かなりの重量級です。いえいえ、体重は関係ありません。「ゆるキャラまつり」をきっかけに、全国に羽ばたく壮大な企画も上がっていました。

★さあ、仕事、仕事。長編の構成を変えたいと編集さんに連絡を入れました。いろいろ話し合った結果、「それならいいでしょう」ということに。

9月3日(水)「幸せの香り」
★朝、枝豆を茹でて、熱々をご近所のおじいちゃん、おばあちゃんにおすそ分けしました。帰宅して家のドアを開けると、豆の香ばしいにおいが漂ってきました。それだけで心が満ちてきました。


★幼稚園、通常は3時に帰ってきます。ホームクラスをお願いすると5時まで延びます。1学期は「ホームクラスにいかせないで」と言っていた孫でしたが、2学期になってから、「きょうもホームクラスにしてね」と喜々としていってくれます。どうやら、年長さんのお友だちができたようで、折り紙やお絵かきを教えてもらうのが、楽しみのようです。折も折、友人が、色紙で折ったアンパンマンを孫にくれました。わあ、そっくり♪

すごい、すごい!
わたしまで興奮してしまいました

★秋の到来です。間違いなく。断言できるのは、わたしにとって秋口と春先には恒例になっている「声枯れ」が始まったからです。毎年、そのうちに治るだろうと思いつつ、長引かせてしまいます。かって耳鼻咽喉科に行って、血液検査もしてもらったのですが、原因はよくわかりませんでした。症状を抑えるだけなら、「かわたれ」の朽木洋さんに教えてもらっている漢方薬がいいようなので、咳き込みが始まらないうちに、漢方薬屋さんに行ってみようかな。


9月2日(火)「♪はーるばる来たで、枝豆〜」
★石巻市産の枝豆が届きました。わたしの手元に届くまでには、ちょっとしたドラマがあったようです。

熱湯で、たった3分茹でるだけ
この夏、友人が尾瀬に旅行に行ったのですが、そのとき、偶然いっしょになった人の写真を撮ってあげたそうで、帰宅後スナップを4枚送ったところ、そのお返しに届いたのがこの枝豆でした。とってもおいしかったので、中に入っていたチラシを頼りに、わが家の分も注文してくれたんですって♪ 「香りまで違うから食べてみて」。夜の8時。夕飯も終わっていたのですが、早速茹でてみました。今まで食べた枝豆の中で、いちばんおいしいかも♪ 香ばしくって、きなこの味がしました。

★講演依頼の大切なメール、読まないうちに消去していました。よくぞ、再度メールをくださったことです。わたしの場合、パソコンが認識していないメールは自動的に消除済みフォルダーに入ることになっています。フォルダーを空にする前に必ずチェックしているのですが、差出人が明確でない場合や、件名に心当たりがない場合は、そのまま一括して消してしまうことがあります。申し訳ありませんが初めてメールを送ってくださって、折り返し返事がない場合、用件の内容がわかるように件名を書き換えてもう一度お送りください。よろしくお願いします。

★仕事。

書評、一気に書いて送りました。ノンフィクションだったのですが、タイトルになっているメインテーマより、それを書いた母親である作者の生き様に、より感動しました。うまく伝わるといいのですが……。

長編と並行して、短編にかかりました。短編はアンソロジーなので、他の作品と文体を統一するため、いろいろ条件があるので気をつけなければなりません。が、まず、気にせず書いてみようと思います。チェックはそのあとで。

すでに7割方書けていた長編は、もっと広い視野で取り組もうと、構成を変えました。そのため資料請求しました。新学期が始まりお忙しい中、わたしの無理をきいて、たくさんファックスを送ってくださった谷井校長先生、ありがとうございます。冊子が届くのを心待ちにしています。

編集さんから、残暑見舞いが届きました。「涼しくなれば」とお約束していた打ち合わせが、そろそろのようです。また、30日の日記で書いた、効き目あらたかな「お守り」の主から、電話がありました。今日のがんばりは、その成果かも♪

今、読んでいる本に、「人生に遅すぎることはない。60歳、70歳からでも新たな挑戦はある」と書かれています。まさに♪ いろいろな能力が落ちてきているのは日々体感していますが、ニーズがある間はボランティアにいそしみ、ひらめきがある間は、創作を続けたいと願っています。家事? できればほどほどにと思うのですが、家族構成上、なかなか放免してもらえそうにありません。


9月1日(月)「長月というけれど……」
★ちゃぐりんの10月号が届きました。

ちゃぐりんショートストーリのコーナーに
わたしの書いた「ノープロブレム」が載っています
はかない片思いの話ですが「実りの秋」がテーマなので
食欲がらみの物語にしました

★今日こそは、とパソコンに向かっていたのですが、昨夕の晩ごはんのことを思うと落ち着きません。埋め合わせに、ひいばあちゃんをランチにさそいました。友人から聞いていたお店で和風べんとうを食べたあと泉が丘まで送っていきました。ひとりでゆっくり買い物をしたいというひいばあちゃんを残して、早くパソコンに向かいたいわたしは先に帰りました。

帰宅してしばらくすると、ひいばあちゃんがタクシーで帰って来ました。しかも着払いで。なんでも、泉が丘のセンタービルのトイレにバッグを忘れたというのです。すぐ前の店でくだものを買おうと思って、忘れたのに気がついて、あわてて戻ったのだけれど、もうなかったのだといいます。「届けた?」「出てくるわけながない」。でも……。出てこなくて元々だからと、センタービルの番号を調べて電話したところ、保安室に電話をしてくれということでした。「いいよ、あるわけがないよ」というひいばあちゃんを尻目に電話をかけたところ、「それなら、今、交番に届けてきました」ということでした。すわっ!

交番では、受け取る前に遺失届けを出さなければならないようで、その手続きを、パソコンに不慣れな人がしてくれたので、かなり時間がかかりました。「たいした物は入ってないから出てこなくてもいいよ」といっていたひいばあちゃんですが、「よかった」とよろこんでいました。家に帰ってほっとする間もなく、孫が帰ってきました。やれやれ……。

孫をお風呂に入れて、いっしょに眠ってしまいました。つなぎっ放しのパソコンと、深夜の4時に再会です。長月といえども、あっという間の、短い一日でした。

沢田俊子著作紹介


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アンソロジー一覧

スペシャル・ガール
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引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社







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