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1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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6月30日(火)「めったに庭にでないチッチが、最近よく、めだかの水を飲んでいます」
★ノンフィクションですが、取材先とやっと連絡がとれました。記憶力抜群の方なのですが、それでも、60〜70年の前のことについてはあいまいな点もあり、また、聞き取るわたしの勘違いもあって、今ごろ、あ、そうなんだ……と気がつく点もありました。

もう一度、全体に手を入れなければならなくなったので、締め切りを一週間延ばしてもらいました。締め切りに間に合わないのは、全く初めてなのですが、出版社は部内の移動があってばたばたしているらしく、快く、来週でいいと言っていただき、ほっとしています。

歴史物ではないのですが、歴史を書いているのだという実感がしています。モデルの方が、大きく変わる時代を生きて来られたので、新しい発見と感動を、子どもたちに届けることができると思います。

★アパートを借りた長女ですが、仕事がお休みの日は、まごを幼稚園に迎えにいって、いっしょにそっちに帰っています。こちらにいるときは、ぐうだらしていたのですが、家事もてきぱきこなしていて、暮らしも快適なようです。まごもすんなり、あっちとこっちの生活を楽しんでいます。

一週間に数日だけですが、わたしも肩の荷を降ろせる時間ができるので、ありがたいです。よく決断してくれたと思います。車で6〜7分のところなので、おかずを届けてやりたいと思うのですが、ぐっとがまんです。次女から電話があり、こちらも、元気にしているようで、ほっとしています。

とはいうものの、一方ではなかなかほっとできない問題をいくつも抱えています。「濃く生きている」と受け取り、待てば回路の日和を信じて、なるにまかせようと思っています。

6月29日(月)「冬の惣菜だと思いつつ、さばの味噌煮を。安かったのと肌寒かったので」
★今日はがんばらなくっちゃと、集中して推敲していると、インタホーンが鳴りました。「はーい」と返事をしつつ玄関にとんで出ると、なんとまあ、幼稚園バスが停まっているではありませんか。まだ2時半なのに……? 「今日から懇談が始まりましたので、いつもより早いのです」ということでした。家にいてよかった♪ それにしても、延長保育で5時半の帰宅だと思っていたので、3時間の喪失は、手痛いです。

★夜、地域の友人から電話がありました。「泉北障害者作業所のボランティアを探していたよね? 主人が、よかったら行きましょうかっていっていますよ」という、思いがけないお話でした。ご本人が電話口に出てくださったので、日程の打ち合わせをしました。めちゃうれしいです。ご主人は、リタイア後、ニーズに応えて老人ホームのボランティアもされています。それだけでも素晴らしいと思っていたのですが、作業所にも手を差しのべてくださるというのです。心強い限りです。元気が出てきます。

今年の4月締め切りで、障害者自立支援法を見直そうと署名運動があったのですが(2月14日の日記)、その結果が障害者の暮らしに反映するかどうか(わたしは署名の力を信じていませんが)……。改革されることを願う一方で、地域のことは地域で支えていく方が確実な気がします。

今回、泉北障害者作業所のおせんべい班が働きやすいように応援してほしいというニーズに応えようと「ボランティア募る」の声がけをしたところ、6人が快く応じてくれました。その人たちはみんな多忙な人ばかりですが、月に1〜2回ならと、時間をひねりだしてくれました。今は小さな力に過ぎないかもしれませんが、小さな力の積み重ねが、やがて障害者も働きやすい社会になるための礎になるようにと願っています。

6月28日(日)「週末は向こうに、平日はこっちにというまごたちの生活が始まりました」
★友人が、「父の思い出に」と、遺作の瓦當文(がとうもん)皿」を届けてくれました。
「長生未央」と彫られています

「長生きして家が尽きることなし」という意味だそうです

在りし日を偲び、心からご冥福をお祈りいたします

★とれたばかりのとうもろこしをいただきました。生でも食べられるそうですが、1分だけ茹でました。めちゃ柔らかくって、香ばしくって、なんて甘いんでしょう♪
種類なのでしょうか、刈り取る時期の問題なのでしょうか
おどろきのおいしさなのです

1本のとうもろこしで、たちまち幸せ

パンジーが終わったあと放っておいたら
鉢が峰の園芸屋さんが、じゃがいものお土産を持って
インパチェンスなどを植えに来てくれました

ついでに、庭の草を引いてくれたのですが
我が家のプランターの枯れたナスの苗を見て
(夫とまごが張り切って植えたのにね)


近々、庭に、畝を作ってくれるそうです

★マイケル・ジャクソンの死を悼んで、フィリッピンの囚人たち1500人がスリラーを踊っています。もともとダンスは、刑務所での運動不足を補うために取り入れているそうですが、なんと、日本の教育テレビで放送している「アルゴリズム体操もしているよ」と娘が教えてくれました。同じ体操なら、ラジオ体操よりもこちらの方が楽しいかも♪ 日本では、現在、裁判制度が問題になっています。裁かれ、罪を償うことはもちろん重要なことですが、それとは別に、更正中の人々にも、楽しむ権利があるのではと、ふと思いました。2007年の本格的なダンスの映像も公開されています。

★ノンフィクション推敲しているのですが、思うように進んでいません。
6月27日(土)「芋茎(ずいき)を湯がいて、油揚げといっしょに煮ました。夏の味です」
★先日、友人が送ってくれたじゃがいもは、北海黄金という種類で、表面の小さな赤い斑点がかわいいです。黄金(こがね)という名前の通り、実は黄色です。べとつかず、ほっくりしているので、ポテトサラダにしてもおいしかったのですが、

リンゴとゆでたまご、玉ねぎだけのシンプルな味です
今日は、短冊にして茹でたしゃがいもを、春巻きの皮で巻いて揚げました。椎茸が苦手な、まご用です。
左がベーコンとじゃがいもチーズ入り

オーソドックスな春巻(右)より、おいしいか♪も

★「お昼はいらないよ」とひいばあちゃん。自分の部屋でオートミールを炊くそうです。オートミールねえ……。わたしがオートミールを知ったのは、40年も前、結婚したばかりの頃です。夫が、朝食に食べるというのですが、わたしは、それまでに食べたことがないので、出来上がりがイメージできなくて困りました。お米のおかゆとは違ってすぐに炊けるのですが、牛乳で炊くのか、水で炊いてから牛乳をかけるのかは好みのようです。はちみつや砂糖を入れて食べるのには、驚きました。(そうか、翻訳物語によく出てきた「おかゆ」って、このことだったのか……)と、妙に感心したものです。

それにもうひとつ、物語に出てくる「まぐろのサンドイッチ」というものの正体が、シーチキンサンドのことだとわかったときは、やはり、(そうか、そうだったのか)と、安堵しました。それまでは、食パンに赤い切り身がはさんであるのを想像して、食文化の違いとはいえ、外国の人はけったいなものを食べるなあと気になっていたのです。『お弁当は、マグロのサンドイッチ』なんて書かれていると、生ものなのにだいじょうぶなのかなと心配したりもしました。というのも、わたしが子どものころは、まぐろの油漬けというものはあったように思いますが、シーキチンの缶詰は、まだありませんでした。今は、シーチキンを知らない人はいないでしょう。我が家のキッチンにも、常に2〜3個、転がっています。シーチキンの缶詰って、昭和のヒット商品ではないでしょうか。

6月26日(金)「映画館に行く隙間時間がないまま、次々新しい映画が封切りに……」
★長女が、アパートを借りました。まごといっしょに自立するためです。とはいえ、ウイークデーは仕事があるので、幼稚園のお迎えができません。当分は、今まで通り、我が家から仕事や幼稚園に通うことにして、週末だけの自立からはじめるそうです。「自立ごっこ」です。そのうち本物の「自立」になりますように。すでにカーテンをとりつけ、ベッドやテーブルは入っていたのですが、今日、電化製品が届くというので、手伝いに行きました。
え、これは?

ウォーターサーバーだそうです
一か月無料のお試し期間中
お湯も出るそうです

ウォータークーラーはあるのですが
時計はありません
「だって、公園にあるもん」

部屋からは、公園の時計がばっちり見えます
正確に動いているのは、管理が行き届いているからでしょうか
近くに、こんな公園がいくつもあって
子どもたちが、たくさん遊んでいます
まごにも、いい環境です

それにしても、若者の価値観はおもしろいです

夕飯は、賢い電子レンジにお任せだそうです

6月25日(木)「少し日を浴びただけで、肌がぴりぴりします。衰えた肌には酷な季節」
★「畑に行ったら、こんなにでかくなってた」と、早朝、近所の友人が、30センチもあるきゅうりを届けてくれました。リタイア後もスケジュール帳が真っ黒にもかかわらず、彼女の庭は、花園に迷い込んだようにさまざまな花が咲いています。スケジュールを調整して、7月から、おせんべいボランティアにも参加してくれるそうです。心強いです。「忙しいからできない」は口実にすぎない、「心が足りないのだ」と、身を正しました。

きゅうり、昔ながらの味がしました

★パンジョ童話教室は。半数欠席というさみしさでしたが、その中で、3作合評しました。それぞれいい意見がでました。

空堀教室と合同勉強会のときに合評にかけた短編は、藤田先生からいただいたアドバイスで、作者がひらめき、書き直したものです。「土」と仲良しの彼女ならではのひらめきが生きています。あとは、むだな部分をそぎ落として5枚に収めましょう。

「命」がテーマの中編は、「4年生にもなって幼稚だ」という意見も出ましたが、反対に大人目線の子どもだっているわけで、どんな子どもの場合でもそれをキャラクターとして描けばいいのです。そのためには説明ではなく、この子はこういう価値観の子なのよという奇抜なぐらいのエピソードがいくつかあれば、ばっちり読者の心をつかみます。テーマがしっかりしているので、余韻が残るいい作品になると思います。

100枚にチャレンジした作品は、登場人物のキャラクターがしっかり立ち上げられていました。どんな物語も、登場人物のキャラクターがあいまいだと、物語がうまく展開していきません。力がついてきたと思います。ただ……、みんなが合評してくれた通りで、だらだらと書かないで、ここぞと思うことをより深く、物語の本筋から離れたところは、削ってしまいましょう。乗りに乗って書いた部分はなかなか削れないものですが、「削る勇気」も必要です。
ふた粒のさくらんぼ

どちらも、名だたる作家さんから届いたものです
みんなにも、あやかってもらいたくて
たったひと粒ずつですが、おすそわけ
「おまじない」になりますように

「土」が大好きな彼女は、「種を植えてみる」そうです
桃の種も、実が生る木になったんですって
6人集まれば、6人のおもしろさ♪

★屋久島にいる次女から、パッションフルーツ(時計草の実)が届きました。食べたいと思っていたので、うれしいです。

スプーンで掬って、種ごと食べます
「きょねん、7つおとまりしたときにたべたね」
と、まごも大よろこびです♪
6月24日(水)「時間の綱渡り……。すでに落ちているのかも。今日も睡魔に負けました」
★『海と太陽と花』が届きました。『小さな島のちっちゃな学校』(汐文社)のモデル校、松山市立野忽那小学校(平成21年3月休校)が実施していた「瀬戸内シーサイド留学」の、22年間の記録(写真集)です。先生方が写されたいい瞬間の写真ばかりです。
豊かな自然と島の人たちの大らかなふところと
そして、先生方の深い愛情が
ページ繰るたびに、あふれてきます

裏表紙                      表紙

野忽那小学校の終盤に立ち会うことができたことは、光栄でした

★午前中は、泉北障害者作業所のおせんべいボランティア、午後からは、「認知症サポーター講座」に出席しました。

80歳を過ぎると、4人に1人は認知症……だという現実を踏まえて 地域で認知症の人たちを支えようと厚生労働省が、「「100万人のサポーター」キャンペーン中だそうで、これもその一環です。

サポーターの印だというオレンジの腕輪をもらったのですが、この腕輪を、講座を聞いた人たちに100万個配って、すでに100万人のサポーターを確保したというころですが、その人たちは果たして、ほんとうにサポーターなのでしょうか。この考えの浅さが、まさに、今の政府の高齢者対策の浅さにつながっていると感じました。

「ごはんを食べてない」、「家族に財布を盗られた」という症状が認知症だということは、すでにだれでも知っています。おざなりの話はカットして、それをサポートするために、どうすればいいのか、教えてほしかったです。                        

地域ケア政策ネットワークのホームページからカリキュラムを確認すると、いろいろなサポート方法があるようです。ただ、末端に来ると、その大切な部分がすっぽり省かれて、これを立ち上げた真意が伝わっていないのだと感じました。              

講師は、認知症の介護経験のある方を選んだ方が、伝わってくるものがあるのではないでしょうか。机上の空論的な講座を聞いただけでは、認知症を支えるサポーターには、とてもなれないと感じたのは、わたしだけではなかったようです。介護現場の声をもっと聞かせてもらえると、「わたしなら、こんなことをお手伝いできますよ」といえるのですが。腕輪はもらいましたが、わたしをカウントしないでください。今の段階ではサポーターにはなれません。                                          

もし、認知症になっても、人としての尊厳が保たれ、ふと我に返ったときには、大切にされている実感とともに、生きているよろこびを感じたいです。また、介護する立場で考えると、やむなく施設に入所させた場合、会いに訪れるたびに、入所している親の幸せを感じることができる、そんな施設があってほしいです。「終わりよければすべてよし」の高齢者ならびに、認知症の対策を願います。そのためのサポートなら、したいです。


寸劇やティータイムもあったりして
地域のスタッフはこの講座のために
がんばってくれていました
熱い思いは伝わってきました
認知症について、意識を持ついい機会でした
ありがとうございます

★まあ、さくらんぼ♪ 山形産です。ご恩ある方から届きました。あべこべだと思いつつ、ありがたくただきました。昨日、届いたさくらんぼは、少しずつおすそわけをしました。そしたら、ちゃんと♪

ぽってり甘くって、口福を感じます♪
6月23日(火)「だばだばどゅわーんと一日が終り、もう翌日。時間に負けたよ、とほほ」
★後藤みわこさんの新刊、『シロクまつりへようこそ』(学研エンターティーン倶楽部)をご紹介します。「ぼく探偵じゃありません」シリーズ第3巻です。7月には、今年に入って4冊目の本が出版されるようです。シリーズをいくつも抱えているみわこさん、すごい勢いですねえ。

「あのお、ぼくう……」
(探偵なんかじゃありません)
と、最後まではっきりいえない弱気のリキくんのところに
つぎつぎ舞い込んでくるなぞ、なぞ、なぞ
リキくんの天才的なひらめきと
姉の知世の行動力が合体すれば
たちまち名探偵の誕生

解決できないなぞは無し♪

★各地から、自然の恵みの贈り物が届きました。感謝していただいています。

甘さがきゅんと詰まったさくらんぼは、信州の恩師から


掘り起こしたばかりのじゃがいもは
忙しい友人が、仕事の間に丹精したものです


たくさんあったトマトやキュウリ
デジカメでとる前に食べてしまいました

6月22日(月)「一日中、強風が吹いていました。深夜には強い雨。メダカ、大丈夫かな」
★宮下恵茉さんの新刊『ロストガールズ』(岩崎書店)をご紹介します。すごいですねえ♪ 新作『ガール! ガール! ガールズ!』(ポプラ社)が出たばかりなのに(15日にご紹介)。第15回小川未明文学賞受賞作『ジジ、君と歩いた』(学研)で、第37回日本児童文芸家協会新人賞を受賞。その後の活躍も目覚しい若いママでもある書き手さんです。

「お母さんのいいなりになんか、もう、なりたくない」
自我に目覚めた少女が、母親とはぐれたデパートで出会ったのは
自称、迷子の天才だという少女
現実から逃げるのか、立ち向かうべきか
ふたりの少女が出した結論は……
読者の共感を呼ぶストーリーです

★編集さんのチェックの入った原稿とにらめっこしています。書き込みには、(なるほど、そうよね)と思うところばかりで、ありがたいばかりですが、ノンフィクションなので、確認し直さないと手を入れられない部分が多々あります。しかも、五十年も前の記憶を呼びもどしてもらわなければならないので、なかなか難しいところです。

6月21日(日)「男前の次女は、力仕事ない?と気配りつつ、研究地へ向かいました」
★「口の中がいたい」というまごに、「おみまいのおてがみ、くれる?」と催促されました。そうよね、ばあばが、腰が痛いときも、咳が出るときも、「だいじょうぶ?」ってお手紙くれるものね。ありがとうの気持ちをこめて、まごあて、お見舞いのお手紙を書きました。
「ママにもらったおてがみと
ばあばのおてがみのおかげで
お口のいたいのん、こーんなんだったけど
これぐらいになった」

「どれぐらい?」 「これぐらい♪」
★夜になり、パソコンに向かったときは、眠たくて、目が開けていられませんでした。創作は、ほぼお休み。今月末の締切に向かって、あしたから、がんばろっ。

6月20日(土)「ひょっこり次女が帰宅♪ たとえ一泊でも、家族がそろうのは喜びです」
★泉北障害者作業所での歌と語りの「あいらぶゆかい」の日でした。8月のコンサートでうたう「作業所の歌」には、もともと手話がついているのですが、この際、きちんと習っておこうと思い、作業所に行く前に、手話ボランティアをしているほのかさんを訪ねました。彼女も10時半から別のボランティアが入っていて、お互いに見つけた30分足らずのすきまレッスンです。

一番の歌詞の中に、「大事」という言葉が3回出てきます。それを手話に置き換えてみると、3回とも違う手話になるんだそうです。文字に書くと同じ「大事」でも、前後の言葉とのつながで、言葉の持つ意味が微妙に違うと彼女はいいます。言葉だけを手話に直訳しても、聾の人に通じないそうです。作業所の中だけでならいいのですが、公の場で手話を披露するのなら、聾の人にもわかる手話にしましょうということでした。「手話だけがひとり歩きしないように、常に聾話者と共に」という言葉は、かねてから聞いていたのですが、今日、すとんと納得しました。

「心の中に、心の中に」という同じ言葉の繰り返しの手話も、深さの違いを現すように2回目の「心の中に」は、「深く」という手話をプラスするように、教わりました。

★「たたみいわし」ならぬ、「たたみかれい」です。朝ごはんのおかずに、おすすめです。

さっと、あぶって

一枚ずつ外します

ちょっとお醤油につけると、香ばしさも倍増
食欲増進(になっては困るのですが)

6月19日(金)「久々に、東京の町子ちゃんから電話がありました。わお、携帯に何回も」
★手入れもしないで放っておいても、季節が来れば忘れずに咲く花が、殺風景な庭を潤わせてくれています。

あじさいといい、このアガパンサスといい
雨の季節にふさわしい色合いです

★机の上がすぐに山積みになってしまいます。パソコンやそれに付随した機器の上や周りには、ありとあらゆる大事な(もしかしたら、もう不要になってしまったかも知れない)資料や本、文房具、未処理の郵便物などが積み上がっていたり、まごが幼稚園にでかける前に、「あずかって」と持ってくる『お大事』や、さらに身の回りの物も……、というわけでいつも雑然としています。

その中から、気になっていた本代の振込み、自動車税、市民税、著作権使用許諾書、出版契約書、投函するべき出欠はがき……を見つけだしました。、すべて、ついでに、ついでにと思っているうちに、ずいぶんためてしまいました。

机の上には、さらに猫が寝ていたりして、まさに「魔女」の物語に出てくるテーブルそのものです。

6月18日(木)「窓から爽やかな風が入ってきます。クーラーの季節に入る前の幸せ感」
★朝一番の宅配便で、「魔女」の再校が来ました。わくわく、どきどきします。一気に読みたいところですが、まずは、絵本の打ち合わせに行ってきます。

★絵本の「絵」(ラフ)が出来てきたので、文を削るための打ち合わせがありました。長年続いている月刊誌なので、文を書く条件が決まっています。7場面。しかも全体で1000字以内(理想的には900字前後)に収めなければなりません。昔話の再話なので、伝えるべきところは伝えなければなりませんが、でも、それだけではつまりません。可能なかぎりのオリジナル性と、遊び心も残したいです。そんなことを考えながら、「この場面は、もっと文字を落としてください」という限界ぎりぎりの要求に応えるのは、なかなかおもしろく、実にいい体験をさせてもらっています。

★幼稚園バスが着くときに、いつもお迎えに出てくるテル。今日こそは写真を撮ろうと待ち構えていました。いつもはお座りしてお行儀よくお迎えするのですが、今日は、出てきたばかりでバスが着きました。
あら、早いわねえ

立ったままでしつれい

スイミングのある日は
夕飯のまえに、さっさとまごをお風呂にいれます
案の定、7時すぎには、うとうと……
プール見学に行ってきたママの話では、まごは
「あんまり泳げないグループにいて
ずっとおしゃべりしてた」そうです
泳ぎ疲れたのだはなく、しゃべり疲れたんだ
らしいよね♪

6月17日(水)「炊飯器が壊れたので、鍋でごはんを炊いているのですが、失敗もあり」
★桐下駄をいただきました。「かるい、かるい♪」。まごがさっそく履いて、はねています。

「じっとしてて」とやっと撮った一枚

鼻緒の甲に当たる部分には
滑らないように別の布が接いであります


下駄の裏側にゴムが貼ってあるのは
どこにでも履いていけるようにとの
配慮なのでしょうか

★「入院しました」という件名のメールを深夜開いて、いっしゅん、たじろいでしまいました。白髪のおばあちゃんが、顔面、青あざにもかかわらず、ピースして笑っている写真付だったからです。差出人の名前はありません。アドレスを検索したのですが、今までに届いたことがないものでした。だれだろう……。顔には絆創膏を貼ってあったり、何よりもほっぺたの骨が陥没したと書かれているほどのけがなので、顔全体が腫れていて、だれなのか、すぐにはわかりませんでした。ご本人ではなく、家族の方が携帯で写真を撮って送ってこられたのだと思いますが、真夜中だっただけに、ちょっとびっくりしました。

と思っていたら、今朝、ひいばあちゃんも、左目から額にかけてひどい青あざ!おとといの夜中に、トイレに行って転んだそうです。「昨日は、なんともなかったのに、今朝になって青くなってきた」そうですが、昨日、わたしは早朝から深夜まで留守にしていたので、連続パンチをくらったようなショックを受けました。

ひいばあちゃんは、夜中に眠れないことを気にして睡眠薬を常用しているのです。昼間、部屋をのぞくと、たいていは眠っているので、睡眠は十分足りていると思います。「少々眠れなくても大丈夫だから服用しないで」といくら頼んでも、「睡眠剤ではなく誘眠剤だから」といって、なかなか聞き入れてくれません。ベッドから落ちたり、転んだりは、2度や3度ではないのです。転んだのがきっかけで、寝たままになることもあるとので、冷や冷やです。

6月16日(火)「花粉シーズンも終り、インフルエンザも下火。マスクは日焼け防止用?」
★福山と広島での童話教室の日でした。それぞれ雰囲気は違うのですが、どちらも書くことが好きな人たちばかりなので、なかなかいい教室になりそうです。

福山教室は、まだ生徒さんが3人ですが、それぞれ文章を書きなれている人たちばかりなので、かなり前向きで、合評も活気づいています。やる気満々です。ただ人数が少ないので、マンネリ化しないように工夫しなければならないことが、わたしの課題です。早くも、広島教室と合同合評しましようといっている人も。

合評するための2作品、更に、次回用に2作品が出ました。20年間同人に所属していたとはいえ、同人誌に載せるためにひとりで書いてきた人にとって合評は初めてで、新鮮だったようです。公募があることも知らなかったそうで、文学という枠の中でひたすら純粋に書いていると、情報が入ってこないのかもしれません。書いた作品が世の中にでるために、そして書き手自身が作家として羽ばたくために、合評の場は情報交換の場でもありたいものです。
イマバリ号?

バイクを購入してまで通ってくれる意気込みは
いつか実を結んでほしいです
福山教室の様子はHALさんの日記でも
広島教室も3人。同人に所属している人ふたりと、童話を書くのは初めてという人です。8時きっかりに終わらないと堺の自宅までその日のうちに帰れなくなるので、申し訳けないばかりです。開始時間の6時より早く会場に行けますので、よければ始まる前に雑談しましょう。帰宅するのに1時間以上はかかるという生徒さんもいました。

こちらも2作品合評して、1作品提出。さらに1作品は、それぞれ宛てにメールで送ってくれるそうです。前もって作品を読んでおく方が、深く合評できるのでベターです。初めて童話を書くという方は、長い間、絵本の読み語りをしてきたいうことなので、色彩的なひらめきと、物語を絵でとらえる感覚が抜群です。そのひらめきが、合評しているうちに、更に次のひらめきとなって物語がふくらんでいきます。これが合評の力です。

帰りの新幹線で揺れていると、「赤い花」を使う余韻ある終わり方が、更にひらめきました。ひらめきは、まさに井戸水をポンプで汲み出す如しです。汲めば汲むほど(合評すればするほど)、あふれ出て尽きることなし。

福山と広島の教室は、わたしにとっても刺激的な場です。7月から、新規募集になります(7〜9月)。近くの方で、童話を書きたい方、すでに書いていて行き詰っている方、いっしょに物語を紡いでみませんか?

6月15日(月)「ブランチと夕食。わたしの場合、1日2食でもいいのではと思う昨今です」
★宮下恵茉さんの新刊「ガール!ガール!ガールズ!」(ポプラ社)をご紹介します。

みんなと同じでないと、外されたり、ねたまれたり
女子の世界って、いろいろあるんだよね
だから、できるだけ目立たないようにしていたのに……
災いは向こうからやってきた
でも、それってほんとうに災いかな?

あることがきっかけで
自分の生き方を考え直すことになった14歳の少女
もやもやと、どきどきとの日常が、いきいき描かれています
公園にいた幼女とお母さんの存在が
物語を更に深めています
今を鋭く切りつつも
楽しく読める作品です

★やっと墓参することができました。おとといの日付で水塔婆があがっていました。友人がお参りしてくれたのです。ありがとうございます。

墓参したその足で、和馬くんのお宅に向かいました。3月末、和馬くんのおじいさんの吉村信良さんが亡くなられたのですが、今日、やっとご仏前で手を合わせることができました。告別式の日は、1300人もの弔問客があったそうで、ご生前おご活躍と、みなさんに慕われていらっしゃったご様子が偲ばれます。

6月14日(日)「お絵描き大好きのまごに、36色の色鉛筆のお土産。贅沢もたまによし」
★シャンソンの発表会に招待していただきました。聴きなれないメロディーが多かったのですが、その多くはファド(FADO)と呼ばれているポルトガルの歌だそうです。指導されている東京在住の歌手香川有美さん自身、シャンソン(フランス)、カンツォーネ(イタリア)の他にファドを歌っていらっしゃるようです。

情熱的な愛の告白。別れた恋人へ募る思い。人生の不運を嘆き、あきらめ、あるいは、「それが何さ」と顔をあげて立ち上がるたくましさ。たった数分間で、人生を歌あげるおもしろさを堪能しました。みなさん、まるで自分の人生を吐き出すように、声を絞り上げての熱唱でした。衣装にも力が入っていて、それぞれ素敵でした。

ほとりさんの一曲目は、人生の深い嘆きを

二曲目は、軽やかにはじけていました♪

悩みを抱えて生きるも
あっけらかんと生きるも、どちらも人生なんだなあ……

えっ、まあ!

なんと、舞台に現われたのは、我が家の真向かいの奥さん!

★(え、ほんとに?)。なんという偶然でしょう、と思うことが、もう一件ありました。金曜日に訪ねていった「リール」のオーナーからメールがあってわかったのですが、かって、ご主人が堺のケーブルテレビのディレクターだった頃、わたしを取材に来てくださったことがあったのです。

今から、7〜8年も前になるでしょうか……。とっても素敵な笑顔の、おだやかな方だったので、名前もしっかりフルネームで覚えていました。「つい、数日前に、主人と沢田さんのことを話していたところなんですよ」と奥さま。奥さまとは初対面なので、おとといの時点では、わたしだとわからなかったようです。このホームページを見て、少しずつ繋がっていったそうです。

リールには、文研出版の坂田部長もときどき遊びに来られているそうです(確か、近くにお住まいです)。そういえば、窓辺に大型絵本の「きゃべつくん」が飾ってありました。リールが急に近い存在になりました♪

リールのホームページには、絵本と、童話コンクールの案内のページも。

★エンサイのサラダ。干しえびの素揚げと相性です。

カリカリ、シャキシャキ♪
そこらへんの草も食べられそうな気がします
6月13日(土)『魔女』(仮題)の宣伝用イラストが届きました。早く、お見せしたいです」
★保育園の臨時理事会がありました。園舎の耐震改築工事に関連してです。いよいよ業者さんの入札参加者の募集広告が掲示されます。子どもたちを受け入れながら、並行しての工事なので、いろいろたいへんなようです。

★友人の銀婚記念の旅行記が届きました。仙崎・萩・津和野に行かれたようです。自転車を借りて、精力的にあちこちを回られています。許可を得ましたので、スキャナーで取り入れてアップしました。残念ながら、きれいな写真の色がとんでしまいましたが、居ながらにして、山陰の旅が楽しめます♪ 

★深夜テレビで、古い映画「心の旅路」を観ました。なつかしかったです。かって、この映画を観て、たいへん感動したものです。心に残っている作品のひとつのつもりでいましたが、(え、こんな話だったっけ)と思う部分もあって、記憶のいいかげんさにつくづくあきれてしまいました。

★天然つばすが安かったので、ベビーリーフとあえて、サラダにしました。

大根のケンも残さずいただけます

然菜から届いた宅配野菜の中に
スープセルリーが入っていました
セロリの風味が、ソーセージと相性です♪
他にも、エンサイ・ヒユナ・こぶたかな、ミニキャロットなど
効力もあらたかな有機野菜が届くので楽しみです
春菊なども、香りも格別で、特別おいしいです
野菜の力、すごし♪
(一箱1500円で配送してくれます)
6月12日(金)「昨日も今日も、幼稚園バスが家に着くのと競争です。ぎりぎりセーフ!」
★午前中、「おせんべいボランティア」をしてくれるという大明神さんを案内して、作業所に行きました。10時半から午前中だけ、おせんべいに貼るシールをハサミで切るお手伝いをしました。大明神さんも時間をやりくりして、行ってくれるそうです。

仲間たちは、おせんべいを焼いたり、袋に入れたり、封をしたり、シールを貼ったり、自分たちにあった仕事をがんばっています。売り上げが人件費を上回るのが目標です。企業や団体からまとめて注文が入ることもあり、はげみになるそうです。無添加で、自然の安全食品です。注文の方もよろしくお願いいたします。

★深井にリールという手作り絵本を置いている店があります。森井先生の創作ゼミのかこまさみさんの絵本が展示されているというので、前から一度、行ってみたいと思っていたのですが、今日、深井の駅で待ち合わせをして、のぞきに行きました。

Richer(リシェの6月号)の
「いい店あります南大阪」のコーナーで紹介されています


店内は、楽しいグッズと絵本がいっぱい

自由に読める絵本コーナーもあります
長新太さんの「ごむあたまぽんたろう」に耳を傾けながら
ナンセンスの世界を楽しみました


有機栽培のコーヒーも注文できます♪
★有機栽培といえば、リールに行く前に、近くにあり有機栽培の野菜のレストラン「ナチュラルガーデン」でランチをとりました。6月のメニューのテーマは、「緑の野菜で老化予防」だそうです(ええやん、ええやん、ぴったり♪)。

青汁でカンパイ♪

お料理は、どれも気が利いていて、おいしかったです
食材は、50種類以上、バランスよく使われています
体に、いかにもやさしそうです
が、問題は、バイキング形式
これって結局は食べ過ぎてしまい
結果的には、体に負担をかけてしまうのです
「ああ、苦しい」と、4人が異口同音に
車に乗るのも、歩くのもしんどい
(そんなになるまで食べるかといわれるとはずかしのですが
主婦として、一通り、味見してみたい)

家に帰ってから「気がついたのですが
これってセルビスグループの経営なの?!
まあ、ゴールド会員は割引なんですね

6月11日(木)「電話が鳴る。スケジュールが埋まる……。いいのかな、こんなに受けて」
★パンジョ童話教室の日でした。 ふたりの見学者がありました。

今日は2作合評しました。1作は、作者が伝聞した大人の世界の感動的なエピソードを、子どもを主人公にして書いたものです。たくさん意見が出ました。難しい素材にチャレンジした努力は、いつかきっと実を結ぶと思います。書き直して、なんどでも合評にかけてください。たくさんの人たちの中で揺すられていくうちに、この作品を通じて自分が書きたかったことが見えてくることでしょう。

もう1作は、書き直し作品でした。ほとんど完成に近い作品ですので、ひとりで書いていたら、この段階で応募してしまうでしょう。そんな段階でも合評にかければ、新しい発見があります。おとしよりと、幼児と、両方を応援できるやさしくて、味わい深い物語です。この教室は合評がうまい人が揃っているのですが、いくら良い意見が出ても書き直さなくてはそれまでです。この作者は、どの意見が自分の作品を良くするのか聞きわける耳をもっているので、これからぐいぐい力をつけていくと思います。

なんとまあ、うれしいことに、他に三編作品が出ました。うち1作は長編です。作品が出ないときもあるこの教室では、画期的なことです。前回、空堀教室と合同合評会をしたことや、もしかしたら、わたしが他の教室を始めたことが刺激になっているのかもしれません。やっとやる気が出てきたと感じました。

見学者のおふたりは、7月から入会してくれることになりました。それぞれ社会的に活躍している方々なので、教室の雰囲気がますます刺激的に発展していくことと思います。わたしの話をきくだけでいい? 一向にそれでもかまいませんが、そのうち自分の周りのあれこれが向こうから、「書いてくれ」、「書いてくれ」と言い出すと思いますよ。

★紙芝居の製作をがんばっている創作仲間の石神誠さんが、サイドビジネスの手作り皮バッグのサイトを立ち上げたのでご紹介します。アップされているバッグはB5サイズです。書類が楽々入るB3サイズも注文できるはずです。

わたしの愛用している彼製作のバッグたち

使いやすくって、中には8年ぐらい使っているものもあります

6月10日(水)「時の記念日以外に何かあると記憶をたどったら、ボーナスの受給日…」
★5月29日の日記でもお願いしたのですが、せんぼく障害者作業所の「おせんべい班」が、ボランティアを募集しています。声がけをしたところ、何人かが、「行ってもいいよ」と言ってくれたのですが、不思議に、みんな忙しい人たちばかりです。申し訳ないと思いつつも、隙間の時間で、なんとかニーズに応えてくれようとするその心意気がうれしく、ありがたいです。

何をどうすればいいのか具体的に説明したいので、まず、わたしが体験してみることにしました。
白衣に着替えて……、といっても、

ボランティアとしてお手伝いすることは
おせんべい用のシールを切ったり、貼ったり
セロファンの袋を、紙ひもで結んだり……

作業が始まるまえに、テーブルクロスも消毒します


他には、白衣のほころびなども繕ってほしいとのことでした
いっしょに行ったハンドママさんは針仕事が得意なので
即、対応してくれたので、喜んでもらえました

ボランティアの時間帯

@ 10時半からお昼まで
A 午後1時から2時半まで
B 午前+午後(この場合給食あり)

今日は、Bのコースを体験。給食をいただきました
今日のメニュー


さわらの甘酢あんかけ・青菜のミンチ炒め・具沢山のみそ汁
栄養満点、おいしかったです♪

月に1回でも、2回でも、
楽しみながら手伝ってくださる方、よろしくお願いいたします

問い合わせ先 

せんぼく障害者作業所
072-296-4520 
おせんべい班 林さん

お掃除ボランティアに来られている男性は、なんと74歳
毎週月・水・木と、泉ヶ丘から来られています
ひざにポルトが入っているそうですが
リハビリのために、電車に乗るほかは、歩いてくるそうです
「階段も、最初はモップが真っ黒になるほどだった」
今は、フロアーも窓ガラスも、ピカピカです

せんぼく障害者作業所は、重度の利用者も多く
職員は、日々作業や介護に追われているようなので
なかなか掃除にまで手がまわりません
「とても助かっているんです」
と、おっしゃっていました

★25年前に交通事故を起こしたとき、左のこめかみ辺りを40数針縫いました。それがはっきり写っています。いえ、先日、取材を受けたキットプレス社のホームページの「素敵人」が今日アップされたのですが、その写真です。そういえば、汗の出るほど日当たりのいい窓際でのインタビューでしたねえ。福山・広島の教室については、オープンしたばかりで何の実績もなく、恥ずかしいばかりです。

取材してくれた記者の花井さんは、小学生だったころ、読書感想文の常連入賞者だったそうで、童話を書いてみたいんですって。ぜひチャレンジしてみてください。写真を撮ってくださった発行人でもある小田原さんも、お子さんに寝る前にオリジナルのお話をされているそうです♪

6月9日(火)「夫がセブ島から帰って来たのと入れ違いに、ママが一泊で東京へ」
★庭の桃の木の下で、小蝶が乱舞しています。昨日も、一昨日も。日ごとに、その数は増えています。もう50羽以上いるでしょうか。異常発生です。
小さくて、動きが速いのでデジカメでは撮れませんが

まごが、「あげはちょう」と、いっているように
そんな感じです。……が、これって

もしかしたら、「ガ」なのかも

「蛾」でも「蝶」でも、かわいいんです♪

★「魔女」の2回目の校正は、文章のみでくるそうです。それが終わったあと、どの場面にどんなイラストを入れるか、編集さんと画家さんとの話し合いがあるということです。なるほど。
6月8日(月)「『ガマの油』を観ました。テーマは、わたしがいつも思っていることでした」
★「九州から取り寄せたから、おすそわけ」といって、友人が、「ばんかん」なるものを届けてくれました。「晩柑」と書くようです。
皮をむきはじめると

部屋中、いい香りがします
見かけはグレープフルーツに似ていますが
もっとやさしい味です

★「魔女」は、一段落しました。ゲラになってからひらめいた部分があって、直しが多く、ご迷惑をおかけしましたが、編集さんと頻繁にやりとりしていた中で、ストーリーが終わったあとも物語が転がっていったというか、魔女の不思議な力が、思いがけないおまけをくれました。ノンフィクションでは味わえない、ファンタジーのおもしろさです。物語の週末が、作者も知らなかった辿り着くべきところに辿り着いたという思いがしています。あとは、挿絵が入った第2校待ちです。楽しみです。

いよいよ、ノンフィクションの原稿の手直しにかかります。これは、事実を紡いだ物語なので、創作のように、物語が予想外のところに動き出すおもしろさはありません。が、事実をどのように組み立てれば、子どもたちにメッセージを感動として届けることができるか、工夫する楽しみがあります。

いずれにしても、物語を書くということは、見つけた種(ひらめき)を、育てるということに変わりがありません。


6月7日(日)
「電車の中でマスクをしていたのは、わたしひとり。ブーム(?)去る……」
★先日、講演に行ったときにチェックしておいたのですが、新今宮にあるニトリは大型店舗で、カーテンや家具なんかの種類も多さも、うちの近くの店舗とは雲泥の差でした。今日は、長女と、まごといっしょに、新今宮まで、足を伸ばしました。夫がいないのを幸いにランチも、夕飯もお外ですませ、ひいばあちゃんの夕飯をお弁当にして、夕方7時、我が家にすべりこみました。

セブ島にいる夫からは、朝夕決まった時間に、まごの声が聞きたくて電話がかかってくるのですが、「元気か?」「今、なにしてる?」「ごはん食べたか?」と聞くことは同じらしく、まごはつまらなさそうです。「絵はがきが毎日届けば、よろこぶのにね」とママ。たしかに。

★どのチャンネルも、『ルーキーズ』の映宣ばっかりです。映画館は連日満席だったそうですが、そろそろ空いてきたかな。21時45分からの最終を観に行きました。熱血漢あふれるいい映画なのですが、なんというか、宣伝が過ぎるのも、期待し過ぎてしまいます。佐藤隆太くんのあの笑顔は、『ガチ・ボーイ』のものという感じがしました。

★数日前に友人が届けてくれたユリが、咲きそろいました。なんともはなやかです。

立てば芍薬、座れば牡丹

歩く姿は百合の花

★「魔女」は、予告用のイラストのラフも届き、わくわくしつつ、校正を済ませました。明日の朝一番に、添付で送ろうと思います。
6月6日(土)「この季節が来れば、ちゃんと咲くあじさい。思えば不思議」

手入れもしていないのに
★作業所での歌と読み語りの日でした。今日は読み手がふたりだけでした。はるかさんは、「桃源郷」という中国の伝説絵本を、わたしは、戸田和代さんの幼年童話「ゴロジ」を読みました。

8月に、「堺・泉北うたのひろば」という催しがウエスティホールであります。作業所の仲間たちも参加するのですが、今年は、自分たちの気持ちを表現できる歌にしようということになりました。「みんなでがんばっていることも伝えたいね」と、友だち賛歌の替え歌を作りました。
(前略)

ぼくらは はたらくことが好き
ふきんと 陶器を作ってる
おせんべ クッキー パンも焼く
仲間とともに

まだまだ 働くことが好き
おべんとうくばって 「こんにちわ」
アルミ缶回収して つぶしてる
仲間とともに

(後略)

伴奏は、ピアノのとんとんさんとオカリナのノムさん。みんなで歌うって、ほんとうに楽しいね♪ 
★夜中に仕事をしたので、昼間、眠たくってたまりませんでした。元気なまごの相手も大変です。相槌を打ちながら、いつの間にか眠ってしまいました。

6月5日(金)「雨。そして、ちょっと肌寒い。こんな日が好きなんです、若いころから」
★童話教室の生徒さんが怖い話にチャレンジして、入選しました。他の48編の入選作とともに、WAIWAI文庫(二見書房)として刊行されました。本人の言葉の通り、童話で入選を果たしてほしいものですが、でも、何事にも積極的に取り組むのはいいことだと思います。
彼は、2回目の入選です


わたしが公募おばさんをしていたころは、
童話だけではなく、論文も、まんがも、アイディアグッズも……、
ひらめくものには、なんでも挑戦していました。

「筆が荒れる」といって公募に応募することを禁止する指導者もいます。それも、一理あります。公募というのは、ニーズに迎合しなければならないので、心の底からほとばしるものをる書くという作家のあるべき姿勢に背くことになるかもしれません。が、いえることは、書きたいことをコツコツ書いていても、だれも拾い上げてくれないということです。

締め切り・枚数・テーマなど公募に与えられた条件をクリアーしているうちに筆力がつき、将来、作家になったときのニーズに適応できる能力を育てること請け合いです。公募入選して、表彰式の場でいろいろな人と出会うことが、更に、創作意欲を高めていくことにつながっていきます。書きたいことは、公募とは別に書いていけばばいいと、わたしは思っています。あくまでもきっかけ作りというか、作家としての助走期間が過ぎれば、いつまでも公募にすがらないことも大切かもしれません。

わたしが単行本デビューできたのは、
公募ガイドと、ワープロ(当時)と、カルチャー教室があったからです。
スタートが遅かったにもかかわらず作家の道を歩むことができたのは、
日本児童文芸家協会の会員になったことが、大きいです。
6月4日(木)「まご用の歯ブラシを5本買いました。即、磨けるように家のあちこちに」
★先日、「キットプレス」社のライターさんから取材を受けました。出版社のホームページに、泉州に住んでいる人を毎月ひとりずつ紹介する「素敵人」というコーナーがあって、そこに53人目として取り上げてくださるのだそうです。
「堺のおいしいお店」と「南大阪のおいしいお店」
(キット・コーポレーション)

おいしそうなお料理が満載♪
行ってみたいお店ばかりです
ちょっと足を延ばせば、あるんだ
ということは……
そうか、まずは、堺区を押さえなくっちゃ
手元においておいて、じっくり眺めていたい本です

水玉マスクをもらった「カーサリンカ」も
まごが大好きな「おりばあ」も、紹介されています
河内長野の「喜一」、なつかしいです
しばらく行っていないなあ……

河内長野といえば、笑美子さん
なかなか足をのばせずにいますが
いつも思っています
どうぞお元気で


★「魔女」の初校が校閲を通って戻って来ました。わたしがゲラに手を加えた部分が赤字で表示されています。更にチェックして、訂正するべきところがあれば申し出ることができますが、これが最終チャンスだということです。刊行予定は、9月ですって。おう♪

6月3日(水)「今日の講演先は電車で1本。新今宮駅で下車。徒歩5分。わおっ、近い♪」
大阪府高等学校図書館研究会の総会があり、記念講演会の講師として招いていただきました。小学生向けの作品を書いているわたしが、高校の校長先生や司書の先生方にお話するなんてとても……と思う一方で、童話をぜひ高校生にも読んでほしいという密かな願いもあって、「児童文芸家の目で見た学校図書館」というテーマでの講演を、ありがたくお受けすることにしたのです。わたしを推薦してくださったS先生、ありがとうございます。

レジュメを意識しつつも、とらわれずに話すことにしました。1時間、短かったです。話の流れで、高校生にも読んでほしい自分の本を紹介したのですが、講演が終わってから追いかけてきて、「図書館に沢田俊子のコーナーを作ります」といってくださった先生や(ありがとうございます♪)、「落ち込んでいたのですが、お話を聞いて元気をもらいました」、「楽しかったです」、「またお会いしたいです」とも。

「生徒にも読ませますが、その前にわたしが読みたくなりました。まずは『スペシャル・ガール』を」と、某高校の校長先生がおっしゃってくださいました。「うちの子どもは、盲導犬不合格物語の読書感想文を書きました」という先生も。はげみになります。帰り道で、「手紙を書こうと思っていました。名刺を」といっていただいたりもして、とてもうれしく、ありがたかったです。

校門ですれ違った高校生のみなさんは、とても礼儀正しく、向こうから挨拶をしてくれました。みんなどんな本を読んでいるのでしょう……。彼らなら、「童話も読みますよ」といってくれそうな気がしました。

会場は、今宮工科高等高校だったのですが、インフルエンザの休校のため、今日はいろいろなイベントが重なっているらしく、別の集まりの講師で来られていた東大阪宇宙開発協同組合の理事長である今村博昭さんと校長室でお目にかかりました。「人工衛星まいど一号」は、大阪人なら知らない人はいない「希望の星」です。

★愛情がぎっしり詰まった宅配便が届きました。いつもいただくばかりで申しわけないと思いつつ、ありがたくいただきました。お礼は、がんばって本を書くことと肝に命じています。

かまぼこ・お菓子・便箋・花かごなどなどに混じって
まごが、大、大大好きなプリキュアのシールブックが♪

6月2日(火)「暑くもなく寒くもなく、快適な一日でした。おかげで長距離移動も楽でした」
★新しい教室のある福山市の東手城のヘルスケアーモールは、昨日オープンしたばかりで、タクシーの運転手さんも、どこにあるのかよくわからず、営業所に問い合わせていました。駅からそう遠くないのですが、なんとまあ1540円……。今回の移動は、交通費が、かなりかかります。帰りは、生徒さんが駅まで送ってくれました。ついでに、バラ園がきれいだということで、福山市をぐるりと案内。観光地ではないそうですが、ゆったりとしたいい町並みです。

この教室は、生徒さんがまだ3人ですが、書ける人たちばかりのようなので、楽しみです。HALさんにお願いして5枚作品を持ってきてもらったのですが、なかなかおもしろい作品で、合評するのに適切というか、いろいろな問題を提供してくれました。他のおふたりも、最初こそ遠慮がちでしたが、中盤からいい意見が飛びかい、いい教室に育つ予感がします。「来てよかった」といってもらって、片道3時間かけて通ってきた甲斐がありました。

新幹線で広島に移動しました。こちらの教室の申込者は1名。全くの初心者だそうですが、鋭い質問が出ました。合評作品が出ていないので、プリントを配ったり、本がでるまでのエピソードを話したり、わたしのおしゃべりが中心になってしまいました。「想像していた以上に楽しかったです。申し込んでよかった」といってもらいました。人生の歯車が動き出しますように♪ 見学者が2名ありました。すでに同人に入っている方なので、入会されるかどうかはわかりません。→入会されました。いただいたメールの内容を読んで、ますます元気が出てきました。

1日がかりでしたが、電車に乗っている時間はそう長くないので、体はさほど疲れませんでした。いい出会いがあったことはとてもうれしいのですが、いずれの教室も、この人数のままでは続けられるかどうか……。スタートしたばかりなので、しばらく様子をみることにします。なんとか育ってほしいものです、どちらの教室も。

★深夜12時近くに、家にたどり着くと、最近なかなか会う機会がない近くの友人から、百合の花が届いていました。「出先でお花が安かったから、お母さんの仏前にも」と思ってくれたとのこと。うれしいです。10年も前に亡くなったわたしの母を思い出してくれたことが、何よりの供養です。

さっそく明日の朝、お供えします

6月1日(月)「今日もセブ島から、朝夕2回まごへの電話。寝てるんかと切られました」
★朽木祥さんの新刊、『ぼくのネコは、うさぎのしっぽ』(学研)をご紹介します。「ネコ」・「犬」・「犬と犬」の三つの物語が収まっています。
表紙は若草色

人間の子どもの姿や性格が、それぞれ違うように
犬やネコだって、みんなちがうのです
欠点があるからこそ
かわいくってしかたがない
そう、きみがいちばん♪
愛情あふれる物語です

★どんでんがえしの結末にオーケーが出ました。推敲中、物語がひとりでに弾んだというか、ちょっとわくわくする意外な終わり方になりました(と、思います)。ノンフィクションについては、二稿の締め切りは今月いっぱいとわかりました。それならと、ちょっとほっとしました。

明日から、福山市・広島市で新講座がスタートします。福山市の教室は、遠路、今治からHALさんが来てくれますが、HALさんを除いては、会場も受講者も未知の世界です。遠い昔、相手の顔も知らないまま結婚に踏み切った時代があったときいていますが、心境は全く同じです。求められていることは確かなのですが、ちょっとどきどきするというか、不安もあります。いいご縁が始まりますように。よろしくお願いいたします。HALさん、バイク、気をつけて。


沢田俊子著作紹介



アンソロジー一覧


雑誌掲載一覧


新聞連載


単行本の紹介


小さな島のちっちゃな学校
汐文社

スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社

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