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★250000をヒットされた方には
プレゼント


プロフィール
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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7月31日(金)「パニック! パソコン画面が表示されない。リムーバブルディスクが認識できない……」
★パソコンの調子が、ときどきローカルエリアに接続しなかったり、保存に時間がかかったり、画面が一瞬にして消えてしまったり……していました。その頻度が多くなり、今日は、パソコンレスキューサービスに来てもらいました。

パソコン用ケーブル(ブルーの丸い線)がねじれてしまっているのが気になっていたので交換もらったのですが(今は、白くて平べったい線になっているのですね)、結果的には、液晶画面に寿命がきていたようです。一回り大きな画面を注文しました(その間、代車ならぬ、代画面を貸してもらっています)。

接触不良になっていたりムーバルディスクは、差込み角度を手で支えながらなんとか読み取ってデスクトップに保存してもらうことができ、ほっとしました。復活できないだろうととあきらめていたので、ありがたいです。リムーバルデスクは仮保存用で信用してはいけないそうです。みなさんもご用心を。

バックアップ用の機械もうまく動いていたようです。パソコンについてよくわかっていないわたしをこんなに支えてもらっているのですから、もっと仕事をがんばらなくっちゃと思った次第です。

★深山さくらさんの創作民話絵本「てんぐのそばまんじゅう」(おはなしチャイルド)をご紹介します。

まさか、てんぐが訪ねてくるなんて……
おっかなびっくりのじいさまと
ものおじしないばあさまの会話が
ひょうひょうとしていて
なんとも味わい深いのです

まごに読んでやると
「あたちね、てんぐみたことがある」
といいました
「どこで?」
「木に耳をあてていたら、声がきこえてきた」
「なんて言ってた?」
「ぼく、てんぐの子、三歳半」
「へえ〜、そいて?」
……
まごの話は続くのですが、さいごに
「あたちの、あたまの中のおはなし」
といいました

てんぐは、小さな子どもでさえも
想像力をかきたててくれる
不思議な存在なのでしょう

てんぐさま、おだいじに

かって「児童文芸」に掲載された物語を加筆改稿したもので
来秋には、ハードカバーになるそうです♪

7月30日(木)「仲間の作家さんたちから新刊が次々届いています。ご紹介するのが楽しみです」
★パンジョ童話教室の日でした。教室が始まる前にランチ会がありました。新しいふたりの生徒さんの歓迎会とわたしへの慰労だそうです。ありがとう♪ 何かにつけて、楽しい企画をしてくれるうさこさんとみーなさん、ありがとう。みーなさんがブログをはじめました。紹介します。はるかさんのブログもあります。おなじことを体験しても、それぞれがどう捉えて書くか、それが日記のおもしろいところです。

みなさん忙しい方ばかりなので
ランチ会だけに参加する人もいれば
講座だけの人もいました

かんぱーい

酔っ払い講座にならないように


5枚作品を合評しました
じゅうぶんおもしろい作品なのですが
登場人物を替えたり、別の切り口を考えたりすることで
物語は、さまざまな展開の可能性を秘めています
どれが、よりおもしろい作品になるのか……
体験したことが素材になる場合
どうしても事実に縛られてしまいがちです
事実を元に、創作しましょう

後半は
イメージの湧かせ方について
レッスンしました

前回渡してある1枚作品の続きでもいいし
今日、イメージしたキャラクターが活躍する物語でもいいし……
一か月間もある夏休みに、いくつか短編作品書いてください
この夏、やる気を出しましょう

やる気といえば
福山教室と広島教室の生徒さん
がんばっています
今日も添付で
合評作品が届きました

★講座の帰り、買出しをして、まごを幼稚園に迎えに行きました。まるで共働きのお母さんのようです。ただ、体力がおばあさんそのものなので、まごを遊ばせながら夕飯の支度をしていると、疲れます。いいかげんに話をきいていると、「ばあば、いま、あたちがなんていうたか、いうてみて」とチェックが入ります。こういう場合、素直に、「ごめんなさい、きいていませんでした」というのがいちばんです。てきとうに答えると、手厳しい突込みが入ります。孫の方が、頭の冴えは、数段上なのです。

7月29日(水)「最終のひかりに飛び乗りました。帰宅時間は深夜の1時前。どしゃぶりの雨でした」
★講談社で打ち合わせをしました。折りしも、「青い鳥文庫の夏祭り」の開催中でした。有楽線の護国寺下車すると、6番出口の階段は講談社に直結しています。

圧巻。「青い鳥文庫」がず「らりと
購入できます


弱視の方も楽に読めるように拡大文字や
海外版の「青い鳥文庫も


本ができるまで
編集さんのチェックの入った原稿や
原画なども展示されています


売れっ子作家が次々ビデオでご挨拶
画面は越水利江子さん
★編集さんに、神楽坂にある隠れ家的な素敵なフランス料理のお店「LA TOURELLE」に連れていってもらいました。予約客で満席でした。

お料理も器もすてき♪

オードブルは自家製のハムといちじくなど

鴨とフォグラのテリーヌ

お口なしのグレープフルーツの白ワインシャーベット

小鳥の器のかわいいこと


メインの牛タンのエシャロット添えのは
コーン風味がなんともおいしい一皿でした



お姫さまのようなピンクのベールは
海草ゼリーですって


★五反田にある学研さんで打ち合わせをしました。「東京に来られたときは、いつでもよってください」と編集長。「上池台のときは遠かったから気楽にいえなかったのですが、ここは便利ですから」という言葉を、うれしく聞きました。カフェでマナジュースをいただいて、20階の児童室で打ち合わせ。急いで帰るつもりでいたのですが、「いい店がありますから」で、予定変更。

生ビールでかんぱい


厳選されたこだわりの野菜料理のお店

「帰るまで時間がかかるでしょう、
どんどん注文してください」と
珍しいお料理をいろいろ頼んでいただきました
最後は野菜ビビンバ(めちゃおいしい)と
具沢山のやさい汁

品川駅が近いのですが、東京駅のコインロッカーに荷物を預けていたので
東京まで戻りました。飛び乗った「ひかり」が、最終でした

7月28日(火)「昼も、夜も、大好きな友だちとデート♪ 買い物もしたし、思いがけない人にもばったり」
★朝の8時から9時までコーヒー無料。この情報は、さくらちゃんの日記を見て、知っていました。水道橋のほれるのそばにあるマックで、恩恵にあずかりました。

7月30日までの限定です
★さあ、これからどこに行こうか……。情報通の町子ちゃんに電話。「ランチまで時間があるけど、東京で見ておく場所があったら教えて」。即、「FORWVER21」という答えが返ってきました。オープン時は何100メートルも行列ができては入れなかったというアメリカの若い子向けのプディックだそうです。満員だったら、お隣にH&Mもあるというので出かけることにしました。

赤いロゴ、がH&M

かわいいのと安いので、どっさり買いました
★友人と待ち合わせの九段下に、ぎりぎりかけつけました。
ベルギービールでかんぱ〜い♪

泡を立てて注いで、泡がおさまるのを待つのだそうです
黒ビールのような風味がしました

生ビールでもかんぱ〜い

ナートのオーガニックバイキングは
辰巳芳子さん直伝の命のスープがベース
いつもは私学のお母さまたちで満員だそうです


近くに親友の勤め先幸ALS協会があります
ALSは、Amyotrophic Lateral Sclerosisの略称で
日本語では、筋萎縮性側索硬化症といいます
ハリーポッターでおなじみの静山社の松岡前社長の意志をついで
立ち上げられた組織だそうです
寄付金で運営されています

静山社のビルの1階にあります
「ハリーポッターのような門がまえなんだよ」というと
みんな異口同音に、「見てみたい」
それでちょっと見学に
親友はあきれていました
作家は、好奇心が命だもんね

★いったんホテルに戻ってFORWVER21で買ったものをチェックしました。ふたりの娘の家庭着をあれこれ買ったのですが不要な物もけっこうあり、返品のため再びFORWVER21へ。その帰り、なんと、表参道で某出版社の編集長とばったり会いました。編集長とわたしの間には、ちょっとした事情があり、この出会いは運命的としか思えません。すっきりいい感じで、親友との待ち合わせ場所に向かいました。ディナーも、ナートです。

たそがれ時、ビルにビルが映って幻想的です

親友ふたりとかんぱい


ナートのディナーは格別です

テリーヌはまるで絵画のようです


のど黒の芭蕉葉包み

ほかに蒸し料理などいただきながら
おしゃべりを楽しみました


せきが出るわたしに黒豆酒を
ぴたりと止まりました

7月27日(月)「ジパングは3割安くなるのですが、ひかりしか乗れません。1時間に1本程度しか」
★いつも思うのですが、東京の「電車とホームの間が空いています」は、空きすぎです。各駅のエスカレーターの設置も少ないし、東京の人はある意味、寛大です。

踏み外したら、足だけどころか体まですっぽりはまりそう

★日本児童文芸家協会の勉強会と理事会がありました。議題については、いずれ「児童文芸」に乗ることと思いますので、詳しく書くことは控えますが、協会の理事会や総会に出るたびに、わたしは協会がますます大好きになっていきます。協会を支えている人たちは、みんなプロの作家です。ほかの責任ある仕事をしている人もいます。ご自分の仕事に追われる中、手弁当で、協会の運営と新人作家を育てようと、いっしょけんめい時間と力を注いでいる姿勢に、感動するのです。

が、です。このたび、KSDや漢字検定の不正のため、公益法人制度の改革が行われることになり、清廉潔白な協会も見直さなければなりません。条件が厳しく、ますます理事長はじめ、常務理事、理事、監事、事務局がふり回されるのをまの当たりに見て、わたしは、変だと思いました。作家は、子どもたちの心を育てる本を書くことが仕事です。それに専念することもままならない状態を、どこに、どう訴えればいいのでしょうか。一部の悪い人のために、迷惑千番と思ったのは、あくまでも、わたしの個人的な意見です。

おつかれさまでしたのかんぱ〜い

10数人でかんぱーい
いいね、いいね





お知らせ

花組公演
外伝 ベルサイユのばら―アンドレ編
9月4日〜10月5日
宝塚大劇場

宝塚歌劇、とくにベルばらは
なかなかチケットがとれないといわれています
わたしの友人知人で、ぜひ観たいたいと
思っていらっしゃる方は
ご連絡ください

特別ルートで、
いい席(たぶん)が、とれます
お早めにご連絡ください
(8月1日発売開始)





7月26日(日)「まさか、布団が庭に干してありました。雨で、ぐしゅぐしゅに……」
★なかなか手が届かない上等のお肉をたっぷりいただき、元気回復。ごちそうさま♪

柔らか〜い♪
★心を育む絵本「分福茶釜」(登龍館)の仮装丁本が届きました。倉石琢也さんの柔らかい線の温かい画風が、なんともいい感じです。早く紹介したいです。
★企画書(のようなもの)を二本書いて、それぞれ編集さんに送付しました。ノンフィクションの場合、取材先の願いがわたしの肩にかかっています。なんとか「本」にして、たくさんの子どもたちに思いが伝たえることができるようにがんばってみます。今日は日曜日だというのに、早速そのひとつに、お返事が♪ やったあ〜。29日の打ち合わせが、がますます楽しみになりました。

明日から2伯3日で東京に行ってきます。1日目は日本児童文芸家協会の勉強会と理事会に出席。2日目は仲間とランチ、夜は親友と飲み会があります。3日目は、打ち合わせが2つ入っています。というわけで、日記は、しばらくお休みします。

7月25日(土)「若者が席をかわってくれました。ありがたくもあり、ショックでもあり…」
★中断していたノンフィクションの取材に、京都の高野まで出かけました。今まで、何度も取材に行ってはいたのですが、ごく一部の方にしか、取材をしていることを伝えていませんでした。今日は、みんなに紹介してもらって、かくかく、しかじかで取材中なので、協力をお願いしますとご挨拶をしました。といっても、この本の出版は決まっているわけではなく、見切り発車です。何かノンフィクションはないですかと編集さんからお話はあったので、この物語をと伝えてはあるのですが、まだ企画書は出していません。来週、東京に行くので、プロットを立てて渡そうと思っています。


練習の前の勉強会
★行きの電車の中で、ぽえむさんがプレゼントしてくれた本を読みました。今関信子さんの「こちら110番動物園」です。偶然にも、今日行った京都の高野の近くにある交番に勤めていたおまわりさんの物語でした。やさしく、わかりやすく、温かい目で書かれている感動の一冊です。あとがきを読んで、あらまあ、わたしと同じと思いました。今関さんも偶然観ていたテレビでこのことを知ったそうです。ノンフィクションを書くきっかけは、心のアンテナに素材がひっかかるかどうかです。

「こちら動物110番」(偕成社)
7月24日(金)「暑い。疲れた。荷物が重い。こういうときのタクシーはお値打ちです」
★先月、わたしの講演を聞いてくださった高校の司書の先生が、「我が家には、こんな猫ちゃんがいるんですよ」と、長いメールをくださったのです。本にできるかどうかということだったのですが、その時は、2作の締め切りを抱えていたので、ゆっくり考えることができませんでした。それが落ち着いたので、メールをじっくり読んで、「こんなお話があるんですが」と、編集さんに相談したところ、「いいと思います。前向きに考えましょう」というお返事をいただきました。そこで今日は、取材のため、大阪市内にある先生のお宅をお訪ねしました。低学年向きの、感動のノンフィクションになりそうです。

家に帰ると、ポストにかわいいシールが入っていました。とんぼ先生=ねこ。というメッセージと共に。わおっ、取材した猫ちゃんも真っ黒だったのよ♪

★友人が、いつも、「おすそ分け」と届けてくれるおやき。今回は、ブルーベリーやトマト、ゴボウ根菜といった新作も。

冷凍なので、あわてずゆっくり楽しめます
いざというときの、心強い味方です
少しチンしてから、フライパンで両面を焼きます

7月23日(木)「テレビで中国の耳つぼ療法をしていました。のどのつぼ、効果ありかも」
★パンジョ童話教室に、大きなすいかが♪ ほっこりさんの畑でとれた、今年いちばんのすいかです。
市販のすいかの1、5倍はあるかも
机の上に持ち上げるだけでも、たいへん

「先生が、食べたいって言われてたから」
「え、ほんと? そんなこと言うたの、わたし?」
ほっこりさんの書いたすいかの5枚童話が
あんまりかわいくおいしそうだったので
つい、言ったかも……

めちゃ大きいので、半分ぐらいしか食べられない
なんて異口同音に言っていたのに

残りの半分も、11人いればぺろり
甘くって、おいしい、極上のすいかでした


獲れたてなので、つるが生き生き♪

沖縄土産の「塩ごま」のちんすこうも、おいしかったです
新メンバーがふたり加わって、教室にいい風が吹いています。とはいえ、おふたりは、童話を書くのは全くの初心者。どう書けばいいか、まだわからないというので、合評の後、5枚童話を書く手ほどきをすることにしました。つまり、5枚童話の1枚目だけをプリントアウトして配りました。続きを書いてもらおうというわけです。書きあがったら1枚目を没にし、自分で書き足します。結果、オリジナルな物語ができあがります。プリントは4種類あるので、どれかひとつは、ひらめいてくれるものと信じています。夏休みの宿題です。一応全員に。強制はしませんが4作書いてもオーケーです。

今日は、教室にかわいいお客さまが。うさこさんちのカモシカちゃん。合評している間、いっしょけんめい描いていた夏休みの宿題は絵本。みんなに見せてくれました。中3の宿題で、2学期にボランティアで、園児たちに読み語りするのだそうです。

シンプルで、気が利いていて
何よりも、常識に縛られていない若い発想がいいです
くりかえし話は、幼児たちが、だいすきです

うさこさんに読んでもらいました
おばさまたちのほめること、ほめること

それにしても、6年前、教室について来ていたときは
まだ3年生だった……のよね

7月22日(水)「臆病なチッチ、我が家に来て16年目に庭のおもしろさを知ったようです」
★おばけおくら? 早朝、近所の友人が、貸し農園で野菜を作っています。「数日行かなかったら、みんなこんなに大きくなってた」と笑いながら、山芋のような太いキュウリやゴーヤ、トマトなすを届けてくれました。
こんなに大きい。でも柔らかい

なすは朝のみそ汁に
トマトはニンニクで炒めて
ソーセージとじゃがいといっしょに煮込んで
お昼用のシチューにしました
スパゲッティとからめると、まごが大好きなんです


おくらはとなすは、夕飯のごまあえに
キュウリは細めの短冊に切って、棒々鶏に
それでも、まだたっぷりあります

お泊り保育から10時過ぎに帰ってきたまごと、1日、トランプで遊びました。ババ抜き、神経衰弱はできたのですが、7並べを覚えました。夢中にさせるこつは、勝たせて、「天才」とおだてることかなと思っていたら、いつのまにか真剣になっても、勝てなくなっていました。

★友人のnaoさんから、こんなメールが届きました。
「沢田さんのHPの写真では スギナのような線形の葉の水草でしたね。オオカナダモではないでしょうか? 私が子どもの頃は 小川のはたにもありました。夜店で金魚をすくったら 一緒に入れたものです。 オオカナダモはアルゼンチン原産の多年草で、大正時代 関東以西に帰化したんだって」 (抜粋)
はるばるアルゼンチンから♪ インターネットでオオカナダモの花を調べてみるとこんなでした。たぶん……かな。

まちがいありません♪

7月21日(火)「新大阪―広島往復おどろ記」
★朝、福山の生徒さんから、「すごい雨ですが、休講にされますか?」と案じてくださるお電話がありました。「雨ぐらい平気、行きますよ」とお返事したのですが、実は、山口地方は、わたしの想像外の豪雨だったのです。

すでに新大阪発の新幹線の発車時間が大幅に遅れていたのですが、早めに新大阪に着いたわたしは、余裕でした。ところが、ただでさえ延着のところに、車内放送で、「広島駅構内に入れない新幹線が線路上で何台も連なり、待機状態です」というではありませんか。結果、新大阪→福山が、プラス90分もの延着でした。が、これは、まだ序の口でした。(HALさんは、さすがにバイクではなく、高速バスで来てくれました)。

福山の教室を終えて、福山から広島に移動するのに普通なら新幹線で30数分で行けるはずなんですが、なんとまあ、三原、東広島辺りで2時間も止まったまま動かなくなりました。その間、わたしは、すし詰め状態のデッキで立ち詰めでした。暑いし、車内放送は聞こえにくいし、近くで気分が悪くなった女性や、携帯用酸素吸入器の酸素が無くなって、呼吸困難になった人もいるのですが、どうすることもできないのです。車掌がかけつけたところで、携帯で、どうするべきか、だらだらやりとりするだけで事態は変わりません。こんなときの新幹線は陸の孤島だとつくづく思いました。

やきもきする中、やっと救急隊が駅のホームに到着したのですが、新幹線は通過線路上で待機しているので、指令なしで、ドアを開けることができないのです。「規則か人命か、どっちが大事や」と怒鳴る人もいます。この人命救助が終わらないと新幹線は動けないわけです。いざというときのために、酸素ボンベが1本積んであれば、速やかに対処できたことです。トイレに行きたくても行けないと嘆く人もあり、たいへんな2時間でした。

というわけで、広島に着いてタクシーを飛ばしたのですが、1時間以上遅れてしまいました。みんなで、自主合評をしてくれていました。見学者のめんどうもみてくれていました。本当は泊まっても合評を続けたかったのですが、実は、お泊り保育に行っている孫が、明日の朝10時に帰宅するのです。家族に電話をしてみたのですが、みんな仕事だというので、どうしても帰らなければなりません。生徒さんが新幹線の時間を気にしてくれたので、時間通り終わって、タクシーで広島駅に向かいました。

広島から西方面の新幹線は全面ストップで、ブルーシートの上に座った人たちであふれていました。大阪方面もこだましかなく、それでも動いていることがありがたかったです。新大阪あたりで一泊することになるかもしれないと覚悟していたのですが、なんとか最終の泉北高速鉄道に乗ることができ、深夜1時前に無事帰宅しました。

思えば、延着がどうのといっている場合ではないのですよね。豪雨の被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

7月20日(月)「スーパーで、大好きなパッションフルーツを見つけました。鹿児島産」
★「ママとおそろいがいいよお〜」とねだられて、桐下駄を買いました。軽いので履き心地がいいのでしょう。上手にはいています。

いいものをいただいていたのだと
自分で買ってみて、改めてよくわかりました
裏のゴムを張り替えて、長くはかせたいと
少し大き目を買いました
靴と違って、融通がききます

★取材先のチェック済みのノンフィクション原稿に筆を入れ、出版社に添付送付しました。出版社の2回目のチェック待ちです。福山の教室も広島の教室も、全員作品が出ています、中には、「もう一作」とメール添付で送ってくた人もいます。やる気まんまんです。きっと、合評にかける楽しさと、その効果がわかってきたのだと思います。あしたの教室に向けて、7作読まなければなりません。うれしい悲鳴です。5枚童話の書き方を教えてという生徒さんもいます。提出作品のうち4作品が5枚童話です。それぞれの作品にあわせてポイントをまとめました。
7月19日(日)「夜半、激しい雨と雷鳴。すごかったです。おかげで涼しかったです」
★もり・けんさんのハーモニカコンサートが、大阪の太閤園のダイアモンドの間でありました。友人とその友だち14人と、ラララララ♪
日本の童謡を伝えていきたい、残していきたい……

日本の風景と日本人の心から生まれた
情緒深い歌詞、心に沁みる旋律
口ずさむたびに、子どもだった頃の思い出が蘇ってきます

出席者は、なんと300人

ご挨拶のあと、みんなでかんぱーい

もりけんさんのハーモニカ独奏は素晴らしく
手の中に納まるハーモニカからあふれでる音色は
パイプオルガンにも負けない重厚さでした
もっと聞かせてほしかったです

バイキングなので
演奏中も、お料理がきたら取りに立つという
ざっくばらんなコンサートでした
もりけんさんのハーモニカ教室の発表会
ならびに、ふんふんの拡張活動
モンゴル旅行の勧誘……も


もりけんさんといっしょに


太閤園は、お庭が素晴らしい

ミニアルバム

途中の駅で、まごをママにバトンタッチ
すべり込みで夕飯の仕度に間に合いました

7月18日(土)「テルにかまれました。ノラにフーッしているときに手を出したからです」
★泉北障害者作業所での歌と読み語りの「あいらぶゆかい」に、今回から手話ボランティアとして活躍されている手のひらさんが来てくれることになりました。8月のコンサートでうたう「ともだちの歌」を、復習しました。
オカリナさんが「島唄」を奏でてくれました

You Tubeでオカリナさんの演奏が聴けます
(ということで検索してみたのですが……)
★福井県の勝山に旅行中の編集さんから、「勝山は沢田さんとも縁が深かったですね」という絵がはがきと共に、羽二重くるみ餅が届きました。そうなんです。デビュー作の『モモイロハートそのこりゅう』(汐文社)は、勝山市の公募大賞受賞のごぼうびで、本になりました(今は廃版になってしまって残念です)。わたしが入選して表彰式に招かれた当時(1996年)は、化石の発掘現場に行くのもたいへんだったのですが(足場が悪くて行けなかった)、現在では恐竜館もできて、充実しているようです。まごがもう少し大きくなったら、連れていってやりたいな。


くるみの香ばしさとほんのり甘い羽二重餅
外皮の風味も相まって、なかなかです
が、何よりも、お心遣いがうれsくて
おいしさも格別です♪


7月17日(金)「今日は、よく探し物をする日でした。さっき、ここにあったのに……」
★まごに暑中見舞いが届きました。あば(ママの妹)からです。
ひらかななので
とくいになって読んでいました

「あっ、かめのあかちゃんだ。あたち、みたもんね♪」
昨年の8月、屋久島で出合った自然現象
いろいろ、よくおぼえていました

明日から幼稚園は夏休みです
といっても、彼女はホームクラスに通います
夏休みだもの、5歳の夏にふさわしい思い出を
と、願うばあばです

★週末、まごとママはアパートです。それだからというわけでもないのですが、夕食は、冷蔵庫にあるものを調理してすませました。かぼちゃの煮物・ナスの田楽・おくらのごまあえ・きゅうりの酢のもの(わかめ・ちりめんじゃこ・錦糸卵)。ヘルシーといえばそうなのですが、物足りません。夫はシューマイをチンしていました。ひいばあちゃんに、ごまどうふを、わたしは、チーズをかじってすませました。

7月16日(木)「映画『ハリー・ポッター』観ました。大事件が起こったようで、実は何も…」
★植えました♪ いただいたキュウリ・シシトウ・ピーマンと買ってきたナス・オカひじき。慣れた方からみると、おままごとのようではずかしいすが、楽しみです。

みんなの手を借りてできた畑
★長い間、暖めていた作品にとりかかろうと思います。テーマははっきりしているのですが、どのように物語を進めるか、まだ漠然としています。強引に仮のプロットを立ててみました。なんとなく見えてくるものもあります。この流れに沿って、モデルの少年を中心に取材再開……。あ、夏休み……。取材先の家庭には小さな妹さんたちもいるので、これはちょっと迷惑をかけることになるかも。まずい……かな。と思いつつメールを送りました。

7月15日(水)「7月も、もう半ばです。1日1日が、というより、1週間が過ぎるのが速い」
★朽木祥さんの新刊、『とびらをあければ魔法の時間』(ポプラ社・新童話の海)をご紹介します。今年になって、すでに3冊目♪ 高橋和枝さんの絵もぴったりです。朽木さんのご本は、どれも表紙から物語がはじまっていて、素敵です。

「すずめいろどき」は、ふしぎな時間
町がいつもとちがってみえる

ヴァイオリンが弾けない
もう二か月も、同じ曲を弾いている……
すっかり落ち込んでいるわたしが
ふと迷いこんだ知らない町の、風変わりなお店
――ためらいはいりません
中へどうぞ――

悩んでいる子どもの背中を
やさしく押してくれる一冊です

★泉北障害者作業所のおせんべいボランティアから帰ってくると、なすときゅうりが届いていました。
「そのうち、庭の畑で実るでしょうけれど」

ありがとう、助かります
まだ、何も植えていないのです

苗を買いにいきたいと思っているのですが
なかなか時間がとれません

夕方、「畑ができたのよね」と

ピーマン、甘唐辛子、きゅうりの苗が♪

★先日、ノンフィクションの原稿を吹き込んでテープを送ったのですが、ご本人も、自分の歩んできた道を振り返りつつ、感動してくださったようです。日本の盲導犬の歴史と視覚障害者の人生が重なる物語です。もういちどゆっくり聞き直して、細かい点をチェックしてくださいます。関連写真を探してもらわなければならないのですが、ご家族もご高齢なので、たいへんな作業になりそうです。

この作品が一段落を迎えたので、次作に向けて、具体的な企画を立てています。それとは別にうひとつ、取材が中断しているノンフィクションがあるので、そちらにも力を注ぎたいと思っています。みんながんばってるんだもの、それにこたえなくっちゃ、ね。
7月14日(火)「暑くても、いっしょうけんめい鳴いているセミ。え、文句をいっているの?」
★所用があって長女とかけあしで京都まで行ってきました。墓参もすませました。17日は祇園祭。あちこちの町内で、鉾が立ち始めていました。

おとふ屋さんのお昼の定食
かって、「とんぼパーティー」の二次会をしたところです
なつかしい……♪
★駅から家まで続く緑道ですが、出かけるときは草ぼうぼうでしたが、帰りはきれいに刈り込まれていました。
道なりに続く雑草の小高い山は

まるで牧草のようです
この写真を見て
まごは、「このくさ、あるいてるん?」
と聞きました


颯爽と散歩中のナンバーワンさんとすれちがいました
「もしかしたら梅香藻じゃない? 調べてみて♪」
6日の日記に書いた藻の花のことです
あ、残念、ちょっと違うかも……
我が家の花は、しょぼくれているというか
りんとしていないのです


家に帰ると

鉢が峰のおじさんが、約束通り
庭に、畑を一畝おこしてくれていました
何を植えようかな……♪
7月13日(月)「テープに吹き込んだ原稿とプリントアウトした原稿を取材先に発送」
★「泉北ホスピスを進めるウイルの会」で講演させていただきました。ウイルのみなさんは、日々、「いかにすれば満たされた最後をむかえることができるのか」について真剣に考え、取り組んでいらっしゃいます。それは、いいかえれば、「いかに生きるべきか」ということになるのでしょうか。わたしたちは、生まれた瞬間から死に向かって生きているといわれていますが、若くて、心身ともに健康なときは、立ち止まって老いた自分の最後について考えることは、まずないでしょうし、その必要もありません。が、もし、長生きした場合、自分らしく最後を迎えたいなあと、わたしも漠然と思っています。

ウイルでは、その名の通り、自分の意思をしっかり持ってそのときに望むために、毎月、いろいろな分野から講師を招いていらっしゃるのですが、ご縁があって、今回は、わたしが招かれました。何をお話すればいいのかお引き受ける際にお話を伺うと、「人生の後半で自分の生きる道を見つけた沢田さん自身のことを話して」ということでした。それならおまかせです。「ただのおばさん童話作家に変身する」と題して、「命」を意識しつつ、お話させていただきました。

「命」を意識しつつ、あらためてわたしの本をながめてみると、どの本も、テーマは、「生きる」につながっています。「生きる」ことは、子どもにとって、「家族」や「友だち」のつながりであり、自分らしく生きるには、将来、どんな「仕事」に就くか模索することでもあると思います。児童書と直接関係はないおとなの集まりなのですが、貸し出し本に使っていただけたらと、わたしの本を寄贈しました。廃刊になってしまった「はちゃめちゃ大家族」や「灰色バス変身大作戦」、「おじいちゃんとぼくのがんこ合戦」こそ読んでほしいのですが、保存用しか手元にないので差し上げることができません。残念です。
「おしゃべりな毛糸玉」を
順番に回しながら朗読してくださいました
どの方も、それぞれ持ち味があって、素敵でした

人気のある講座のときは
定員40人が満席にあるそうですが
今日は約20名でした
熱心に聴いてくださって
寄贈した11冊の本はすべて
貸し出しされました

せっかくの機会なので、児童書の宣伝をしました。先方にお子さんがいらっしゃる場合、お土産にお菓子を持っていっても、食べてしまえば「おしまい」です。本をプレゼントしたら、子どもはきっと何回も読み返し、兄弟にまわし、友だちに貸したりして、間接的に何人もの子どもの心を育て、「本をくれたおばちゃん」として、少なくともお菓子を手土産にした場合よりも印象に残ります。わたしんちのまごも、たくさん本をいただいています。それぞれが思いを込めて贈ってくださった本は、家族では選ばない分野の本もたくさんあり、結果的に、まごの心を豊かにしていると感じています。

7月12日(日)「繰り返しの毎日であっても、孫にとっては、新しい発見とおどろきが♪」 
★もうすぐ長女の誕生日ということで、家族で焼肉屋へ行きました。
かんぱーい♪

自立もあわせて、おめでとう♪

食後、夫を家に、長女と孫をアパートへ送っていき、わたしは、その足で映画館へ。ところがタイミングが悪く、早くても1時間待ち。帰ろうかな……。でも、せっかくなので時間を近場のスーパーでつぶすことにしました。いつもは駆け足で、必要なものだけをピックアップしていたのですが、ゆっくり棚をチェックしました。
と、こんなものを発見!

お子さま向きのビール(もどき)
ぬか漬け元気(疲れてきたぬか床をリフレッシュ)
食物繊維のおみそ汁(おくら・寒天・めかぶ・わかめ・ごま)
朝鮮人参健康茶のペットボトル(漢方入り)
献立いろいろ味噌(チューブ入りで便利そう)
岩手盛岡ビビン麺……などなど

あっという間に、1時間経ってしまいました

7月11日(土)「みんな留守です。(ひいばあちゃんは病院)。久々に昼寝をしました」
★脱稿した原稿を取材先に確認してもらうために、テープに吹き込もうとしたところ、新しく調達したカセットレコーダーがうまく操作できません。買うときに、大型電気店が不親切だったことを思い出しました。最新の機器の説明は熱心にしてくれるのですが、旧タイプの安価なカセットレコーダーなんか……という態度が見え見えでした。(フン、説明など聞かなくてもそれぐらいわかるもんねーだ)と思っていたのですが、甘かった……。いやだなあ、また聞きに行くの。そう思いつつ車に乗ろうとして、そうだと思いつきました。我が家と目の鼻の先の「音楽一家さん」なら知っているかもしれない。
結果、やはりわからなかったのですが


使い慣れたレコーダーを貸してもらいました
簡単に終わると思っていたのですが
なんと6時間もかかりました
今、深夜の1時です
のどがイガイガ

★「とんがり森の魔女」の宣伝用のイラストです。


イラストは市居みかさん

やっと発表できる♪
「青い鳥文庫」デビューなのです♪

9月刊行予定です

魔女ってなんだろう?
奇妙なクセを持つ魔女ダイラ
娘のニーナ
お茶目な大魔女との思い出は、大切な宝物
不思議でちょっと切ない
魔女の秘密の物語
(宣伝文引用)

7月10日(金)「222222ヒットの連絡をいただきました。メッセージもうれしく拝見しました」
★墓参のため京都に行ってきました。月に2回はお参りしたいと思っているのですが、このところ行きそびれてばかりです。わたしですら足が遠のいているのに、友人が今月もちゃんとお参りして、お花と水塔婆をあげてくれていました。住まいも京都ではないのに、しかも忙しいのに、ただただありがたく思うばかりです。京都シネマで映画を観て帰りました。鶴瓶主演の「ディア・ドクター」は、立ち見が出ていました。

★帰宅したら、光丘真理さんの新刊が届いていました。待ちわびていた「コスモスシリーズ」の完結編、『星空のした、君と手をつなぐ』(ピュアフル文庫)です。真夜中から朝方にかけて、夢中になって読みました。普段は使わない老眼鏡が役に立ちました。

主人公の心の中に育っていく義母や義兄への感情を描きつつ


未婚の友人に芽生えた小さな命について
本人のいらだちや友人の思い、支援するおとなの考えなど
さまざまな立場の人たちの思いと葛藤が描かれています
相手を大切にするということは、どういうことなのでしょう
みかげを愛する瞬のとった態度に、心打たれます
高校生たちに、ぜひ読んでほしい一冊です

1巻、2巻のエピソードが
回想でうまく取り入れられていて
ああ、そうだった、そういうこともあった、と楽しめます

     
第1巻『二番目に好きなもの』     第2巻『七番目に出会った人』

7月9日(木)「カウントが222222に近づいています。ヒットされた方はぜひお知らせを」
★パンジョ童話教室でした。今日から新入生がふたり。童話は書いたことがないそうですが、新しい風が吹き込んでくれることと思います。見学者もひとり。若いお母さんで、夏休みは時間がとれないので、9月から来たいそうです。お待ちしています、ぜひ♪

今日は、2作合評しました。1作は書き直し作品で、いらない枝葉が落ちて、すっきりわかりやすい流れになりました。が、刈り込みすぎて、何を伝えたいのか肝心な部分があいまいになっていました。素材と思い出を結び付けるには、心に残るエピソードがほしいです。ひとつ書かれているのですが、それだけでは読み流してしまいます。主人公がどうしてもその素材にこだわるのかが、小さな読者にも伝わるように、あとふたつほど繰り返してみましょう。でも、短編なので、たんたんたんとリズムよく書いてください。最後に、そうだったのか……と、余韻が残る作品に。

もう1作は、兄妹の関係がうまく書けている作品でした。楽しんで書いていることが、行間からあふれています。入会6年目、スイッチが、やっと創作モードに入ったのかなと思えて、うれしいです。キャラクターの立ち上げ方やストーリーの展開のさせ方がわかってきたようなので、ここで集中してたくさん書くと、一気に階段をかけ上ることができると思います。ここまで辛抱すれば、もうだいじょうぶです。教室のみんなの刺激になるようにがんばってください。

★フランスのお土産をいただきました。

ゆっくりお話も聞かせてください

わたしも海外旅行が大好きで、近場を含めて年2回は行っていたのですが……。今は、いろいろな枷ができ、なかなか行けなくなりました。老後(今もすでに老後ですが)の楽しみにとっておきます。裁判の傍聴も、映画を片っ端から観ることも。
7月8日(水)「昨夜寝たのが1時半。今朝は5時に起きて、ごはんを炊いて……」
★……早朝6時に駅へ駆けつけました。世界遺産の高野山に行くためで友人待ち合わせをしていたのです。昨夜、遅かったのでかなりハードでしたが、高野山までの期限切れ寸前の乗車券があったからです。まごが幼稚園から帰ってくるまでの駆け足の旅です。

話題の「天空」の乗ってみたくて、予約電話をしたのですが、水曜日は走っていませんでした。天気予報は雨天でしたが、降ることもなく、さわやかな冷気を感じました。何よりだったのは、観光客が少なく、ゆったり散策することができたことです。

歴史上の人物の苔むす墓所や企業の物故者の霊を弔う墓碑を見ていると、1基、1基がこの世に存在した命の証のように思えて、厳かな、そして不思議な気持ちになりました。友人が歴史に詳しくて(意外でした)、死に至った顛末をいろいろ話してくれるので、耳を傾けました。

高野槙の新芽

★発見! 自動販売機の展示ボトルは前半分しかないって知っていました? わたしは、今日、初めて気がつきました。お茶を買うときに、色合いを見比べて決めていたのですが……。看板に偽りありだったのね。

どのボトルも前半分しかありません

7月7日(火)「クッキー・ドーナツ・饅頭・もみじ饅頭・たまごパン。甘い物シャワー♪」
★福山と広島での童話教室の日でした。電車の乗り継ぎの要領もわかってきたので、9時半に家を発てば、1時の福山教室に間に合うようになりました。それでも、広島教室を終えて帰宅すると、12時近くになります。ほどよい疲れです。

福山教室は、2作を合評しました。1作はメルヘンで、名前がなければ作者を当てられなかったかもしれません。なかなか楽しい作品になっていました。ただ、メルヘンは、不可思議なことが起こっても当たり前。作品の中でいいわけをしたり、つじつまを合わせようとしないで、不思議ワールドを思う存分展開させてみてください。この物語のポイントは小道具(クッキー)とバス。いかに使うか、もうひとひねり、いえ、要、三ひねり、四ひねり。

もう1作は、同人に掲載されたことがある文学作品です。興味深く読めるのですが、子どものための作品というよりも、子どもが登場する大人向けの作品です。難解なことばが混じっていて、漢字も多く、おとなの価値観で書かれている箇所が目立ちます。もちろん、子どもを大人の視線で描いた作品も児童文学の枠の中に入るのですが、主人公の子どもに寄り添って、物語を読む子どもたちが共感できるような作品に書き直して、たくさんの子どもたちに読んでほしいです。そういう作品になる要素は十分あると思いますが、ストーリー的にもまだまだこれからです。

今日は、思わぬ人が福山教室を訪ねてくれました。作家の川越文子さんです。「すっごく楽しかった。こんなに具体的にアイディアを出しあうところは、他にはないよね」といっていただきました。この教室はたった3人ですが、情報交換も活発です。

HALさんが、また怖い話に入選しました(しかも優秀賞)♪
「つくづく奇妙にこわい話」(光文社文庫)
選者の阿刀田高さんの選評も、ばっちり賞賛

「うれしいきもち」には
わたしへの、おどろきのメッセージが♪♪
十六味保命酒という鞆の浦ののど飴

広島教室は、新しいメンバーが増えました。なんと、ニッサンに3回も入選しているという実力者です。短編が得意で長編は書いたことがないそうですが、この教室には、長編が得意で、短編を書いてみたいと思っている人もいるので、お互いに刺激し合えると思います。

2作を合評しました。1作は、長編ばかり書いている作者が短編にチャレンジした作品でした。短編が書けないということでしたが、それぞれ得手不得手があります。よくいわれていることは、童話は短編に始まって、長編を経て、再び短編が書けたら、どんな作品でも書けると。次回は、5枚童話の書き方をレクチャーしようと思います。

もう1作は、前回の書き直しです。全体にうまく書き直せていましたし、クライマックスシーンは臨場感にあふれていました。それでも合評にかけるといろいろ出てくるものです。書き出し部分を削ってさっさと物語に入ったほうがいいという意見がでました。もっともです。

視覚で捉えた合評がおじょうずなツリーさんがお休みでした。手術をされたそうですが、大丈夫でしょうか。くれぐれもお大事に。

7月6日(月)「メダカの食欲はすごいです。朝夕水面いっぱいにまいたえさは、忽ち…」
★メダカの藻に、なんと白い花が咲きました。

3個のうち、この鉢だけです
いいのやら、悪いのやら……
★NHKの昼のテレビで、空堀商店街が紹介されました。空堀は戦火にもまぬがれた古い町なのですが、昔ながらの商店の他に、長屋を改築したおしゃれなショップや、お屋敷を改装した総合文化施設があります。築200年の蔵も改造されて、障害者の集うスペースとして使われていました。

蔵の持ち主は、藤田富美恵先生です
★ノンフィクションの推敲が、とりあえず終わりました。これからがたいへんです。
7月5日(日)「昼間、遊びに来ていた孫(こういう立場になりました)を送り届けてから…」
★梅田芸術劇場公演中の「ミー&マイガール」(花組公演)を観にいきました。「たからづか」を観るのは久しぶりです。

縁あって名和由理さんという方と、ごいっしょに舞台を観ました。名和さんは、「伯爵夫人」や「モーツアルト」など、文学座や東宝などのヒットした舞台をたくさん手がけてこられた脚本家であり、演出家であり、翻訳作家です。ネットで名前を検索するといろいろな作品情報を見ることができます。幕間に、いろいろ知らない脚本家としてのエピソードを聞くことができて、楽しかったです。

名和さんは、主演の娘役の桜乃彩音さんや夏朝まなとさんとは姉妹のように親しい間柄だそうです。今日、勝気で色っぽいジャッキーを演じていた夏朝さんは普段は男役です。男役が娘を演じるというのも、このミュージカルのひとつの「売り」だそうです。夏朝さんは、別の日にはジェラルドという男性を演じ、その日は、別の男役がジャッキーを演じるのだそうです。娘役の彩音さんの歌声は、魅力的でした。ちなみに名和さんは東京在住で、町子ちゃんのお友だちです。

出張公演になるので、フィナレーでおなじみの鈴を手にして大きな翼を背負って大階段を下りてくる姿は観られません。それは、宝塚大劇場で、ということでした。9月にはベルバラが♪ ごいっしょにいかがですか?

★後藤みわこさんの新刊「秘密の菜園」(ポプラ社)をご紹介します。

途中までは梅田に向かう電車で読みましたが
続きを早く、でもゆっくり読みたくて
「たからづか」の帰りに梅田で見つけたお店に入りました

とちゅうからの物語の視点が
サカタからタキイに替わりました
おもしろいのは
同じ物語が、タキイの視点で一から再現されるところです
視点が替わると、同じシーンが違って見えます
ステレオ効果で、深さが増します
そうか、あのときタキイはこう感じていたから
あんなセリフが出たんだ
あの菜園を作っていたのは
こういうことだったんだ

新鮮です

ワインで乾燥したのどを潤しながら読書のつもりが
けっきょくは、いろいろとって食べてしまいました

馬刺し・ふろふき大根・具沢山のみそ汁セット
いえ、メニュー紹介ではありません
みわこさんの新刊紹介です
本の表紙は、タイトルをクリックしてください

7月4日(土)「ほぼ一か月ぶりに、ぼちぼち映画館へ。やっぱりおもしろいです、映画」
★今日の「あいらぶゆかい」は、ピアノさんもオカリナさんも所用のためお休みでした。8月にあるコンサートの歌の練習の間に、チャイナさんとはるかさんが、順番に3冊の絵本を読んでくれましたが、楽器の音なしで、みんなに集中してもらうのは、パワーが倍いります。のどが不調なので、ちょっと辛いところです。

駐車場は、車を停めるスペースがないこともあるので、今日は歩いていきました。ところがいつもと違う別の道を選んだのが失敗。20分弱で行けるところが、30分かかりました。着いたら汗だくでした。帰りはいつも通りの道を帰ろうと思ったのですが、チャイナさんとのおしゃべりが楽しく、行きと同じ道を帰ってしまいました。また30分。暑い日中の歩きは、ぐったりします。久々に昼寝をしました。

★パリにいるとばかり思っていた町子ちゃんからクール便が届きました。パリから帰った翌日から北海道にいるそうです。

美瑛の産物です♪

7月3日(金)「書き手にとって編集さんは、航海に出るための水先案内人と感じました」
★「魔女」のゲラは、わたしの中では、すでに校正が終わっていたつもりだったのですが、更に、言葉の門番のような校閲さんがふたりで見直してくれたそうで、細かいチェックが入りました。すごいです。おどろきです。ちょっとした言葉のいいまわしや選択などで、文章が際立ってきます。門番ではなく、神さまです。編集さんが電話で、「ここはどうしますか?」と、1時間もわたしの意向を聞いてくれました。しあわせだとつくづく思いました。選択し直した部分をふくめて、もういちど、ゆっくり読み直して、物語に浸ってみます。

★「参考になれば」と学研の編集さんが本を送ってくれました。昨年の課題図書になった日野多香子・文、増田勝正・写真の『今日からは、あなたの盲導犬』す。盲導犬になるまでの犬たちの写真と文章がうまく噛み合って、こうして盲導犬になっていくんだと、とてもわかりやすく、感動の残る本でした。

あ、学研さんの本じゃないんだ……
版元は、岩崎書店でした

★いつもわたしの提案をいっしょになって考えてくれる編集さんと、メールのやりとりをしました。鋭い意見をいってもらえるので、勉強になります。

★まごがいないので、夕食は、「タブー解禁」です。まごが苦手のきのこ、えび、しじみ、いかなご、ピリピリ大根。

「むこうのおうち」の夕食は、チキングラタンだそうです
7月2日(木)「いつも手書き原稿の生徒さんの作品をパソコンで打ち込んで送りました」
★手書き原稿は、個性と雰囲気があっていいのですが、パソコンで打ってプリントアウトすると、自分の作品を冷静に見ることができます。推敲もしやすいです。文章の流れはもちろん、誤字や句読点の打ち方などのミスは、手書きでは、なかなか発見しにくいところです。余談ながら、わたしは自分の筆跡が好きではないので、10数年前にワープロと出会わなかったら、書いていなかったと思います。

★地域のパン屋さんルヴァン・ルヴュールで、京子さんがピアノを弾いていました。昼間、時間があるときはふらりと来て、バックグラウンドミュージックとして自由に弾かせてもらっているんだそうです。

パンを選んでいるとき、聴こえていた大きな古時計は、「沢田さんの姿を見かけたので、なんとなくイメージかなと思って弾いていました」ですって。そうか……、わたしは、ぶっこわれる寸前の古時計、もしくは、天国にいってしまいそうなおばあさんなのか! とは、つっこみませんでした。彼女は、まじめな正統派の音楽家です。「リクエストもできるの?」「もちろんです」ということで、「トロイメライ」を奏でてもらいました。

ハイヒールモモコなら、「タダなん? 大好き」と、とびあがってよろこびそうな、ぜいたくな時間です。お近くの方は、ぜひ、のぞいてみてください。

しばらく行かないうちに
エレクトーンがピアノに変わっていました

★肩こりがひどく、疲れがたまってしまった感じがします。そのせいか、今朝から声枯れです。「もみの木」で施術を受けたら楽になるとわかっているのですが、前もって予約しなければならないので、なかなか行き辛く、延び延びになっていました。やっぱり、だめだった……、とあきらめていたら、3時予約のキャンセルがあったと電話をもらったので、何はさておき、かけつけました。まごが帰ってくるまでの綱渡りです。

7月1日(水)「急に暑くなったせいか、猫の毛がごっそり抜けます。おどろくほどです」
★泉北障害者作業所のおせんべいボランティアの、チラシを折る作業、シールを切る作業、リボンを整理する作業……など、細かい作業を、「楽しかったわ」といってくれた友人。スタッフが肩が凝ると嘆いていたパソコンの作業を「引き受けましょうか」といってくれた友人のご主人。夜になって、「来週、なんとか時間を作って、いちどのぞいてみるね」といってくれた友人。「わたし、第2と第4だったよね」と確認電話をくれた友人。みんな、みんなありがとう。元気をあげて、元気をもらってください。
★近所の中華料理のお店の入り口に「福」の札が、逆さまに貼ってありました。その理由は、中国では福が来るという意味の「福到」と、福がひっくりかえるという意味の「福倒」が同じ発音だからでっすって。

             
同じ意味なら、別にひっくり返さなくてもいいわけで
それでも逆さまに貼るのは

縁起担ぎというよりも、洒落感覚?
確かにインパクトはあります


沢田俊子著作紹介



アンソロジー一覧


雑誌掲載一覧


新聞連載


単行本の紹介


小さな島のちっちゃな学校
汐文社

スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社

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