2009 2008 2007 
2006  2005  2004  2003
2010年(平成22年)

とんぼの足あと


がらくた宝箱


ええがな映画 10/30



とんぼ童話教室
ちょっとのぞき見
 10/28






300000ヒット
プレゼント

プロフィール
 

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


メールはこちら


リンク
日本児童文芸家協会
日本サービスドッグ協会
日本ライトハウス行動訓練所
ハッピーハウス
木下サーカス
野忽那小学校


ようこそ吉村家へ
童話の輪
うさこのひきだし
風雲童話城
歩く鳥さん
チハルのホームページ
ピッポ・ポおはなし村
Stargazer
おきろん通信
どじょう日記
River Angel’s Site
らんかみち
本ってほんとうに楽しいよね
深山ワールド
潮の風
ななつの部屋
たからしげるのブログ
すみれ洋裁クラブ
童話のはなし
@Rinの部屋
みちこの窓 
よしいたかこの手作り絵本
おはじきの時間
うらぴょん通信
高岸弘のブログ
幸せの小ブタの日記
酔芙蓉つれづれ日記
くにこにこ日記



 もみの木
スマイルセンター
サザンVネット
農業生産法人「然菜」
泉北ホスピスを進める会ウイル
CANDY MONSTER
Atelier Scarlet
mumu−World
Poco Poco Club
          (順不同)
10月31日(日)「♪ ねえムーミン こっち向いて いっしょにあそぼうよ……」
★岸田今日子さんの吹き替えが大好きで、テレビのムーミンを楽しみにしていたのは、ずいぶん昔のことです。わたしはすでにおとなでしたが、ムーミンはわたしにとって、幼馴染のようななつかしい存在です。先日、雑貨屋で、『ムーミン谷の名言集』(講談社)を見つけたとき、うれしくなりました。古いアルバムをひもとくように、大切にページを繰っています。

死んだリスを見たトゥティッキーの言葉

このリスは、そのうち土にかえるでしょう。やがて
その土から木がのびて、その木の上で新しいリスたちが
はねまわるわ。それが、そんなに悲しいことだって思う?


深いことばだと感じ入りました
死は、終わりではなく
ものごとの始まりなのかも

問題は、死に
至るまでの過程です

わたしが感銘した小説に
「天国までの100マイル」(浅田次郎)
があります

主人公の生き様がどうのというよりも
重病の母親を受け入れた病院側の姿勢に
感動したのです

末期医療はこうあるべきだという思いは
読後の余韻となって今も心に残っているのですが
そのような病院が、11月号の「文藝春秋」で
紹介されていました。あるんだ実際に♪

人生のラストステージをどのように生きるべきか……
こうあってほしいと願ったとしても叶うかどうはわかりません
でも、自分の終焉は、自身でしっかり選んで
方向付けしておくべきだ
……と思う昨今です

「終わり」がよければ
冒頭に紹介したトゥティッキーの言葉が
さらに生きてくるのでは
ないでしょうか

★今日はハロウィン。「とんがり森の魔女」(青い鳥文庫)は、ハロウィンのカバーをつけてもらって店頭に出ているそうです。わたしは遭遇しませんでしたが、ありがとうございます。ついこの間まで暑い暑いといっていたのに、今日で10月も終わりです。11月になったら取りかかろうと思っていた執筆の準備を始めました。

10月30日(土)「秋の夜長は、読書♪」
★岩崎書店の新刊『黒ねこ亭とすてきな秘密』(長井理佳)をご紹介します。おばあさんが残してくれた古い家の庭は、メルヘンの世界。おいしいお茶をのませてくれる猫や、へんてこなぶち猫もやって来ます。話のできるモグラや、怒らせたら魔法を使う蜂もいるので、夏休み、マリコと親友のスーちゃんは、わくわく体験をいっぱいします。庭の様子や草花の咲き乱れている描写にうっとりします。もぐらの穴も、なんどものぞいてみたくなります。

おばあさんが残した暗号のような手紙を
マリコは解読できるのでしょうか
謎解きも楽しみです

★我が家のねこは、庭よりもホットカーペートが好き。

いい気持ちそうに眠っています
10月29日(金)「うーがは、遠足でした」
★ママが作ったおべんとうは、ハロウィンバージョン。マカロニも、クモとかコウモリの形(しかもイカ墨)だそうで、「うーがは、びっくりするかも」とママ。いえ、きっと、わくわくすることでしょう♪


おばけたちがせいぞろい


デザートのみかんもおばけ
 
「おいしかった。ママはせかいでいちばん、おりょうりがじょうず」
と、夕方の電話口で、うーがは、とてもよろこんでいました♪

娘たちが中学生だったころ、わたしが作っていたおべんとうは実質本意で、思えば夢のないものでした。次女のクラスメートのお母さんが入院されたので、1か月ほど、その子のおべんとうもいっしょに作っていたことがありました。朝、登校前に家に寄ってもらって、空のお弁当箱と交換していたのですが、ある日、空っぽのはずの昨日のお弁当箱が重いのです。ごろん、ごろんとします。流しであけてみると、半分残してありました。うちの娘たちはきれいに食べて帰っていたのですが、そのおじょうちゃんの口には合わなかったのでしょう。そういうことがたびたびあってがっかりしていたのですが、今思うと、きっと、その子のお母さんも、こんなかわいいお弁当を作っていたのかな。

今日の夕飯も、実質本意の冴えないダーク色系

でも、栄養バランスはいいのです
友人からもらっていた伊勢のひじきは戻して
ごぼう・にんじん・こんにゃく・鶏ミンチ
しいたけ・油揚げ、大豆と煮ました

10月28日(木)「ブランチをしっかり食べて、出かけた先は……」
★パンジョ童話教室。一番乗りは、あかぺんさん。「これ、よかったらごらんになりますか?」と見せてくれたのは、映画「船を降りたら彼女の島」のパンフです。この映画は、野忽那群島の各島でロケがあり、『小さな島のちっちゃな学校』の取材のときに、エピソードを聞きました。「野忽那島にはバスがないのにバス停が作られ、島のてっぺんにセットで家が建てられた」ことや、「かもめを呼ぶのに苦労した」などなど。でも、2003年に上映された映画は観ていませんでしたので、ありがたくお借りしました。

あかぺんさんは、松山で学校の先生をされていたそうで,
先日紹介した松山市立石井東小学校のサイト
見て、なつかしかったそうです
思わぬ接点が
うれしいです

その彼女がブログを立ち上げました
くにこにこ日記」です
絵文字が、かわいいです
アガサ・クリスティが大好きだそうで
「100冊すべてと読んだ♪」と、いうことなので
以後「アガサ夫人」と呼ぶことに

わたしが推理すると
ふーむ……、どうやら夫人は
そそつかしい探偵のようです

★朝食はばっちりたべたので、1日2食はだいじょうぶのはずでしたが、教室が終わってから、母にあなごずしを届けるつもりで寄ったお店で食べてしまいました、あなごにぎり。これを夕飯にするならと、ばってらも食べたのですが、結局、家に帰り、夕飯もばっちり食べました。牛肉の時雨煮・ほうれんそうのおひたし・湯豆腐・それにごはん。えーい、いいやとばかり、いただいていたどらやきや、クッキー、おかきをやみくもに食べました。食欲の秋です。

玄米ごはんの朝食


手焼きのクッキー ありがとう♪

10月27日(水)「遅めの朝ごはんは、しっかりと」
★食べてから出かけました。友人から届いた紫いものごはん・かぶらの煮付け・かますの干物(2枚)・ぬか漬け・わかめの味噌汁。食後には、到来物のどらやき。お茶は、はちみつ漬けのすだちに熱湯を注ぎ、シナモンをふりかけました。

シナモンの摂取量は、1日0.6グラム
その目安は、ぱっぱっと6ふり
……だそうです
しっかり食べたことだし、これで、晩までだいじょうぶ……と思っていたのですが、産経教室の前に喫茶店で資料をチェックしながら、甘い菓子パンとコーヒーを、教室のあとにも、みんなとおしゃべりしながら、同じパンとコーヒーを食べました。


★「カード売り場に、こんなものがありました」とバツ丸ママがプレゼントしてくれたのは、お誕生日祝いの絵本カード(はがき大)。JOMO童話賞受賞作品というシールがはってあります。驚いていると、「ね?」と、バツ丸ママ。JOMOの入賞作品は一括して冊子にまとめられるだけだと思っていたのですが、後に手が加えられ、こんなかわいい本になるなんて。こういう道の開け方もあるのかと、うれしくなってきました。

愛すべきくろねこの物語は
もう3刷目ですって

カード絵本の売り上げの一部は、「JOMO童話基金」に寄付され
さまざまな奨学助成金として使われているそうです
これ自体、いいお話です

10月26日(火)「わたしの休日」
★夫が帰りが遅いというので、難波まで足をのばして映画を見ようと思いたちました。上映時間をチェックすると、いい流れで4本観られることがわかりました。常連のTOHOシネマとも、時々足を運ぶ京都シネマともまた違った映画を上映していて、思いがけなくヒットでした。空き時間にぶらりと雑貨屋をのぞき、ささやかな買い物も楽しみました。本も雑貨に売っていました。

カメラはデジカメケース。
シナモンは、お肌のすぐ下にある血管の巡りをよくするので
しわ・しみにいいと、今朝のテレビでいっていたばかり

わたしの買い物は、早いです

2秒で買ったラッキーぶーちゃん

でも、なかなか買えないものもあります
大判のハンカチーフです
このブランドの大判は100パーセントシルクなので肌さわりがよく大好きなんですが、新柄が出てもだいたいが若向きで、自分用に買うには戸惑ってしまうのです。それにちょっとお高い。長女(うーがのママ)が、「あまりいい柄がなかったけれど」と誕生プレゼントにくれました。自分では買えない柄も、もらうとかなりうれしいです。

オーソドックスな柄も同じではない


ほとんどが長女からのプレゼント

10月25日(月)「友人から、紫芋とたくさんのスダチが♪」

★紫芋はご主人のご丹精のもの、スダチは、かってに育ったそうです。そのスダチ、「鮮度のいいうちにギュギュと絞って蜜を入れ、お湯か炭酸で割って、くいっとが、おいしい」と書かれていたので、さっそくそうしました。


みずみずしい香りが、はじけます
きゅっとしたすっぱさが、体によさそう


さっそく蜂蜜に漬けました

★「誕生祝にはこれを」とリクエストして、次女から送ってもらった塩鮭は、塩辛いだけではなく、旨みが濃縮されています。ほぐしてお茶漬けにすると、この上ないほどのおいしさです。ただ、塩分の濃さがひとかどではないので、だれかれとなくおすすめはできません。
中は、きれいな紅色♪

日持ちがするので
焼いて密封容器にいれておくと
重宝します

お雑煮にしても、味付けいらず

塩鮭とお湯だけで美味しいです

★今日は、もみの木さんデーでした。体は快調で、疲れの自覚はなかったのですが、肩が張り詰めていたようで、施術してもらっているうちにほぐれていくのがよくわかりました。とてもいい気持ちでした。帰って、すぐにお風呂に浸かり、リラックスしました。夜は、ほぼ2週間ぶりに映画を観に行ったのですが、しびしび雨が降っていたせいか、観客はわたしひとりでした(「雷桜」)。封切られたばっかりなのに……。

10月24日(日)「ばあば、おたんじょうびおめでとう」
★と、昨日からうーがたちが来ていました。うーがのおてがみは、めちゃかわいい♪ 1か月先の自分の誕生日のアピールとおねだりに、ちゃっかりすりかわっているんです。読み上げて、みんなで、大笑いしました。
ローソクは7本

「うーと、おんなじやん」 
ほんま、67歳も7本なら、7歳も7本
「ばあばが100さいになったら、うーは、なんさい?」
40歳だそうです。そのときママは
ばあばの年齢に……


おどろき♪ ケーキは、じいじから

友人が、今年も忘れずに
チーズケーキを焼いてくれました
ふわふわ、しっとり♪
 
どうすれば、こんなにおいしく焼けるのでしょう
「気軽にケーキを焼ける人は、すごいねえ」
とママ。ほんと、すごいです

★昨日の日記に1日2食と書いたばかりなのに、昨夜の焼肉に始まり、のべつまくなしにだらだら食べてばかりいました。しかも、今朝は、家族の好物を並べていったら、バイキング状態になりました。おなかにはごちそう。耳には、うーがのおしゃべり。手にはプレゼント♪  

     お母さん、67年前にわたしを生んでくれて、ありがとう。
     めげずに、まだまだがんばります。 あなたの娘より
10月23日(土)「気づいたら、さらに1キロ減量……」
★早朝ウォーキング・玄米入りごはん・1日2食を実践中……。といっても、できる日だけしかしないといういいかげんさなのですが、それでも始めて1か月で3キロ減ったのには驚きました。しめしめと思ったもののその後は、ヘルスメーターの針はいつも同じで、微動だにしませんでした。

それからまた1か月が経った今ごろになって、さらに1キロ減っているのに気づきました。加齢痩せの傾向もあるのかもしれませんが、いずれにしても、体が軽くなったことは確かで、このところ心はともかく、体は疲れ知らずです。

「1日2食は辛いでしょ?」といわれるのですが、毎回たっぷり食べるので、おなかは減りません。もし、おなかが減ったときは間食します。日によっては、おつきあいで4食たべることもあります。飲み会で暴飲暴食もします。そんな翌日は控え目にするようにしています。枷をかけすぎなければ、1日2食も楽なものです。

もうひとつぐらい、減量のために努力せずにできることが何かないか考えてみたところ、ありました。足首に重りをつけることです。つけてみて、あまりにも手ごたえ(足ごたえ)がないので、重さを量ってみたら、左右でたったの500グラムしかありませんでした。
片足250グラム

これでは、効果なし

ということで

もう一組つけることにしました
(ときたま、家にお古がありました)

体重が4キロ減ったのですから
1キロなんて、どうってことはありません
(すそを下ろせば、重りも見えませんません)
これで試してみて、物足りなければ
重りは、もう1組あります

1か月後に
1キロ減っていればいいな

効果はいずれ

★いただいた栗納豆をもって、母のごきげん伺いに行きました。10階建ての病院は、エレベーターが一基しかないのです。車いすや補助車を使う入院中の患者さんたちの移動にも使っているので、いつもかなり待つことになります。今日は足に重りをつけているので、がんばって母の待っている9階まで階段であがってみることにしました。ゆっくりでしたが、エレベーターより早く着きました。帰りも階段で降りました。いい運動だったのか、あとからひざが痛くなってくるのか、今のところはわかりません。

10月22日(金)「北海道のじゃがいも♪」
★ありがたいことに、今年も届きました。箱の横に、「この収益金は、YMCAの学習障害児プログラム推進のために使われます」と書かれています。京都の聖マリア教会がその活動を支援するために、例年、畑ごと購入しているそうです。その流れからいっても買わないといけないのに、毎年、あつかましくいただいています。

いただくには、今年は心苦しいできごともあったのですが
それはそれとして変わりなく送ってくださる
お気持ちがうれしいです
伸さん、ありがとう♪

★これまたうれしい贈り物が届きました。「小さな島のちっちゃな学校」のモデルになった野忽那小学校の元校長先生からです。先生、いつもごぶさたばかりでごめんなさい。いろいろ考えることが多い年で、立ち止まってばかりいます。

新米(もち米も)やみかん、龍馬のおかし
学校便りなどを手にしているうちに
涙があふれてきました

ご縁とは不思議なものですね
67年もの長い人生の中で、わずか数日しか滞在しなかった
野忽那島ですが、そこでの出会いは
確かな財産となって、わたしの心に
光を放っています

現役の校長先生としてご多忙な中
身勝手なわたしを、まるで教え子のように
今も気にかけてくださっている……
こみ上げてくるのもがあって
感傷的になっていると

↓さらに

ある方から栗納豆が……

お手紙、うれしく拝見しました
堪えていた思いがあふれ出てきて
子どものように泣きました

すると、またピンポンが鳴って……

丹波から枝豆が届きました
40年来の友人からです

目からうろこのアドバイスメールにも
はげまされました

実りの秋は
感傷の秋でもあります

10月21日(木)「おもしろクラシック講座」
★地域の高齢者向けサークルのひとつ「おもしろクラシック講座」は、ふとした出会いがきっかけで、2001年の5月に立ち上げてました。わたしが抜けてからもますます好評のうちに回を重ねて、今日が100回目だというお知らせをいただきました。立ち上げた手前、ワインを持って、お祝いにかけつけました。
今回は、ベートーベンがルドルフ大公に献呈した
ピアノ協奏曲第4番ト長調OP58を
おもクラ氏の名解説で
聴きました

参加者は30余名


京子さんの楽しいコーナーも

おとなりのパン屋さんで
うさこさんの「ふたりの花展示」開催中

花のモチーフや柄の作品にまじって
ニッサン童話と絵本のグランプリで見事優秀賞に輝いた童話
花いっぱいのたんじょう日」も展示されていました
いろんな花が満開です

★公募の締め切りが近いということで、生徒さんから添削してほしいと作品が3作届きました。添削はしないことにしているのですが、がんばっていることがひしひし伝わってくるので、応援したくなってがんばりました。

10月20日(水)「「噴水花」をご存知ですか?」
★日本では開花されるのが困難とされている大西洋のカナリア諸島原産のエキウム(噴水花)を、数年前、甲子園短大が、自校の園芸実演場で見事に咲かせ、話題になりました。2メートルもの高さになるその花から、今年はなんと蜂蜜が採取されたそうです。

日本初のエキウムの蜂蜜♪
さらりとしたくせのない甘さです

★蜂蜜といっしょに届いた栗の渋皮ワイン煮。もう10年近く前に、わたしもいっしょに作り方を習ったのですが、鬼皮をむくのが面倒で、その年だけでギブアップしました。友人は忙しい人なのに、毎年作り続けて、あかんたれのわたしに届けてくれています。

手間ひまのかかった栗たち

早速、栗好きの母に持って行ったところ
「おいしいね」と、目を細めていました

病院のエレベーター
2往復しましたが、今日は
サンタのように大きなビニール袋を提げた人たちばかりです
昨日が入浴日だったので、お持ち帰りの
洗濯物が入っているのです

こんな珍しいものも

バラの緑茶・八朔せりー・赤穂の塩とまと

バラの緑茶は、ティーカップがお似合い?
それとも……

香りもいいし、味も、とってもおいしいです
とまとは、なつめのようです。水分がとぶことで
おいしさが凝縮されています

★長編を推敲中です。
10月19日(火)「朝8時、電車に乗るべく道を急いでいたら……」
★携帯が鳴りました。長女からで、「うーがが、昨日、学校から本を借りてきたんやけど、何の本やと思う?」といかにもおかしそうに聞くのです。大好きなアイドルの写真集かそれとも、男の子の本なのか……と歩きながら考えていると、なんと、「『行こうぜ! サーカス』やねん。それって、ばあばの本よというたら、『え、ほんと? うそお。しんじられへん』とびっくりしていた」そうです。

うーがは、「沢田」は読めても「俊子」という漢字はまだ知らないので、表紙のサーカスの写真にひかれたのか、「沢田」という字に近親感を覚えて借りてきたのでしょうか。わたしも、「え、ほんと? うそお」と、まさかの偶然をよろこびました。ついこの間まで赤ん坊だったまごが……♪

★今日は、福山・広島の教室でした。遠いことは遠いのですが、福山も広島も楽しいので疲れを感じません。20時に広島教室を終わって、るんるん気分で帰途についたのですが、帰り大阪の環状線で、青年が、「どうぞ」と席を替わってくれました。体力的にはまだじゅうぶん余裕があり、走れといわれたら一駅や二駅ぐらいは走れそうなのにと思いながら、ありがたく座らせてもらいました。青年から見たら、わたしは、「人間科おばあさん種」なのでしょう。

そのあと私鉄電車に乗り替え、最寄の駅に着いたら23時40分。いつもはタクシーに乗るのですが、元気が残っていたので、徒歩で帰りました。帰宅後、届いていたメールに返信をして、日記をつけて、ただいま深夜の2時。今朝は5時にウォーキングもクリアーしたことを思うと、我ながら、つくづく元気だと思います。それにしても、バッグはいつものことながら重かった……。

作品・資料・手帳・本などなどでパンパン
化粧ポーチがないだけまし
それにしても紙はずしり



帰りはすっきり。それでも重い

10月18日(月)「読書の秋です。続いて新刊を紹介します」
★絶版状態になっていた吉橋通夫先生の『京のほたる火』が、文庫本(講談社)になりました。大好きな本なのですがが、人に勧めようにも、もう手に入らないときいていたので、とてもうれしいです。やはり、いい本はいつかは蘇るというか、消して絶版にはならないのだと思いました。おとなにもお勧めです。


1981年 初版は児童書です

この本の中から8作を抜粋
加筆されたものです

そういえば、先生の著作に、『京のかざぐるま』という
すばらしい1冊があります。あの本も
いつかきっと♪
 
★続いて、もう1冊。『母の友』の11月号をご紹介します。特別企画、「毎日ひとつ、おはなしを」と、30作の短編が載っています。創作仲間のぴあのさんこと はやしまきさんの短編「つりの名人」は、「なにがつれたのかな」と、子どもに問いかけながら読んでいける楽しいお話です。かわいい挿絵もついています。

すてきな1冊です

★母は栗が大好物です。昨日持っていった100パーセント栗の和菓子(次女が送ってくれた)を、「おいしい、おいしい」と何回もいうので、今日は、栗を茹でて持って行きました。大きな栗なので、「7個だけにして、あとは、あしたにしてね」といったのですが、母が読みたいという週刊誌を駅まで買いに行っている間に(病院に売店はないのです)、20個を完食していました。食べやすく剥いておいたのがいけなかったのかも……。歩行器を使いながらも、自力でトイレに行けるようになったので、よろこんでいます。
10月17日(日)「創作仲間の新刊を2冊紹介します」
★1冊目(到着順)は、宮下恵菜さんの「チャームアップ・ビーズ!」(フォア文庫)です。父ちゃんの価値観がおかしくって、たちまち物語の中に引き込まれていきます(父ちゃんのセリフ、めちゃおもしろいです)。ありきたりではない家族設定が、物語を楽しくしています。家族と友だちとの価値観の落差でゆれる乙女心は、そのまま主人公の魅力です。
シリーズ@クローバーグリーンで友情復活
今回のアイテムは携帯電話

ときどき、どこからか
くすくす……ときこえてくる笑い声
いったいだれの……?

★「魔女がいっぱい 5つの物語」(ぶんけい)。その中のひとつ、「ビビンと魔女に願いごと」は、長年の創作仲間、中尾三十里さんの物語です。中尾さんは、有名な童話の公募の大賞を総なめにしていた人です(ミセス童話大賞・小川未明文学賞・熊野の里児童文学などなど他にも輝かしい入賞歴が♪)。

中尾さんの書く男の子は、いつもぴか一です
この作品も脇役なのに
ベタこと真辺くんが光っています

★病院に行くと、母はリハビリの真っ最中でした。わたしの顔を見るなり、「おみやげ持って来た?」といって、理学療法士さんに笑われていました。一週間ぶりだったので、待ち通しかったようです。歩行器を使ってぼつぼつ歩けるようになっていました。どこも痛いところはないようなので、とりあえずはよかったです。というにも母の場合、これからが問題なのです。大胆な人なので、自由に動けるようになったときが、危ないのです。

10月16日(土)「いろいろあるから、いいんだよね」
★午後から、約束があって、洛北高校の近くまで出かけました。こちらは一件落着。ほっとしました。

帰りは、下鴨神社を通り抜け、鴨川沿いに二条まで、あとは町中を通って四条烏丸まで歩きました。それにしても、鴨川べりの風景はいい感じです。アメリカンフットボールをしている子どもたちがいます。木陰でホルンを吹いている人、バイオリンを弾いている人、小太鼓を叩いている人もいます。ストリートダンスをしているグループ、犬の散歩や釣りを楽しんでいる人たち。サイクリングの自転車が通り過ぎていきます。何をしていても、違和感なく広い河川敷が大らかに受け入れています。野鳥たちも、ゆったり川の中で餌をついばんでいます。子どもたちが、魚を追っています。ただ歩いて川の音を聴いているだけで、(だいじょうぶ、だいじょうぶ)といってくれているようで、癒されます。

夫から、夕飯は外食すると電話があったので、うーがとママといっしょに夕飯を食べてから、帰途につきました。昨日からいろいろあったのですが、少し肩の荷が降りたのかな……。疲れも心地よく感じます。がんばれるかな……。そう思いながら夜道を急ぎました。

帰宅したら、友人からおいしそうなパンが届いていました。手作りのようです。

時間ももう遅いので
今日はもう何も食べないつもりでいましたが
せっかくです。アンチョビを載せて一切れいただくことに
もちろんワインもいっしょに
かみしめているうちに
パンのうまみが
口いっぱいに広がっていきます
あしたが楽しみです
ありがとう♪

電車で、贈呈していただいた本を
2冊読みました。どちらもおもしろかったです
順番にご紹介いたします

10月15日(金)「京都へ」
★昨夜、寝たのが夜中の3時半を回っていたこともあって、寝すごしてしまいました。7時に家を出なければ、約束の時間に遅れるのに、時計はすでに7時になっています。すっとぶように家を出ました。30分遅れることを3人に連絡しなければならなりません。早朝なのと電車に乗っているので、携帯をかけるタイミングが難しく、やきもきしました。が、なんとか連絡がつきました。

午後からも人に会いました。信頼関係があるのでクリアーできましたが、食事がのどを通らないほど、わたしにとってはハードな案件でした。きっと先方さんも……。

まだ所用が終わっていないので、娘のアパートに一泊することになりました。わたしが来るとは知らなかったうーがは、学童から帰ってきて、とてもよろこんでくれました。ママが夕飯を作っているあいだ、ふたりでスピードをしました。かなり敏捷になっていました。

炊き込みご飯も白菜と豚肉の煮物も、他のおかずもおいしかったです。食欲も戻ってうれしかったです。グラス半分のビールで、夕飯後、だれよりも早く、眠ってしまいました。熟睡できることは幸せです。

10月14日(木)「パンジョ童話教室、見学者あり」
★見学後、「すっごく楽しいです」といって、即、入会してくれました。本にかかわってきた方で、童話の本もいっぱい持っているちか。紹介してもらえる楽しみも増えました。

中国が大好きで、中国の人とも深くかかわっているチャイナさんは、年に何回も、中国を旅していました(中国にはかぎりませんが)。上海万博も行ってきたというので、「ぜひブログを」とすすめていたところ、立ち上げてくれました。「酔芙蓉のつれづれ日記」です。こういう風に旅していたんだと、台湾のひとり旅の記録を読みながら感銘。いっしょに旅のハプニングを楽しむことができました。しめしめ。さあ、これで、童話を書くのをさぼっていたら、すぐにわかるぞ!

★犯友の公演を観にいきました。わんわんわんとあちこちから友人が集まって、にぎやかでした。7名の団体さま。

テント脇の仮設の飲み屋さん
ここのバジル丼・出し巻き・おでんが
めちゃおいしいんです
テント小屋のお芝居は、やはり素敵です。空が見えること、花火が打ち上げられること、火薬もどかんと舞台で炸裂……などなど、思い切ったことができます。今回は、舞台上に川が設営されていて、ざぶざぶ入っていくおもしろさもありました。役者も半数以上が新人さんで、新鮮な感じがしました。7時半開演9時半終演。ちょっと疲れましたが、友人が車で自宅まで送ってくれたので、車の中でうとうとしました。

満州映画の撮影隊
いったいどんな映画を撮っていたのでしょう
10月13日(水)「わくわく、どきどき……」
★産経学園の童話教室の帰りに、友人と梅田で待ち合わせて京都に行きました。「おいしいお店があるので、予約しておいたから」と招待してくれたのです。

くずし懐石「枝魯枝魯(ぎろぎろ)」は
五条に近い高瀬川沿いの
細い町並みの中にある
ごく普通の町家

のれんが出ていないと、うっかり
通り過ごしてしまいます
明かりが灯ると

川沿い側は華やかに

コースなので、だまって座れば
工夫されたお料理が、次々出てきます
「へえーっ、これが?」と
驚くものばかり

お口取りの次は、八寸

どれもこれも
素材の味が活かされていて
舌の上でとろけます

椀物の後には……
これは何だと思います?

さばの味噌煮
しかも下には肉じゃが味のマッシュポテト
紅と黄の菊の花のあんかけ
意表を衝かされました

お口直し一品も、おやまあ♪

鮭と栗の炊き込みご飯と
いっしょに出てきた香の物も一工夫

酸味の強いなすが合います

お料理は待たされもせず、早すぎもせず
手際よく出てきます

料理は、毎月替わるそうです

京都まで足を伸ばしたのに
帰宅したら、なんとまだ9時すぎ

忙しい友人のフットワークと
お財布に感謝

10月12日(火)「朝の5時は……」
★まだ闇の中ですが、雨は上がっているようです。今日一日の吉祥になるように、歩くことにしました。1週間ぶり……かな。暑さはすっかり遠のき、かといって寒くもなく、ほんとうにいい季節です。50分速足で歩いているうちに、汗ばんできます。2か月前、歩き始めたきっかけは減量でした。またたくうちに3キロ減ったのですが、それ以降、体重計は微動だにしません。基本的に1日2食も続いているのですが……。この体重がわたしにとってベストなのでしょう。

足元にぎんなん……
見上げると、どの子も落下準備が
整っているようです

★所用のため京都に行ってきました。新しい出会いが、いい方向につながっていきますように。大切な用件でしたので、それだけすませて帰宅しました。電車の前には、「鉄道の日」というプレートが? 明治5年10月12日の新橋・横浜間の初の鉄道開通を記念する日だそうです。そういえば、わが町の私鉄も、車内放送で車庫の見学を案内していましたが、それも記念イベントのひとつなのでしょうか。

テッピーちゃん、かわいい♪

10月11日(月)「TOHOシネマ無料パスポート……」
★今日で、1か月間の期限が切れました。交換時期を1週間遅らせていたら今週末封切りの映画があと5本観られたのですが、まだまだ未熟です。いえいえ、欲張ってはいけません。「悪人」に始まり、「アイルトン・セナ」まで、18本も無料で観ることができたのですもの、ありがたいことです。

次はいつごろになるかな
6000マイルたまるの

★母は、病室のベッドの上ではなく談話室にいました。珍しいというか、入院以来、初めてです。リハビリがすんだあと看護師さんに、「しばらくここにいましょ」といわれたそうです。テレビをつけてもらって、雑誌を読んでいました。持って行った文芸春秋はよろこんでくれたのですが、表紙を見て、「安心して死ねない病院10って書いてあるよ」といわれて、どきりとしました。何が書いてあるのか読んでから渡せばよかったかな……。

せっかくなので、窓際に移動
眼下の風景も楽しんでもらいました


10月10日(日)「ハッピーハウスのお祭り」
★能勢にある動物の保護施設ハッピーハウスでは、9日・10日・11日の3日間、恒例の感謝祭が開かれています。今年はハッピーハウス設立20周年になるそうです。猫ハウスも犬小屋も新しくなったので、ぜひ、見に来てくださいとのことでした。

「初めてねこを抱いた。かわいい♪」と目を細めている娘さんとお母さんもいました。猫ハウスで、たくさんおねこちゃんたちに囲まれていると癒されます。

能勢妙見の駅で待っていると、ハッピーハウスの車が迎えに来てくれます。電話でお確かめください。車で行く方は、駐車場がいつもと違います。お問い合わせください。
<飼い主求む>
わんちゃんたちのプロフィール@

事情があってここに保護されているのですが
どの犬たちもかわいいです

幸せにしてやりたくって引き取った人たちが
異口同音に
「幸せにしてくれています♪」と

幸せ通信

もらわれた先で
こんなにかわいがられています

長年の夢が実現して、犬舎がきれいに

山も見えて、快適そう


ねこたちもゆったり

でも、もらわれていくのが
いちばんの幸せ

人間の傲慢で振り回されている犬や猫たちに
やさしい心を、救いの手を

のども心も潤う夢の自動販売機

130円のうち10円が支援金に
だれでも、どこにでも、設置できるそうです
 詳しくは青い文字をクリックしてね

10月9日(土)「松茸だ♪」
★朝いちばんで、友人が「おすそわけ」と、さつまいもや小芋とともに松茸を届けてくれました。「カナダ産だけど」ということですが、どこ産であろうと、マツタケはマツタケ。うれしいです。しかも、笠の部分が手のひらよりも大きいだなんて♪ 
ああ、いい香りです

さっそく松茸ごはんを炊いて
入院中の母に届けました


今日は雨雲が低くたれていて
病院の 談話室のワイドな窓から見える風景は
いつもに増してロマンチックです

金剛山や槙尾山の山並みが左右に
まだまだ広がっています

10月8日(金)「はじめての通信簿♪」
★うーがの通っている小学校は公立校ですが、1学期・2学期・3学期ではなく、前期と後期に分かれています(今は、どこでもそうなのかな)。今日で前期が終わり、「こんなんもらってきた」という「こんなん」が通信簿。ママも、「そうやった、今日で前期が終わりやね」と戸惑いながら、うれしそうにはじめての通信簿をながめていました。わたしもその場に居合わせて、よかった♪

うーがは通信簿が何だかよくわからなくて
きょとんとしていました

★母の祥月命日でした。墓参をしたら、どなたかがお参りしてくださっていました。お花まで……。ありがとうございます。

左側には黄菊の代わりに白菊が♪

帰宅したら友人たちから
お土産などなどの心尽くしが♪

例によってテルが
「なーに?」

10月7日(木)「野外公演のお知らせ」
劇団犯罪友の会の定例公演が、難波宮跡公園にて開催されます。数千本の丸太を組んだ特設会場(テント小屋)は名物で、夜の雰囲気は抜群です。「犯罪友の会」なんて怖い名前がついていますが、1976年旗揚げの実力のある劇団で、脚本・演出は座長の武田一度さん。「あやつむぎ」は、満州の日本人街で暮らす人々と満映の撮影隊のあつれきと対立の物語だそうです。


2010年10月14日(木)〜19日(火)
16:30受付・19:00開場・19:30開演
俳優・スタッフも募集中!

★所用と子守を兼ねて、京都に出かけました。早めに出かけて、京都シネマで映画を観ました。他のシネコンとは違った傾向の映画が上映されるので、ファンが定着しているようです。お客さんのマナーも、どこか文化的です。
10月6日(水)「『児童文芸』のご紹介」
★10・11月号は、「14回創作コンクールつばさ賞」の発表と作品紹介、「ひろすけ童話賞」発表がメインです。審査員の講評も載っています。会員の作品紹介や情報も。童話を書いている人には必読。勉強になると思います。隔月発刊。1冊820円。協会の会員以外でも購読できます。申し込みは日本児童文芸家協会へ。

各賞入賞のみなさま、おめでとうございます

★母と談話室にいたら、顔見知りの先生が通りかかって、声をかけてくださいました。
「沢田さん、どうですか、調子は?」と先生。
「居心地がいいので、思わず長居をしています」と母。
「そうですか。どうぞゆっくりしていてください」
「ゆっくりしすぎて、ここで最後を迎えることになるかもしれませんよ」
「あっはっはっ、それもいいかもしれませね」
「そのときは、お世話になります」
ユーモアを交えてすかさず応答する母に、先生は、「しっかりされてますね」とおどろかれたようす。こんなの序の口です。今日も、母の髪を結わいでいたら、
「すっかり少なくなって、いやだねえ。あんたの髪を一割ほどほしいよ」といいました。
「あげられるものなら、いくらでもあげるのにね」というわたしを見上げて、じろじろ見てから、
「その前に 美容院に行ってパーマをかけて、きれいにしてくるのが先だね」
なかなかウイットにも富んでいます。

ベッドの横の引き出しの中は、おやつでいっぱい
和菓子やマドレーヌはなくなっていました
今日の差し入れはフルーツヨーグルト
洋ナシ入りの野菜ジュース
週刊誌と新聞

★銀色に光っている雲は、羊雲……かな。じっくりながめていたら、きれいな羊雲になっていたかも。あわただしく車を走らせながら見ているようでは、じゅうぶん楽しめません。ああ、どこか高原にある温泉つきのロッジで、ひねもす雲を眺めていたいなあ。いつか、きっと♪ 老後の楽しみに加えておきましょう。映画鑑賞・裁判傍聴、そして雲の観察。

万葉集に雲を詠んだ歌は
なんと、200首もあるそうです

10月5日(火)「今シーズン初めてのなべ」
★まだ季節的に早いかなと思ったのですが、夫が風邪気味なので、あんこうなべにしました。これからの季節、「なべ」という手があるので、助かります。

夏の名残の野菜サラダ。おいしくなってきた大根を入れるとしゃきしゃきと口あたりがよく、ちりめんじゃこの塩気だけで、いくらでも食べられます。細切りの塩昆布を加えてもおいしいです(みょうが・おくら・セロリ・キュウリ)。

使い勝手のいいこのお皿は
仲良くしていた年上のご近所さんの作品です
引越されて一年半、お元気でしょうか
右上に貫入が入っていますが
大切に使っています


★今朝は雨だったので、夕方、歩きました。日がだんだん沈み、6時半にはすっかり暗闇。古墳脇の細い道は、両脇の樹々さえ不気味でした。朝と同じコースなのですが、日が昇るにつれて、だんだん明るくなっていく朝とは、全く違った感じがしました。漆黒の草むらの中から、虫たちの声がしきりに聞こえてきました。

10月4日(月)「あちゃー、終わっていた」
★9月半ばに、仕事上、気持ちが滅入るできごとがあって、物事が深く考えられないまま、日だけがどんどん過ぎていきました。いえ、もう大丈夫です。先日、話すべき人に打ち明けたので心に風穴が開きました。これから、しっかり対処を考えていきます。

その間、友人から「安野光雅展」のチケットをもらっていたのですが、バッグに入れたまま持ち歩いていました。やっと今日、見に行く気になり大阪まで出ましたが、昨日で終わっていました。(せっかくいただいていたのに)と、めげそうになる心を奮い立たせて神戸まで足を伸ばしました。別の友人が展覧会をしているはずなのですが……、これも最終日は10月1日でした。思えばもう10月4日。心、ここにあらずとはこういうことをいうのでしょう。

往復3000円近くかけて、無駄足というのもなんなので、映画「終着駅 トルストイ最後の旅」を観ました。トルストイという名前や作品名は知っていても、トルストイ主義といわれる晩年の人生観や妻との葛藤、小さな駅の宿舎での最後などしらないことばかりで、とても興味深いものでした。

いったん家に帰り、夕方から、プリンなどを持って、母の病院にお見舞いに行きました。仙骨の痛みはもうないそうですが、2分ほど立つのがやっとで、歩くまではいかないようです。ベッドに寝ている姿は、小さくなりました。

★角川学芸出版から送られてきた新刊をご紹介します。風野潮さんの『桜石探検隊』です。気の弱い少年の成長物語ですが、子どもたちがいきいき描かれています。いろいろな鉱石が出てくるので、きっと子どもたちも興味深く読めると思います。

子ども鉱物館監修
絵は、よこやまようへいさん

10月3日(日)「『うつわや料理帖U』をご紹介します」
★東京は元代々木町にある「うつわや」のオーナーあらかわゆきこさんの第2巻です。思いがけない素材の組み合わせ、気の利いた一品、手の混んだもの、簡単に作れるもの、季節を感じるもの……さまざまなお料理が、さらに映えるように選ばれた器の中に見事に盛り付けされています。

待ち遠しかった2巻目です


手羽先のクレージーソルト焼き
めちゃ簡単で,おいしそうなので作ってみたくなる
そんなお料理と、すてきな器が満載

★早朝のウォーキング。とっておきの余禄は、空(雲)の変化。毎日、毎日、違っていて素敵なんです。今朝、歩き始めの時刻(5時)は、まだ暗闇でした。
5時半になると

林の向こうから朝明けが



5時40分

空がしだいに明るくなって



5時50分

朝です
朝焼けがどんよりと重いと思っていたら
雨の一日になりました

★昨夜から、うーがに教えてもらって、トランプの「スピード」を何回したことでしょう。いじっぱりのうーがは、負けたくないので、目に涙をためいています。最初は勝たせてやろうと思っているのですが、反射神経を競っているうちに、相手がうーがだということを忘れて夢中になってしまいます。帰る間際に4連勝したうーがは、「またこんどあそんであげるね」と、雨の中、ごきげんで帰って行きました。
10月2日(土)「あいらぶゆかいは……」
★月2回、泉北障害者作業所で活動している読み語りと童謡を歌うボランティアです。2006年12月スタート……。もうそんなに続いていたのですね。みんなともすっかり仲良し。紙芝居2本に絵本1冊。童謡は、秋の歌をたっぷり歌いました。

歌うときは、みんな乗り乗りで
手をつないで揺れたり踊ったり、体全体で楽しみます
「来年のコンサートは、この歌がいいね」
と、歌指導の真理さん

しゅわっちさんに
「お誕生日おめでとう」の
手話を教わりました

★あいらぶゆかいの流れで、地域のパン屋さんで開催されている「わたしの回顧展」を見に行きました。うさこさんの思い出の手作りの作品展です。編み物とパッチワーク。ひと針ひと針つないでいったさまざまな布から、家族の絆を感じます。

10月16日(土)まで
18日(月)から31日(日)までは友人と
「ふたりの花展」に替わります
ご案内まで

★午後、うーがから電話がかかってきて、「きょうのにっきに、『ばあばとやきにくたべにいきました。いっしょにねました』と、もうかいてしもたから、いまからいくね」といって、やってきました。ママは、「そういえば、子どものころに読んだ『奇面組』という漫画に、日記を先に書いてその通りにするというのがあったけれど、うーがが思いつくことは漫画なみ」と苦笑していました。おかげで、じいじはごきげんです。
10月1日(金)「あ、やってしまった……」
★早朝のウォーキングで足を滑らせた拍子に前に転んで、左ひざを強打してしまいました。立ち上がれたものの、痛くて歩くことができません。駅までいけばタクシーがあるのですが、そこまで歩けるかどうか……。しかたがありません。足を引きずりつつ駅に向かいました。数分歩いていると、痛さがましになってきました。どうやら打撲だけの痛みのようです。これなら戻らずに、ゆっくりでも、いつもの道を歩いていこうと方向転換しました。

曲がり角でぬれている溝蓋を
ふんでしまったのです

早朝の散歩はすれ違うたびに
どちらからともなく「おはようございます」と
声をかけあうのですが、今日はご年配の方には
「すべりやすいのでお気をつけて」
という言葉が思わず出ました

いつもの三分の一の遅さで
ゆっくり歩いていると
それはそれで
楽しいです


銀杏もそろそろ落下……かな

  
★昨夜、テレビで彩雲の話をしていました。雲が太陽の光を浴びて、七色に輝くことがあるそうです。26日にわたしが見た虹というのは、もしかしたら彩雲の赤ちゃんだったのかもしれません。彩雲を見たら吉兆といわれていますが、どうぞあやかられますように。

それにしても、ひざが痛い……。入院中の母にいたわってもらいました。あべこべ。


沢田俊子著作紹介



アンソロジー一覧


雑誌掲載一覧


新聞連載


単行本の紹介

本をクリックすると
あらすじが読めます


七頭の盲導犬と
歩んできた道
写真 野寺夕子
学研教育出版


分福茶釜
絵倉石琢也
登龍館
「仲良し文庫」


とんがり森の魔女
絵・市居みか
講談社
「青い鳥文庫」

小さな島のちっちゃな学校
汐文社

スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社

インターネットで本を注文してくださる方は
ここを♪