がらくた玉手箱

ええがな映画 5/28



★155555をヒットされた方には
プレゼント
 プロフィール
 
写真 野寺夕子

1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る


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               (順不同)



5月31日(木)「ジレンマ」
★ノンフィクションの基本は、あくまで「ほんとうにあった物語」で、事実を捏造するわけにはいきません。だからといって、聞き取ったことだけを羅列していては、だれが書いても似たか寄ったかになります。取材していて大切なことは、好奇心だと思っています。発見して、感じて、伝えたいものを探って、自分にしか書けない物語として組み立てていかなければなりません。現在取材中のノンフィクションは、現場が二か所あり、一か所が内戦のあったアフリカ某所で、現在も、外務省の渡航情報(危険情報が解除されていない地域なので、たぶん、取材できないであろうもどかしさを感じています。今日、取材させてもらった元国境なき医師団の看護師さんは、そんなわたしの気持ちを汲んで、こちらの要求に対して誠実に対応してくださっているのですが、「現地に立ってみたい」というわたしの思いは募るばかりです。
★「今年は梅のあたり年。梅酒にしてみて」と、さいちゃんことお絵かき先生からどっさり梅が届きました。二びん分はあるそうです。(もっと、あるよ〜)

まったくの無農薬

ぐみもいっしょに
彼女の庭は、季節ごとに次々いろいろなものが実って、一坪農園をしているご近所さんと収穫物の物々交換などもあるようで、わたしは、居ながらに、その恩恵を受けています。夕方、えんどう豆が皮をむいてすぐに使えるような状態で届きました。豆ごはんにしました。「もうすぐ、びわが実るからね」といってくれるさいちゃんが豊作の女神に見えました。

5月30日(水)「ラッキーな日」
★ラッキーさんから、「送迎付きで、ミュージカルのご招待」というラッキーなお誘いがあって、岸和田の浪切ホールで開催中の「マイフェアレディ」を観にいきました。なんと、まあ、友人まで招待してくれました。

25分の休憩を含めて3時間40分の間、舞台を楽しみました。大地真央さん、お人形のようにきれいでした。ひがみでは決してないのですが、容姿もセリフも歌もきれいすぎるというか、もう少し汚れの部分(人間くささ)があってもいいかなと思いました。ヒギンズ教授が若すぎるという声も聞こえてきました。ヒギンズ教授とピッカリング大佐ふたりきりの場面は地味で、午後1時開演という時間帯もあったのでしょうが、ほとんどの人が居眠っていました。ラストが尻切れとんぼでした。カーテンコールは2回でじゅうぶんです。などなど、客は好き勝手なことをいいます。気にしてもらわなくてもいいのです。1990年に上演以来人気の舞台ですもの。が、終演のあとCDを買おうとしロビーにかけつけたところ、もう片付けてありました。これって売る気があるのでしょうか。幕が下りた後、オーケストラボックスにスポットが当たり、生オーケストラのミニミニコンサート。ほとんどのお客さんは帰りかけていましたが、このサービス演奏、なかなかよかったです。

「ミュージカルもしてみたい♪」とは、いっしょに観劇したラッキーさんのおじょうちゃん。オセロの松嶋尚美似のかわいい高校生。いいな、若いって。
★岡信子先生の新作絵本「おじいちゃんのふね」(リーブル)をご紹介します。
日ごろは忘れているようでも、決して忘れてはいない祖父母と過ごしたやさしい日々。ふとした折に思い出します。時が止まってしまったような、その「ふとした折」が、子どもたちにもよくわかるすてきな空間で描かれています。「死」という現実が、しっかり、でも恐れることなく伝わってきます。異次元を感じさせる山田和明さんの絵もぴったりです。

5月29日(火)「もしもし患者さん?」
★なんとまあ、入院中のHALさんは、病院の談話室でパソコンに向かっていました。公募に向けて作品を書いているのは知ってはいたのですが……。1時間半の点滴以外は自由の身とはいえ、このやる気、すごいですねえ。ブログも毎日更新! 反対に元気をもらって帰ってきました。それにしてもHALさんの使っていた小型パソコンの画面、めちゃ見やすかったです。わたしは機械音痴なので、パソコンにしろ携帯にしろ、使い勝手のいいものを選べる人を尊敬します。

★家に着いたとたん、(あ、しまった)、思い出しました。今朝、孫に、「ばあば、おねがいでちゅ。シールかっといてね」と頼まれていたのでした……。がっかりさせたくないので、きびすを返しました。案の定、ただいまの後の第一声は、「ばあば、シールは?」でした。

すぐに外せるはりつけシートもついています
100円で、ごきげんの素が買えるなんて
★「交差点」という本が届きました。現在、堺市の南区長をされている古川洋子さんが、かって校区の連合自治会長兼、民生児童委員長をされていた時に、地域の広報誌に掲載されていたエッセイ(平成5年〜17年)をまとめられたもので、当時の活動の集大成だそうです。

――おかんが本を作りたいという
この書き出しで始まる、ご次男のユーモアたっぷりのあとがきは
古川洋子さんの人となりが浮き上がっていて、秀逸です

5月28日(月)「歯の治療」
★昨年(いつだっけ……)、自動ドアに激突した際に前歯が欠けたのですが、放っておいたので菌が入り、激痛のためやむを得ず友人が予約してくれた歯医者駆け込んだのは3月初めのことでした。それ以来、週に1〜2回のペースで、歯の治療は続いていました。怖がりで痛がりのわたしにしては珍しいことです。抜いてしまえば早い歯でさえ大切に治してくれる姿勢と、経験を積み重ねた先生の技術に頼る昔ながらの治療法がわたしに合ったのでしょう。

先生や歯科衛生師さんをはじめ、受付の女の子まで信頼してしまったので、診察台で口を空けるときの恐怖もなくなりました。「今から歯を削りますが、痛くないところですよ」「ここがこうなっているので、このようにしましょう」「次回は、こうこうこういう理由で、20分ほどかかります」などという声掛けも大きな安心感になっています。

それに、ほとんど待たされることがないのです。詰め込み予約はとらないというか、ひとりひとりの治療に余裕をもって時間をとってくれているからです。これはありがたいことです。時たま、待合室で知人とすれ違うことがあります。「ずっとここなの」と異口同音にいっていました。

今日、長年欠損していたままだった奥歯が入りました。「見てみます?」と診察台で、鏡を差し出されました。なんだかとっでもうれしいです。

★シネマイレジーといって、観た映画のポイントを貯めることができます。「6本観ると1本ただ」というものとは別にです。観た映画の履歴もわかるようになっています。先日、機械に入れてみてみたところ、このカードでは表示できませんとなっていました。(あ、そうか、3月から新制度になったので、わたしのカードではあかんのか)と納得していたのですが、けっこう映画を観るので、もったいないかもと新しいカードにしようと窓口に申し出ました。

表示できなかったのは、磁気がおかしくなっていたからで、新しいカードに取り替えてもらって、一件落着。3月の新制度云々は、まったく関係ありませんでした。よくあるのです、自分の頭の中でなっとくしてしまうこと。

5月27日(日)「映画の前座?」
★墓参のため京都に。行きは、偶然、沢口靖子さんのお母さんといっしょの電車になり、四方山話をしながら梅田まで。靖子さんは、テレビの刑事物がクランクアップしたそうです。1時間ドラマだそうですが、楽しみです。

京都シネマで、映画を2本観ました。「しゃべれども しゃべれども」の上映前に、落研の学生さんが五分間落語を聞かせてくれました。映画館としては気の利いた催しのつもりだったのでしょうけれど、まったくの素人さんで、それでは、国分さんに失礼な気がしました。だいたい五分間では気の毒です。そのせいで予告編がなかったのも残念でした。
★横山充男さんの新刊「鬼で候」(岩崎書店)をご紹介します。――鬼道師の家に生まれた保が、五百年も前の怨霊が複雑にからみあっている悪霊の呪縛を、いかにといていくのか……。おぞましくも不可思議な世界はとっても興味深く、おもしろく読みました。

シリーズ第1巻
保、それに静香が鬼道師として力をつけていくにつれて、
登場する怨霊も手ごわくなっていくことでしょう
次巻が楽しみです

5月26日(土)「宇宙人?」
★絵本作家の長野ヒデ子さんからのメッセージです。
  @滋賀県の東近江市立能登川図書館で絵本原画展を開催中です(6月17日まで)。
  Aいわき市立草野心平記念文学館では、7月14日から8月26日まで「紙芝居展」が  開かれます。7月22日には、長野ヒデ子さんも、「訪れます」とのことです。
★服部千春さんの新刊がでました。講談社青い鳥文庫の四年一組ミラクル教室は、くしゃみがきっかけでふしぎなことが起こるシリーズものです。今回の、「大きくなったらなにになる」も、いつものように4つの物語からなっていますが、お話の種は尽きることなく、どんどんおもしろくなっています。作者のあとがきも、子どもたちにとっては、うれしいエールです。

シリーズ5巻目
巻末に四年一組の32名の名簿がついていて、
どの子が、どのシリーズに登場したか一目瞭然になっています
★魚屋さんの貝のコーナーに、「ほや」を売っていました。料理される前の姿を見るのは初めてです。小さな宇宙人のようで、ちょっとグロテスク。「買うぞ」と夫。「自分で調理をしてくれるなら」とわたし。孫が、「なに? それ、なに?」としきりにきいていました。

深夜、ゴミ箱からはいずりだしてきそうな抜け殻

5月25日(金)「かってにパート4」
★献血したときの血液検査の結果が届きました。いずれも範囲内の数値で、ひとまず安心なのですが、最近疲れやすく、眠たく、よくじんましんがでます。やる気もいまいちです。これは、血液検査で判明する以外の病気のせいなのでしょうか、単なる年齢のせいなのでしょうか。
★「パイレーツ カリビアン」のパート4があるとしたら、10年後の物語になるのでしょうか(仮想)。

――ウィル・ターナーは、エリザベス・スワンとの10年後のたった1日だけの逢瀬を心待ちに、難破船でさまよっています。というのも、今回のラストワールドによると、彼は死後、海で10年さまよい、陸で1日だけ暮らせるという設定になっていました。10年後、いっぱしの女海賊になっているエリザベスは、9歳の少年の母親でもあるのです。もちろん父親はウィルです。が、少年は、ジャック・スワロウにあこがれています。これがやっかいなのです。ジャックが世界を制覇しようともくろんでいるからです。こともあろうにジャックの心に、死後、悪霊となったベネット卿がとりついてしまったのです。世界を制覇することしか頭にないジャック・スワロウには、6歳の少女がいます。この少女は赤ん坊の頃、ジャックの船に捨てられていたのですが、少女の心には、ウィルに恋したカリプソが住み着いて、ウィルとエリザベスの心の絆を断ち切ろうとしています。そんなことを知らないエリザベスは、育児をかえりみないジャックの代わりに少女を引き取り育てることにしました。さあ、怨霊のうごめく海を舞台に物語はどう展開していくのでしょうか。今回は2人の子どもの活躍が見ものです――。

すみません。まったくのでたらめばなしです。今回、呪縛が解かれて自由の身となったまま消えてしまったカリプソを、なんとか復活させたいと思い、パート4のストーリーを勝手に組み立ててみたまでです。これも、また楽し♪

5月24日(木)「やさい畑」
★今日はパンジョの童話教室の日でした。そのことを書く前に、映画のことに少しふれます。最近、映画を観ていて、(ん?)と疑問を感じることがあります。思わせぶりに布石されていたエピソードが本筋とはまったく関係がなかったり、なぜこういう展開になったのか辻褄があわなかったり、ひどいときには主人公の葛藤がすりかわっていたり、せっかく提議されている問題を解決しないまま不消化に終わっていたり、ストーリーのほころびが目に付くこともたびたびです。でも、映画だからしかたがないかなと思っています。映画は出来上がるまでにたくさんの人の間をかいくぐっているのですもの(原作者がいて脚本家がいて、監督は当然ながら演出家の意見も入ってきます。フィルムを選んでつなぎ合わせていくのは編集者。字幕で書ける範囲のセリフもかぎられています)、1本の映画ができ上がるまでに少しずつひずみが出てくることもあるのではないでしょうか。が、映画はストーリーがすべてではありません。俳優さんの演技や衣装、音楽、風景など他の要素も加味して、観客をその世界に引きずり込んでいきます。でも、本となるとどうでしょうか。

頼るものは何もありません。文章がすべてです。いかに想像力をかき立てることができるか、行間を読ませることができるか、文章だけで真意を伝えなければなりません。伝わっているかどうか、自分ではわからないものです。そこで合評が大切になってくるわけです。教室では3作合評しました。「書く→合評→書き直し」。これを繰り返しているうちに、ほんとうに自分が書きたかったことが見えてきます。
★なんとまあ、すてきなひざかけ♪ 童話教室の生徒さんでもあるうさこさんのお母さんが、「おしゃべりな毛糸玉」を読んで、イメージして編まれたものです。すべて思い出の残り毛糸だそうです。

肌触りもさわやかな裏地がついています
★家の光から出ている子ども向け月刊誌「ちゃぐりん」の編集さんが、家庭菜園雑誌「やさい畑」(季刊)という本の部門に替わられたと聞いていたのですが、今日その本が届きました。カラー写真がとてもきれいです。野菜の育て方、野菜のパワー、野菜を使ったさまざまな料理などなど、おどろきと発見の宝庫です。都会暮らしのわたしにとって畑はあこがれです。ページを繰るたびに現れるたわわに実る野菜を見ているだけで心が癒されます。

とまとのぬか漬け♪

5月23日(水)「ようこそ、おかえり」
★先日、東京から帰ってくるときに、新幹線の中に忘れ物をしました。A4サイズの手提げです。たいしたものは入っていなかったのですが、手提げそのものが友人からのプレゼントなので、あわててしまいました。新大阪止めの列車だったので、預かってもらっているだろうとは思っていましたが、忘れ物係の電話が、いつかけても話中でなかなかつながりません。忘れ物、多いのでしょうね。昨日、無事戻ってきました。

「かあたん、どこにいってたの?」と小さい手提げ
★日本児童文芸家協会のパーティで声をかけてくださったうちやまともこさんからご本が届きましたので、ご紹介します。

「0.6のおくりもの」って、いったいなんでしょう?
子どもならではの、すばらしい発想です
どちらの絵本も、視覚障害のあるおじいさんとぼくとの物語です(新風社)
少年のおじいちゃんへの思いが、
やさしさとなり、葛藤となって、心に響いてきます。
★小さなほたてが、これだけでたった298円でした。バター焼きをしてその汁でトマトを炒めてスパゲッティをからませました。

アボガドとエビのサラダ・イカの煮付け・コンニャクの含め煮
どれも次女の好物……。食べさせてやりたい

5月22日(火)「コリン性?」
★最近、急に二の腕などがかゆくなり、かいているうちに、かゆい部分が広がって、はれあがってきます。数時間で治ってしまうのですが、それがたびたびなので気になって、近くの医院に相談に行きました。「じんましんです」ということでした。食べてはいけない食品の一覧をもらったのですが、魚介類や豚肉のほかに、トマト・ほうれん草・なす・さといも、それにビールとワインも……。その通りにすれば、絶食しなければなりません。それに、わたしは食べ物にアレルギー反応を示す体質とはとても思えないのです。で、サイトで調べてみました。
じんましんの種類と原因・発生場所など
種 類 具体的な原因や発生場所・発生時など
食事性じんましん
(ア)(非)
卵、魚、牛乳、大豆、肉、そば、ナッツ、チョコレート、イチゴなど
薬剤性じんましん
(ア)(非)
ペニシリンなどの抗生物質、サルファ剤、ホルモン剤、アスピリンなど







機械的・人工的じんましん(非) 時計バンド、ブレスレットなどアクセサリー類やハンドバックのひもなどの当たるところなど
寒冷じんましん(非) 冷たい物質、冷水、寒い風に当たったとき
温熱じんましん(非) 入浴、ストーブに当たったときなど
日光じんましん(非) 直射日光に当たったとき
コリン性じんましん(非) 温熱、疲労、精神的緊張などで発汗したとき
心因性じんましん(非) 思い込み、暗示、ストレス、疲労など
接触じんましん(ア) 魚、貝、肉、植物、花粉、金属、石鹸、洗剤、ゴムなど

あ、コリン性じんましん♪ 次の心因性も捨てがたいのですが、わたし、コリン性じんましんということにします。コリン星じゃないところが惜しいけれど、名前が気に入りました。高校生のときに盲腸をこじらせたのですが、そのとき診断書に書かれていた病名が、「急性虫垂炎に因する局所性腹膜炎」という早口言葉のようなもので、これも気に入っていたことを思い出しました。
★パインさんのお誘いで、6時半から厚生年金会館に「上方落語名人会」を聴きにいってきました。トップに「阿弥陀池」を演じた林家染左さんは、パインさんの同僚の娘婿さん。この栄えある名人会に出演できたのは、お正月に行われた「新進落語家競演会」で新人賞に輝いたからだそうです。勢いがあって好感が持てました。笑福亭竹林さんの「堪忍袋」、とてもおかしかったです。桂春団治さんの軽妙な語り口はさすがです。米朝さんは、枕を話したあと、続きを忘れてしまわれたのですが、「何をしゃべるんやったんかいな」と告白。名人ともなると妙なもので、長い間の沈黙も、壊れたレコードのように同じところを行ったり来たりしていても、それはそれで暖かい笑いとなっていました。露の五郎兵衛さんは、その域に到達されていないのか、間があくと、心配でした。とりの桂文珍さんの「商社殺油地獄」は、最高でした。

★ノンタさん122222ヒットおめでとうございます。いつも応援ありがとうございます。次は155555です。

5月21日(月)「ぶらぶら帰ろ」
★長女が、かわいい雛寿司をもらってきました。にぎりずしが、親指の先ほどの大きさしかないんです。かわいい〜♪ そしてお見事!

マッチ箱と比べてみると、ほら
★保育園から家までは、おとながさっさと歩くと徒歩5分ぐらいです。でも、孫といっしょに帰るとけっこう時間がかかります。今日は、小一時間かかりました。道ばたの石ころをいろいろチェックし、地域会館でトイレを借りて、ヤクルトを買いにスーパーに寄りました。バス停のそばのがけに登り、とびおりました。たんぽぽの綿毛もとばしました。すれ違ったわんちゃんたちをなでて、近所のおじいちゃんと握手をして、遊びに行く約束をしました。ばあばの立ち話に付き合い、かげじゃんけんをしました。ご近所さんで破竹のゆでたのをもらったついでに、そこんちにあがり、猫とお話をし、グッピーの赤ちゃんを見せてもらって、ついでにお花を摘んでもらいました。

お花、ひいばあちゃんにお供えしました
家に到着。玄関で待っていたマックに、お友だちの匂いをかがせてやったあと、階段の上でくつろいでいたテルをだらんと抱き上げます。「なんにもしてないのに、ひっかかれた」って、言えるかなあ。

5月20日(日)「おいしいもの大好き」
★留守の間に、すてきな贈り物が届いていました。金柑ジャム・野蕗煮・甘夏ピール、すべて手作りなんですって。

ラベルのセンスの良さにも、ほれぼれ♪ 
★東京にいる間は、体が羽のように軽かったのですが、帰宅してからは水を吸った綿のような感じです。家事ってきりがない……。気を取りなおして、ホワイトアスパラなるものをゆでました。グリーンアスパラとちがって、ゆでる前に皮をむくということをインターネットで知りました。皮をきんぴらにしてみました。夫は、「なかなかうまいぞ」といってくれたのですが、これはペケでした。まるでヘギをかんでいるようで、飲み込めませんでした。ゆでたアスパラは、缶詰とは別物。ぽってり感とほのかな苦味が美味♪ マッシュルームは縦半分に切って、ステーキを焼いたあとのフライパンで炒め塩コショウを。香りもいいし、歯ごたえも楽しめました。あしたも、あさっても、毎日でも食べたい。


5月19日(土)「谷中(やなか)な一日」
★今日は午後3時から所用があるのですが、それまでに東京の下町を探索しようということで、日暮里に行って谷中を歩きました。
    
朝倉彫
朝倉文夫氏の住宅兼アトリエあとなのですが
池をめぐる洋館と和風のたたずまいの見事さは、時のたつのを
忘れてしまうほどでした。おすすめスポットです


公園脇の野良猫ハウス(ダンボール製です)

野良猫にもやさしい町です

  
夕焼けだんだんの入口にあったおすし屋さん。20種類もの新鮮なネタのちらし1000円
   
愛玉子(オーギョーチィ)という台湾のデザートがそのまま店の名前に
(ご主人の友人だった藤山一郎さんが名づけられたそうです)
寒天よりなめらかで、ゼリーより口どけがよく、さわやか
のどをするりと流れ込んでいきます
店の中は、昔のおもかげを残したままです

  
コロッケ・ミンチカツが有名な肉屋さんには行列が  


佃煮はどれもおいしそう

他にもいろいろなお店の写真をとりました
アップルパイだけの店・10円まんじゅうの店・米屋・豆腐屋(何軒も)
せんべい屋パーマ屋(美容室ではありません)・しるこ屋
ハワイアン教室・薬局・理容店・レストラン・小物屋・惣菜店……
どの店も自己主張しつつも暖かい感じのものばかりでした


    
道幅が狭いので、宅配便はこんな車で  みかどパン店の店頭にはパンはなかった
  
谷中にはたくさんのお寺があります
沢田の墓所も元は谷中にあったときいています 


 通称へび道は鋭角にくねくね曲がっています

 
まるで、「灰色バス変身大作戦」に出て来るようなクリーニング店(左)
すだれのかかった家は、呼べば中から坂田のおばあちゃんの
「だいちゃんかい?」と返事が返ってきそうです

他にも台東区立下町風俗資料館なども見ました

★汐文社の編集さんと待ち合わせをして、東中野のポレポレ座に行きました。現在取材中の元国境なき医師団の看護師さんとリベリアの少女の支援者に向けての報告会があったからです。

日本語で、じょうずにお礼をのべました


支援者の一人でもある秋山ちえ子さんは
世の中においてきぼりの人がないように
弱者に手をさしのべてこられました
記憶力抜群。おはなしもみりょくてき。素敵な90歳です♪
★帰りの新幹線の中で観た富士山は、日が沈んでしまった夕暮れの空の中で、墨絵のように毅然とそびえていました。

5月18日(金)「鎌倉な一日」
★夕方からは、40年来の友人と会う約束をしているのですが、それまでの予定は決まっていませんでした。(そうだ、鎌倉にいこう)と思い立ちました。鎌倉には、沢田のお墓があるのですが、気になりつつも、なかなかお参りすることもありません。横須賀線の電車に揺られていると電話がかかってきました。「今、パリから帰ってきたところ」という声は町子ちゃん。上京するにあたって留守電を入れておいたので、成田に着くなり電話をくれたのです。夕方、合流するというのですが、時差のため一睡もしていないのに、だいじょうぶかしら……。

鎌倉といえば、長野ヒデ子先生のアトリエがあったはずだと思い出しました。長野先生は、わたしんぽデビュー作の「モモイロハートそのこリュウ」と次作の「灰色バス変身大作戦」の挿絵を描いていただいたのがご縁で、年賀状のやりとりをさせていただいています。ご挨拶もしないで帰るのも失礼かと、駅に着いてすぐに電話をかけてみました。「家にいらっしゃい、待っています」といっていただきました。まずは、お墓参りをすませました。わたしが墓参することは、夫も、夫の母も知りません。帰って報告したら喜ぶことでしょう。沢田家と縁の深いお寺なので、墓参のあと、庫裡をお尋ねしてご住職としばしおしゃべりをしました。

お墓は、安国論寺にあります

お釈迦さまの足に雨水がたまっていました
今、お庭の緑がとてもきれいです
★長野先生のお宅にお邪魔する頃には、お昼時になっていました。食事をすませてからお伺いするべくお電話をしたところ、「すぐにいらっしゃい」といっていただき、あつかましと思ったのですが、2時からは他のご予定がおありとのこと、押しかけさせていただきました。自然に囲まれた素敵なお住まいでした。

せとうちたいこさんシリーズ「わらべうたうたいタイ」がまもなく発売されるそうです。わらべうたを歌いながら、たいこさんが旅にでかけるという楽しいおはなしです。ページを繰ることに、なつかしい歌がルルルルルン♪ まごが喜ぶ顔が目に浮かびます。

サインをして孫にプレゼントしてくださました
♪でんでらりゅうがでてくるばってん……という歌がNHKの子どもの時間に歌われています。龍の歌だと思っていました。でも、「でんでらりゅうがでてくるばってん」の元の意味は、「出て行く理由はないけれど」なんだそうです。わらべ歌は、時代とともに変わっていくのですね。7月にでるという「おばけちゃん」の紙芝居も自演してくださいました。創作・講演ととてもお忙しくされているのに、今日はたまたまお家にいらしゃって、とってもラッキーでした。

手土産代わりのてっせんの鉢を、
「ちょうどほしかったの」と、とってもよろこんでくださいました
大学で教えていらっしゃるというおじょうさま手作りのハーブケーキと、鎌倉名物のあじずし(ご主人さまが買いに走ってくださったそうです)をごちそうになりました。どちらもとってもおいしかったです。
  
不思議な形の低い椅子。とっても座り心地がいいのです 


おしょうゆをさしてくださっている手が素敵な絵を♪
  
長谷川町子美術館に行きました。ここでパリから帰ってきたばかりの町子ちゃんと合流。まあ、なんと、ご主人さまもごいっしょではありませんか。それにしてもねえ……。おふたりが、うちのお隣さんだった頃はまだ新婚さんで、「ひろくんのパパ」だったご主人は(その頃からかっこよかったのですが)、関東に越されてからどんどん頭角を現し、ヘッドハンティングをくりかえし、若いにもかかわらず今や外資系会社の代表なのです。長谷川町子美術館には、わたしのイメージしていたものとは違ってがっかりしたものの、思いがけずご主人に会えて、うれしかったです。

フランス土産のチョコレート・ホワイトアスパラ・マッシュルーム
★夕飯は、友人の勤務先の近くということで、神楽坂になりました。この辺りはフランス人がたくさん住んでいるので、フレンチのおいしいお店があるそうです。が、金曜日のよるということで、どこも予約で満員。どこに入ろうかねえ、とぶらついていたら、路地の置くにとてもかわいいお店を見つけました。上品なご主人と、素敵な女性シェフ。ふんいきのある落ち着いたお店で、ゆったりとしたおいしい時間を過ごすことができました。

とうもろこしのスープとさんしょく野菜とボイルドエッグ
ワインの口当たりもよく
お手ごろな値段だったのも、おどろき
友人は職場が近くなので、「また来よう」なんていっていたのですが、6月末でクローズされるとか。なんと惜しい。帰りに見送ってくださったので、記念写真を撮らせてもらいました。クローズした後は、すぐ隣で、お料理教室をされるそうです。

レストランピルウファス
★みんなと別れたあと、水道橋をホテルに向かってぶらぶら歩いていたら、夜道でなんとまあ、後藤みわこさんとばったり。え、うそお! 年に1回会うか会えないかなのに、こんなところでばったり会うなんて。みわこさんは、あした日本児童文学者協会の総会に出席されるのは知っていたいたのですが、まさかここで会うなんて。そのまま別れるのは惜しくってお茶を。時間が時間だったので、すぐに追い出されましたが、それでも少しはおしゃべりを♪

 
5月17日(木)「日本児童文芸家協会」                    
★日本児童文芸家協会の総会と表彰式に出席のため上京しました。先日、「俺は、君のためにこそ死ににいく」を観て、東京に行った折には、ぜひ靖国神社に参拝したいと思っていました。思想がどうのとかいうことは超えて、選択の余地もなく特攻隊として敵艦に突っ込んでいかなければならない時代に青春時代を迎え、くじけず精いっぱい生きた若者に手を合わせたかったのです。

九段下の駅を降りたら、なんとまあ雨。しかも激しい雨です。

雨足の長いことといったら、スカートもずぶぬれになりました
若者の声の涙雨……

靖国神社の大鳥居の下を、黄色い傘をさした子どもたちが
たんぽぽのように舞いながら、走り抜けていきました
まるで、若い御霊に見守られるように
★靖国神社のすぐそばに、「昭和館」がありました。戦中・戦後のくらしの道具やようすを展示してあるということなのですが3時からは総会。あまり時間がありません。駆け足で見ることにしました。体験コーナーで、女子中学生が、戦時中の服を試着していました。感想を聞くと、「おしゃれかも」とのことでした。

当時の男子は小柄だったのですね
★日本児童文芸か協会の総会は予算案や事業案などの報告もありますが、形式的ではなく、とても暖かいものです。有名な作家たちのユーモアあふれる一言コメントは、聞き逃せません。みなさんにもお聞かせしたいです。来年はぜひ、ご出席を。
表彰式・懇親会はもっと和気藹々。受賞者のみなさま方、おめでとうございます。

第31回日本児童文芸家協会賞 名木田恵子 「レネット 金色の林檎」(金の星社)
第36回児童文芸新人賞 香坂 直 「トモ、ぼくは元気です」(講談社)
第2回福田清人賞 竹田津実 「オホーツクの十二か月」(福音館書店)
第46回児童文化功労賞 梶山俊夫(画家・絵本作家)
                小峰紀雄(児童図書出版)
                こやま峰子(詩人・児童文学)
                藤崎康夫(児童文学)
  
    
   表彰状の授与は天沼理事長から      名木田さん、香坂さん 藤崎先生
懇親会では、めったに会えない作家さんや出版社の編集さんにたくさんたくさん会えて、近しくお話できます。これから作家を目指そうとしている人たちには、それぞれの道が開けていくように、編集さんや先輩作家さんを紹介できる場です。それも楽しみの1つです。

 
5月16日(水)「取材」
★後藤みわこさんの新刊をご紹介します。「ボーイズ・ブラック2」(講談社YA文庫)です。
読み始めたら、やめられません。気の利いた言葉が、ピンポン玉のように本の中ではじけています。それに不可思議がいっぱいです。登場人物が、その他大勢をふくめてすべて魅力的で、家族愛・兄弟愛・夫婦愛・男の子同士の愛・男の子と女の子の愛・同じ星の仲間としての愛……。いろんな愛もあふれています。YA文庫は、エンターテイメントと銘打っていますが、まさに、です。
★森ノ宮病院行きました。現在ここでリハビリを受けている少女を支援している元看護師さんに会い、いろいろお伺いました。ノンフィクションは取材が命です。1回目に取材したときには見えなかったものが2回目に見え、3回目には意外な発見があり、4回目にはすとんと落ちる何かがあり……、回数を重ねるたびにだんだんメッセージが明確になり、やがて感動を伴う物語として立体的になっていきます。そういう過程を経て、「引退犬」の原稿が、今日、やっとオーケーになりました。こちらの方は、いよいよ出版に向けて動き出しそうです。今日の取材は、次回の約束をしました。立体的に立ち上がってくるには、まだまだ時間がかかりそうです。

★我が家に近づくと、遠めに野ばらが咲いているのが見えました。原種のバラだとひいばあちゃんから聞いています。しかし、まあ、原種のバラって、なんとたくさん種類があるのでしょう。

季節がきたらちゃんと咲いてくれる
カラーやカクテル(赤い一重のバラ)
今咲いているのは、そんな手のかからない花ばかり

5月15日(火)「カラスのいいぶん」
★カラスを見つけて、絵本といっしょだと目を輝かせている幼児に、カラスはごみを荒らす鳥だと教えている大人がいました。「カラスはごみが好きなんだよ」とも。悲しい気持ちになりました。ここ泉北ニュータウンは、もともとは渓谷でした。人間が住むために造成したときに、鳥やきつねやたぬき、いたちなどが住む場所が激減してしまいました。たしかにカラスには悩まされます。しかし、そうなった過程を、子どもにしっかり話すべきだと思いました。カラスだって、決してごみなんか荒らしたくないと思います。折も折、テレビで、某ニュータウンの電柱のてっぺんにカラスが巣を作ったというニュースが流れていました。撤去する際に襲ってきても、それは巣を守る本能というもので、それで、また悪者呼ばわりされるなんて……。梢のなくなったニュータウンのどこで、カラスは巣をつくればいいのでしょうか。

5月14日(月)「忘れてはならないこと」
★取材のために朝8時に家を出ました。急ぎ足で10数分、もうすぐ駅に着くという頃、携帯が鳴りました。「取材は水曜日に延期してください」ということでした。時間がぽっかり空いたというか、このまま家事をするのはもったいないような気がして、映画、「俺は、君のためにこそ死ににいく」を観にいきました。

日本の戦争映画を観るといつも痛感します。命を捨てて戦ってくれた人たちがいるから、今、平和に暮らせているのだと。「……靖国の鳥居をくぐって、すぐ右の二本目の桜の木のそばでまっているぞ」と友との再会を信じて散っていった若者たち。今週、東京に行きます。靖国神社にお参りして、「ありがとうござます」と頭を下げてこなければならない気持ちになっています。
★先週のことです。わたしの留守中に、ご近所のご主人がサニーレタスといちごの苗をたくさんくださったとかで、夫が庭に植え替えていました。すでに小さな実がいっぱいついていたのですが、今朝は赤くなっていました。「ほいくえんから かえったら たべるう」と、やんちゃ姫はうれしそうです。
  
                       甘いかな♪
保育園から帰ってきた姫は、「いちご、いちご」と自分で摘んで、洗いました。まだ心持ちかたかったので、薄い輪切りにしてコンデンスミルクをかけてやりました。「おいち」と,、たった数粒のいちごに大満足でした。

5月13日(日)「実行委員会」
★11月に、茨木(大阪府)で、「児童文芸のつどい2007」が開かれます。今日は、その実行委員会が、2時から5時まで茨木市でありました。会計・記録・交渉などのたいへんな役も、さっと決まったのは、さすがだと思いました。つどいの内容については、チラシが出来次第、お知らせいたします。人気作家さんたち(石崎洋司・香月日輪・令丈ヒロ子・越水利江子)のシンポジュームがメインですが、他にも楽しんでいただけるプログラになりそうです。

会場を下見したあと、みんなでわいわい流れて居酒屋へ。委員会後のこのひとときに、めったにお目にかかれない作家さんたちと創作や居合わせない作家さんたちの活躍ぶりなど業界の四方山話をするのは、たいへんおもしろくて刺激になります。竹内さんのおっしゃっていた「言葉を消す」は、とても印象的でした。笑って、うなずいて、好きなだけ飲んで、すきなだけ食べて。え、ほんとうにいいんですか? 横山委員長、ごちそうさまでした♪ 初めての顔合わせへのお心遣い、ありがとうございました。

余談ですが、実行委員会の前に、ちょっとしたわけがあって、越水さんとランチしました。ラッキーでした。越水さんは癒しのオーラーがあるのでしょうか、気がついたらいつも打ち明け話をしているんです。
★携帯電話の充電ステーションなるものが、阪急電車の構内のにありました。時間がなかったので使い方など確認できなかったのですが、もちろんどんな機種でも使えるのでしょう。

右隣には、公衆電話が4台(3台だったかな……)
公衆電話の横にあるというのが、共存という感じがして、よかったです。20分で100円だそうですが、これから電車に乗ろうというときの20分間って、けっこう長いかな。電車に乗っている間に充電できるといいかもと思ってみたり、それよりも電車の椅子がマッサージ器になっていればいいのにと思ってみたり(もちろん有料で)……。いえいえ、電車に負担になるようなサービスは一切不要。安全運転がいちばんです。

5月12日(土)「ハッピーハウス支援公演」
★いざ京都へ。夕飯の支度に間に合うように帰って来るために、朝食の支度をすませて、7時に家を出ました。墓参したあと、中学生時代に住んでいた町を散策。10時20分に波風さんと待ち合わせて京都シネマで映画をみました。そのあとランチを。彼女の某賞受賞のお祝いと、大手術を受けてご入院中のご家族の看護中にほっと一息の気持ちです。受賞については、もう発表していいのかよくわかりません。来週に東京で受賞式があります。それまで待ちましょう。大きな賞です。

錦市場は、いつもに増して混雑していました。人をかき分けて前にでることはできないほどです。こりゃあかん。四条に抜けようと柳の馬場で曲がったら、テレビでおなじみの俳優さんが書生姿で立っていました。なるほど、ドラマの撮影が入っていたのですね。
★ハッピーハウスから「フジコ・ヘミングの動物チャリティコンサート」のチラシが届きました。つい先日、徹子の部屋でお話されていました。生き方をふくめて、あこがれのピアニストです。聴きに行きたい! でも残念、来週は東京で2泊3日の予定が入っています。続けてはとても……。東京の芸術劇場です。
フジコ・ヘミングさんは、米国同時多発テロ後の救済支援のために、一年間のCD売り上げの印税を寄付されたり、アフガニスタン難民のために、コンサートの出演料を寄付されたりしています。動物愛護者でもあるヘミングさんは、今回も入場料の一部を、飼育放棄された犬猫等の保護団体である認定NPO法人日本アニマルトラスト(ハッピーハウス)に寄付されるそうです。
この「心のリフレッシュコンサート特別公演」は、東京芸術劇場の主催で、「帰宅時のラッシュアワーを回避し、癒しのひと時を大ホールで過ごしてもらいたい」という願いが込められているのだそうで、粋な計らいだと思いました。第一回だそうです。

5月11日(金)「共感」
★書店のレジのそばに、お持ち帰り自由の雑誌がおいてあります。「エッセイマガジン」「読書人の雑誌」などというサブタイトルがついていますが、新人や有名人の創作はもちろん、対談、今ならではのタイムリーなメッセージがなかなかおもしろいのです。
それぞれの本のスポンサーというか発行元は講談社やポプラ社、光文社だったりするので、各社が意図するところは自社本のおすすめなのかもしれませんが、そんなことまったく感じない魅力的な雑誌です。雑誌の後ろに年間購読代金の振込用紙がついていますが(それぞれ1000円だったり2000円だったり)、お持ち帰り自由ということは、無料なのです。いちど手にしてみてください。難をいえば字が小さい。
★「たまにはどう?」とひいばあちゃんを誘って映画館に行きました。ひいばあちゃんは「クイーン」を、わたしはスパイダーマン」を観ました。「クイーン」の感想は、「どうってことはなかった」そうです。確かに……。あれは、ダイアナの死に伴う王室への反感を抑えるためと、クレア首相の人気復活のための映画だったと思える節もありました。「スパイダーマン」についてのわたしの感想は、「ええがな映画」に書き込みましたが、いいなあと思ったのは、スパイダーマンのおばの存在です。迷える若者に、先に生まれたものとして見えている事柄を、さりげなく、しかし的確に提言する。これぞ、わたしが童話を書くときに意識しているものなのです。共感しました。

5月10日(木)「献血」
★パンジョの童話講座の日でした。合評作品のうち1作は、おもしろい作品でしたが不燃焼のままでした。せっかくの発想です。いかにふくらませていけばいいのか、今日は、合評の流れでその勉強をしました。50枚ぐらいの子どもが楽しめそうな物語になりそうです。もう1作は、説教童話にならないように、キャラクターの設定を工夫して、ユーモアで味付けして10枚作品に。2作とも同じ生徒さんの作品です。彼は、毎回必ず作品を出してくれるので、ありがたいです。
★あ……。泉が丘の広場に献血車が止まっていました。保育園のお迎えの時間も迫っているし、いったんは通り過ぎたのですが、気になって戻りました。献血するきっかけは、あるようでなかなかないのです。テントに入ったものの、今日は200mlではなく、400ml献血だといわれました。うーん、だいじょうぶかな、そんなにたくさん……。数年前の年末に献血した記憶はあったのですが、「前回は2004年」ということでした。おれから、もう2年半……か。

わたしの前の女性は、ヘモグロビンが足りないといって献血できませんでした。わたしの後の三人の女性も失格だったのか、献血車に乗ってきませんでした。わたしが、本日の最終献血者でした。献血できるということは、ありがたいことかもしれません。しかし気になるのは400mlという量。わたしの体の中の血液のどれぐらいにあたるのでしょうか。もちろん聞いてみました。わが身長と体重では3600ml何がしの血液が流れているそうで、ということは、献血量は1割強になるのですね。それが多いのか少ないのかはともかく、血液は個人個人の微妙な差があり、400ml献血の方が、輸血の際、いろな人の血液を混ぜなくてすむため、トラブルが少ないそうです。

「血管が細いので、かなり時間がかかると思ったのですが」、意外に早かったといわれました。血液の流れまで、せっかちなのかも。献血後はしばらく休んでくださといわれたのですが、保育園に遅れると電話をしておいたものの、ゆっくりするわけにもいかず、缶ジュースを1本飲ませてもらって、慌しく帰りました。しかも運転して。献血後しばらくは、運転を控えるということを、今、サイトを調べて知りました。400ml献血は、69歳までできるそうです。ただし体重は、50キロ以上の人に限るんですって。どちらもまだまだ資格有りです。

5月9日(水)「♪ミード ミード ミード レーー」
★鍵盤のハンカチタオル、ひと目ぼれして買いました。横から黒猫も顔を出しているんですもん♪

半分に折るとこんな感じ
★「月下花伝」(越水利江子著)を読みました。表紙を見て感じていたイメージと物語が違っていて、その意外性がとてもおもしろかったです。時の橋を行ったり来たり……。「ひとは、自分の中にタイムマシンを持っているんだね」。はっと思い当たるセリフです。

橋のこっちは飛びっきりのカラー 
橋の向こうはモノクロの世界 
★朝8時過ぎに家を出て、4時に帰宅(うち取材は10時半から1時まで)。家に入るとむーっとむし暑い。いよいよ、夏到来……か。長い袖を、うっとおしく感じました。

5月8日(火)「6年味噌」
★発酵食品は、古ければ古いほど薬効があるのだそうです。天然熟成の6年味噌は、酵素活動が進んでいて、真っ黒です。バクテリアが繁殖しているので腸の働きを活発にして、有害物質を流し出し、慢性病やガンの予防にもいいということです。会員でないと買えないとかで、知人が注文する際に、いつもわたしの分も注文してくれます。体にいいということも大切なのですが、とてもおいしいので、ご好意に甘えています。

実物はもっと黒くて、いい香りがします
それにしても、今日は、いただきものの多い日でした。ゆで竹の子・自家製のパンプキンケーキ・虎屋の羊羹・手作りのちりめんざんしょ・新たまねぎ・トマト・しゃぶしゃぶ肉……。牛肉は、いただきものといっていいのか、難波まで出かけたひいばあちゃんが、買ってきてくれました。
★物語の骨子ができあがりました。取材したことがらはすべてまとめました。明日は、物語をふくらませるために、取材の続きにでかけます。

5月7日(月)「固執するわけ」
★全開のまま窓が閉まらなくなった車を、山川自動車さんが取りに来てくれました。修理できるそうです。でも、しかし……。このまま乗っていてもいいのでしょうか……。山川自動車さんとんぼ賞 13「命のかぎり部門賞」をご参考に)は凄腕で、どんな故障でさえも直してくれます。それをいいことに、故障するたびに部品を取り替えてもらって走行距離が16万キロを超えた今も、平気で乗っているのですが、金属疲労を思うと怖くなります。車は全体に老朽化しています。走っている最中に、いつ車軸が折れるともかぎりません。にもかかわらず、夫は、今の車に固執しています。というのも、以前、隣の斜線を走っていたトラックが寄ってきて、巻き込まれたのですが、幸い車体がベンツのように硬かったので車体はへこんだものの軽症ですんだ、そう思っているからです。確かに、我が家の車のトランクは重くて、持ち上げるときに腰にくるほどです。最近の車は車体が軟らかく軽くなっていて、それが事故を起こした時にクッションになって人命を守っているということなのですが。果たしてどちらが……。

5月6日(日)「発想は大切」
★3日間の疲れは、けっこう大きいです。元のリズムで動き始めるのに時間がかかっているというか、「5月だ、GO!」とはいきません。孫がママとイベントに出かけている間にせめて映画でも見に行こうかと思ったのですが、「車の窓がしまらなくなったぞ」と夫。なんせ走行距離16万キロなので、さもありなんなのですが、雨の降る中、窓を開けたまま走るわけにもいかず、足止めをくらってしまいました。いえ、例え晴れていても、窓を全開のまま駐車しておくわけにもいかないしね。「ごろごろ、ごろねの5月」です。
★すべり台の下の動物は何なの? と写真と反対のアングルから見たとき、首をかしげました。らっこでもないし、あざらしでもないし……。反対側に回って、とんぼだとわかったとき、その強引とも思える発想に驚きました。ちょっとグロテスクだし、だいいち、頭と尻尾の部分が邪魔なのです。そう思う一方で、このユニークさを採用した自治体の心の広さがいいなあ、こういう町が芸術家を育てるんだろうなあと感心しました。
もし、「すべり台の形、自由に作っていいですよ」といわれたら、わたしだったら、何にするだろうと考えてみました。赤い部分をもっと深くして、スイカにしようか……、それとも黄色く塗って目鼻をつけて三日月……。豆のサヤにして、すべり台に五つのごぶをつくり、すべりながらポコンポコンとリズムを楽しめるようにしようか……。いろいろ考えてみて、このとんぼという発想は、やはりすごいです。

5月5日(土)「明治村」
★次女は、ベランダでレタスとルッコラを育てていました。今朝はだいぶん育っていたので、朝食に、間引き菜とトマトのサラダを。柔らかくっておいしかったです。

顔の虫刺されもやっとひいて……
★「明治村」は、オープンしたばかりの頃(昭和40年)に行ったことがあったのですが、その頃は、だだっ広いところに明治時代の建築物が移転されただけでした。今は、山あり谷あり、大きな池もあり、川も流れ、緑も深まり、興味深い建物もかなり増え、とても趣きがありました。汽車や京都の市電・馬車なども走り、広い敷地を楽に行ったり来たりすることができるようになっていました。                                             
日本初の美人コンテスト

1位になった16歳の乙女は、女子学習院の在学中でしたが
「虚栄心のなせる業」ということで退学の憂き目に。
が、乃木学長のお世話で伯爵夫人になったそうです
明治村の食文化

  
   コロッケ(こってり味)         たません(外はぱりぱり、中はしっとり)


香竄(こうざん)葡萄酒
養命酒のような味でした

  
洋館の食卓                 油問屋のお祝いの席
★帰りの特急ですが、大人ひとりぶんの座席しかとっていませんでした。孫はおりこうにしていたのですが、ずっとひざの上に乗せての2時間は、きつかったです。窓の外にやはり鯉のぼりは見当たりませんでした。

5月4日(金)「日本モンキーセンター」
★さすがゴールデンウイーク。たいへんな混みようでした。遊園地の乗り物は、かなり並ばないと乗れません。次女が付き添ってくれたので助かりました。遊園地のある日本モンキーランドは、お金儲けに徹しているというか、いろいろな面でちょっとがめつい感じがしました。それにくらべ、日本モンキーセンターは、とてもおおらかでした。

日本モンキーセンター」の中にある「わくわくミニ動物園村」で珍しい動物をだっこさせてもらって、動物大好きな孫はごきげんです。ここは、王子動物園で体験したように時間制限はなく、好きなだけ抱いていられます。ときおり、動物たちの選手交代?はありました。                                                
   
      フトアゴヒゲトカゲ             ジャンガリアンハムスター

   
     モンショウトカゲモドキ                 ヘラクレス

   
         ケヅメリクカメ                    うさぎ
★森の中では、リスざるを放し飼いにしているところや、WAOランドといって、ワオキツネザルがとびはねているのを同じ空間でみられるとこともあって、猿の種類の多さもふくめて、さすが日本モンキーセンターだと思いました。

囲いの中に、入っていくと、
手が届きそうなところにたくさんいます


切削麺の技。熱湯の中に削ぎ落としていきます
あとになるほど、薄く。
それは茹で上がりを統一するこつだそうです

5月3日(木)「いざ犬山へ」
★この2月から、次女は学業のためアパート住まいを始めたのですが、孫にとってはそれが理解できません。「あば、おそいねえ」といいながら、忠犬ハチ公のように、毎晩、お皿を並べたりして帰りを待っています。説明するより連れて行こうとずっと思っていました。孫の顔はますます腫れているのですが、元気ではねまわっているので決行です。

じいじも日帰りでお供
それにしても不思議です。孫と電車の窓の外を見ていたのですが、お目当ての鯉のぼりがほとんど上がっていませんでした。田んぼの風景が続くうちは、若い世帯が住んでいないのかなと思っていたのですが、名古屋に着くまでに2軒しか見つけられなかったとなると(1軒は学校)、やはり個人情報問題にからんでくるのかなと思いました。日本の空の下はさみしいかぎりです。

下の写真は、次女のアパートの近くの川の上にかかっていた鯉のぼりです。

最近は、こういうスタイルが増えているようです

「ちゅかまえたっ♪」

 
5月2日(水)「お手軽ワイン」
★あらまあ、かわいそうに……。我が家の姫ですが、朝起きたら、顔を数か所虫に刺されていました。「あ、刺されてしまったね」程度だったのですが、夕方保育園に迎えにいくと、特に右目の周りがぱんぱんに腫れあがっていました。あいにく今日から小児科はお休み。大事はないと思いますが、痛々しいです。

本人は、さほど痛くも、かゆくもないようです
★上等のワインを飲んだことがないので、比べることはできませんが、ワインはやっぱり「イエローテール」♪ 軽くて、口当たりがよくて、どんなお料理にも合います。千円を切るのもうれしいです。種類も白をふくめて4種類。使うぶどうが違っていて、赤ラベル・黄ラベル・オレンジラベルがあります。コルクからキャップになったので、開けるときもお手軽です。

大型スーパーで買い物をしていたら、男性の罵声が聞こえてきました。けんか?と思ったのですが、そうではなく、わたしと同年輩の男性が、若い店員さんに文句をいっているのです。一言二言ならともかく、大きなカートで通路をふさぎながら、十数分も応対の悪さをなじり続けていました。たとえごもっともな意見でも、あそこまで高飛車でしつこいと、ただ不愉快なだけでした。あの男性にこそ、文句をいいたい! が、店員さん(男性)もぺこぺこ謝るばかりではなく、「他のお客さまにご迷惑がかかりますので」とはっきりいって、事務所に連れていくなど対処するべきだと思いました。
★数日、日記を休ませていただきます。混むときに動きたくないのですが、ちょっと事情がありまして。帰りましたら、またおつきあいください。

5月1日(火)「5月だ、GO!」
★昨日はまだ蕾だったジャーマンアイリス、今朝はもう満開です。手をかけなくても、毎年今頃になると、ちゃんと花を咲かせてくれます。ガーデニングがブームになる20数年も前に、まだ60歳代でばりばりだったひいばあちゃんが園芸雑誌で見つけてひとめぼれ、ドイツから球根を直輸入したものです。

おすそわけしたご近所の庭も満開だそうです
★歓心寺に行ったときに値切って買った鉢に、ちらしずしを盛ってみました。大きいので鉢の中で混ぜられるので便利です。にんにくとオリーブ油で焼いたかつをのたたきをサラダ用のほうれん草とあえたのですが、なかなかおいしかったです。

あ、さんしょの葉っぱ……。散らすの忘れた
★うーん、取材の甘さを感じています。再度お話を伺わなくては。5月になったとたん、急に気ぜわしく感じ、あわてています。「1月往く・2月逃げる・3月去る」なら「4月は思案」(じゅうぶん考えました)。「5月はゴー!」と行きたいものです。6月講演予定のレジュメも、さっさとまとめなければなりません。

著作紹介


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★上記の本についての
作者のコメント(あらすじ)



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