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2013年(平成25年)3月




東日本大震災応援コーナー
 
3 /26

今、わたしにもできること






 
とんぼ童話教室
ちょっとのぞき見
 3/28

プロフィール
1943年生まれ
未年・さそり座・B型
48歳で童話を書き始め
53歳でデビュー
現在に至る




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3月31日(日)「心の窓を開こう」(今日の言葉)
★中山聖子さんの新刊『春の海、スナメリの浜』をご紹介します。自然のスナメリが見える海岸が山口県の下関市にあります。長年、砂浜に続く石だんに座って、スナメリを観察して、保護活動をしている女性がいます、その女性を取材した作者が、イメージを膨らませて、創作した物語です。

主人公は、なやみを抱えています
抱えたまま、春休みにおばあちゃんの家に預けられ
いやいやスナメリを海見にいくことになりました

観察を続けている人には、海の色や波の動き
空中の鳥のようすでスナメリが来ているかどうかわかるのですが
主人公にはよく見えません

つまらなく思っていたのですが……
水族館にもスナメリがいるとわかり、会いに行きました
スナメリが、主人公のなやみを聞いてくれたわけではありません
でも……目が合った瞬間心か解き放たれていきました

アニマルセラピーです
動物には、人の心をいやしてくれる
不思議な力があるのです

★さくら、いきなり満開です。うーがたちを送っていった帰り、鴨川べりを通りました。車が数珠繋ぎで、なかなか進みませんでした。そのおかげで、車の窓越しにお花見を堪能しました。

鴨川の堤は、はるか向こうまで、さくら並木です

こちらは御所南小学校の通り

裁判所の周囲を取り囲む枝垂れさくら(左)と
小学校の前のソメイヨシノのコントラストが
見事で、美しいです

★今日のカレンダーは、おやまあ、24日とおなじ。「何事もあせらずに」と書かれていますが、あせってしまいます。3月は、あっという間でした。するべきことをたくさん積み残したまま、4月になってしまいます。

広島とパンジョの教室が終わってしまうという
わたしにとって大きな転機になるできごとがありました
慌しくて、夢の中のことのようです

そんな中、11冊の本を紹介しました
送っていただいた本は、1〜3日内に読み終え
紹介することを、お祝いとお礼の代わりにしています
いのいちばんに新刊を読ませてもらえるのは
大きな喜びです


3月30日(土)「何事もあせらずに」
★正岡慧子さんの新刊『ぼく、まってるから』(フレーベル館)をご紹介します。

お友だちのくまくんは、冬眠してしまいました。「いっぱいねむっていいよ、ぼく、まってるからね」。さみしさをこらえて、ねずみくんはそういいました。だいすきなくまくんがねむっている間に、しておこうとひらめいたことがあります。くまくんのよろこぶ顔が目に浮かんできます。さて、ねずみくんは、なにを思いついたのでしょう。

お友だちのことを思うって、すてきです
やさしさと、さみしさと、あたたかさ、そして季節感が
絵本からあふれています

昨日ご紹介した『タネオが来た』も
『クマを森に返そうよ』も根っこのテーマは
同じです。さまざまな年代に向けて
それぞれの切り口で

★うーがとママと3人でうーがの勉強机を買いに行きました。4年生になってやっとです。買わなくてもいいのではという意見もあったのですが、机で勉強するかどうかは別として、自分のものをまとめて管理するためにも、机は子どの城か陣地かなと思い、ずーっと使える大き目のものを探しに行きました。南茨木の先にあるカリモクまで行ったので、京都に戻ってきたら2時過ぎ。それからランチになりました。
COCON KARASUMAのイングリッシュパブは
安くって一品が安くって豊富。しかも昼間はガラガラ
おすすめの場所です

復活祭のたまごグラタン・春巻き・から揚げ(ポテトつき)・サラダ・カレー
のどが渇いたので、昼間からビールも飲みました

夕方、ダンスのレッスンを終えたうーがが
ママとやってきました

お花を持ってきてくれたので、うーがに
「活けてくれる?」というと、るんるんとのってきました
放課後、学校で生け花を習っっていたのです
といっても茎を短く切って、てきとうに
オアシスに挿しただけですが
本人は大満足です


ぶりの照り焼きと根菜類の煮物・たこめしなど
久々にゆっくりおしゃべりしました

★花粉症、一気にきました。鼻はむずむず、目がしばしば……どころか、夕方には、鼻がぐしゃぐしゃ、目はよれよれ。ひどいものです。治ったと思っていたのに、』甘かった……。新刊が何冊も届いています。順番にご紹介できるのが楽しみです。
3月29日(金)「身近なことから」
★『タネオがきた』(文研出版)は、すとうあさえさんの創作童話です。大クヌギのタネに秘められた生命力のすばらしさと、子どもにとって大切なものがいっぱい詰まった一冊です。シンプルなタイトルと表紙の絵。引き込まれてしまいます。
小さなタネは命のかたまりです
タネは、やがては大きなクヌギの樹になる……
不思議です。魔法のようです

いなかから持ってきたクヌギの実は
ひいじいちゃんを思うタネオの心そのものです
どんどん芽が吹けば、きっと、ひいじいちゃんは元気になる
そう思っていたのに、都会では植えるところが
見つかりません

テーマは自然ですが、家族がいいです
アパートの住人がいいです。大家さんがいいです
友だちも、町の人たちも、みんないいです
タネがつないでくれました

すとうさんは木の友だちがいるそうです
だからこそ書けた物語
なのですね

★うーがといっしょに宝ヶ池の「子どもの楽園」に行きました。徒歩で行けます。「あ、ここ、遠足できた」そうです。春休みなので、たくさんの子どもたちが来ていました。個人でというより、子ども会・クラス会などグループのようです。広いし、いろいろな遊び道具はあるし、入場料は不要だし、親にとってもありがたい施設です。

登れる石垣


ロープのジャングルジム
揺れるてっぺんを元気に目指しているのは
なんと女の子ばかり


さくらは、ちらほら
でも、お花見するのは、今でしょ


という流れで、おにぎり・サラダ、からあげくんなど
すべて近くのコンビニでそろえました。気が引けていたのですが
うーがに、「めちゃ、ごうか♪ こんなにごうかでいいの?」
といわれました。うーがはよろこび上手です

宝ヶ池の周りを歩きました
「ここ、耐寒マラソンで走ったことがある」
ふーん、やっぱり京都の子やね


鯉に、亀に、鴨に、あひる……
「宝が池の宝って、この子たちのこと?」
宝ヶ池は、江戸時代に灌がい用として築かれたものだそうです
名前の由来は、お百姓にとって宝物のような価値のある池という意味とも
池の形が 分銅 のようでお金を表しているからだとも
宝暦年間に出来たので宝という文字をとったとも
いわれているそうです

★道路わきの石垣にすみれがたくさん咲いていました。少しずつ微妙に違うように思うのですが、日当たりのかげんなのか……。






★夜、ママがやってきました。お肉を買ってあったので、焼肉をしました。

3月28日(木)「進取の気持ちを持つ」
★パンジョ教室も、今日で終わりです。カルチャーセンターそのものが幕を引くわけですから、200もある教室の生徒さんと講師と送り続けなければならないこの1か月、受付の人たちもたいへんなことと思います。受付の皆さん、いつも笑顔で気持ちよく対応してくださってありがとうございました。おかげさまで、いい10年間でした。

★今日は、ママが遅くなるので、うーがを預かることになっていました。うーがといっしょにバス停に向かっていると、学童の先生に出会いました。うーがも、今日が最後の学童保育でした。1年生になると同時に京都に越してきたので、周りは知らない人ばかり。うーがも不安だったことと思います。学童保育の先生やお友だちのおかげで、早く、なじんでいけたように思います。学童保育は3年生までで、今日で卒業です。「明るいうーちゃんのおかげで、楽しかったです」といっていただき恐縮でした。

八瀬に帰ると8時を回るので、晩御飯は食べて帰ることにしました。「リプトン」は、わたしが子どものころからある紅茶のお店(ティールーム)ですが、ごはんもあります。明るくて広い店内のテーブルの半分は外国人です。移り変わりの激しい京都の町で、安心できる店として、海外の旅行本に載っているのだと思います。ちなみに、大好きなイタリアンのお店があって、ついこの間うーがと食べにいっばかりなのに、今日、前を通るとブディックになっていました。

京野菜のカレー。ここにルーをかけます
揚げてあるかぼちゃやナス、カブ・玉ねぎが甘かったです


うーがは2色オムライスとチーズサラダ

三条河原町のバス停に、大原行きが来ていました
「待ってえ」とダッシュしました。間に合ってよかったです
バス、この時間帯は1時間に2本しかないので
乗り遅れると、がっくりきます

すでに閉めたドアを開けてくれたので
降りるときに、運転手さんに、「待ってくれてありがとう」と
お礼をいいました。うーがも「ありがとう」っていいました
「いいえ、どういたしまして」と運転手さん
感謝の気持ちは言葉で
示さなくっちゃね

3月27日(水)「静かに考えるときを」
★冷蔵庫の奥に賞味期限切れの牛乳パックが見つかりました。未開封なので、加熱して使えないこともないのですが、ちょっと……。といって、捨てるにはもったいないし……。

そうだ、お風呂にいれてみよう


牛乳風呂、はじめてです
肌にいいかどうかはともかく、気分はゆったり
いい感じです

★お花が届きました。いい香りがします。あ、ジャスミン♪ そして、甘い香りは、いちご。実もなっているし、白い花も咲いています。

ん? よく見ると、いちごは土つきです
いえ、いちごだけではなく


ジャスミンも、ラナンキュラス・ミルクブッシュなども
あれあれ、みんなポットに入っています♪
なんだかうれしいです

さっそく、入っていた籠に土を入れ
寄せ植えにしました。いい感じです。ジャスミンは前の家に
植わっていたので、なつかしいです

出入りするたびに、いい香りがします♪


もともとあった鉢植えにもチューリップが芽を出し
玄関がいっぺんに華やかになりました

★短編原稿、送りました。締め切りは来月半ばなのですが、いちど見てもらおうと思います。
3月26日(火)「計画を立てる」
★掘米薫さんの新刊『命のバトン』(佼成出版)をご紹介します。宮城農業高校(みやのう)の先生と生徒さんがモデルのノンフィクションです。

畜産というのは、大切に育てた命を、最後は食料としていただくまで関わらなくてはなりません。鶏をさばく実習の日、先生がおっしゃった言葉がすばらしいです。「だからこそ、きみたちは、牛や鶏を全力で愛さなければならないのです」。

全力で愛し、育てていた牛が津波に飲み込まれました。その直前、危険を顧みず、牛をつないでいたスタンチョンを外しにいった先生方。そのおかげで、助かった牛が14頭いたのです。おなかに赤ちゃんのいる牛も2頭いました。が、学校は流され、飼育する場所もありません。どうすればいいのでしょう。

地震が来た直後からのみやのうの生徒さんたちの緊迫感が、映像を見るように伝わってきます。筆者の掘米さんが罹災地宮城県で肉牛を130頭飼っている農家であるからこそ、より深く描けたのだと思います。
ピンチをチャンスに切り替える大切なきっかけは
「共進会」という牛のコンテストでした
「命のバトン」という言葉の意味は
深いです

農業に携わっていく若い人たちと
それを指導する先生方に、そして、それを伝えてくれた掘米さんに
感謝の気持ちがっぱいわいてきます
「ありがとうございます」


★勝山市から届いたお野菜は、みずな。そう、みずなと書かれていますが、わたしの思うみずなとは違います。


勝山みずな


2束届いたうちの1束を油揚げと煮ました
太い茎の部分まで柔らかいです


こちらは、塩麹漬けの豚肉


両方挟んでサンドイッチにしました


おべんとうにして、さくらを見に行きました


1本だけ。まだ、まだ早いです
おべんとうは広げたのですが、寒かったので
帰ってから、家で食べました


代わりにハトが咲いていました

東京は満開だというのに
今年は、開花にずいぶん差がありますね

3月25日(月)「生活に工夫を」(今日のことば)
★服部千春さんの新刊『ときめき図書館』(青い鳥文庫)シリーズ4 「18年目の卒業式」をご紹介します。18年目という数字は、とても重い数なのです。18年目の卒業式ということは、18年経って、やっと卒業できたということになります。18年前、日本で何があったでしょうか……。せつない物語になっています。

前シリーズまでの
萌にしか見えない少年「海くん」の問題は
解決したのですが、ほっとするまもなく、萌には
新たに別の少年が見えるのです

その少年の登場で
ひとみ先生が、抱えていたなぞがわかり
すっきしります

その少年とは……?

奈津や亮介、宙、ひとみ先生に
萌が霊感少女であることがわかりました
ちょっと前までは萌自身も
自覚していなかった
ことなのです

これから先、萌だけにしか見えないものは
いったい何なのでしょう?


★今日は、うーがのじいじが京都に引っ越して来る日です。「手伝いに行くねん」と娘にいったら、あきれられてしまいました。「人がよすぎる」ともいわれました。たしかに。でも、とんぼルールには、こういう場合、手伝わないという選択肢はないのです。「知り合いのおじいさんの引越しを見るに見かねての感じかな」といったら、娘は苦笑いしていました。

本当は、娘たちが手伝えば一番いいのですが、平日の今日を引越し日に選んだ時点で、それはなくなりました。荷物を送り出して、そのあと掃除をするつもりでいたのですが、引越し先で、荷物を受け取ってほしいということなので、そうすることにしました。

そして、今朝、ひらめきました。「うーがを連れていこう」って。これは、じいじにとって、最高の引越しプレゼントになると思います。うーがの、「じいじ、よろこんでくれるかな」にじいじは、充分応えていました。

結局6時過ぎまで手伝いました。曇っていたグラスやねばねばのガスレンジ・調理器具などぴかぴかにしておきました(朝晩は自炊しているというのですから、驚きです)。

転居先は環境もよく(うーがに言わせると「おだやかで、のんびりした気持ちのいいところ」だそうです)、日当たりがよくて快適そうなので、ほっとしました。たたみや流し台は新しいし、お風呂も省エネの最新型なので、ガス代が5パーセント引きだそうです。URがんばっていますねえ。

遅くなりそうなので、うーがのママに声をかけて、晩御飯をいっしょに食べることにしていました。 スペイン料理のお店です。 ママが予約しておいてくれていたので、待たずにすみました。
ケーブルテレビにパソコンをつないでもらっていたじいじも
あとからやってきました

それじゃ、転居を祝ってかんぱいでも


いろいろ食べました。今日の謝礼だと
お勘定はじいじが

今日は地下鉄の一日フリーパス(600円)で、動きました

烏丸線・東西線を乗り継ぐと
けっこうと遠くまでいけることがわかりました

3月24日(日)「心の窓を開こう」(今日のことば)
★風野潮さんの『エリアの魔剣』を保ご紹介します。シリーズの第5巻。大切なものをすべてを失った4巻のラストは、あまりにも凄惨で、あのあとどういう展開になっていくのか、ずっと気がかりでした。いよいよ最終編だと思うと、本を開くのにも、力がはいってきます。

盗賊に男の子のように育てられたリランは、大巫女とふたごだったことで、さまざまな宿命に操られ、魔物と戦ってきました。第5巻、長い長い旅が終わり、リランは……。

潮さんが創り上げたファンタジーの世界には
魔王(魔物)・魔導師・竜騎士・聖都・巫女・王家・魔風楽師
結界・地下道・旅の一座・盗賊・城……、そして魔剣
物語を複雑に操る物が揃いに揃っています

が、4巻では、魔剣が敵の手に渡り
味方の多くを失い傷つけられ、大切なものを奪われました
大切なものを取り返すために、若者がたった3人で
得体の知れない敵に向かう旅です
すべてががどうからんで
くるのか……。

★うーがは、この2週間、「土下座」が心配の種でした。ずーと悩んでいました。忘れ物が傘だったことで、「土下座」の対象にはならなかったそうです。カブ(ボーイスカウト)の帰り、三条大橋で、土下座の銅像に出会ったそうです。銅像になるぐらいの偉い人でも土下座しているのだからと、ママは説明したそうです。それがだれであるかた知らないということでしたが、それは、高山彦九郎の像で、わたしは子どものころ祖父から、こんなことばを何度も聞きました。

   「男、高山彦九郎、はるか皇居を伏し拝み、落ちる涙は鴨の水」

旅先から帰ってきた彦九郎は、京都の町の荒廃した様子に涙して、御所の方に向かって、思わず伏し拝んだというのです。「伏し拝み」と「土下座」は意味のニュアンスが違ってきたように思いますが、元は同じではなかったのでしょうか。

次女が京都での調べ物を終えて帰っていきました。何か買ってあげるというのですが(マフラーはどう?)、何もいらないといったところ、「お餅は?」というので、ありがたく受けました。お餅大好きです。

ストッカーが豊かになりました
最近は、年中あるのでうれしいです

★今日のカレンダーのことは。「心の窓……」ねえ、わたしはオープンな性格なので、心の窓は開けっ放しだと思います。むしろ、けじめとして、時々は閉めたほうがいいかも、と自己判断しています。

3月23日(土)「チャンスを生かせ」
★駅ビルにある京都劇場で、うーがたちが踊るというので、観にいきました。

選抜リームの子どもたちは、すごいですが
うーがたち初心者は、いっしょうけんめいさが、かわいいです

今日は、親子三代の女子会でした
遅めのランチは、ホテルバイキングを予約しておきました
実によく食べました。よく飲みました
よくしゃべりりました

その後、うーがはママと、ダンスのレッスンに
次女は、お買い物に。わたしも用事があったので
いったん別れ、また待ち合わせ
することにしました

夕方、「もう何も食べられない」と
いいつつ、錦の牡蠣のお店で、軽く飲み会

焼き牡蠣・生ほたるイカ・なまこ・もずく
ねぎの天ぷら……。このねぎの天ぷら、カリカリで絶妙
うーががぺろりと食べました。それにしても
肴でサイダー。おかしな小学生です

次女は、うちに滞在中なのですが
行きも帰りも別々でした。次女は、もう少し買い物をするといい
わたしは途中まで自転車で来ているので
地下鉄で帰りました

遅れて帰ってきた次女が
デパ地下でおつまみを買って来てくれたので
映画を観ながら、また食べました

ふたりとも一度見た映画なので
盛り上がりました

「足が冷えてきたからこたつに入るね」
しばらくはしゃべっていたのですが、いつの間にか
眠ってしまいました

★今朝は、3時半に起きました。わたしは、二度寝をしないようにしています。目を覚ましたときが起床時間です。二度寝をしてしまうと、一日が短くなってしまいます。ただし、深夜の2時以前は別です。もう一度寝ます。が、基本そのまま起きて、「花まるカフェ」が始まるまでに、昨日の遅れを取り戻します。その時間が、わたしには今日に追いつくチャンスタイムなのです。

当然、昼間、眠たくなります。家にいれば昼寝。電車に乗ればうたた寝。今日は、夕方デパートのロビーで娘たちと待ち合わせをしていた10分間、爆睡しました。目が覚めた瞬間、自分がどこにいるのかわかりませんでした。目に飛び込んでくる様々な情報を集めて、あ、そうかと眠る前に時間がつながるまで、知らない町にタイムスリップした感じでした。10分眠っただけで、すっきりしました。

3月22日(金)「言うよりまず実行」(今日の言葉)
★昨日、姫路動物園に行きました。平日の午前中ということでか、がら空きでした。幼稚園の子どもたちが来ていたのですが、動物園がこじんまりしていることと、人の出入りが少ないので、先生も安心なのか、子どもたちは自由に走り回っていました。
「空室」表示がいくつかありました

この檻のとなりは、エゾヒグマが2頭いました
もしかしたら、保護された月の輪ククマを
引きとってもらえるのでは?

「言うよりまず実行」(今日のことば)
「日本熊森協会」に
情報提供しました

★書店で見つけて、目が点になりました。中村ユキ著「わが家の母はビョーキです」の帯には、「母が精神病院に通いはじめたとき、私はまだ4歳だった。」と書かれていました。4歳……。

更に、カバーの見返しには、「あなたのまわりにもきっといる。たとえば、それは、あなたの大切な人かもしれません」とも……。わたしは関係なのですが、「まんが」本という表現にも興味を持ち、どのようなことが描かれているのか、読んでみたくなりました。

「トーシツ(統合失調症)」といわれる脳の病気は、かつて「精神分裂症」といわれていたそうで、今は、100人にひとりはいると書かれていました。そして……、
母の行動に、時には深刻になりつつも
明るく乗り越えてきた31年間が赤裸々に描かれています
トーシツについてのアドバイスや支援方法が
いっぱいつまっています

人生には、トーシツにかぎらず
思いがけず、いろいろなことがつきまとってきます
払いのけようとするから辛いし(たぶん)
気が滅入るのかもしれません

中村ユキさん夫妻
「家族でのんびりトーシツライフ」は
元気のでる本です

3月21日(木)「ムダをはぶこう」(今日のことば)
★取材の時間が午後になったので、世界遺産、姫路城に行くことにしました。

平成の大修理中でした
天空の白鷺」といって、エレベーターで天守閣まで
登って、修理を見学することができました

一番乗りでした

覆いには工夫が(正面は城。後ろはこんな)


エレベーターからは修復中の様子を見ることができます
50年に1回の大改修だそうです。来年4月に完了しますが、大掛かりな
覆いや足場を外すのに、1年かかるそうです

姫路城の石垣は

小石がたくさんはめ込まれていました
意外な感じがしました

西の丸は横に長く、いくつも部屋が並んでいます
見学者がまばらでした。ひとり、黒光りした長い廊下を通りながら
あの時代の女性たちは、どんな思いでこの廊下を
渡っていたのだろうと思いました

世が世であれば
とても上がることができない場所です。思えば
なんともぜいたくな時間でした

見張りのために開けられた城壁の小窓

三角や

四角・長方形

丸……など、遊び心を見つけたり

天空の白鷺から見下ろした風景

中央の小高い丘には、男山八幡宮
千姫が、夫忠刻の病気治癒祈願のために建て
毎日拝んでいたそうです。麓には
千姫天満宮があります

登ってみました
男山八幡宮からお城を見るとこんな感じです

不思議に思ったのは、お城(西の丸)とお社は
向かい合っていません。千姫は、八幡宮のお社の左横に向けて
手を合わせていたことになります。方角が
よくなかったからでしょうか?

★取材して帰ると、すっかり遅くなりました。京都駅に着くと、最終バスが行った後でした。地下鉄で宝が池まで行き、そこからタクシーかなと思っていたら、ここ発のバスがありました。ラッキーです。それにしても冷えます。

3月20日(水)「先入観を捨てる」
★あいにくの雨。肌寒いです。巣山さん、佐藤さん、HALさんといっしょに宮島を訪ねました。

運行している船会社がいくつかあることを知りました
鳥居の前を通る海路の船に乗りました

今伊勢神社の
長い石段で、鹿にすれ違いました

行きはよいよい、帰りは……
階段、つくづく急だったんだと実感しました

宮島では、今日から「雛めぐり」の催しがあって
商店などの店先に古いお雛さまが
飾ってありました
4月3日まで

江戸時代のものだそうです
冠の赤い玉はさんご


大聖院のお雛さまも、たしか江戸時代

大聖院の春野菜精進ひなご膳

予約しておいてくれていたので
いただくことができました。おすしは古代米も入っていて
ちょっとぽそぽそした口当たりがおもしろく
どれも手間をかけたお精進でした

牡蠣は外せません

食後に(カキフライも)

デザートは、これ

意外なヒットは揚げもみじ。カリカリに揚がっていて
中は、ふっくら。おいしかったです

★あした、加古川での取材が入っています。いったん八瀬に帰って、また加古川に来るよりもと、今夜は、姫路に泊まることにしました。ホテルを取ったあと、次女が来ることがわかったのでキャンセルしようかと思ったのですが、かんべんしてもらって予定通り姫路で降りました。
3月19日(火)「常に大局を見る」(今日のことば)
★広島教室、最後の日でした。2009年の6月に開講したときは月2回、福山と広島でという、今思えば離れ業をしていました。遠いと思いつつ4年近くも続いたのは、みんなと、そしてその作品に会えるのが楽しみだったからだと思います。

福山教室には愛媛から通ってくれた人もいて、はげみになりました。2011年4月からは広島だけになったのですが、福山・高知・山口から通ってくれる生徒さんもいて、よりがんばらねばと思ったものです。

2014年4月、教室が移転することを潮に退くことになりましたが、わたしが辞めることで、これから羽ばたこうとしているみなさんの腰を折るのではと心苦しく思っていたのですが、引き継いでくれる人が見つかました。「天の川」の代表の久保さんです。

最適任者にバトンタッチができて、ほんとうによかったです。新しい風が吹いて、いっそうみんなにいい刺激があることと思います。みなさん、長い間、ありがとうございました。

みんなで感謝会を開いてくれました。かっての生徒さんたちも、新しく入会したばかりの人も、集まってくれました。なんともうれしいです♪ 

みんなが手にしているのはゆるきゃらのバリーちゃん
今治からはるばる来てくれたHALさんが
プレゼントしてくれました

★ひろしま美術館でアンデルセンのメルヘン大賞の原画展をしていました。

楽しみに出かけたのですが
わたしの物語の絵はありませんでした

山城隆一さんは、すでにお亡くなりになったので
作品が借りられなかったのでしょうか

★今夜は広島に泊まります。明日、宮島に行くことになっています。
3月18日(月)「出会いを大切に」
★「ノンフィクションの題材をどうやって探すの?」と聞かれることがあります。業界用語(?)でいうとアンテナに引っかかったということになりますが、それが今日のカレンダーの言葉、「出会い」なんだと思います。その出会いがきっかけで、次の取材につながっていくことがありますが、今まで書いたノンフィクションは、すべて偶然ではなく必然的、つまり出会うべくして出会ったテーマだと思っています。

今回の『クマに森を返そうよ』もそうです。この八瀬に引っ越してこなければ出会えなかったテーマであって、あとがきにも書いたように、ここに引越してきたことすら、このテーマに出会うための必然的なアクションだったと思えてきます。

「本の発売いつですか?」と聞かれますが、もう発売されています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

野生のクマについて
間違って伝わっていることが、たくさんありますが
まずは、なぜ里に下りてくるのか
ほんとうのわけを知って
ほしいです

2013年は、11月までに
なんと、2978頭の野生のクマが
捕まえられて、殺されました(環境省発表)
11月15日〜翌年2月15日は猟期なので
(北海道は10月1日〜1月31日)
その間の数字は入っていません
だから9か月でです


本を読んでくれた
友人から、電話がかかってきました
「わたしにできることは?」
うれしいです

★野菜好きの次女のために作ったおかず、素材はみんな同じです。

新玉ねぎ+キャベツ+レンコン+にんじん+トマト+じゃがいも+大根
ソーセージも入れて、スロークッカーで野菜のスープ煮


にんじん+もやし+レンコン
ごま油でナムル


ほうれん草+もやし
ごまあえ

どれも「おいしい」といって
たくさんお代わりをしてくれました
チキン・イカ・ブタなどを塩麹に漬けました
冷蔵後はいっぱいです

★明日は、広島での最後の講座です。広島で一泊して、その夜は姫路にいきます。翌日加古川で、次のノンフィクションの取材があるからです。このノンフィクションの題材もわたしのアンテナがキャッチしてくれたというか、出会うべくして出会ったと思っています。企画が通ったので、心置きなく取材を進めることができます。ということで、日記は、帰宅後まとめてアップします。
3月17日(日)「自己にきびしく」(今日の言葉)
★童話創作サークル「わらしべ」の日でした。ここ八瀬から阪神の西宮へは、大阪・神戸をまたいで行くことになるので、けっこう時間がかかります。定例会は1時からですが、今日は、サンケイ教室の生徒さんだった人たちとランチをするために、11時に集まりました。

「わらしべ」は、サンケイ教室の生徒さんたちが中心になって立ち上げてくれたのですが、なにぶんにも20数名の大所帯なので、教室のときのようにゆっくり話す機会がないので、たまにはと思いました。

失敗話など披露しあって、大笑いしました。中には、「誰にも話したくない」と長い間秘めていた大失敗もあったようなのですが、「あれ?」、細かいことは忘れてしまったそうです。そんなもんだよね。そのときは人生がひっくり返るかと思うほどたいへんな失敗でも、過ぎてしまえばどうってことはない……。ある程度の年齢になれば、「自己に厳しく」ではなく、「自己に甘く」でいいよね。まるでクラス会のように、楽しい時間でした。
バツ○ママごひいきのアフタヌーンティーで

わたしはパンサラダを注文しました
それぞれのパスタも、春の素材が使われていて
とてもきれいで、おいしそうでした

そのあと、スタバでだべりました

「わらしべ」、いい合評会でした
作品には、それぞれの人生が詰まっているのだと
つくづく思いました。人間賛歌です

「わらしべ」では
将来、サークル作品集を作ろうと目指しています
冊子は、石神さんが引き受けてくれます

その石神誠さんのオリジナル語録集
「一語一絵」をご紹介します

手作りですが、まるで文庫本のように立派です


写した写真に添えられた格言風語録
「なるほど」と思います

研究会員の希望者がふたりと
「児童文芸」の購読希望者がひとりありました
きっと、飛躍につながると思います

 
★帰りに、うーがとママと待ち合わせて、ご飯を食べて帰宅。帰宅後、サークルを立ち上げたいという作家仲間と電話で話していたら、愛知県にいる次女がやって来ました。「一週間泊めてね」といわれていたのですが、明日からだと勘違いしていました。

鮭の塩麹付けを焼いて、青梗菜を炒めて、それから……。着の身着のままキッチンに立って、とりあえずテーブルを整え、辻褄を合わせました。明日は、次女が来る前に掃除をして、買い物をして……と、あれこれ思っていたのですが、すべてショートカットできて、助かりました。もし、思い違いしなかったら、うーがたちとのごはん会もしなかったと思います。「人生は成り行き。根拠がないけど、だいじょうぶ」ですよね、井上耕作さん。「わらしべ」で合評した彼の作品のテーマに、みんな元気づけられました。

次女は、まとめなければならない仕事があるというので、(わたしも)と思ったのですが、睡魔が襲ってきたので、早々に寝ることにしました。体力切れです。

3月16日(土)「人を信じよう」(今日の言葉)
★昨日のカレンダーの言葉は、「他人に頼るな」でしたし、今日の言葉は、「人を信じよう」です。どちらも人とかかわって生きていくのに大切なことですが、わたしがめざさすべきことは、観点を変えてみると見えてきます。「他人に頼られる」ように、「人に信じてもらえる」ように。……と書いてみて思ったのは、この年齢になると、「他人に頼らせてもらって」、「自分を信じる」のか一番楽かなと。

★ベランダから見える山すそに、水仙が咲いていました。昨年はなかったのにどうしたんでしょうね。球根がとんでくるわけはないし……。なんとなくさみしげです。

黄色い水仙の花言葉は
気高さ・感じやすい心・もう一度愛して
ですって。毎朝、「きれいよ」
といってあげるね

★播磨からお手製のいかなごが届きました。使いやすいようにいくつも小分けにしてあって、その心配りが更にうれしいです。わたしも、昔、作ってみたことがあるのですが、うまくいかなかったので、それ以来、買うようにしていました。

巻き寿司や卵焼きに入れてもおいしいそうです

★うーがの目下の悩みは、「土下座」です。カブ(ボーイスカウト)のキャンプで忘れ物をしたのです。カブでは、規則があって忘れ物をした場合は、みんなの前で忘れた物に対して謝らなければならないそうです。うーがは傘を忘れました。しかも名前を書いていなかったようで、その場合はダブルの罰で、「土下座」をしなければならないそうで、「はずかしい」と泣き言をいっています。

物を忘れることは、だれにでもあることです。それは恥じなくてもいいと思います。ただ、謝らなくてはならない規則があるのなら、しっかり心から謝らなければなりません。はずかしいからといって、いいかげんな謝り方をしたら、その態度こそがはずかしいことで、美しくありません。考えてごらんといいました。「うーちゃんの傘は、忘れられている間、さみしかったと思うよ。ごめんね、いっしょにかえろうね」と心から謝るようにいいました。

「土下座」は誤解されていますが、日本の美しい作法のひとつだと思います。うーがにさせたいわけではないですが、この機会に正しい「土下座」を学んでほしいです。

3月15日(金)「他人に頼るな」(今日の言葉)
★のんびりゆっくり、いいかえればぐうだらして一日が終わってしまいました。するべきことはいっぱいあるのに、気力がないというか、出かけるのもおっくうでした。

新玉ねぎ、キャベツ・にんじん・トマトを沸騰させたあと、スロークッカーにかけておきました。 硬いままショートパスタもいっしょに入れておくと、野菜といっしょにふっくら、できあがります。チーズをかけたり、トマ味にしたりして、一日これを食べてすごしました。

光熱費いらず、手間いらずです


野菜が甘くっておいしいです

わたしは、主に麦ご飯を食べていますが
母にお供えするときに できるだけ麦の少ないところを
よそうようにしていします。そして必ずこう言います
「おかげさまで豊かに暮らしています
安心してください」と

というのも、かって池田勇人が総理だったときに
「貧乏人は麦を食え」といって問題になったことがありますが
母はその時代の人でしたから、麦ごはんをお供えすると
わたしが困っているのではと心配するのではと
思うのです。母を思うとき、わたしは
子どもに戻っています

麦ご飯、おいしいです
鮭のフレークを載せて海苔で巻くと
よく合います

★地元の郵便局のKさん(女性)は、親切で、いつも笑顔で応対してくれます。わたしが東北に募金を振り込みにいったとき手伝ってくれて以来、東北の物産があれば「沢田さんへ」というファイルに入れて、どの職員さんにでもわかるようにしてくれています。先日も「Kから預かっています」と物産のチラシをもらったので、後日、申し込みにいったことまでは、ここにも書いたと思います(書かなかったかも……)。その続きがあります。

後日、ポストに手紙が入っていました
Kさんからでした。「お元気ですか?、来てくださった日は
休みの日で会えなくて残念でした」
と書かれていました

そして、「また、郵便局にお越しください
楽しみにお待ちしています」
と結ばれていました

わたしは、かなり怪しいおばあさんです
大きなマスクに、めがね(時にはサングラス)
毛糸の帽子を深くかぶり、リュック姿で
重い小銭を抱えて押しかけ
あわただしく帰ります

そんなわたしに
局の便箋を使わずにで、個人的に
手紙を書いてくださるなんて
やさしさを感じました

接客(窓口・受付・販売など)には、こういう方を雇うと
何倍もお得だと思った次第です

★昨日、うーがは電話デーだったそうです。ママの話によると、カブの連絡網を自分でしなければならない日だったのに加えて、学童の友だちに電話をかけることがあったそうです。どちらも留守だったり、向こうからかかってきたりで、そのたび、ママの手を借りずに応対していたそうです。中には、弟と代わった友だちもいて、その弟に、「何歳?」「もうすぐ一年生なんや」「へえ〜、そうなんや」「えらいねえ」「がんばってね」とお姉さんらしくやさしく応えているのを聞いて、ママは、びっくりしたとうれしそうでした。

わたしはメールデーでした。27件もありました。メールの返事はできるだけ早くと思っているので、うまく伝わらないことも多々あります。お互いに人柄をわかりあえている人とのやりとりは便利で問題ないのすが、怖いです。返事がないと、送ったメールを読み直して、深く考えてしまうこともしばしばです。
3月14日(木)「退いて考える」(今日の言葉)
★深夜に締め切り原稿を送りました。パンジョ教室の合評作品を読みました。読み返しているうちに目が冴えてきたので、深夜ラジオを聴きながら、依頼をもらっていた短編を書き始めました。わたしにくる短編依頼は、「元気のでるお話」が多いです。これは得意とするところです。「児童文芸」の原稿は、テーマについて考えました。なかなか難しいです。締め切りは先なので脳内熟成することに。朝方4時に寝て、6時に起きました。こんな日も、たまにはあります。

★高島屋のデザイナーだった友人が、なんば高島屋で開催中の「京都画壇展」のチケットを送ってくれていました。「教室の生徒さんと楽しんでもらうのも今月かぎりですね」というメッセージとともに。長い間、ありがとうございました。おかげさまで、たくさんの芸術に触れさせていただきました。

今回は特にすばらしかったです

★「『クマに森を返そうよ』(汐文社)の発売まだですか?」と聞かれました。ネットででのアップ、始まっています。

取材先の「日本熊森協会」のホームページをリンク先に加えました。人間が壊してしまった自然の再生のために、地道で真摯な活動をされています。年中休みもなく取り組んでいる姿に接するたびに、敬意を払わずにはいられません。森を破壊したままにしておくと、野生動物が住めないばかりか、人間にとって大切な水源にまで影響がでるのです。水なしでは生きていけません。わたしもこの本を書くまでは知りませんでしたが、みんなでかかわっていかなければならない大切なことです。

★今日の発見。3月23日から、交通系ICカードが全国で相互利用できるようになるそうです。つまり「ICOCA」が東京で使え、「Suika」が関西圏で使えるのです。そうなればいいのにと思っていましたが、使った小銭をどのように回収していくのか、大変なことになるような気がして、とても無理だろうと思っていました。

画期的だと思います。詳しくはここ

できないとあきらめないで
してほしいことがあれば、意思表示することも
大切だのかなと思いました

3月13日(水)「すべてに根気よく」(今日の言葉)
★「よろこぶだろうと思って」と、友人が送ってくれたものは、なんとまあ、「茶柱縁起茶」というものです。茶柱が立つと縁起がいいと昔から言われていますが、そういえば最近は、見たことがありません。

茶柱さまは、カプセルに入っています
まさに、よき時代を懐かしむタイムカプセルです
ドラえもんの声が聞こえてきます
「ちゃばしらたいむかぷせる」

カプセルをはずしてお湯をそそぐと

立った、立った、お見事です
茶柱が立つことひとつで、楽しめた昔のくらしの文化
今の子どもたちにも伝えたいです
が……
ペットボトル時代の昨今
もし、茶柱が入っていたら異物混入として
訴えられるかもしれません

夢のない時代ですね

仏さまにお供えしようと思い

いっしょに届いた岡山県の羊羹をお皿にのせたころには
茶柱は倒れていました。残念ですが、人工的に
作られた茶柱は、はかない夢……なのかも

でも、この茶柱は吉報をもたらせてくれました
これが届いた昨日、企画通りました

★沢口靖子さんのお芝居が「南座」で上演されます。その案内が届きました。5月30日・31日・6月1日・2日です。詳細はこちら

靖子さんのお手紙には

ドラマではシリアス役が続いておりますが
一転、今舞台では弾けたわたしを
ご期待くださいませ
劇場でお待ち申し上げます

とありました

沢口靖子さんのお芝居を
いつもいっしょに観に行っていたみなさん
よかったら今回もかがですか?
わたしと面識のある方のみ
受付けいたします

★え、もう? 還付金振り込み通知書が届きました。ありがたいです。2011年度には、還付金はすべて罹災地に募金として振り込みました。振り込まずにはいられませんでした。今も思いは同じですが、くらしに充てなければなりません。還付金をあてにしなくてもいいように、がんばらなければなりません。

3月12日(火)「最後まで努力を」(今日の言葉)
★「手もみん」で体をほぐしてもらいました。腰の左が「硬い」ということでした。「胃?」。「……かも。いちど、ちゃんと診てもらってください。沢田さんのことを思っているみんなのためです」といわれました。人間ドッグ、長い間行っていません。難航していた新しい企画が通りました。これから先、仕事を続けるのなら、検査を受けておくべきかなと思いました。

墓参した後、鴨川沿いに、少し歩きました。川面がやわらかい光を浴びて、光っています。川ベりで戯れいる人たちがいます。いい気持ちです。春がやってきたのを感じました。

お昼は、「ジュゲム」で食べようと決めていました。いつもバスで通りながら気になっていた高野川沿いにある小さな食堂です。お昼といっても、もうすぐ4時です。「今日の定食って、まだあります?」。「うちは時間に関係なく一日しています」。大将は、今帰ったばかりのお客さんの足元を掃いていました。なじみのお客さんの問いかけに、「ご飯粒を踏んでしもたら、あとがかなわんさかいにな」。清潔です。窓辺の観葉植物も手入れされています。思っていた通りのお店です。

向こうに見える山は大文字の「法」が灯ります

定食は、3つのメニューの中から選ぶことができます

野菜天にしました。しめじの味噌汁も
お漬物も、サラダも、食材が選ばれていて
心意気をを感じました

息子さんが揚げてくれた野菜天は

カリカリで、「めちゃうま」でした
にんじんの千切り、肉厚のしいたけ、ちくわ
えびも1匹入っていました

★錦市場で、墓参用の花を買ったのですが、ついでに鮭のカマを買ってきました。津の弥という塩干物屋干物はどれも最高なんですが、辛口塩鮭カマの部分は、絶品です(3切れで500円)。一切れは、そのまま焼きました。
冬のお別れに、かす汁を作りました

ごぼうも入れたので、香りも味わえます

残りで鮭のフレークを

クックパットに簡単な作り方が
便利ですねえ

5時前に昼ごはんを食べ終わったばかりなのに
8時に、晩御飯もしっかり食べました
おいしいと思えることは
しあわせです

★うーがのじいじが、今月末京都に越してきます。ひとりで引越しできるのでしょうか? 放っておいたらいいのですが、電話をかけました。荷物を送り出したあとの住まいを掃除しておくぐらいは手伝ってもいいかなと思いました。すべて、うーがのためです。引越し先で荷物を受け取ってほしいと頼まれました。荷物を送ったあと、電車で行くとトラックを1時間、待たせることになるからだそうです。「助かったよ」。ふーん。こういう言葉も知ってたんだ。
3月11日(月)「感謝の心を持つ」(今日の言葉)
★黄色いレシートの1割が震災の募金になる。イオンのキャンペーンに乗っかろうと出かけました。先伸ばしにしていた包丁を思い切って3本(うーが用のも)買いました。「黄色いレシートください」といったところ、「それはイオンさんで、うちではありません」と言われました。思い違い、というか、そのショッピングモールをイオンだとと思い込んでいました。

「ここでも、売り上げの一部が募金にいくようにしてください」といったのですが、レジの人の返事がありませんでした。そんな権限はないことがわかってはいますが、「伝えておきます」とぐらい言ってほしかったです。

せめてもと、帰りに郵便局に寄って、東北の物産を注文しました。

震災以後、わたしが努力してきたことは、省エネです。原発がなくても暮らせる生活を目指そうと決めて、かなりがんばっています。電気器具は可能な限り、切る時はコンセントから抜いています。電灯は居る部屋しかつけていません。ほとんどLEDに替えました。これ以上の節電は無理だと思います。パソコン以外……。

今冬、灯油は1缶(18リットル)をまだ使い切っていません。寒い日はカーデガンの上にガウンを羽織り、マフラーを巻いていました。首と背中が暖かいと寒さを感じないものです。足元はソックスの上に毛糸の靴下を履き、その上に室内履き。よほどでないと暖房は入れませんでした。おもしろかったです。

娘たちが来ているときは別です。お正月に1週間ほどいただけで、光熱費は2倍以上でした(水道・電気・ガスすべて)。家族がいると、省エネもなかなか難しいものなのかも。原発廃止のためには、家族での話し合いと、覚悟が必要です。

「レシートいりますか?」→いりません。「レジ袋いりますか?」→いりません。チラシは?→いりません。おつり→いります。「毎日募金」、続けています。贅沢したときは、贅沢できる身の上に感謝して数日分入れるようにしています。何か、自分でできることを見つけたときは、うれしいです。

これからも、ずっと

★友人の愛情便の中に、干し貝柱が入っていました。大好きなおかゆを、お米から炊きました。

戻しておいたものを汁ごと入れる

お米といっしょにガスにかけて
沸騰したところでスロークッカーにいれておくと
保温力で、知らない間に炊けています

お米がぽってりと甘いです
かき油ととしょう油を半々に混ぜたものを
かけていただきます

なんともおいしい♪


3月10日(日)「心は大きく豊かに」
★パソコンで映画を観ました。「八日目の蝉」です。あらすじかと思ってクリックしたら、なんのなんの、たっぷり2時間、本物の映画でした。蝉の命は7日間としたら、8日目にひとりで生き残っている蝉は孤独なのか、どうなのか……。ありのままの自分を受け入れて生きることの難しさと大切さに、どっぷり泣きました。

★わたしの住んでいるところは、近場には小さなコンビニが一軒あるだけの不便なところです。今日は、ぶらぶら宅配便を出しに行ったついでに、ドリップ式コーヒーを試してみました。数か月前に設置されて、気になっていたのです。

いっぱい100円(L150円)って
缶コーヒーより安いではないですか
テイクオフして家で飲みました

ファーストフードで飲むコーヒーよりも口当たりがよく
コーヒーにさほどこだわりのないわたしには
おいしい範疇に入りました

★いよいよネット上にアップされました。注文本が届くのを待っています。日本熊森協会の森山まり子さんはじめ、みなさんの活動を取材し、あるいはいっしょに体験させてもらって書いたものです。
「クマを森に追い返す」のではなく
「クマに森を返さうよ」というタイトルに、思いを込めました

クマのこと、森の現状
いろいろわかってほしいことばかりです

昨年7月24日に日記に載せていたこのあやしい抜け毛は

クマのものでした

 
    これは        →     背中をかいてもらっています

9月2日の原生林の調査も


11月17日には別の原生林にも

みんなこの本の取材のためでした

3月9日(土)「忠告は素直に」(今日の言葉)
★ブタバラが半額でした。半分は、薄切りにして塩麹につけました。残り半分は、トンカツにしようかなと思ったのですが……、

にんにくといっしょに1オリーブ油でカリカリに焼いた後
冷蔵庫にあった野菜とスロークッカーで
夜のうちに煮ておきました
7日のことです

8日の朝、一部分を甘辛く煮付けて

出かける前に、おにぎりといただきました
かぶらが、ふっくりおいしいです

残りを半分に分け今朝

トマトを入れてシチューにしてトーストと食べました
酸味が効いていて、これもおいしいです

今夜は、カレーにしました

ストックしてあった野菜スープを加えたので
味がまろやかで絶品。使いまわしの
感じがしませんでした

★午後は、NHKのテレビから目が話せませんでした。「復興にとって大切なこと」というシンポジューム、すばらしかったです。

たいへんな震災被害の中、5人のパネリストたち(結城登美雄・金子勝・中村順子・辻一郎・`島一匡)がしてこられたことに敬服しました。隙間が開けば、そこから光が射し込み、広がっていくことはわかっているのですが、どんな方法があるのかあの絶望の中では、とても前に進むことができません。そんな中、それぞれのパネリストが先を見つめ、住民を巻き込んで行っていったその隙間の開け方がお見事で、やがては大きく広がって復興の力となったことに、感動しました。

わたしたちは、風評被害に惑わされず、東北の物産を買って応援しなければと思いました。

阪神淡路大震災の「おかげ」で、今、神戸の町の絆が充実しているという実例をあげての報告に、「災い転じて福となす」までの苦労を思いました。辛いできごとを受け止めて前に進む……。その大切さ。必ず復興するという信念。人の力はすばらしいです。

NHK解説委員の後藤千恵さんの議題の運び方も自然で、心地よかったです。観なかった人は、再放送があれば、ぜひ観てほしいです。

そのあとの、震災を詠むも、たった31文字に込められた思いは、心を打ちました。

3月8日(金)「話をよく聞く」(今日の言葉)
★「高槻より震災を思う」というチャリティーアート作品展が開催されています。13日まで。
友人の画家鳥垣英子さんとおじょうさんが出品されているので、誘い合わせて観にいきました。それぞれすてきな作品で、すでに売却シールが張られていました。作家さんたちが、さまざまな分野の作品を提供していました。売り上げはすべて寄付と思っていたのですが、

そうではなく、8月に気仙沼で開催される
元気なアートを届けるアート展のために使われるようです
それもまた良しですが、売り上げの使用目的が
間違って伝わらないことが大切
かと思いました

気仙沼で作られた帆布リュック

ちょうどリュックを買おうと思っていたので、よかったです
軽くって使いやすそうです

それに、こんなにかわいいたわし
編んだもんだら」(RQ罹災女性センター)の作品です
「もんだら」とは、藁たわしのことだそうです

8本足がかわいいし、頭の後ろは指が
入るように機能的に作られています
ブタ・ウサギ・小鳥たちと
キッチン仲間に

★歩く鳥さんの東京土産は、群馬の物産です。宿泊先の近くに群馬アンテナショップがあったそうです。なんと、まあ、あどろき! おかいこさんです。
チョコレートでできていました。ほっ
葉っぱには、桑の葉パウダーが入っているそうです
それでは、かいこには幼虫パウダーが? いえいえ、入っていませんが
昔、養蚕農家の子どものおやつはかいこのさなぎだった
以前調べたことがあって、何かの作品に書いたはず
(なんだったっけ……。思い出せません)

オレンジの袋は、切り干し大根スナック
バリボリした食感と書かれています
さすがのお土産です

お昼をいっしょに食べて
そのあと、おいしいケーキとコーヒーのお店に
連れていってもらいました

たくさん、たくさんおしゃべりしました
今日の言葉は、「話をよく聞く」だったのに、なんとかうまくいくようにと
つい、自分の同じような体験などを話してしまいました
こういう話っていちばんいやなのよね
きっといい方向にいくと思います

「明日を信じて」

★帰りにめがねを直しに行きました。つるがとれたのです。「ごはん、いっしょに食べる?」と長女に電話をしました。「映画に行くんだけれど、ばあばもいっしょに行く?」。長女は京都検定をとったのですが、証明証を見せるといろいろな施設の入場が無料になるそうです。京都文化博物館にあるシアターで上演される映画もそうで、このところ、うーがといっしょに観にいっているそうです。子どもも無料なんですって。

思いがけずに3人で映画を観ることになりました。今日は、「花とアリス」でした。そのあと、前から気になっていたお店で遅い晩ごはんを。

「遅くなったからタクシーで帰ってね」といわれたのですが
荷物もなかったので、地下鉄国際会館駅から
歩きました。今日は食べ過ぎたし

寒くもなく、かといって汗もかかず
いい気持ちの夜でした

3月7日(木)「反省を忘れるな」(今日の言葉)
★20年も前、童話教室で学んでいたときのことです。歯痛に顔をしかめていたら、師がこういいました。「とんぼちゃん、作家に歯痛はつきものなんだよ。書いているときは奥歯をかみ締めるほど力が入っているからね。あの人も歯がぼろぼろだった」と、有名作家の名前を挙げられました。わたしは、虫歯が痛んでいただけだったので、恐縮してしまいました。今でもその言葉を思い出して、奥歯をかみ締めるほどがんばらなければと思うことがあります。

うーがに、「集中しようね」と言い聞かせているのですが、わたし自身は、ひとつのことに集中できません。仕事中も、途中で料理を始めたり、ネットサーフィンしてみたり、お茶にしたり、ごろりとしたり、わき道にそれることが多いです。それは年齢のせいではなく、性格によるもので、仕方がないのかなと思っていました。今日は反省しようと思い、どうすれば集中できるか調べてみたら、あらまあ、それも(気分転換バージョン)も、悪くないみたいです。

★朝晩、野菜スープを飲んでいるという女優さんが、テレビで紹介していたのは、「全自動野菜スープメーカー」でした。けっこうお高かったです。体にいいと力説していた野菜スープを、家にある調理器具で作ってみました。
いつもはくず野菜を煮るのですが、今日は
くずではなく野菜そのものです

キャベツ・玉ねぎ・にんじん・畑菜をスロークッカーで煮て
ミキサーにかけました

ポタージュスープです
畑菜を入れたので色はよくないですが
ぽってりしていて、体が、いつまでもぽかぽか温かです
これだけで、おなかがいっぱいになります
味付けはガラスープ。美味です

★家の中にいても、鼻がくしゅくしゅして、くしゃみがでます。お出かけもしていないのに、花粉、いったいどこから入って来るのでしょう。日本ライトハウス盲導犬訓練所は、山の中にあるので、周囲の杉から煙のように花粉がもうもうと立ち上っているそうです。訓練所のみなさんには辛い季節だとか。犬たちは、どうなんでしょう、花粉症はあるのでしょうか? あるようです。たいへんです! ハッピーハウスも山の中、。だいじょうぶでしょうか?

3月6日(水)「明日を信じる」(今日の言葉)
★人生、いいときもあれば、八方塞だと思えるときが、だれにでもあるものです。たとえ今は絶望のどん底にいても、やがて、必ずどこかから光が射し込んできて、外に出る方法がわかる瞬間がくるものです。年を重ねてみてわかることで、若いうちは一生今の状態が続くものだと思い込むことも多いようです。今日のカレンダーの言葉、かみしめています。これから先、よぼよぼのおばあさんになっても、行く先には、希望の詰まった明日が待っていることを信じて、生きていきたいです。

★久々に春らしい暖かさでした。そうだ、大原に野菜を買いに行こう。免許証と1万円札をコートのポケットに突っ込んでいったのですが、レジであわててしまいました。持って行ったお金は、1万円ではなく千円でした。ショック! 仏さまにお供えするお花は返したくないし……、残りのお金で買えたのは、にんじん・ほうれん草・春菊・紅葉苔。

水仙・椿・われもこうなどなど


芸術作品のようなにんじん(これで1本)

お昼は、春野菜のサンドイッチ

にんじんは炒めてたまごでとじ
紅菜苔は茹でて、マヨネーズで合えました
パンはトーストして、くるみバターを
塗っておきました

思いのほか、おいしかったです

★編集さんのチェックの入った原稿が帰ってきました。部長さんのゴーサインが出たそうです。よかった♪ 今回推敲し終わった原稿が入稿されるそうなので、取材先にチェックしてもらわなくてはなりません。もう一度見直して、明日にでもみてもらいます。それにしても、編集さんのアドバイスは、すごいです。
3月5日(火)「心の対話を持て」(今日の言葉)
★吉永小百合の朗読と、村治佳織と村治奏一姉弟のギター演奏による「第二楽章ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ 平和への願いをこめて」のチャリティーコンサートを聴きに行きました。

わたしは日常をせかせかと生きているので、京都ですてきな講演やイベントがあっても知らずに終わることが多いです。今回もそうでした。京都以外に住んでいる友人がチケットをとって誘ってくれたので、聴きに行くことができました。今日が来るのをとても楽しみにしていました。

吉永小百合さんは、広島を舞台にした『愛と死の記録』 の出演や、『夢千代日記』(NHK)で原爆症に苦しむ主人公を演じたことをきっかけで、原爆の詩を読みはじめ、それから27年。ライフワークとして取り組んでいるそうです。

白いスーツの吉永さんは、舞い降りてきた鶴のように、とても清楚でお美しかったです。語る言葉はもっと美しく、力強かったです。

  ちちをかえせ ははをかえせ
  としよりをかえせ
  こどもをかえせ
 
  わたしをかえせ わたしにつながる
  にんげんをかえせ

  にんげんの にんげんのよのあるかぎり
  くずれぬへいわを
  へいわをかえせ

峠三吉の詩は、そのまま福島の人たちの思いに重なります。行方不明の子を思う母の詩も、母を求める子の叫びも、読み上げられたすべての詩も同じです。それに新たに福島の詩も加わっていました。悲しいことです。

村治姉弟のギターの音色も、同志社小学校の児童やグリークラブの歌声も、問いかけてくるようで、すべて心の対話でした。

★コンサートは夕方からだったので、その前にランチをと思ったのですが、行きたい和食のお店は3軒とも満員だったり、定休日だったり……。松ヶ崎にあるイタリアンのお店を予約しました。コース料理にピザを追加。堪能しました。

最後の味付けは、虹♪
窓辺から射し込む光がプリズムになって
お料理のすべてに注がれていました

コンサートまで時間があったので
御所を散策しました

もーしもし、ふたり乗りですよぉ

人も歩けば、おもしろ犬に当たる

車体に皇居警察本部と書かれた消防自動車

消防自動車、赤くないんだ
菊の御紋章は……、ついていません


消火訓練がありました

★7時には終わったので、早く家に帰れました。昨夜は遅くまで審査原稿を読んでいて、その後、紹介本も読んだので、あまり眠っていませんでした(少しも眠くありませんでした)。朝は宅配便を出したりばたばたして出かけました。たくさん歩いたこともあって、メールをチェックした後、いただいていた琵琶湖のわかさぎの酢漬けで日本酒を飲んだら、パソコンをつけたまま翌朝までこたつで眠ってしまいました。

やさしい味付けでした

大好きな鮒寿司

賞味期限がまだまだ先なので
お楽しみに残しておきます
3月4日(月)「改めるには今すぐ」(カレンダーの今日の言葉)
★宮下恵茉さんの新刊『つかさの中学生日記ポニーテールで行こう』(ポプラ社)をご紹介します。

「つかさちゃんって、基本、何も考えてないじゃん」と親友にいわれるまで何も考えずに自然体で生きていた主人公のつかさは、その通りのほほんと中学生にななりました。入学早々、中学生って、けっこうたいへんなんだと気づきます。元気がとりえのつかさですが、友だちっ作りの難しさに落ち込んでしまいます。「フツーにしてたら、うまくいくって」といってくれた幼なじみのれお。泣き虫で世話の焼けたれおが、すっかり頼もしくなっています。(それなのに、わたしは……)。

偶然いっしょになったクラスの友だちとは違う……
フィーリングがあった仲良しとも違う……
同じ目標に向かってがんばる仲間と出会える場
それが部活なんだね

部活が決まったつかさの中学生活は
今、はじまったばかり

悩みに共感しつつ
楽しく読める物語『つかさの中学生日記』は
シリーズだそうです

つかさちゃんに、目が離せません

★審査原稿を読み終えました。どの作品にも、羽ばたきたいという書き手の熱い思いを感じつつ、真摯な気持ちで読みました。最終審査で、更にふるいにかけられます。たくさんの作品の中から選ばれる作品は、ひらめきと創作力の賜物ですが、プラス「運」なのだと、わたしが書き手として歩み始めた頃を振り返りつつ思いました。

責任を果たした開放感から、深夜11時に、翌日のためにスロークッカーで煮込んでおいたカレーを食べてしまいました。

こんな深夜に、いいのかな
いいはずはないのですが、ワインも少し飲みました

★昼間、生ごみを出しに行ったら、、ボックスの中は空っぽ。回収車が行ってしまったとゴミをボックスに入れずに持ち帰ったのですが、日記をアップしていて気がつきました。生ゴミの回収日はあしたでした。
3月3日(日)「転んでも起きる」(カレンダーの今日の言葉)
★『迷宮ヶ丘一丁目 窓辺の少年』(偕成社)をご紹介します。奇妙な怖さのある物語のアンソロジーが5編収められています。ただ怖いだけではなく、多感な少年少女の心のうちを垣間のぞけて、考えさせられます。

中山聖子さんの『冬のさなぎ』は
やさしさが怖い物語です

虫好きのぼくとシンが
冬の寒空の下に舞う蝶を追っていった先で
待っていた人は……

つらい時期を、こういう形でスルーできたら
追い詰められた子どもたちは、死を選択しなくても
すむかもしれません

でも、ほんとうに
それでその子は救われるのでしょうか
やさしさを描いて、怖さを伝える
秀逸な短編だと思います

「この道を通って、きっとシンは帰ってくる」
そう信じているぼくといっしょに
待ちたいです

★「童話塾in関西」の実行委員会でした。第3回に向けて話し合いました。正式には、予算が通り、5月の総会で承認されてからのスタートになりますが、それからでは準備が間に合わないので、承認されると仮定して、いろいろなことを検討しました。それに基づき、今夜中に予算を立てて、明日の予算委員会に間に合うように提出しなければなりません。予算が通りますように。

開催は11月です。日程は未定です。追ってお知らせいたします。昨年の「童話塾in関西」では、各分科会の講師が推薦作品を1作ずつ(合計4作)挙げてくれました。その作品は、8・9月号以降順番に『児童文芸』に掲載されることになっています。朗報を喜び合いました。

「わたしにできることなら」と進んで役を担い、労を惜しまない最強のメンバーで、「童話塾in関西」は運営されます。実行委員のメンバーは、当日、合評に参加したくてもできないので、ほかの形で勉強会ができればいいねと話し合いました。

実行委員会が終わった後も、何人かが残り、更に打ち合わせをしたので、疲れました。コーヒーを飲んで一服してから、帰りました。

いちごコーヒーと半熟たまご

3月2日(土)「ゆっくりと確実に」(今日の言葉)
★今日の言葉は、忙しいときほど、あわてずに守りたいです。深夜に起きて、遅れを少し取り戻し、2時間ほど眠りました。ゆっくりお風呂に浸かり、うーがたちを起こして朝ごはんを、これまたゆっくり食べました。食べ終わってもまだ9時。ふたりがWiiで遊んでいる間に、時間を、また少し取り戻しました。

★『クマに森を返そうよ』の見本本が汐文社から届きました。昨年夏に開始した取材の様子と進行の経過をそのつど日記にアップしていたノンフィクションです。アマゾンなどにはまだアップされていません。発売はもう少し先になるのかも。わたしの注文本も後日届きます。

第一章 野生のクマのこと
 第二章 ほんとうの森のこと 
どちらも難しいテーマですが、子どもたちが
興味深く読んでくれるようにと
構成に工夫しました

このまま放置しておくと日本の自然は
たいへんなことになるのに、国の対策は何もされていません
という意味では、おとな(特に政治家・行政の方)にも
ぜひ、読んでもらいたいです

これこそ、ゆっくり確実に、です

印税の一部を
「クマのすめる森の再生」のために
使えるようにしました

★お昼ごはんのあと、ダンスのレッスンに行くうーがたちを地下鉄の駅まで送って行きました。3時半。今からがわたしの時間です。こう書きながら、わたしは環境に恵まれているとつくづく思いました。わたしのまわりの作家はほとんどが主婦なので、家事や家業や、家族の問題に多くの時間をとられてしまいます。そんな中でつぎつぎ出版している人もいるのですから、年齢に甘えてきてはいけないと、自分にねじを巻きました。

3月1日(金)「正しい姿勢で」(カレンダーの今日の言葉)
★いただいていた「春待ち茶」の封を切って、淹れました。「春待ち茶」。なんとすてきなネーミングでしょう。母にお供えしたあと、一服いただきながら窓の外を見ました。枯れ木がいかにも寒そうです。春は名のみ……ですね。

写真後ろのお茶は、クーポンをためて引き換えました
80グラム2100円もするお茶が
2袋もただに♪

★どんなに忙しくても、しかたがありません。朝の電話で、「ばあばのところに行きたい」といううーがの願いをかなえたくて、学校が終わるころ迎えに行くことになりました。ママもいっしょに来てくれれば少なくともゲームのおつきあいはしなくてもすみます。と思って誘ったのですが、これが問題でした。お正月以来、久々にやってきたので、いっしょに食べて、飲んで、結果的には、うーがのゲームまでつきあってしまいました。
★深夜に起きて、時間の遅れを取り戻しています。

沢田俊子著作紹介



単行本

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あらすじが読めます


クマに森を返そうよ
汐文社


イエローカードは
ぼくらの旗印
京都新聞
出版センター


七頭の盲導犬と
歩んできた道
写真 野寺夕子
学研教育出版


とんがり森の魔女
絵・市居みか
講談社
「青い鳥文庫」
小さな島のちっちゃな学校


汐文社

スペシャル・ガール
汐文社


引退犬命の物語
小山るみこ
学研


おしゃべりな毛糸玉
小泉るみこ絵
文研出版



シャイはどこへ行った?
ノンフィクション

創作
汐文社



誰よ
りもママを愛す
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
命の重さはみな同じ
野寺夕子写真
ノンフィクション
学研
ぼく、がんばったんだよ
ノンフィクション
汐文社
とらちゃん つむじ風
長谷川 知子絵
創作物語
文研出版
行こうぜ!サーカス
ひろのみずえ絵

ノンフィクション

創作物語
汐文社
盲導犬不合格物語
ノンフィクション
学研
さとうきび畑の唄
遊川和彦:原作
ノヴェライズ
汐文社
アイディア料理は
風太におまかせ
なかにしけいこ絵
創作物語
汐文社
おじいちゃんと
ぼくのがんこ合戦
岡野淳子絵
創作物語
汐文社
ひいばあちゃんはごきげん
ぼくはふきげん
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
まんざいでばんざい
ひのもとはじめ絵
創作物語
学研
はちゃめちゃ大家族
粟田伸子絵
創作物語
汐文社
灰色バス変身大作戦
長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社
モモイロハートそのこリュウ

長野ヒデ子絵
創作物語
汐文社


    
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