今日はこんな日

7月15日 オペラを聴きに

★暑い時期、時間のかかる煮込み料理は、こさえたくありません。夏こそ、シャトルシェフ(保温調理なべ)の季節です。沸騰した鍋を容器に入れておくだけで、余熱で柔らかくなるのです。冬瓜もとろとろになりました。

その間に、新しょうがごはんもおいしく炊けました。

★昨日、映画を観る前に蕎麦屋に寄ったのですが、隣で順番を待っていた中年の女性と言葉を交わしていると、明日、文化博物館でオペラを上演されることがわかりました。ただの主婦にしか見えないこの方が? 当日券もあるというので、聴きに行きました。「卒塔婆小町」。原作は三島由紀夫。主演のメゾソプラノ歌手小林真理さんのために、フランソワ・ファイトが作曲したそうです。

オペラの中に鹿鳴館がでてきますが、会場の京都文化会館(元日本銀行)は、鹿鳴館を設計した英国人建築家徐ジョサイア・コンドルの日本人弟子の設計によるものだそうです。

壁に、日本語の翻訳が映し出されたので、オペラの内容はだいたいわかりました。おもしろかったです。ゆったりと豊かで包み込むような歌声、ピアノとビブラフォンの連呼しあうような澄んだ演奏も素晴らしく、心地のよい時間でした。明日も公演あります。3時からです。

 

ちなみにお蕎麦屋さんの待ち席のとなりに、ほんの2~3分居合わせた方こそが、主演のメゾソプラノ歌手で、このオペラを企画した小林真理さんでした。そばやでそばに卒塔婆美人。素晴らしい出会いでした。

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1943年生まれ
羊年・B型・さそり座
48歳で童話教室に通い始め
54歳で単行本デビュー
80歳の現在に至る

日本児童文芸家協会会員
日本ペンクラブ会員

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