2 Sep 2023
★セロリの束を買ってあったのでスルメのピクルスに、葉っぱはちりめんじゃこと佃煮にしました。ナスを甘味噌煮にして、萎びかけていたキュウリはミョウガと酢の物にしました。
しなびたキャベツは、トマト、ナス、玉ねぎ、人参、かぼちゃと炊いて、
ミキサーにかけ、冷凍しました。スープやソースとして使います。
食材は、ロスを出さないように、使い切りたいです。食べきれなくて持ち帰った昨日のサンドイッチも、ちゃんと食べました。
晩年、食が細くなった母は、外食時にはアルミホイルをたたんで持参していました。そしてお箸をつける前に、ごはんを半分アルミ箔に包んで、持ち帰っていました。「残すのはもったいない」といいながら。それで思い出したのは祖父のことです。「腐らせるには忍びない」といいながら、みんなおなかに入れていたので、ほていさんのような太鼓腹でした。家庭用の冷蔵庫などなかった戦後のことです。
初めての冷蔵庫が来たのは、わたしがおとなになってからで、氷の塊を買ってきて入れておく木製のものでした。中はブリキがはってありました。氷の塊は、1~2日で溶けてしまうのですが、いつも氷が入っていたわけではありません。氷があるときは、キリで突いてかちわりにして、口に放り込んでいました。
夕方、会社から帰ってくると、近所のひとたちは道路に打ち水をして、床几を出して、うちわを片手に夕涼みをしていました。大人の男性は甚平さんにステテコ、女性は、あっぱっぱ姿。今のような暑さではなかったのだと思います。家にお風呂がなかったので、銭湯に行かない日は、行水をしていました。