今日はこんな日

10月7日 宝ヶ池散策

★すっかり秋の気配の中、ポシェットだけの身軽な格好で散策しました。気分は、最高です。池には、鴨が戻ってきています。

アヒル、二羽そろって眠っていました。そばに行っても、逃げないどころか、目を覚ましませんでした。茶色の子は、首を背羽根の中に突っ込んで、

白い子は、首をすくめて眠っていました。無防備さは心配です。

どんぐりは、帽子ばっかり残っていました。シカが食べたのかな。

どんぐりころころの童謡ですが、2番の ♪泣いてはどじょうを困らせた で終っています。その後、どんぐりはどうなったのか、気になったので検索しました。わたしと同じように気になった人たちが、3番、4番と作詞していました。5番まであるものもありました。が、いずれもどんぐりが山に帰る歌詞でした。小さな子どもにとっては、それがいちばんハッピーなのかもしれません。が、それでいいのかなと思いました。山に帰ったところで、木には戻ることはできません。それなら一層、こんなのはどうでしょう。♪ どんぐりころころ泣きやんで お池のほとりで根をはって、芽を出しにょきにょき背のびして、大きくなるぞといいました。っていうのは、どうなのかな。

 

★人気の作家宮下恵茉さんの新刊『9時半までのシンデレラ』(講談社)をご紹介します。莉子は中学生。勉強もできるし、友だちもいます。いつもにこにこしているのですが、母親の存在が、彼女を苦しめています。母親がすべてを決め、干渉し、行動を制限し、守らないと激しく叱咤してきます。母親が溺愛していた兄が大学生になり家を出てしまってからは、ますますつらく当たり、ごはんも作ってくれません。そんな中で、莉子が、(わずかな時間でもいっしょにいたい)とひかれていった澪って、どんな少女でしょう……。子どもたちの心に寄り添う一冊です。

さりげなく莉子に手をさしのべてくれる遥(はるかっち)、莉子に振られてもめげずに応援してくれる尾田、いいな。このふたりに守られていることに、莉子は気づいているのかな。

 

★曇っているかと思えば、青空が見えたりして、どんどん変化していきます。夏の空とは違います。

 

空き地も、秋模様。雑草たち、すてきです。

やっぱり秋がいちばん好き♪

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1943年生まれ
羊年・B型・さそり座
48歳で童話教室に通い始め
54歳で単行本デビュー
80歳の現在に至る

日本児童文芸家協会会員
日本ペンクラブ会員

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