今日はこんな日

8月15日 拝啓 廬山人さま。

★録画してあったシリーズ「魯山人のかまど」を観ました。海の中を泳ぐ魚の美しいこと。特に、透き通る体に光を放ちながらのびのびと泳ぐイカの群れがいかに美しいかを話す廬山人。魚も、野菜も命をいただくのだから、アラもヘタも捨てずに丸ごと食べることと語るシーンがありました。その寸前に、彼は、客人の、イカの色に対しての発言に憤りを感じ、取っ組み合いになり、丹精込めてこさえた料理をひっくり返して台無しにするという流れがあったので、いいわけのようにも思えましたが、伝説の料理人の言葉は、重みがありました。

アラといっても、立派なススキの、立派なアラなので、大ごちそうです。

大鍋でこさえたみそ汁、おいしいでしょうね。

拝啓、魯山人さま。わたくし、82歳の食いしん坊な婆です。捨てずにとっておいたブロッコリーの軸を、茹でて、ミキサーにかけました。

それを、牛筋を煮たときにとって、冷凍しておいたスープの塊と、

とうもろこしの芯を入れて煮て、豆腐とこれまた冷凍してあった雑穀ご飯を入れ、雑炊をこさえたのですが、おいしすぎました。

廬山人さま、懺悔させてください。終戦記念日だから雑炊にしようと軽々と口にしたことをです。戦時中の食糧難に、やむなく粗末な雑炊をすすって空腹を満たさなければならなかったであろう先人に、詫びたく思います。

物の豊かな時代にいただく栄養満点の雑炊は、ぜいたくだと思いました。また、今の時代だからこそ、野菜や魚、肉などをていねいに食べることは、食文化の極みだと感じたのですが、間違っているでしょうか?

★最近、よく、体がかゆくなります。しばらくすると治まるのですが、かかずにはいられません。背中の時には、うまくかけずにシャワーを浴びることもあります。あ、孫の手。うーがが小学生の時に、プレゼントしてくれた孫の手がありました。折に触れうーがからもらったうれしい手紙とともに、目につくところに壁に吊るしてあるのに、壁の一部になっていました。

うーがも、忘れていました。これでかくと、気持ちがいいこと。

★夕方から難波に忘れ物を取りに行っていたうーがが、終電に間に合わなくなり、宝ヶ池から歩いて帰ると電話がありました。宝ヶ池からは、けっこう距離があり、しかも暗いので、若い娘の一人歩きは物騒です。終電に間に合わない場合は、ママの所に帰るようにしつこく伝えてあります。が、明朝オンラインですることがあるので帰るというのです。「ひとりで帰る。大丈夫」というのですが、実はわたしもそうは思うのですが、心配して家でまっているよりもと迎えに行きました。しばらく歩いていなかったのですが、暑くさえなければ、だいじょうぶ、歩けました。クマ鈴と、長い傘を持って。長い傘を素早く開いたり閉じたりすると、クマが逃げたケースがあったので、「こういうふうに」とうーがに実演して見せました。うーがは大笑い。「ばあば。もう一回して」と動画に録られてしまいました。

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1943年生まれ
羊年・B型・さそり座
48歳で童話教室に通い始め
54歳で単行本デビュー
80歳の現在に至る

日本児童文芸家協会会員
日本ペンクラブ会員

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