★自力整体、今日が2回目です。週に1回、月4回も通うのはとても無理だと思っていたのですが、この一週間、火曜日になるのが、待ち遠しくてなりませんでした。畳の香りのする寺の座敷に体を伸ばして、少しずつ体の部位を緩めていきます。この部位を緩めるとこんな効果、ここは、どこそこにつながっている……という解説を聞きながらの70分。無理をしないで体の声を聴く……。いい時間でした。

ただ、帰りがねえ。バス停はお寺のまん前なのですが、帰りのバスの時間にタイミングが合わず、30分待つことに。待つよりはと、真夏の正午、高野川べりを歩きました。日陰はオアシス。

★北川チハルさんの新刊『ポストがポツン』（アリス館。絵　小池アミイゴ）をご紹介します。ずっと使われていなかったポストは、眠ったまま嵐に吹き飛ばされて、海底に沈んでしまいました。魚たちはびっくりです。「きみ、だあれ？」。ポストだとわかって、魚たちが貝がらの手紙を持ってきました。「つむじかぜくんに届けて」。貝がらの手紙がおなかの中に落ちてきて、ポストは目を覚ましました。お手紙、ちゃんと届けられるかな。物語は、不思議に展開していきます。

いつの間にか、お便りはメールの時代になりました。ポストを知らない海の魚たちと現代の子どもたちがかぶりました。お手紙は、出す方や、もらう方はもちろん、届ける方も、うれしかったんだね。子どもたちにポストに手紙を投函する楽しさ、知ってほしいです。

10日ほどまえ、わたしにも１枚の絵ハガキが届きました。ご無沙汰している友人からです。とてもうれしかったです。何ども読み返した後、ドアギャラリーにピンナップしました。職場が変わったという編集さんからのハガキや、プレゼントに添えてあった手紙を、通るたびにながめてわくわくしています。でも、ごめんなさい。わたし、ひどい筆不精なのです。

公衆電話の数が減り、やがてポストも……に、なりませんように。

★はてなが眠っている椅子に、シロップがとびのったようです。はてなが寛大だから、こんなシーンになりました。もし、あべこべなら、いかに相手がはてなでも、シロップは、威嚇していたと思います。仲良きことは、美しいです。