10 Jun 2025
★「おべんとうは、サラダにして」といわれても、生ものは食中毒が心配です。サンドイッチをこさえました。特別おいしくできたのですが、机の上に忘れてありました。
今日は、わたしも出かける予定があったので、いつものようにうーがが出かける寸前に渡さなかったのが、失敗でした。
★そうなんです。今日は、映画にもなった『ばあばは大丈夫』(童心社)の作者楠章子さんとランチデートでした。(あ、つけてくれている、盲導犬のラブちゃんバッジ♪)。20数年前、日本児童文芸家協会の作家イベントがあったとき、寄付をかねてバッジを買ってくれたそうです。その時のことははっきり覚えていないのですが、このフエルトのバッジは盲導犬ボランティアの高橋直美さんの手作りです。それにしても、うれしいな。
楠さんは聞き上手で、お話上手。わたしは現在、前歯が一本欠けていて、見苦しい状態だったのですが、恥ずかしさも忘れ、途切れることなくしゃべり続けました。作家さんたちと群れる機会がなくなったわたしにとって、宮下恵茉さんもそうですが、今大活躍の関西在住の作家さんが、折に触れて連絡をくださったり、心にかけてくださることは、とても幸せなことです。
★帰りのバスに乗ったとたん、「沢田さん、ここ、ここ」を声をかけてくれたのは、ご近所さん。おととい、地域の女性会でお世話になったばかり。国際会館経由の遠回りのバスでしたが、あっという間に八瀬に着きました。帰宅してすぐに、ご近所さんから青梅のおすそ分けが届きました。
夕はんは、うーがの忘れていったサンドイッチをつまみました。
★いただいたお土産をひとつ、ひとつ、開いていくのは、わくわくします。
京都のお菓子なの? 初物です。早速、仏さまにお供えしました。
淡路島のお線香を買ったときのエピソードを思い出しながら、包みの上から香りをかぎました。あしたの朝の楽しみです。
「勝負の日に」という言葉と共にもらった上等のパック、心がすでにぴかぴかです。
「ばあば、今日は楽しかった?」とうーが。「最高だった」と答えながら、うーがに、楠さんが、長年お母さんの介護を、とてもていねいにされていることを話しました。介護は、人に頼ってもいいことを知った楠さんは、いずれ人に頼ってもらえるように介護について勉強していきたいそうで、その思いは、福祉を学んでいるうーがにとって、いい刺激になったようです。わたしも、久々に書き手としての魂にも、介護の深さにも触れることができ、楽しいだけではなく、とても刺激的で有意義な一日でした。